佐藤優のレビュー一覧

  • イスラエルとユダヤ人 考察ノート

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    「全世界に同情されながら死に絶えるよりも、全世界を敵に回しても生き残る」これがイスラエルの国是だ。世界の政治・経済エリートへ大きな影響力を有す情報(インテリジェンス)大国。中東と世界情勢を分析するには避けては通れない国だが、その実態はあまりにも知られていない。「イスラエルは通常の国民国家ではない」と喝破する第一人者が、イスラエル人の愛国心、さらにそれを支える神理解を読み解く!
    最近イスラエルとパレスチナの問題に興味を持ち始めて読みましたが、意外と著者の外交官としての矜持や心持ち、そして信仰のことが多く書かれていて意外でした。イスラエルという国の存在を認めようとしないイランやハマスの恐ろしさを日

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    2021年05月30日
  • 見抜く力――びびらない、騙されない。

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    佐藤優氏のファンなので。
    プレジデントの連載を再編集したものなので、タイトルと中身はあまり関係なく、「はじめに」と「第一章」を流し読みでよろしいかと。

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    2021年05月24日
  • 危機の正体 コロナ時代を生き抜く技法

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    既に世界的に広がりつつある格差と分断は、コロナによってさらに加速している。
    そしてニューノーマルの声と共に起きる価値観の大きな変質と国家権力の強化は、この先の世界の行く末に大きな不安と恐怖を植え付けている。

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    2021年05月20日
  • 人生に必要な教養は中学校教科書ですべて身につく 12社54冊 読み比べ

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    大御所二人の本。このペアの知識は半端ない。今の義務教育で使う教科書って、自分の頃と比べて進化してるんだなと思った。特に、歴史・地理・公民(自分の時は社会科で一括りだった)は読んで、得たい知識だった。

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    2021年05月19日
  • メンタルの強化書

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    周囲にも心を病んでしまう人はいるが、それは周囲との関係性、仕事のプレッシャー…著者のいう下品な社会の影響なのだと思う。

    そうした中では、しなやかに生きること、周囲のコミュニティを広げること、そして粋な美意識に立ち返ることが大事なのだろう。

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    2021年05月17日
  • メンタルの強化書

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    序盤はとにかく現代社会の批判。着眼点として理解できるが、かつての共同体社会の理不尽な軛から現代の「孤独な群衆」はとりあえずは離脱可能である、という正の側面に触れておらずフェアじないように感じた。
    後半の解決策については概ね納得。
    ●脱落を防ぐためにまずは質の高い睡眠とメンタルを病まないための専門機関の活用が重要
    ●「いき」(「媚」「意気地」「諦め」)をモットーに上品に生きる
    ●上品なもの同士での共同体を形成し人のネットワークをセーフティネットにする
    という方向性か。

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    2021年05月16日
  • 賢慮の世界史 国民の知力が国を守る

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    ネタバレ

    まとめと一部感想

    北方領土交渉
    北方領土返還のチャンスを逃して久しいが、返還請求側が交渉では有利なことを前提に、米中関係とロシアの介入等地政学的変化も考慮しつつ引き続き交渉を続けるべき。

    国際情報戦
    ゴーンの逃亡に際して国際的な共感が得られた背景にキリスト教宗派が関係している。そのあたりの分析する視点がソフトパワー利用には必要になると感じた。
    イギリスがファイブアイズをして日本を取り込みシックスアイズにする可能性を示唆している。日本としてはこの体制には情報交換の幅が拡がるのみでなく、イデオロギーや価値観を共有する各国とサプライチェーンを構築できる経済的な連携のメリットがある。一方、同盟国の

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    2021年05月16日
  • ニッポン 未完の民主主義 世界が驚く、日本の知られざる無意識と弱点

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    この2人の知識量はどこからきているのでしょうか。
    日本の似非的民主主義はどこかで修正しなければなりません。
    バイデン大統領のwe peopleの本義は面白いですね。

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    2021年05月10日
  • 世界史の極意

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    元外務省でロシアを担当していたので反米的な主張はまぁ仕方ないのかなと思いますが、中国をスルーしているあたりに著者の思想的なものが入りすぎてる印象を受けました。その点がちょっと残念な本だなという感想です。

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    2021年05月06日
  • いっきに学び直す日本史 古代・中世・近世 教養編

