佐藤優のレビュー一覧

  • 無敵の読解力

    Posted by ブクログ

    本書は「読解力を育てる」というよりは、著者の読解力を用いた書評である。

    著者の対談についてはすでに何冊も本が出ているが、いずれも知的刺激が得られる良書。今回も時事問題を取り混ぜながら、「書籍」を軸に論が展開されているところが面白い。

    「組織の不条理」など、取り上げられていた中ですでに読んだ本は何冊かあるものの、今回の対談以上のものを私自身が読み取っていたか自信がなく、良い意味での反省点となった。もう一度再読してみようと思う。

    0
    2021年12月30日
  • 激動 日本左翼史 学生運動と過激派 1960-1972

    Posted by ブクログ

     共産党の独特の立場については、よく分かった。
     また、学生運動が、若者が政治について考えてなくても良いという言い訳を蔓延させたという点もなるほどと思った。
     
     ただ、戦後の政治史の中で、表面に浮かぶような右翼史は成り立つのか?(そこをギリギリ隠してきたから、どこかの政党は長期化しているのか?)

    0
    2021年12月30日
  • 見抜く力――びびらない、騙されない。

    Posted by ブクログ

    常識・情報・人の本質を見抜き、ビジネスや生活に結びつける力を身につけたい人におすすめ。

    【概要】
    ●見抜く力とは
    ●他人・常識・情報に振り回されない7つの極意
    ●リーダーになる人に知っておいてほしいこと
    ●「考える力」身につく育て方

    【感想】
    ●情報が溢れる現代社会において、その情報の真意を見抜く力が必要だと改めて感じた。
    ●合理性を追求した先に不条理があり、組織に大きなマイナスをもたらすリスクがあることは頷ける。なぜなら自分がいる組織もそのような行動になっているからである。「取引コスト」が発生するために、非効率で不正な現状を維持隠蔽したほうが合理的という不条理が生まれる。わかっていても隠

    0
    2021年12月29日
  • 佐藤優の裏読み! 国際関係論

    Posted by ブクログ

    日ごろ観ている世界情勢のニュースをより関心をもって見ることができるようになる一冊。軍事や、宗教観について見方が変わりました。
    大変勉強になりました。

    0
    2021年12月27日
  • 真説 日本左翼史 戦後左派の源流 1945-1960

    Posted by ブクログ

    世の中に、いかに「左翼」や「右翼」という言葉が本来の意味とかけ離れて使われていることか。以前、この用語を使っている者(まあまあ著名な法律学者)対し、それはどういう意味で使っているのか、あなたがそこで意図している定義はなんであるのかと尋ねたことがあったが、さしたる考えもなく使っていることが分かり、法律学者であってもこんな程度の理解なのかとがっかりしつつも、まあそんなもん(=他方を批判するための文脈で適当に使うことが多いよね)だろうと妙に納得したのであるが、そういう鬱屈した気持ちを晴らしてくれる説明がされているのが本書。とはいえ、ここに書かれている内容が事実かどうか、論評されている登場人物の評が正

    0
    2021年12月22日
  • 子どもを守る仕事

    Posted by ブクログ

    「子どもを守る仕事」にはどんなものがあるのか、児童福祉制度の歴史とこれからや、子どもを守る仕事をする人に求められてることが書かれています。

    メモ:
    ・子どもを守る仕事をする人に求められてるもの:
    ▶子どもをありのまま受け入れて、子どもの代弁者になること
    ▶時代のニーズを感じ取る感性を養うこと

    ・自分のエゴイズムを大切にする
    ・時には冷たさも必要

    0
    2021年12月22日
  • 還暦からの人生戦略

    Posted by ブクログ

    本書は作者自身が還暦を迎えたことで感じたことを、これから還暦を迎える人たちに向けたメッセージである。
    重要なこととしては、職場以外の居場所の確保、健康、家族関係、お金をあげている。

