ヨシタケシンスケのレビュー一覧
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『日本人の日本語知らず。』を改題、章・コラム、ヨシタケシンスケ挿画を増補したことにより親しみやすく読みやすい本になってるが、取り上げている内容はけっこうハードなものが多くて、母国語ではなく外国語として学ばない限り知りえない「日本語のルール」が少なからずあるということに目を開かされた。英語も大切なのだけど、第二外国語として「日本語教育」を受け自国語に対する客観性を養うことで、物議を醸す「らぬき・れたす・さいれ」(4章)問題などに冷静に向き合えるようになるのでは。文法ばかりでなく、我々がほとんど意識していない発音でも日本語特有の一癖二癖があることに気づくと、英語の発音練習にも役立つかも…
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2ヶ月に1回定期検診していたにもかかわらず、神経を抜かれるほど虫歯が進行していて、歯科医から説明もたいしてないままブリッジ治療を施されてから、己の歯についての知識のなさに気がついた。歯科医に対しての理論武装と日頃のケアを身につけたくこの本に頼った。
この本では歯を失う原因と、歯を残すための生活習慣を紹介している。100歳になっても歯を残すためには歯科医に抜歯をされないことが大事で、ブラッシング、定期検診、上下の歯をつける癖をなくすことが大事だそうだ。
どこを読んでも勉強になったが、自分にあった歯科の選び方を教えてくれる章が特に役に立った。歯科業界の問題点と絡めて説明している。よくない歯科の条件に今通ってる所がぴったり当てはまっていたので、転院しようと思う。
もう神経を抜かれて寿命が短くなってしまった歯はしょうがないが、他の歯は長く残したい。読む前と読んだ後で、歯に対する意識、行動が大きく変わったのですごくおすすめ。 -
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ネタバレ「続」も、前編に劣らず非常によかった。前編と同じ編集方針となっており、全国不登校新聞社に在籍する、不登校・ひきこもりの当事者・経験者である子ども若者編集部員が、「私が話を聞きたい人に話を聞きにいく」という方針で取材を行うことにより作られている。「世のため」「人のため」ではなく、「私」が話を聞きたいというのが大原則となっている。
そのインタビュアーに答えた17名の著名人がこちら。
目次には、対談者のキーとなる一言が次のように紹介されている。確かにこれらのセンテンスがキーとなるものであるが、それ以外にも一人の読者として感動した言葉や生き方があった。
■中川翔子:ちょっとの「好き」を集めて、積み重ねていく
■ヨシタケシンスケ:遠回りしたからこそ、見えることがたくさんある
■りゅうちぇる:自分の「色」を塗り替えてもいい
■立川志の輔:他人とちがうのは、いいこと
■春名風花:いまあなたがいるそこがすべてじゃない
■あずまきよひこ:無理にでも頭を突っ込んでみると、たいがいはおもしろい
■R-指定:コンプレックスをさらけ出した方が、楽しかった
■谷川俊太郎:ミスフィットを活かす道はある
■庵野秀明:「ここ」じゃなければ、他のところに行こう
■宇多丸:自信は他人からもらおう
■田房永子:自分の「心」を大切にする
■大槻ケンヂ:「のほほん」と生きていきたい
■みうらじゅん:好きなことをいっぱいやろう
■糸井重里:できることをひとつずつ続けていく
■坂上忍:3割の共感があればいい
■椎名誠:方向が決まっている人生なんて、つまらない
■荻上チキ:人の役に立つことを生きる力にする
■対談:北斗晶×石井志昂(本書編集長) 人になんと言われようと、やりたいことをやってみる
この17人の対談者もまた、自分自身の生きづらさを乗り越えた今がある人たちであったり、生きづらさということを心で理解できる人たちであったりする。ある意味、自分なりの人生哲学をもっている凄い人たちである。
年齢は若くとも、何も考えずに自分の不安を子供に押し付けて生きている大人や、意味なくマイノリティであることを特別視するような人たちよりも、ずっとずっと物事を考える力があり、人生を闘っているのであり、生き方の哲学を確立しているように思える。
以下、自分なりに目に留まった対談者の一言など。
■中川翔子:「いちばんひどい日」を乗り越えると「そうでもない日」が来る。「そうでもない日」が続いた先に、思いがけない「死ななくてよかった」と思える日が来るはず。
■ヨシタケシンスケ:自分の意見を持たずに大学までいった。それに対し、「学校に行かない(不登校)」を自分で決めるということは凄いこと。
