ヨシタケシンスケのレビュー一覧
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小学生からの質問や悩み相談に東大薬学部教授で、脳研究者の池谷裕二が答え、絵本作家のヨシタケシンスケがイラストを添えている。
「頭が良くなる薬はありますか?」、「ぼくの『やる気スイッチ』はどこにあるんでしょう?」、「ゲームがやめられない!どうすればいい?」等々の質問に答えている。
本文で取り上げられている質問、悩みは28個だが、巻末には取り上げられ買った質問が3年生から6年生まで学年別にたくさん載っていて、そちらも自分ならどう回答するかな~などと考えながら読んで楽しめた。(楽しんではいけないのかもしれないが・・・。)
なお、本書の質問は東京都のとある小学校一校だけで募集したものなので、小学 -
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ネタバレ中高生向けに書かれたということで、なるほど納得!な要素がたくさんでした。
・主人公は中学生。歴史については誰よりも知識があるという自負があるけれど、他はさっぱり。手を抜きながらうまくやっていきたい。
・ある日突然スポットライトを浴びる!
・名言がたくさん。
・勧善懲悪の路線を歩みながらも、世の中の苦さも描かれている。そことどう向き合うか?
・自分の言動の責任は自分でとらなくてはならない。
自分を重ねて読めるだけでなく、やや説教くささもありつつも、考え方に影響を与えるだろうな、と思います。細かい部分の整合性や描写の荒さはあるものの、勢いで読み進められます。
お父さんが全部もっていきますね。 -
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どっちもヨシタケシンスケ著の『りゆうがあります』と『ふまんがあります』を立て続けに読んだ。「りゆうがあります」は男の子がお母さんに対して、鼻クソをほじっちゃり爪を噛んだり貧乏ゆすりをしちゃったりする理由を一生懸命訴えるおはなし。『ふまんがあります』は女の子がお父さんに「子どもにはダメって言うのに大人はどうして○○なの?」的な質問を重ね、お父さんがのんべんだらりと理由(言い訳)を説明するおはなし。
2冊ともほぼ同時期に出ているんだけど、結局は女性の問い詰めに対し男性がよくわからない言い訳をするというこの世で老若男女問わず普遍的に行われていそうな情景が描かれていることが面白かった。 -
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「辛辣だけど的確」と巷で話題! 大人の悩みに子ども記者がビシッと答えます。「結婚ができるか心配」「息子にクソババアと言われた」「死ぬのが怖い」「若者が会社を辞める」。悩めるすべての大人たちに、ストレートすぎる回答が突き刺さる! 京都・亀岡発、子どもが書いて大人が読む月刊紙「かめおか子ども新聞」の、大人気コーナーが書籍化。
本当に子どもが答えているのかと思うほど大人な回答もあれば、子どもの素直な思いもあり、面白かった。
特に1章「子どもってどうしてこうなんでしょうか。」は、親として胸に刺さるものがあった。
ヨシタケさんのイラストも、内容に合っていて良い。 -
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ネタバレ★きっかけ
地区センターで発見。ヨシタケさんの絵に癒されたかった。
★感想
夢のある想像力いいなぁ。相変わらずちまちました絵がすごく可愛い!癒される。
押入れは、物を捨てるために熟成させる場所…好き。
「捨てる勇気を育てる場所」ってかっこ良すぎる(笑)
「人間は必要なものだけでは生きていけないのだなぁ」ってソレソレ〜って思った。そういうもんだよね、と。
後半の思い出し御膳は、子どもの頃の記憶の話が多くて、息子を横にジワジワ切なさが来た(子ども関連に弱すぎナウ)
両親が元気なうちに、私も親になって、家族の大切さや子どもの大切さが分かって、すごく良かったなとこのタイミングに感謝。
両親にとっ -
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かめおか子ども新聞は、男の子が8人で女の子が2人、小学4年生から中学1年生までの子供記者の意見をまとめています。
感じていることをズバリと言う子供の言葉。
ヨシタケシンスケさんのイラストと大阪弁の言い回しが面白い。
Q:(ピアノとか野球とか)好きなのに練習しないのはなんで?
A:アンタやって、やせるのは好きやけど、ダイエットはキライやろ?
Q:どうして子どもはうんこが好きなの?
A:話題にすると結構盛り上がるし。なんか好きやねん、っていうか大人も好きやろ?うんこ。
編集長(大人)の竹内博士さんの意見を子どもに言わせていると感じる回答も多々あるがしょうがないか。
裏表紙の女の子のつぶや