ヨシタケシンスケのレビュー一覧
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「うつぶせ編」は、しんどさを受け入れ、自分と折り合いをつけるための一冊。
こちらの方が「あおむけ編」よりも共感することが多いように感じた。
以下、一部抜粋。
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作業は早いですよ。雑ですけど。
気を使われるくらいなら気を使ってやる。
身体のしんどさと気持ちのしんどさの見分けがつかない。
疲れやすさがすごい。
今決めなくていいことはけっこうたくさんある。
日々、「できなさ」にむきあうつらさ。
そんなもの、できなくたっていいはずなのに。
「わからない人にわかってもらおうとしない」
今日じゃなくていい。決めるのもはじめるのもやめるのも。
身体が衰えていろいろわかってきて、ひと言でいうと「さみしい -
Posted by ブクログ
写真を撮るのが好きで狂ったように写真を撮るので、スマホの写真データで容量が圧迫されてあらゆる動作に不具合が出始めて、仕方なく写真整理をすることに。
過去の写真の数々を整理してると、色々工夫したりして撮った渾身の一枚より、普通に全体をぱっと撮ったようなものを残していることに気づいて、良い写真って何なんだろう...と思って、以前から気になっていたこの本をついに読んでみた。
かなり勉強になった。
文章は粗いけどその分読みやすく、私のような初心者でも1回読んだだけで内容がすっと入ってきた。
何より、よくあるカメラの本って小難しいアレコレが書いてあって、何だかなぁ〜本当にこれができるようになったら良い -
Posted by ブクログ
小学校3年生から6年生の児童に「生活する中で、心がモヤモヤすること、思議なこと、納得がいかないと感じること」の相談を脳科学者の池谷裕二さんが解決するためのヒントを提示する。挿絵は、ヨシタケシンスケさん。
■僕の「やる気スイッチ」はどこ?
■本を好きになるには?
この2つのモヤモヤに対する回答が面白かった。実際にやる気スイッチ(淡蒼球)って脳の中に存在するんだ!でもそのスイッチは、自分の意思でオンにすることはできない。オンにするためには実は…。読んでからのお楽しみ。
古代ローマ哲学者キケロが語った本の魅力について、「現代と変わってないじゃん!」とびっくり。「書籍は青年には食物になり、老人には娯楽 -
Posted by ブクログ
この本はいわばイラスト集です。
イラストと一言二言の色んな弱音が描いてあるだけです。
文章ではなく、脈絡もない。
LINEのスタンプのようにそれ一つだけで完結するイラスト集。
ただ、「今の自分ってこれかも」という共感を見つける。
「分かるわー(だって今の私これだもん)」を探す作業。
探したからと言ってどうにかなるわけでもなし。
解決もなければ進展もなし。
「私にはひとつだけ得意なことがある。人前で元気そうにふるまうことだ。」これとイラストが書いてあるだけ。
そうなんだよな。。。
元気がないことを隠しちゃうんだよな。。。と、改めて自分思う時間がこの本。