ヨシタケシンスケのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
作家の「私」はナマズの「コリドラス・パレアトゥス」と出会った。これから連載するショートストーリーの年間の半分をコリドラス・パレアトゥスが受け持ってくれると言うのだ。こうして「コリドラス・パレアトゥスかく語りき」の連載が始まった。荒唐無稽な身の上話に半分受け持つと言った割に気まぐれに語られる話。私は生意気なナマズに振り回されっぱなし。
なんじゃこりゃ?という第一印象。でも読み進める内に、コリドラス・パレアトゥスが可愛く思えてくるから不思議です。自分のことを俺とか私はとは言わず、コリドラス・パレアトゥスと頑なに言うこだわりもクセになります。覚えちゃったよ、コリドラス・パレアトゥス。
ただこれは、 -
Posted by ブクログ
こどもが大人(主に両親)に対してぶつけてくる不満に対して、父親がファンタジーとウソに満ちたこたえで凌ぐ、というパターンがずっと続いて、最後に、父親が、「そういうこどもだってずるい」と反撃するも娘に撃沈される、というお話。
面白くはあるのだけれど、こどもの問いに対して、ふざけて返しているようで、自分だったらこんな返事は絶対にしないなあ、と思ってしまった。なぜ、という問いには、それなりの理由があることが多いわけで、それを知ることは絶対にこどものためになると思うので。
例えば、なぜこどもは夜ふかししてはいけないのか。毎日新たに学ぶことが多く、夜の間に大量の成長ホルモンを分泌して、記憶を整理・定着