ヨシタケシンスケのレビュー一覧

  • 世界ショートセレクション2 ロレンス ショートセレクション 二番がいちばん

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     イギリスの田舎の自然描写が美しい。生き物の生々しさ、荒々しさ、土の匂い、泥の匂い、血の匂い、その他色々危ない匂いとか、引っくるめた、猛々しく、柔らかい自然の中に威勢よく、繊細に、弱々しく、残酷に生きる普通の登場人物の等身大の姿が心地良い。
     モグラを簡単に殺してしまう農家の娘、池に入水自殺を図っていた所を助けてくれた医者のことを勘違いして愛が芽生えてしまった娘、プレイボーイの男に遊ばれた電車の車掌(女の子ばかり)たちがその男を袋叩きにするという残酷だか小気味良いシーン、ドSの姑に嫌味を言われ続ける労働者、彼にそっとお茶を出す嫁、母親の反対を押し切って飼った野生のウサギが暴れまくり、最後は母親とウサギがお互いに“許さない”と言う目つきでにらみ合うシーン。
     どれも、普段頭をかすめては無視する妄想とか、心の襞に見え隠れする残虐さとか、生命の生々しさとか…ああ、それを書いちゃうんだと思うようなことばかり。読んでいて少し気持ち悪いが気持ちいい。
     ヨシタケシンスケさんの絵が描いてあるから、小学生の娘が読みたがったけど、一応「チャタレイ夫人の恋人」の人だから、カバーかけて読んだよ。
     

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    2021年11月04日
  • みらいめがね 苦手科目は「人生」です

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    「この制約はなぜあるの?」「相手も落とす、自虐は禁止」「好きなもので心を守ろう」…。生きにくさをはじき飛ばす、荻上チキとヨシタケシンスケのエッセイ集。『暮しの手帖』連載を書籍化。

    本当に生きにくい。

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    2021年11月03日
  • 医学のたまご【電子特典付き・角川文庫版】

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    著者のあとがきによれば、中高生向けに書いたが医療関係者にも評判が良かったとのこと。
    内容は専門用語も多く、また東城大学が数多く書かれている諸シリーズに登場する人物や話題も多く、海堂氏好きの読者も楽しく読めるのでは。
    ズルのような形で一躍脚光を浴びた主人公が、強烈な名誉欲と出世欲を持った教授に振り回される姿は、中高生向けというよりはどこにでもある(?)大人の世界かも知れない。最後は勇気を出して敵に立ち向かう、という若者向けのメッセージではあるが、現実的には会社や医療の世界で主人公と同じことができるかどうかは、相当周囲への根回しや覚悟が・・!

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    2021年10月11日
  • 医学のたまご【電子特典付き・角川文庫版】

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    こんな大人本当にいるかな?というのと、こんな中学生揃うかな?というご都合主義的なところはありつつも物語として楽しめた

    2021.10.10
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    2021年10月10日
  • はい! こちら子ども記者相談室デス!

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    子どもが書いて大人が読む新聞。こんな面白い新聞が亀岡にはあるのか!大人の悩みに対する子どもの答えが辛辣だけど的確。思わずクスッとなる答えも。ヨシタケシンスケさんのイラストも素晴らしい。

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    2021年09月09日
  • ハルとカナ

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    ハルもカナも可愛い。
    同じタッグの「レッツ」シリーズも子供の疑問が散りばめられていて好きだが、こっちの2人の疑問点や着眼点もとっても良い。
    小学2年生の話だけど、4年生でも楽しく読めたよう。

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    2021年08月31日
  • 日本語びいき

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    中高生時代、国語の文法はあまり好まなかった私ですが、この本で文法に触れるととても面白い!