    還暦を迎えると、多くの人がそれまでの職場中心の生活から離れるため、事前に準備をしておかないと孤独になってしまう。そのためには職場以外に居場所を事前に作っておくことが重要である。
    同じように仕事から距離をとるようになることで、自然と家族と過ごす時間が増えるため、家族との距離感の取り方も重要となります。
    健康にかんしては言うまでもない。
    お金に関しては出来るだけ貯蓄を減らさないためにも、働ける間は働く方が良い。その際

    0
    2021年12月19日
  • 人生、何を成したかよりどう生きるか

    Posted by ブクログ

    10代、20代の頃内村鑑三の一日一生と言う本に心身ともに支えられた。この本は前半部分を内村の伝説的講演を現代的に分かりやすく書き直したパートで成っている。とても読みやすく馴染みやすい文体で、言葉の一つ一つが心に染み、若い頃よりも今読むと、さらに自分の生き方やキャリアにヒントを与えられたように思う。お金、事業、思想を自ら生きた遺産として世に残すことを若いクリスチャンたちに勧める内容となっていて、その「何故か」の部分が信仰から生まれた思想でより重要となる。人がこの世の命を終えて天国に帰るとき、この世でかき集めたものは何一つ持って行くことはできない。だからお金を儲けるのは好ましくないというのが旧教的

    0
    2021年12月17日
  • 現代語訳 貧乏物語

    Posted by ブクログ

     資本主義社会で当然に発生する、多数の貧困の原因に迫った良書。大正時代の新聞連載の貧困解明は現代語訳でさらに読み易い。
     著者の結論は、富裕層の贅沢禁止という良心に訴えかける施策をチョイスしている。国家の資本への介入による富の再分配でなく、江戸時代の倹約令を彷彿とさせる処方は却って目新しい。
     戦前とはいえ、著者がその後日本共産党へ入党するとは、本書上では信じ難い。外部(植民地)からの富の奪取については触れてもいないのだ。

    0
    2021年12月13日
  • 獄中記

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    獄中記 (岩波現代文庫) 2009/4/16

    拘置所生活は、自分の内面との闘い
    2019年7月7日記述

    佐藤優氏による著作。
    2009年4月16日第1刷発行。

    著者が逮捕勾留されていた2002年から2003年にかけてノートに日々記録をつけていたモノを編集した本。
    このような環境に陥っても日々自分自身を向き合い
    ストイックな努力(読書・勉強)を続ける著者は凄い。
    むしろまとまった時間ができたと前向きに生きているなと感心する。

    拘置所暮らしをしているとリンゴなどの差し入れが
    非常に大きいのだなと思う。
    植えている木や動植物の鳴き声などが憩いにつながる。
    この辺りは実に現実味がある。

    印象

    0
    2021年12月12日
  • 21世紀の戦争論 昭和史から考える

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2020年11月22日記述

    21世紀の戦争論 昭和史から考える
    2016年(平成28年)5月20日第1刷発行
    半藤一利氏と佐藤優氏による対談をまとめた本。
    初出
    週刊文春 2015年5月7日14日合併号「今こそ読むべき14冊」
    文藝春秋SPECIAL 2016年冬号「失敗の昭和史」
    文藝春秋 2016年3月号「新しい戦争と日本軍の教訓」

    はじめにで佐藤優氏が、あの戦争(第二次大戦)で活躍したエリートが戦後も日本の政治に表と裏の双方で影響を与え続けた。
    そのために、日本に破滅をもたらした因子が、温存されることになってしまった。
    という指摘をしている。
    その通りだと思う。
    しかし、全てをA級戦

    0
    2021年12月12日
  • 新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方 (文春新書)2014/11/20

    池上彰氏の見解が読めるのが本書の もっとも貴重な点
    2016年4月25日記述

    池上彰氏と佐藤優氏による対談本。

    対談本であるのである程度の基礎知識はないと興味が沸かないかもしれない。
    こういうどこどこの国はああだこうだという話が
    好きな人同士の会話のレベル高いバージョンという感じだ。

