ヨシタケシンスケのレビュー一覧
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なつみちゃんによる、突然始まるこれなんのマネでしょう当ててみて!大会!
洗濯物畳んでるから後にしてとちょっぴりうんざりしつつ、ノってあげるお母さん。
既に微笑ましい。
そしてなつみちゃんの想像豊かなモノマネの数々。
しかしひとつも当てられないお母さん笑
しまいに、なんでなつみの気持ちわかんないの〜ってじたじたし始めたなつみちゃんに、分かるわけないでしょっていうお母さんの言葉は正しい笑と思ってしまった。
子どもに限らず、大人同士でも相手の気持ちを考えて当てるのは難しいよ〜
そうだなぁ、これくらいの子って、これ何これ何って、意外といろんなものをちゃんと見ようとしてるんだよなぁと思った。
すごく可愛かったし、なんか分かる〜と思えたので、ヨシタケシンスケさんの作品なんとお初だったのですが、他の絵本も読んでいきたいな〜と思いました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ外国人に日本語を教えている人ならではの本。
英語にも精通しているようで、発音に関する話題も豊富。
ヨシタケシンスケさんの挿絵が的を射ているので楽しさ倍増です。
ラ抜きことばの非難が最近なくなったのは、ラ抜きが勝ったからだそう。
「見れる」「食べれる」「来れる」「取れる」「戻れる」に「ラ」が必要?
「取られる」「戻られる」では確実に意味が変わってしまう。
「う」と書いてオと読む。「ようじ(用事)」はヨオジ。「いちろう(一浪)」はイチロオ。
同様に「い」と書いてエと読む。時計、丁寧、学生、恵子さん。など。
英語の発音は難しいなどと言うが、日本語の発音も実は難しい。
「菊池進さん」は、「きくちすすむさん」と書くが、「きっちすむさん」のように聞こえたりする。
「タチツテト」と発音するのは難しい。なぜなら、
「タティトゥテト」と「チャチチュチェチョ」と「ツァツィツツェツォ」が自然な発音だから。
「持っていて」は「持ってて」、
「持って行って」は「持ってって」、
「持ってってったって無理」なんて…、これを外国人が日本語としてマスターするのは大変だ。
日常会話と書き言葉、どちらも正しい日本語だ。
「やってしまった」と「やっちゃった」は、どちらが正しい日本語ですか?などと聞いてはいけない。
本当は正しくない言い方を、わざとすることがあるが、これも正しい日本語なのだ。
「"うっかり"太っちゃったので、スカートがはけない。」
「ずっと雨で運動会中止だと思っていたのに、なんで今日に限って"わざわざ"晴れるかな。」
形容動詞って学校で習ったけど、言葉しか覚えていない。
「安い、早い、うまい」が形容詞で、「きれいな、静かな、親切な」が形容動詞。
外国人相手の日本語教育では、「イ形容詞」「ナ形容詞」と呼ぶのだそう。
そして、「ナ形容詞」が圧倒的に多いそうだ。
それは、「ナントカ的な」という言い方と、「クールな」「エコな」のようなカタカナ言葉が「ナ形容詞」になるから。
日本語学習者の外国人のチョットおかしな自動詞・他動詞の使い方もあるあるですね。
「私の町はホテルが増えてもっと観光客を受け入れた方がいいです。」
「猫はしっぽが揺れながら走っています。」
「ぼくは彼女がぼくをふってからずっと一人です。」
修飾語が長いと正しく状況が伝わらないことがある。
「きのう原宿の駅から五分くらいの小さなお店でカズさんと割り勘で買ったドーナツを食べました」
「いつ食べましたか?」「どこで食べましたか?」確定できないです。
「遊ぶ暇があったら、遊びましょう。」はおかしい言い回しなのでしょうか。
「遊ぶ暇があったら、英単語の1つでも覚えろ。」とか言われた経験のある人は何か変だと感じるでしょう。
「自由に使える時間があるなら、遊びましょう。」という意味に置き換えできる人はおかしいと思わないでしょう。
このような言葉を扱う本に誤植は致命的なので、校閲者と編集者は神経使いますね。ご苦労様でした。
「きれえなおねいさんわすきですか?」は、この本では直してはいけないんです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ児童向けですが、自分の子どもに読み聞かせをしている大人や、読み聞かせをしていた大人もニッコリしそうな素敵なお話。
そういえば、親や先生から読んでもらう時に「どうも、読む速度やめくりのタイミングが違うんだよなー……あと、声の感じ……」と(今にして思えばそういうことを)思って、自分で読むようになった気がします。
大人が読んでくれると、大体、理解度を確認しようとしているのか、感想を言わされたりやクイズめいたことをしてくるのがプレッシャーで嫌だったのもあるかも。
誰かと読むことから一度離れて、自分で読むようになって、それからまた誰かと読むことを楽しめるようになるまで、しばらくかかったんだな、と改めて思った1冊。
レッツは読んでもらったのを「まちがい」と思うのですが、お父さんもお母さんも、読んでもらって喜んでいた事実ごと、大きくなったレッツを受け止めようとしています。また読んで欲しくなったらいつでも読むよ、という安心感も良いです。大人として、かくありたい。 -
Posted by ブクログ
子どもだと思って甘く見てはいけない。
大人のしょうもない、だけど世の中の大人みんなが一度は頭をよぎったことあるような問題を質問として子どもに投げかけたら…どの質問にもすごい回答が返ってきます。
大人なら、こんな質問されたら、オブラートに包んで、遠回しに質問者が傷つかないように…などとあれこれ考えながら回答を出すだろうに、子どもって正直ですよね。どストレートな回答です。
そしてその回答がどれも秀逸としか言いようがない。
思わず笑っちゃう回答も。
子どもって見ていないようで、実は色んなことを観察して気づいているんだな、と感じました。
実際に子どもたちが取材して作っている地域の新聞の人気コーナーなのだろうです。確かにこの相談室、大人の方が楽しみにしちゃうかも。
ヨシタケシンスケさんのイラストがまたクスッと笑える。
子どもの心を分かってるな~と感じます。
2019/09/02