    またこれは余談なんですが、清水さんの文章と、ヨシタケさんがイラストで使う文章。なんか似てるなと感じました。ヨシタケさんが挿絵を描かれる本っていろいろありますけど、トップクラスで親和性が高いんじゃないかと思ってます。

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    2021年08月13日
  • 医学のたまご【電子特典付き・角川文庫版】

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    ネタバレ

    2008年のあとがき、今こそ我々が読む内容。

    PCRという言葉がたくさん出てくるが、2008年当時には全く知らなかった言葉が、今、毎日聞く言葉になっている。これだけ医学が注目されなければならない未曾有の事態が起こっている時代。
    その時代を切り抜けるのに、生かせるかもしれない言葉にたくさん、出会えた気がする。

    『世の中で一番大変なのは、ゴールの見えない我慢だ』

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    2021年08月09日
  • 100歳まで自分の歯を残す4つの方法 改訂新版

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    インプラントなど不要箇所以外はじっくり読んだ。
    とにかくTCHのケがあるならまずそれを治すこと。
    砂糖をできるだけとらない。
    正しい歯磨きをする。
    プロに3か月に一回見てもらう。
    という既に知っている内容だったが、体系的に説明していてわかりやすかった。
    歯磨き粉フッ素で虫歯予防する必要がないや、フロス不要論はちょっと微妙だったが、概ね正しいと思う。
    歯科医院の見つけ方が重要。
    今の保険の仕組みは抜歯したり大掛かりな治療をすればするほど儲かるので、ヤブほど抜きたがるそう。
    適切な治療を受けたいのであれば自由診療しかしてない医院を選ぶのも手ということだ。
    虫歯が全部治ったら歯周病管理がちゃんとできる医院を探そうと思う。
    ブラッシング指導をちゃんとするところ、治療説明をちゃんとするところなどがよさそう。
    ヨシタケシンスケのイラストがわかりやすくてよい。

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    2021年08月01日
  • 医学のたまご【電子特典付き・角川文庫版】

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    久しぶりにお薦めしていただいた本を読んだ。

    中高生向けに書かれたという本書だが、著者も最後に著しているように、大人でも充分楽しめる。

    パパの偉大な存在が海の向こうから僕を成長させ続ける。

    そして、海のこちらの僕は周囲の大人や子どもに助けられながら貴重な体験を積み成長をし続ける。

    不思議な世界観で、ありそうもない設定ではあるけれど、何故か引き込まれる力強さがある。

    私も誰かにお薦めしたい。

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    2021年05月17日
  • やわらかい頭の作り方 ──身の回りの見えない構造を解明する

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    「ゼロからイチを生み出す人?」
    「頑固にならない?」など考えてましたが

    「考えることができる人」

    常識は非常識になる可能性がある
    常識だからと思考停止にならず、なぜ?という気持ちを持つことが大切

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    2021年04月09日
  • レッツはおなか

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    子どもの読み聞かせに。
    読み終わったら絶対おなかの音聞くよね。
    クールなレッツの発想が面白い。
    レッツとおとうさんおかあさん、この家族ならではの仲良い生活の雰囲気が、読み終わった後じんわり幸福感。

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    2021年03月31日
  • NHK カガクノミカタ 1 観察してみよう

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    凄いな。この本を昔知ってたら、子供の自由研究も困らなかったし、楽しくできてたのにな。
    今見ても、不思議はいっぱいあるんだな。

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    2021年02月24日
  • 医学のたまご【電子特典付き・角川文庫版】

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    中学生の素直な気持ちがわかりやすかった。
    大人ってやつはやですね。
    この本にはたくさんの素敵な名言が書かれてるけど
    ピックアップされてない一文の

    闇なんてそんなもんだ。光を当ててしまえば消えてしまう。

    この言葉が好きでした。

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    2021年02月11日
  • やわらかい頭の作り方 ──身の回りの見えない構造を解明する

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    ネタバレ

    ヨシタケシンスケのイラストが素敵
    目に見えない構造を明らかにして、やわらかく生きるための思考のヒントを与えてくれる良著
    物理法則は人にも当てはまるという発想面白かった。