    普段わかりやすい解説に終始する池上彰氏の見解が読めるのが本書のもっとも貴重な点だろうか。

    本書内の北朝鮮、尖閣諸島に対する分析、対応策に関しては正直疑問もあったが・・
    ケソン工業団地は閉鎖になったし。
    日本人の大量帰還も起こっ

    0
    2021年12月11日
  • 読解力の強化書

    Posted by ブクログ

    読解力の本質が相手の内在的論理を知り、行間を読むことで相手を理解して、自分の論理との異同をも踏まえてうまく対応することが可能になることにある。それを鍛えるために文章を音読して論理を理解しながら、要約と敷衍を行う。自分が共感できれば感化が起こる。文字にない深いところで思想考え方が分かれば面白いだろうと思う。文学作品は解釈も価値判断も個々の自由裁量。自分の感性を磨く大変高度な作業をしているんだなあ。

    0
    2021年12月05日
  • 地政学入門

    Posted by ブクログ

    「現代の地政学」の新書版。
    前回読書時より理解がかなり深まっている。
    なぜ、フランスでテロが起きるのか、その前の出来事を読み解き、地政学と照らし合わせることで、理解できる。

    0
    2021年12月03日
  • 生き抜くためのドストエフスキー入門―「五大長編」集中講義―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    佐藤優のドストエフスキー入門、さすがに奥が深い。キリスト教とロシアに深い知識がないと、、、難しい。でも彼の解釈で深い理解につながった。ホリエモンやプーチンについての解釈も面白く読んだ。

    0
    2021年12月01日
  • 先生と私

    Posted by ブクログ

    著者の幼少時から浦和高校入学までの自伝。

     中学時代の塾での講師との出会い、教会での牧師との出会いが読みどころである。

     佐藤優が最近までニーチェへの言及をほとんどしてこなかった事。これが当作で納得出来た。

    0
    2021年12月04日
  • 「知的野蛮人」になるための本棚

    Posted by ブクログ



    ホストは両者の関係が逆とホスト→惚れた女と惚れさせた男に移ったとたんホスト側の方が強きになる、いわゆる惚れた弱みにつけ込まれる。

    ビール、日本のビールはラガービールが、99%、喉越し重視。エールビールは匂いと味。

    詐欺師はマズローの5つの欲求をうまく利用して詐欺を行う。

    0
    2021年11月27日
  • 調べる技術 書く技術 誰でも本物の教養が身につく知的アウトプットの極意

    Posted by ブクログ


    さまざまな雑誌のコラムでもお見かけしたことがあるので買ってみました。

    やはり大人になってもあらゆる分野にアンテナを張り、学び続けるのが重要だと再認識できました。
    本を読んでから自身の勉強が不足していると感じ、改めて小学校からの学習を再度し始めました。

    0
    2021年11月27日
  • 真説 日本左翼史 戦後左派の源流 1945-1960

    Posted by ブクログ

    日本共産党が革命政党であるという、当たり前の事実を、枝野さんは、ノンポリらしく良く判っていないのでは、という辺り、興味深いです。保阪さんが書いた、対立軸の昭和史(社会党の没落史)との合せ読み、お勧めします。★四つかな

    0
    2021年11月26日
  • 見抜く力――びびらない、騙されない。

    Posted by ブクログ

    人は頭がいいかもしれないけど、同じくらい頭が悪いという考えも持っていた方が生きやすいと思う。たとえどんな人であろうと。この本を読んで余計にそう感じました。

    ふだん考えていたことの色々が「限定合理性」の一言で片づいてしまった。

    GAFAについてそういう見方になるのか。なるほど。
    エリツィンの真相やバイトテロの話などが面白かった。

    今はAO入試という名前ではなくなっているのか。

    誰かに聞いたことを佐藤優というフィルタを通す形式が新鮮で面白かった。

    0
    2021年11月26日