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    まさに学び直す。読書というよりは教科書を読み返した感覚に近い。高校生の時はほとんど覚えていたことが抜け落ちていることに、悲しくなったが学び直しの良い機会と楽しく読み終えることができた。

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    2021年05月05日
  • 読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門

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    同じ本を3回以上反復して読むことが大切
    大学入試で8割(全科目)様々な学問の基礎知識として必要である

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    2021年05月03日
  • 帝国の時代をどう生きるか 知識を教養へ、教養を叡智へ

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    はじめに書いてあった著者が学生時代に友人に言われたという言葉、(今もそうじゃん?)と思いながら頑張って、前半読んだ。後半は読みやすく、ロシア事情や政治分析が面白かった。10年前、こんな事もあったけ...。
    以上です。

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    2021年05月03日
  • 知的再武装 60のヒント

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    50歳を迎えた今知的再武装という言葉を改めて噛みしめている。
    この本で紹介されている書籍を読んでみようという気力が湧いてきたし、知的再武装を継続して身に付ける手法も書かれている。実践あるのみである。

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    2021年05月03日
  • 人生、何を成したかよりどう生きるか

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    前半は内村鑑三の講演の話が書いてある。
    後半は著者の佐藤優さんの解説と考えが書いてある。

    内村鑑三は決して高い身分ではなかったが、自分の努力次第でどうにでもなるということを伝えている。
    そこで大事なのが、お金、事業、思想を残す、だと述べている。

    佐藤優さんが言う
    ・嫌いな人は自分の影かもしれない。
    ・学歴よりも学問知識を大切に

    この2つは、ふむふむと思ったところだった。

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    2021年04月19日
  • 牙を研げ 会社を生き抜くための教養

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    タイトルにもあるように、社会人に必要な教養について、です。
    たしかにビジネスパーソンが参考になりそうな内容でした。
    といってもよくあるハウツー本じゃないので(”ハウツー”なら教養じゃないしね。)、社会人ですらない私でもとっても面白く読みました。
    ざっくり内容をまとめると、宗教、地理、歴史、経済、論理学、数学は必要だよー、て感じ。
    この人の本を読むといつも、もっと勉強しなきゃなー…って思わされる。
    読んだ時だけね。

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    2021年04月11日
  • 50代からの人生戦略

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    50代とは会社でのポジションも決まってきてしまい、会社人生においては後半に入るわけです。自分自身が60歳までの10年をどう生きるのか、リラックスして考えさせてくれる内容となっています。無駄遣いを防ぐ方法や相続に対する準備のアドバイスなど参考になる部分も多いです。

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    2021年04月11日
  • 調べる技術 書く技術 誰でも本物の教養が身につく知的アウトプットの極意

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    人を豊かにするための知的生産とは何かについて書かれている。インフラ整備として、お金の使い方を考える、人脈を大事にする。

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    2021年04月08日
  • 知的再武装 60のヒント

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    間違いのない二人。機会があれば佐藤&池上の本は読んでいます。
    45歳を過ぎたら、これまでに親しんできたこと以外には頭に入らない。こんなに知識ある人もそう思うのかと。やはり知的好奇心を持ち続けることが一番大切だと思えた。

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    2021年03月28日
  • 佐藤優対談収録完全版 木嶋佳苗100日裁判傍聴記

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    BUTTERを読んで木嶋佳苗の事件について知りたいと思い読み始めた。
    以前別海から来た女を読んだが、その時よりリアリティがあって引き込まれた。
    著者の性別の違いか?

    裁判に関しては検察が泣いたりするんだ?とか、裁判長って、判決ってそんな感じでいいの?と思ったり。

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    2021年03月14日
  • 「知」の読書術

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    2章の読書周りの話は、前に読んだ著者の別の本と内容が被ってるので感想は割愛する。
    (教養共同体というキーワードは心に残った)

    この本の出版からさらに5年経っているが、今も「短い20世紀」の延長にあると感じる内容だった。
    世界はどんどん右傾化し、中国はさらに帝国主義を強め、空洞化した庶民はオンラインサロンという中間共同体に依存している。

    一方で会社のような組織レベルでは、資本主義社会の問題に対する解を見出しつつあるように思う。
    ティール組織は労働者を交換可能な合理的存在として見ずに、非合理な存在として見ているともいえる。
    あらゆる分野が多面的に絡み合っているため、今後も雑食的に読書をしていき

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    2021年03月06日