    メモ
    ・あえて知っていることを全て語らずに究極にシンプルに表現してみる
    ・自分は特殊だと考えてしまう一般性の存在。それを意識して一般化と特殊化をつかいわけていくべき。
    ・作用反作用の法則
    ・心のドップラー効果 近づいてくるものと過ぎ去ったものは見え方が違う
    ・資産はいずれ重荷となる
    ・数字はアイデア貧者の最後の拠り所であることを肝に銘じる。最後の最後まで数字を頼りにすることはやめること。または新たな物差しを考える
    ・決定論と確率論
    ・

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    2021年02月10日
  • 100歳まで自分の歯を残す4つの方法 改訂新版

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    著者は、「自分の歯を生涯使用してもらう」をテーマに開業されている齊藤博さん。
    この本では、虫歯・歯周病のメカニズムや予防方法、口腔の治療方法、歯医者の保険診療の現状、歯の磨き方に関して取り上げおり、歯にまつわる情報が包括的に書かれている。

    本書のメインテーマの自分の歯を残すための習慣として
    ・歯の接触時間を減らす(TCHのケア)
    ・砂糖を強力取らない
    ・1日1回正しい歯磨きをする
    ・3カ月に一回は歯周病管理のため歯科医院に通う
    を提案している。

    年を取っても自分の歯を残したい人は、本書で取り上げている知識は身に着けておいたほうが良いと思う。

    この本に書かれているインプラント治療のリスクを知ると、インプラントだけは避けたいなぁと感じた。

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    2021年01月25日
  • 世界ショートセレクション2 ロレンス ショートセレクション 二番がいちばん

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    ネタバレ

    デーヴィッド・ハーバート・リチャーズ・ローレンス
    1885年生
    イギリス、ノッティンガムシャー出身の小説家・詩人。

    一作目を読んで、庭の野草の細やかな描写や娘たちの描写が女性的に思え作者のことを検索したら、男性だったので驚いた
    一作目、二作目は、恋のかけひきや恋に落ちる瞬間、不安などの気持ちが細かく描かれていて、
    代表作『チャタレイ夫人の恋人』を読みたくなった。
    三作目は、浮気男をやっつける、背景がダーク色を感じる作品
    四作目は、よくわからなかった…
    五作目は、お金に囚われた両親を持つ子どもの気が狂ってしまう、悲しいお話し…


    二番がいちばん
    馬商の娘
    乗車券を拝見します
    ほほ笑み
    木馬のお告げ
    ストライキ手当て
    ウサギのアドルフ


    世界ショートコレクション
    ボチボチ読んで、世界のいろんな作家に触れてみようと思う

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    2021年01月24日
  • ハルとカナ

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    小学生らしい素直な疑問と感じ方に、ヨシタケさんの絵が組み合わさってとても良かった。女の子同士、男の子同士でなんで固まるの?相手のどこが好きなの?ハルとカナがそれぞれ考えているのがかわいらしい。終わり方も微笑ましかった。

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    2021年01月03日
  • 日本語びいき

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    日頃、気にせずに使っている日本語の面白さを教えてくれる本。

    例えば、飛騨高山では標準語の「~している」が「~しよる(進行)」と「~しとる(結果)」として区別されているとのこと。これは、自分が使っている岡山弁でもほぼ同じ。しかし、これが標準語に翻訳できないということ自体に気がついていなかった。言われてみると、なるほどその通り。面白い。

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    2021年01月01日
  • 世界ショートセレクション1 ルブラン ショートセレクション 怪盗ルパン 謎の旅行者

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    世界ショートセレクション①
    ルブランショートセレクション
    訳 平岡敦 絵 ヨシタケシンスケ

    ルパンが初めて登場した作品
    1905年「ジュ・セ・トゥ(われ、すべてを知る)」という雑誌に発表した「アルセーヌ・ルパンの逮捕」という短編
    「謎の旅行者」(第一作短編集『怪盗紳士ルパン』)
    「赤い絹のショール」(第二作短編集『ルパンの告白』)
    「塔のうえで」「秘密を明かす映画」(『八点鐘』)

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    2020年12月03日