ヨシタケシンスケのレビュー一覧

  • そういうゲーム

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    こっちのレジのほうが早かったら勝ち。冷蔵庫にあるものだけでおいしいものをつくれたら勝ち。毎日いろんなゲームをする。何があってもゲームをする。そういうゲームだから-。ヨシタケシンスケが描く、ゲームとしての日常。

    深いね。

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    2025年10月12日
  • その本は

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    ネタバレ

    又吉とヨシタケさんの本。
    どちらの話も、独特な視点での話であったり、クスリとくる話や、ジーンと少し切ない余韻を残す話だったり。 王様に頼まれて、世界中を旅して色んな話を集めて披露するというストーリー。

    最後のオチで、まさかの披露した全ての話はそれぞれが家の中でぐだぐだしつつ生み出されたものだと知る。

    そのことから本は、文章は、絵は、、
    自由な発想で、1人の人のものとは思えない多種多様な物語が生み出されるものであると改めて知る。発想は自由なのだ。
    そしてそれは世界の全員でなくても、誰か1人にでも届けばいいという願いが込められている。いつかわたしも「これは自分のための物語だ。」と思える一冊に出

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    2025年10月12日
  • メメンとモリ

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    “死を思え(memento mori)”のメメンとモリ姉弟による、生と死に関する考察絵本。

    生きていく、とはどういうことか、子供の視点というよりはおとなの視点で、こどもでもわかることばで書き綴った作品。ヨシタケシンスケさんの絵本は、ただほっこりするだけでなく、うーん、と考えさせられることが多い。

    以下の台詞でミスチルのHEROをふと思い出した。

    第3話 メメンとモリとつまらないえいが より
    すくなくともわたしたちは
    つまんないえいがの登場人物じゃない。
    そのえいがからそとにでられないわけじゃない。
    なんのために生きてるのかわからなくても、
    わたしたちはつまんないえいがも、おもしろいえいが

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    2025年10月11日
  • うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真

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    ネタバレ

    カメラで写真を撮ることに興味をもっている。しかし、どうやったらいい写真が撮れるのか、疑問に思っていた。新聞の広告に載っていたので購入したのだが、撮り方のhow toというより、心構えの段階からの基本的なことを教えてくれる。いわゆるカメラオタクになるのではなく、自分の人生の一ページを彩るような、そんな人生の友としての写真論である。被写体への敬意、自分の「好き」を大事にする、写真以外の事にも目を向けることで、写真にフィードバックされることなど誰でにもわかるような言葉で平易に、しかも、解説ではなくエッセイ的に書かれているので、あっという間に読み終わってしまう。しかも、読んだ後に写真を撮りたくなってし

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    2025年10月10日
  • その本は

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    正直、子供騙しの本かと思ってた。

    読んでみるとさくさく読めるけど、本に対する様々な想いが載っていて。すこし心がじんわりした。

    誰かに1人に向けたメッセージの本がその人のところへ届くということは奇跡で、その分届かなかった本もたくさんある。

    私はわたしのために書かれたと思える本にたくさん出会いたい。そのために本をいっぱい読む。

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    2025年10月06日
  • 世界ショートセレクション3 ジャック・ロンドン ショートセレクション 世界が若かったころ

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    いきなり劇画アドベンチャーワールドに放り込まれた。厳しい荒い世界だったが、短編なので、読みやすかった。挿絵がキュートで少し救われました。

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    2025年10月05日
  • なつみはなんにでもなれる

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    個人的にはヨシタケシンスケさんの絵本は説教くさく感じられるものが多いのだけれど、子どもたちは大好き!とくにこの本は息子(5才)の大のお気に入りで、わたしも一番好きかも。
    子どもたちは永遠に「コレ、なーんだ⁈」をやっています。

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    2025年10月04日
  • りゆうがあります

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     この本を読んで身の回りの物事に目を向けると、大概のことは「理由」が後付けであるような気がしました。
     要は、自分の行動をどう肯定するのかということだと思いますが、だとしたら、この本の根底にあるテーマは実に深いですね。

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    2025年10月02日
  • 思わず考えちゃう

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    決めるのが嫌いで、操り人形としてあやつってほしいというのはわかるなあ。

    指示されれば戦争で人もあやめるというのは怖いけど、心理的にはわかる点もある

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    2025年09月30日
  • トイレで読む、トイレのためのトイレ小説

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    とても読みやすかったです。トイレにまつわる喜怒哀楽。ほっこりする話あり、ゾッとする話あり、恋バナ、何でもあり。
    オープニングから笑えます。面白かった!

