ヨシタケシンスケのレビュー一覧

  • モヤモヤそうだんクリニック

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    "でも、ルールに対して疑問を感じることは悪いことではありません。「おかしい」と思ったら一度自分のなかでしっかり考え、なっとくがいかなけれは立ち上がるべきです! なぜなら学校という場所は、モヤモヤしたことであふれている社会に適応していく力をつける場所だからです。"(p.67)



    "ある日、ぼくは幼稚園に通う娘に聞いてみました。
    「ねえ、心はどこにあると思う?」
    彼女はこう答えました。
    「身体ぜんぶ!」
    自分の娘ながら、なかなかいい答えだと感心しました。"(p.148)

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    2020年12月17日
  • トイレで読む、トイレのためのトイレ小説

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    雹月(ひょうげつ)あさみ・作&ヨシタケシンスケ・イラスト「トイレ小説」、2019.1発行。トイレに関するショートショートです。次の3つが印象に残りました。①「人生を変えた女」(和式トイレの長い60年の仕事人生)②日本は、温水便座85%超。次はIOT(インターネットで健康チェック)、普及率は75%(嘘だっw)。水洗トイレ、温水便座、IOTは三種の便器 ③21秒: 体重が3kg以上の哺乳類の排尿時間はみな21秒。ゾウも犬も猫も人間も。ただ誤差が±13秒(8秒~34秒)

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    2020年12月03日
  • モヤモヤそうだんクリニック

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    小学生からの質問や悩み相談に東大薬学部教授で、脳研究者の池谷裕二が答え、絵本作家のヨシタケシンスケがイラストを添えている。

    「頭が良くなる薬はありますか?」、「ぼくの『やる気スイッチ』はどこにあるんでしょう?」、「ゲームがやめられない!どうすればいい?」等々の質問に答えている。

    本文で取り上げられている質問、悩みは28個だが、巻末には取り上げられ買った質問が3年生から6年生まで学年別にたくさん載っていて、そちらも自分ならどう回答するかな~などと考えながら読んで楽しめた。(楽しんではいけないのかもしれないが・・・。)

    なお、本書の質問は東京都のとある小学校一校だけで募集したものなので、小学

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    2020年11月27日
  • 医学のたまご【電子特典付き・角川文庫版】

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    エラーは気づいた瞬間に直すのが
    最速で最善だとわかっていても
    ムダにはムダの意味があるように
    エラーの意味を問う中に
    人間らしさを見いだせることがあるのだと思う。
    人間らしさが一番のくせ者だとも言えるのだが・・・。

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    2020年11月07日
  • 医学のたまご【電子特典付き・角川文庫版】

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    研究の現場(医学)がよく描かれていると思います。向上心に野心が加わり功名心に走る実力なく虚栄が欲しくなると陥るパターン。そんな教授とのバトルが面白い。父の愛が、先輩の愛が、友情が主人公を助ける。最後の1/4は、怒涛の盛り上がりで、あっという間に読み終わり。楽しい物語です。

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    2020年08月14日
  • モヤモヤそうだんクリニック

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    小学校高学年の子ども達の疑問に答える形で作られた本。子ども向けだが大人でも充分すぎるほどに楽しむことができる。イラストも素晴らしい。

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    2020年08月10日
  • 医学のたまご【電子特典付き・角川文庫版】

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    海堂さんは後書きで藤本教授のような研究者はそんなにいない‥‥と書いているが、案外多いんじゃないかな?功名心ばかり強くて詰が甘く、部下を思いやらず、何かあったら部下に責任転嫁する教授‥‥いそうだな。
    なんだか小保方さん事件を思い出してしまった。

    別の件だけど山咲さんの立ち位置が微妙。なんだか可哀想。こちらを先に書いてからジーンワルツ、マドンナヴェルデを書いたので、この辺の所がちぐはぐしてしまったのだろう。

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    2020年08月01日
  • モヤモヤそうだんクリニック

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    メディアでもよくお見かけする脳研究者の筆者と、おなじみ!少年の心をもつヨシタケシンスケとのコラボレーション。
    そんな最強タッグで子どもたちのお悩みを解決⁈
    結論!モヤモヤは生きている証しだ‼︎

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    2020年10月23日
  • 日本語びいき

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    ネタバレ

    日本語教師が綴る日本語についてのエッセイ。
    普段何気なく使っている言葉だが、生い立ちや法則性など一つ一つ紐解かれていくのが楽しい。

    あれ、これ、それの指示語を並べる順番は、必ず遠い→近いになるとか。「〜している」という同じ書き方でも、動詞によって進行を表しているのか結果を表しているのか変わるとか。
    言われてみれば確かに…と眼から鱗のことがたくさんあった。
    添えられているイラストも味があって可愛い。

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    2020年07月24日
  • 医学のたまご【電子特典付き・角川文庫版】

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    ネタバレ

    中高生向けに書かれたということで、なるほど納得!な要素がたくさんでした。

    ・主人公は中学生。歴史については誰よりも知識があるという自負があるけれど、他はさっぱり。手を抜きながらうまくやっていきたい。
    ・ある日突然スポットライトを浴びる!
    ・名言がたくさん。
    ・勧善懲悪の路線を歩みながらも、世の中の苦さも描かれている。そことどう向き合うか?
    ・自分の言動の責任は自分でとらなくてはならない。

    自分を重ねて読めるだけでなく、やや説教くささもありつつも、考え方に影響を与えるだろうな、と思います。細かい部分の整合性や描写の荒さはあるものの、勢いで読み進められます。

    お父さんが全部もっていきますね。

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    2020年07月23日
  • 医学のたまご【電子特典付き・角川文庫版】

