ヨシタケシンスケのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
一冊目とチキさんが明らかに変わっていた。
傷つきやすい、共感的な、優しそうで不安そうな青年から、飄々として、周りとピントがずれていて、自分で楽しんでいる大人に変わった。
文体にも迷いがなくなっている。エッセイ口調のようなふわふわした文体が混ざらなくなり、ラジオのチキさんの語り口がそのまま再現されている。それがチキさんの本来のリズムなんだと思う。
肩の力が抜けていて、詩的なリズムを模索したり、読者をうかがうような仕草がない。不安でどきどきしながらチューニングしている様子があった一巻にも良さがあり、自分の世界を真っ直ぐに示す本書にも良さがある。
自虐の落とし穴
耐えると変える
フレーミング
ここのあたりの流れがとても良かった。
自虐の攻撃性やお笑い芸人がエンターテイメントの全面にいることの悪について考えていたので、はっきりと言ってくれて気持ちが良かった。現在の日本でクリエイティブな意欲が強い人が向かう場所となっているお笑い。才能と知性のある人がこの加害性を意識した上でその先の笑いを提示する時代が来ることを願っている。
それでもチキさんが、自分も笑う側だったと認めることを忘れないことに好感を持った。アップデート出来ていることが今の時代当たり前に求められていると思ってしまって、アップデートなんて簡単に出来ないと開き直って言う人と距離を実感して孤独な気持ちになるが、私だって何年か前は一緒に笑っていた側だった。
自虐を乗り越えたら、日本の社会は劇的に変わると思う。
料理に時間をかけてこそ生活の質という圧力を家族に世間にかけられていることに、拒否反応があった。料理に優先順位を置かないことはジャッジされて来た。娘はママの料理で一番好きなのは何とことあるごとに聞かれた。以前は好きだった料理がいつからか苦痛になった。料理にこだわる人の料理話をイラつきながら聞いていた。私も、この価値観をアウティング出来るようになるだろうか。シングルマザーという世間からのジャッジメントを受けようと離婚を決心出来る日が来るだろうか。チキさんがずっと先を歩いているようだ。
コロナは戦いのメタファーだらけだった。自然災害には戦わないのに。自然災害と共に生きる。
マーヴェル関連の話は、1つも見てない私にはハードルが高くて、一旦そこで読むのが止まっていた。趣味はないと言っていたチキさんがずっと先を歩いている。 -
Posted by ブクログ
(⭐︎3.5)
奥が深い!"もしも、こうだったら〜"
という悲観的な思いは、誰しも大なり小なり
心の中にあるだろう。
そんな思いがヨシタケマジックにかかると、
"プラスのエネルギーに転換しよう!"と
前向きな気持ちになり、元気をもらえる。
私自身、もしもの世界をプラスに捉えられた
時期があったが、そこに近づく行動を何も
起こさなかったが為に、あっという間に
半年が過ぎてしまった経験あり。
人って楽な方に流れていくから、その時に
動き出さないと、またいつもの日常に
戻ってしまうんだよな…習慣って恐ろしい。
今こそ動き出そう!と背中を押されました☻ -
Posted by ブクログ
ヨシタケさんの絵に釣られて読んでみた。
ひとつのエッセイが終わるたびにヨシタケさんの視点での漫画?が付いてくる。
エッセイも再認識させられることが多くて面白かった。
学校の校則とかね、本当誰の為?みたいなのあるよね。
娘の中学校では昨年靴下の色が白一色だったのが、白黒灰色紺と緩和された。
一年経って黒の子が多くなったなぁと思う。
だって…汚れが目立たないしね!!!
母たち大喜びよ♡
今年は半袖体操着がインからアウトOKになった。
熱中症対策には大切よね、これ。
まだまだ変えた方がいいところは沢山ありそうだけど、まぁひとつずつね。
下の娘が卒業するまでにはもっと色々変わるんだろうと期待してる。
あとね、昔おばあちゃん家で出た素麺は大きな器に水と氷が入ってて、その中に素麺とミカンの缶詰って書いてあって、私が子供の頃それだったー!!!って懐かしかった。
なんで素麺とミカンの組み合わせだったんだろうね?
ミカンは箸休め的なポジションで食べてたけど、今思うと謎だわー。