ヨシタケシンスケのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
作家の「私」はナマズの「コリドラス・パレアトゥス」と出会った。これから連載するショートストーリーの年間の半分をコリドラス・パレアトゥスが受け持ってくれると言うのだ。こうして「コリドラス・パレアトゥスかく語りき」の連載が始まった。荒唐無稽な身の上話に半分受け持つと言った割に気まぐれに語られる話。私は生意気なナマズに振り回されっぱなし。
なんじゃこりゃ?という第一印象。でも読み進める内に、コリドラス・パレアトゥスが可愛く思えてくるから不思議です。自分のことを俺とか私はとは言わず、コリドラス・パレアトゥスと頑なに言うこだわりもクセになります。覚えちゃったよ、コリドラス・パレアトゥス。
ただこれは、児童書?と疑問形になっちゃいます。読むとしたらよく読める6年生~中学生くらいと思いますが、中学生読むかな~と思っちゃいます。児童文学好きの大人がターゲットかな。好きな人は好きやろう、とかなりマニアックで極地的な部類だと思われます。私は結構好きですね。 -
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれた。
下手だけど良いって何?上手いけどダメってことあるの?何となく言ってることは分かるようで分からない。どういうことなのか気になって買ってしまった。
良い写真とは?それは人によって定義が違うかもしれないけど、この著者の幡野さんにとっては「感情が伝わる写真」が「良い写真」らしい。だから、人から評価されそうという他人基準ではなく、自分が良いと思ったものを撮れと書いてあった。良い教えだと思った。
初心者向けの本等でしばしば紹介される『3分割構図』とかはプロは使わないらしい。一番撮りたい被写体を中心に据えて撮るべきらしい。へぇ。3分割にしたければ後で編集ですればいいとのこと。確かにそりゃそうだ。編集はめんどくさいけど。
あとはほとんど技術的なことは書いていなくて、メンタル面中心だった。後半に色々カメラのこととかレンズの種類とか絞りや露出等専門的なことが出てきたけど読み飛ばした。
むかーし一時期にちょっとだけカメラにハマっていたことがある。なのでこの本を読んでまたカメラを引っ張り出してみたくなったけど、最後まで読むとやっぱりちゃんと始めるには写真って面倒くさいしそこまでことさら撮りたいものも無いし、やっぱり引っ張り出してこなくてもいいかな…ってなった。 -
Posted by ブクログ
間を開けず2周読んだ。
前提として、彼の絵本は好きだ。特に好きなものは繰り返しめくっている。
感想文の入りは批判的に見えるかもしれないが、その意図はない。気づきがあった。以上踏まえて下記。
1周目は「…え?」と、戸惑いというか、共感し難いと感じた項目がいくつかあった。その部分についてはわずかにネガティブな方向への反応だったと思う。目が向いた先ではなく、そこからの解釈に対して「へぇ…そう感じるのか…ふぅん…」という感じだ。
最後まで読んで、心持ちや深いところの話題にすこし触れて、改めて読んでみたところ視点がフラットになっていたように思う。つまり受け取り側の都合ってことがたくさんあるんだなと思った。この感覚は普段の人間関係にも似ているなと。
ちょっとした発言で決めつけて、心の扉を閉ざしたことはないだろうか。自分は身に覚えがある。もう少し話を聞いてみたら、感想が変わることっていくらでもあるんだろう。これが改めての気づき。
内容は、お察しの通り最後のセクションを一番大切に読んだ。自分もやはり、たいがいである。