あらすじ
子どもの目線から描かれるひこ・田中さんの物語に、大人気の絵本作家、ヨシタケシンスケさんがイラストを描き下ろした「レッツ」シリーズ。オールカラーの新装版に、ついに新作が誕生です! ヨシタケさんが初めて子ども向けの書籍に取り組んだ記念碑ともいえる作品の4作目は、5歳のレッツが、「かあさんとおへそでつながっていたってホント?」と、どうやってつながっていたのか、ああでもない、こうでもないと考えます。
ひこ・田中&ヨシタケシンスケの世界がオールカラーの新装版となった「レッツ」シリーズ。
待望の新作が刊行!!
レッツは 五さい。
「おなかに いる とき、レッツは おへそで わたしと つながって いたんだよ」
レッツは、じぶんと かあさんの おへそが つながって いる 絵を おもいうかべた。
「すごい」
「すごいでしょ」
でも、それだと、おなかの そとじゃ ないかなと レッツは ふしぎだった。かあさんには おなかの なかにも おへそが あるんだろうか?
(本文より)
徹底して子どもの目線から描かれるひこ・田中さんの物語に、大人気の絵本作家、ヨシタケシンスケさんがイラストを描き下ろした「レッツ」シリーズ。ヨシタケさんが初めて子ども向けの書籍に取り組んだ記念碑ともいえる作品の新作が、ついにこの春、書きおろされます。
シリーズ最新作、4巻目の「レッツはおなか」で描かれているのは、5歳のレッツが、自分がうまれたときのお話しを、かあさんととうさんから聞いて、わかったような、わからないような……というお話。ぜひ、お楽しみください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
5さいのレッツは自分がお母さんのおなかのなかにいたことを知ります。でも、おなかの中はぎゅるぎゅるというぶきみな音が…!それじゃぁ、赤ちゃんはおなかのなかですごしている間、ぎゅるぎゅるという音がするし、おかあさんが食べた食べ物がふってくるの?!とこわくなったレッツ。
そのレッツのぎもんにお父さんとお母さんがこたえて、おなかのなかの秘密を教えてくれました。さて、それはどんな秘密なのでしょうか。あなたも知りたくありませんか?
Posted by ブクログ
「レッツ」シリーズ4作目。レッツ、生まれた時のことを考えるお話。
安定してヨシタケさんのイラストが可愛い。ひこ・田中さんの文章と、とても相性が良くて、面白い。レッツの一言が、的を射ていていい味。ひこさんの選ぶ、子どもの言葉のセンスが好きだ。
Posted by ブクログ
子どもの読み聞かせに。
読み終わったら絶対おなかの音聞くよね。
クールなレッツの発想が面白い。
レッツとおとうさんおかあさん、この家族ならではの仲良い生活の雰囲気が、読み終わった後じんわり幸福感。
Posted by ブクログ
自分がかあさんのおなかにいたことを知ってちょっと怖くなるレッツ。お腹のギュルギュルと鳴る音も怖いし、食べ物が頭から降ってくるなんて!人の身体のなかに280日もいるのは、今(5歳)から考えるとやっぱり変だしあまり楽しくないよね。天から降ってきた方が良いと思うレッツ。でもかあさんとうさんと会話して、いろいろ考えたすえにひきつづきこの家にいることにする。レッツはなんでかあさんととうさんのところにいるかというと良く知っていて安心だからという。安心というキーワードがしみるなー。レッツシリーズはレッツの目線を通してかあさんとうさんの気持ちもわかるのがとても面白い。どちらの膝枕を選ぶのかワクワクする両親とか。
Posted by ブクログ
個人で読みました。
また違った視点でのレッツシリーズ。
たしかに自分も子どもの頃同じように考えたことがあったなと共感する作品でした。
毎シリーズ感じるのは、レッツの両親も、レッツの考えに対して丁寧に、自分たちなりの考えを伝えていて、ほっとする家族だなと思って読んでいます。