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    2025年09月28日
  • メメンとモリ

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    何事も前向きでなくとも、意味付けしなくてもいい、ということは歳をとるとわかるが、若くて悩んでいる人にも知っておいてほしい。

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    2025年09月27日
  • ヨチヨチ父 -とまどう日々-

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    ヨシタケシンスケさんらしい、ありのままの父としての体験が書かれた本。

    父は生まれてからしか父になれないからにわかファンみたいになってしまうみたいなくだりがあったが、父も妊娠期からガッツリファンになれよ!と思ってしまった。

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    2025年09月23日
  • 思わず考えちゃう

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    ヨシタケシンスケワールド全開!
    くすっと笑えるものから、しんみりと考えてしまうもの、もう少し気楽に生きるための助けになりそうなものまであって、ページを捲る手が止まらなかった。でも一個一個大切に読みたくなる、そんな本。

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    2025年09月23日
  • 結局できずじまい SHINSUKE YOSHITAKE IllustEssayBooks

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    サクッと読めておもしろい。
    イラストやっぱりかわいい〜
    特に歯医者の部分はめっちゃ共感した(˶¯ᵕ¯˶)

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    2025年09月21日
  • 欲が出ました

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    イラストを元にしたエッセイ集。「以下のコンテンツを視聴するにはやさしさが必要です」(p.102)すべてのサイトに同質問のYES/NO確認する提案が面白かったです。SNSへの攻撃だけでなく普段の生活でも意識したいなぁ。

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    2025年09月21日
  • 思わず考えちゃう

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    イラストを元にしたエッセイ集。「あなたのおかげで私はとうとうあなたが必要なくなりました」(p.96)「すごく大事なものだったけれども、あなたがいなくても大丈夫になりましたっていう」影響を受けたものや人に対する表現が印象的でした。

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    2025年09月21日
  • ヨチヨチ父 -とまどう日々-

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    赤ちゃんの香りが漂って来そうな、ほんわりとしたイラストエッセイ。

    絵本作家・ヨシタケシンスケさんの実体験ということで、分かる分かる!と共感の連続。

    1話からパパの本音が丸出しで思わず笑っちゃう。
    父になって最初の仕事がそんな事だったなんて!

    パパの健気な努力を冷めた目で見つめるママのイラストも最高。

    子育て卒業された方は懐かしい気持ちを味わえ、また現在子育て真っ最中の方は読むと元気と癒しを貰えそう。

    子育ては命を守る大変なお仕事。

    不安に押し潰されそうになる日もあるけれど、どうか今を乗り切ってとエールを送りたくなる。

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    2025年09月20日
  • おしごとそうだんセンター

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    ヨシタケシンスケさんの作品って、一見くだらない・当たり前と思うエピソードの中に、自分が日々見過ごしてる大切なものに気付かされることが散りばめられてるところが好き。
    とても印象的だったフレーズが「おしごとをすることで、自分を幸せにすることができれば、自分の大切な人も幸せにすることができる。(略)「しあわせの順番」ってこれしかなくて、自分をぎせいにして人のしあわせのためにはたらいても、すぐつづけられなくなってしまうの」
    はああ、最近仕事モチベが落ちてるところに沁みた、、。

    エピソードの間に、いろんな職業が紹介されてるのだけど、イラストを見ながら職業名・内容を予想するのも面白かった。(ほとんど当た

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    2025年09月20日
  • ヨイヨワネ うつぶせ編

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    ヨシタケシンスケの弱音とスケッチだらけの冊子みたいな本。完全に大人向け。読むだけなら30分で読めちゃうけど、スケッチをじっくりみたり、言葉を何度も読み返したりしたくなっちゃうんだよなぁ。弱音を普段吐けない人は、ヨシタケシンスケが代わりに吐き出してくれてると思って読める。普段から吐いてる人は、そうそう!と思いながら読める。ちょっと疲れてる人におすすめしたい。

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    2025年09月17日
  • 思わず考えちゃう

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    可愛い本だった!
    ちょこっとした絵が色んなところに散りばめられてて、遊び心もあって良かった。
    ミニマムな大きさの絵ばかりで控えめには見えるが、この著者の描くキャラクターの表情はいつも何とも言えない愛らしさがあるので好き!

    そしてこの著者の考えていること、感じていること
    がとにかく繊細。
    繊細な人だからこそ書ける文章が面白かった。
    表現の仕方も多彩で面白いし、平均的な感性の人ならなかなか気が付かないようなものを日常の中から見つけて取り出し、それを作品に昇華出来る感性の鋭さがすごい。
    きっと生きづらさを感じることもたくさんあるんじゃないかなと思った…なので少し、自分と似たものを感じた。

    「ほう

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    2025年09月15日