■りゅうちぇる:意見の違う人にあったら、その人の背景を考えるようにしている。
■立川志の輔:人生いろいろなことが起こる。学校に行かないということが、なぜそんなに大きなことなのか。大騒ぎしているのは大人。
■春名風花:いじめの加害者にフォーカスする。送信機をどうにかするしかない。ただし、「加害者が悪い」と単純化してしまうのは嫌。
■あずまきよひこ:何もできないと思われているうちに、失敗しておいたほうがいい。
■R-指定:学校の外の世界の人たちと出会えて、「俺はすごく狭い世界にいたんやな」と思った。
■谷川俊太郎:自分が詩を書いて生活するなんて考えなかったし、詩人になりたいとも思っていなかった。「なぜ詩を選んだのか?」-私が詩を選んだのではない、詩が私を選んだのだ。
■庵野秀明:(学校の)勉強は、受験のためのもの。テクニック学んでいるだけ。そのテクニックを身に着けることが社会に出たときに役立つというのは方便だ。
■宇多丸:最初の一歩は、わかならいけどやっちゃってた。最初の一歩に「理不尽なジャンプ」がある。
■田房永子:親は子どもにとって権力者で支配者で独裁者でハラスメントの加害者。子どもに過干渉にならないようにするためには自分の人生を楽しむこと。
■大槻ケンヂ:世の中で善と呼ばれているものが悪であったり、悪と呼ばれているものが善であったり、価値観というものは時代、民族、国家によって変わるものであって、ゼッタイの基準はない、
■みうらじゅん:不安は今でもあるが、なんとかなっている。常識が分かった上でやる非常識が、エンターテインメント。
■糸井重里:自分たちが何ができるかって言ったら、残念ながら、今のところ、努力することだったり勉強することだったりする。
■坂上忍:何かを成し遂げようとするとき必ず孤独になる。
■椎名誠:不登校しているのは、自分に忠実な素直な人
■荻上チキ:「逃げてもいい」というが、不整備な状況では、不登校は自己責任化されてしまう。学校には、セーフティネットが必要なのに、厳しいルールを押し付けている、 -
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中高生向けに書かれたとは知らず、表紙のヨシタケシンスケさんのイラストにつられ、久々に海堂尊さんの小説を読んでみた。
中学生が主人公の、約半年間の物語。
12の章から成り立っていて、各章には主人公の父の一言が10、残りの2つは、大学教授の一言と、主人公の一言がタイトルとしてつけられていた。
このタイトル、ほとんど自己啓発本。
目次を読み返すだけで、より良く生きるためのヒントになっている気がした。
手帳に書き出しておこうかな。
最終12章、大学教授の悪を退治しようと頑張る中学生、大人の対応で、ソフトランディングさせた大学院生、そしてメールでしか登場しないパパの優しさに目頭が熱くなった。
あとがきに書かれた海堂尊さんの思いもこの作品の一部なので、ちゃんと読んでほしいと思った。
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ネタバレ 購入済み
先日世界一受けたい授業で紹介された、本への夢と愛に溢れる「こんな本があったら」ワールド全開の一冊。
中でも、「お墓の中の本棚」は大切な人と会えなくなっても繋がりを感じることの出来る希望、「水中図書館」はRPGで出てきそうで実際に会ったら絶対行ってみたいワクワクがあってお気に入り!
絵本より少し厚い児童書サイズだけどイラストいっぱいで楽しく読める♪ -
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ものすごく面白かった!著者が猫好きの方のようで、これ猫のことかな?と思わせる用法があってホッコリ
自分が外国語を勉強してるときに感じる、(こんな発音辞書にないよ?この語尾なに??)みたいなどーにもよくわからんものが、日本語に置き換えるとそういうことか~と分かって、スッキリ。
文法があって言葉があるのではなく、もともと存在した言葉に法則性を当てはめたのが文法なのだから、文法通りにいかないのは当たり前のことなんだよな~と納得できた次第。
日本人的なふるまいが日本語のなかに潜んでいる、というのは興味深い。
くれるもあげるも英語ではgiveだけど、日本人はウチとソトを使い分けるので、日本語ではソトからウチ(くれる)とウチからソト(あげる)で言い方が変わる、というのは目からウロコ。
「ある言語が使えるというためには、その言語の語彙と文法を身につけるだけではなく、当該の時代におけるその言語の話者の大多数が知っているであろう「どうでもいいこと」をも知っていることが望ましい」というのはすごく納得。その国の歴史とか文化とかを知って言葉を勉強すると、ほんとに面白いよなぁというのを実感しています。