ヨシタケシンスケのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
第2段。
以前よりもより多様性という視点からの話が増えた印象。
多様性の話ってとても難しいなとつくづく感じる。
マイノリティと思われる位置に立っていても、また別の立場・カテゴリーから見れば、
他の多くの人と同じステレオタイプであるかもしれず。
その人が属するもの(持って生まれたものや価値観や環境などなど)によって、
多様性で語られることはさまざまに広がり、
全方向へと気を配るのは至難の業で、
でもその気くばりすら持たずにいては、いつまでも世の中変わっていかないという難しさ。
「道具の魔力」という章が身に染みた。
言葉という道具を、何の代わりとして使うのか。
「心の歯磨き」、「脱皮の後に」では、 -
Posted by ブクログ
学力テストで全国1位になり、病院の医学生として推薦され研究することになったカオル
教授に褒めちぎられ、テレビにも放映され浮かれまくっていたけど、実際の実力は伴っていなかった
カオルのお調子者なところが後々窮地に陥る展開になるだろうなと思いながら読み進めると案の定だった
先輩の佐々木さん、モグラ先輩との関わりを通して自身の気持ちとも一生懸命向き合い誠実に対応しようと奮闘するところは好感をもてた
カオル父のメールが味方だよって息子に伝えているようで家族愛も感じられた
最後カオルの父が、佐々木さんに依頼したフローチャートに沿って進んでいく展開はテンポよく面白かった -
Posted by ブクログ
こどもが大人(主に両親)に対してぶつけてくる不満に対して、父親がファンタジーとウソに満ちたこたえで凌ぐ、というパターンがずっと続いて、最後に、父親が、「そういうこどもだってずるい」と反撃するも娘に撃沈される、というお話。
面白くはあるのだけれど、こどもの問いに対して、ふざけて返しているようで、自分だったらこんな返事は絶対にしないなあ、と思ってしまった。なぜ、という問いには、それなりの理由があることが多いわけで、それを知ることは絶対にこどものためになると思うので。
例えば、なぜこどもは夜ふかししてはいけないのか。毎日新たに学ぶことが多く、夜の間に大量の成長ホルモンを分泌して、記憶を整理・定着