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    チームバチスタ以来の海堂尊作品。
    表紙や題名から、医療機関の堅い内容から少し外れていて読みやすいかなと思い購入。

    対人関係の問題を解決する時に使うアクティブフェーズ、パッシブフェーズの話がまた出てきた。三国志での考えがもとになっているっぽい。三国志読もうかな

    医療機関の内部のことは知っておいた方が良いと作者が最後に言っていた。あまり興味がない分野の小設もたまには読むべきやなぁ

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    2020年07月05日
  • やわらかい頭の作り方 ──身の回りの見えない構造を解明する

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    なんとなくわかっていることを言語化してくれる本。

    人は易きに流れやすいことと物理法則は似ている。上へ行くのはエネルギーが必要で、下に行くのは超簡単。

    成功の反対は失敗ではない。何もしないこと。失敗の反対も同様。成功=何もしない=失敗、という関係性。これ、北極と南極が反対ではなく、北極=赤道=南極の関係と似ている。

    いま新しいチャレンジをする自分にはこのあたりが心に残った。違うフェーズで読むとまた違った示唆が得られるかもしれない。

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    2020年07月05日
  • トイレで読む、トイレのためのトイレ小説

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    トイレで読む、トイレのためのトイレ小説。
    ご丁寧にも、小用の1分程度のお話と大用の5分程度のお話で構成された短編集である。
    正直あんまり期待していなかったのだけど、わりとおもしろかった。まあ、オチはないのか!って話もありましたけども。

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    2020年06月09日
  • ふまんがあります

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    どっちもヨシタケシンスケ著の『りゆうがあります』と『ふまんがあります』を立て続けに読んだ。「りゆうがあります」は男の子がお母さんに対して、鼻クソをほじっちゃり爪を噛んだり貧乏ゆすりをしちゃったりする理由を一生懸命訴えるおはなし。『ふまんがあります』は女の子がお父さんに「子どもにはダメって言うのに大人はどうして○○なの?」的な質問を重ね、お父さんがのんべんだらりと理由(言い訳)を説明するおはなし。
    2冊ともほぼ同時期に出ているんだけど、結局は女性の問い詰めに対し男性がよくわからない言い訳をするというこの世で老若男女問わず普遍的に行われていそうな情景が描かれていることが面白かった。

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    2020年03月25日
  • はい! こちら子ども記者相談室デス!

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    「辛辣だけど的確」と巷で話題! 大人の悩みに子ども記者がビシッと答えます。「結婚ができるか心配」「息子にクソババアと言われた」「死ぬのが怖い」「若者が会社を辞める」。悩めるすべての大人たちに、ストレートすぎる回答が突き刺さる! 京都・亀岡発、子どもが書いて大人が読む月刊紙「かめおか子ども新聞」の、大人気コーナーが書籍化。

    本当に子どもが答えているのかと思うほど大人な回答もあれば、子どもの素直な思いもあり、面白かった。
    特に1章「子どもってどうしてこうなんでしょうか。」は、親として胸に刺さるものがあった。
    ヨシタケさんのイラストも、内容に合っていて良い。

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    2019年12月18日
  • ハルとカナ

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    ひこ・田中さんの文章にヨシタケシンスケさんの絵がピッタリ♪
    園児から児童に微妙に(笑)ランクアップした小2の男の子女の子の気持ちが上手に表現されているなぁ。ホカホカする♪

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    2019年12月14日
  • はい! こちら子ども記者相談室デス!

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    短い言葉でまとまってて
    ホントに子供が書いたの⁉︎ってくらい的確。
    面白いなかにもハッとする言葉があります。

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    2019年11月25日
  • せまいぞドキドキ SHINSUKE YOSHITAKE IllustEssayBooks

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    ネタバレ

    ★きっかけ
    地区センターで発見。ヨシタケさんの絵に癒されたかった。

    ★感想
    夢のある想像力いいなぁ。相変わらずちまちました絵がすごく可愛い!癒される。
    押入れは、物を捨てるために熟成させる場所…好き。
    「捨てる勇気を育てる場所」ってかっこ良すぎる(笑)
    「人間は必要なものだけでは生きていけないのだなぁ」ってソレソレ〜って思った。そういうもんだよね、と。

    後半の思い出し御膳は、子どもの頃の記憶の話が多くて、息子を横にジワジワ切なさが来た(子ども関連に弱すぎナウ)

    両親が元気なうちに、私も親になって、家族の大切さや子どもの大切さが分かって、すごく良かったなとこのタイミングに感謝。
    両親にとっ

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    2019年11月16日
  • はい! こちら子ども記者相談室デス!

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    かめおか子ども新聞は、男の子が8人で女の子が2人、小学4年生から中学1年生までの子供記者の意見をまとめています。

    感じていることをズバリと言う子供の言葉。
    ヨシタケシンスケさんのイラストと大阪弁の言い回しが面白い。

    Q:(ピアノとか野球とか)好きなのに練習しないのはなんで?
    A:アンタやって、やせるのは好きやけど、ダイエットはキライやろ?

    Q:どうして子どもはうんこが好きなの?
    A:話題にすると結構盛り上がるし。なんか好きやねん、っていうか大人も好きやろ?うんこ。

    編集長(大人)の竹内博士さんの意見を子どもに言わせていると感じる回答も多々あるがしょうがないか。

    裏表紙の女の子のつぶや

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    2019年10月14日
  • はい! こちら子ども記者相談室デス!

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    関西弁が味わいをアップさせている。

    回答にヒネリのきいたオチがなかったりするのは、あえて大人による過剰な手直しがされてないせいかな。

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    2019年08月19日