あらすじ
フランスの作家、モーリス・ルブランが産み出した傑作、「怪盗紳士アルセーヌ・ルパン」シリーズから、ルパンがルパンを追うという、摩訶不思議かつ巧妙な設定にひきこまれる表題作はじめ四つの短編を選び、新訳で紹介する。
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子供のころ、夢中になって読んだルパンもの。その後も、度々手に取ってきた。実家にはルパン全集のうち数十冊が揃っている、というくらいのルパン好きです。恰好いいんだよなー、大胆不敵で自信家で、強くて優しい正義感。そして常に困難に挑戦して冒険を楽しんでいる。
世界ショートセレクションのこちらも最高です。「怪盗ルパン」「ルパンの告白」「八点鐘」からの計4作品。わくわくしながら読みました。
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3年ほど前に、神保町を歩き回っていた時立ち寄ったブックハウスカフェでやっていた「理論社75周年記念フェア」をのぞいた際に購入。
ヨシタケシンスケさんの表紙がかわいい、ルパン好き、で選んだ一冊でした。
とても面白かった。
これは同シリーズのⅡも欲しい。
個人的には、「塔のうえで」〜「秘密を明かす映画」がワクワクして楽しかったなぁ。
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子どもへの海外文学入門として。
ふりがな、活字の大きさ、イラストのかわいらしさと素っ気なさ、それに何より飽きのこない短編集であるところが非常にちょうど良い。すてき。
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小学校の図書室にあったおどろおどろしいカバーのルパンシリーズに胸ときめかせていた頃を思い出した。
多分、まともに読むのは初めてなのだが、100年前の作品とは思えないくらい、巧妙でスリリングでかっこいい。
ディカプリオでグレートギャツビーぽく映画化してくれないかな。
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▼気軽に読める、ルパン短編集。あとがきを読んで分かったんですが、この短編集のうち2編は「八点鐘」からでした。「八点鐘」丁度読もうとBOOKOFFで買っちゃんタンですが…。まあでも、この理論社さんの本は、装丁と言い活字密度大きさと言い、なんだかとても好感持てるので許します(笑)。
▼この理論社シリーズでいろいろ読んでみたくなりました。
▼ハヤカワから出ている平岡さんのルパン新訳、続刊を楽しみにしているのだけどなかなか出ませんな…。
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世界ショートセレクション①
ルブランショートセレクション
訳 平岡敦 絵 ヨシタケシンスケ
ルパンが初めて登場した作品
1905年「ジュ・セ・トゥ(われ、すべてを知る)」という雑誌に発表した「アルセーヌ・ルパンの逮捕」という短編
「謎の旅行者」(第一作短編集『怪盗紳士ルパン』)
「赤い絹のショール」(第二作短編集『ルパンの告白』)
「塔のうえで」「秘密を明かす映画」(『八点鐘』)
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フランスの作家、モーリス・ルブランが産み出した傑作、「怪盗紳士アルセーヌ・ルパン」シリーズから、ルパンがルパンを追うという、摩訶不思議かつ巧妙な設定にひきこまれる表題作はじめ四つの短編を選び、新訳で紹介する。
早川文庫からシリーズ全巻新訳が出ないかな~と首を長くして待っているのですが、売れ行きが厳しいのか頓挫していて寂しい。なぜか短編集が理論社から出るという謎。平岡先生の新訳は非常に読みやすくて好きなので迷わず購入しましたが、どうせなら文庫で出してほしかった気もする。内容はどれもわくわくする素晴らしい作品です。特に「赤い絹のスカーフ」はルパンの推理が冴える名作。しかしこうして振り返るとルパンってめちゃくちゃ女の人にモテますよね。こんなあちこちで仲良くして、よくトラブルにならんな(笑)
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残念ながら今回はヨシタケさんのイラストは合わない…。ルパンを知ってる大人が昔を懐かしんで読むならともかく、子供向けにはタイトル作のようなルパンとしての冒険作品を選んだ方が良かったのでは?
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理論社の世界ショートセレクションの1~逃亡真っ最中のノルマンディー地方行きの列車で乗り合わせた婦人はあとから乗ってきて男がルパンだと言い、本物のルパンは不意を突かれて拘束されてしまった。逃亡した偽ルパンを警察を使って追い詰める。ガニマールを招いたルパンは偶然橋の上から降ってきた品物から殺人事件を見抜き、ガニマールにサファイアが縫い込まれている証拠品のショールを持って来させる。精神を病んでいる夫を待ちきれないオルタンスは男と駆け落ちしようとしてレニーヌ大公に邪魔され、山奥の叔父の過去の殺人事件を知る。レニーヌ大公と腹違いの妹主演の映画を観たオルタンスは共演者と恋に落ちた妹を探し出す~1941年に死んだルブランにはルパンシリーズの短編が沢山ある。ほかにもあるらしいが、ルブランは終了