佐藤優のレビュー一覧

  • ロシアを知る。(東京堂出版)

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    ロシアのイメージは、テレビを通して見えるプーチンだったり、読書をする人の多くは、この佐藤優が語るロシア観、あるいは米原万里、ドストエフスキーだろうか。中でも最近は佐藤優の、しかも外交官時代の昔話が印象作っている感じがあり、日本人のロシア観の主流がそれならば、まさにアネクドート的で大丈夫だろうかと思う事がある。

    ウクライナ戦争よりも前に出版されたものであり、クリミア併合以上の干渉は無いだろうとしていながら、その言説とは異なる実態を私たちは見ている。予想が外れたではないか、と言いたい訳ではなく、そんな事は、土台難しいのは分かる。差し引いても、小噺として面白いのが本著だ。

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    2022年06月11日
  • 僕らが毎日やっている最強の読み方 ―新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意

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    とても全部は真似できないが、
    参考になる書籍、新聞各紙の違い、
    具体的なアドバイスがたくさん詰まった本。
    2016年の本なので、最新の内容でまた発行して欲しいと思った。

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    2022年06月11日
  • 修羅場の極意

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    タイトルに惹かれて佐藤優初挑戦。

    馴染みがないので神学の話になると眠くなってしまった。

    しかし逮捕されて独房にいた彼がいう
    「猫は信用できる」には笑ってしまった。

    彼が逮捕されるに至った話も書籍になっているので読んでみたい。

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    2022年06月08日
  • 危ない読書 教養の幅を広げる「悪書」のすすめ

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    読んだ本もいくつかあって、特段危険な本ということはない。たしかにあんまりおすすめ本にはでてこない本も多い。でもドストエフスキーなんか普通だよね。

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    2022年06月05日
  • 大世界史 現代を生きぬく最強の教科書

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    内容は少し難しかったが、読みやすくて勉強になった。

    10のチャプターで構成され、それぞれのテーマで対談する形を持っている。

    どのチャプターも有識者である2人の意見がとても参考になります。
    全てに共通して言えるのはタイトルにもなっている世界史の重要性。現在の自分を取り巻く環境は歴史が関係しているという事。そこも理論的に説明してくれているので納得の内容です。

    特に気になったワードは「反知性主義」。
    その手の本があったら詳しく読んでみたいと思いました。


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    2022年06月05日
  • 僕らが毎日やっている最強の読み方 ―新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意

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    良いインプットができるようになりたいと思い購入した。新聞を読んで理解するには基礎知識が必要なことがわかった。教科書を買って勉強したいと思う。雑誌の読み方も参考になった

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    2022年06月03日
  • 僕らが毎日やっている最強の読み方 ―新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意

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    ・よく読んでいるな。新聞も雑誌もものすごい量。これだけインプットしているのか。
    ・ネット断ちを勧めている。1日1時間はネットを断つ。自分はそれほど中毒でないのでいいが。ネットには玉石混合の玉がなかなか見つからない。ノイズ過多でプリズム効果があり自分に都合のいいように思ってしまいがちなことは肝に銘ずる必要がある。
    ・雑誌新聞のスクラップでやりがちなのが、よく読まないで保存。これではダメでよく読んだ上で保存すべきものを保存する。ネットでも一緒で何でもエバーノートやドロップボックスではなく、保存に値するかを吟味して保存。いつの間にかゴミ箱に。

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    2022年06月01日
  • 日米開戦の真実 大川周明著『米英東亜侵略史』を読み解く

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    戦争の是非はその当時の世界の考え方、自国の考え方で判断しなければならない。今の価値観で是非を論じても仕方がない?

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    2022年05月27日
  • 働く君に伝えたい「本物の教養」 佐藤優の地政学入門

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    地政学の本2冊目。
    先に読んだ本より詳しくてわかりやすい。基本中の基本だけど、押さえるべきところは押さえている印象。
    地政学に密接に絡んだ世界各国の思惑を見るにつけ、日本の外交戦略は大丈夫なのか?そもそもそんなものがあるのかと不安になる。いつまでも無責任にアメリカの後ろに隠れてもいられないと思うのだが。

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    2022年05月19日
  • 働く君に伝えたい「本物の教養」 佐藤優の地政学入門

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    地政学の入門書
    目新しいことは特になかった
    ただ、日本に関わることはやっぱり気になるもので、人に何かを伝える時は「自分ごと」にすることなのではないかと思います。

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    2022年05月16日
  • 大国の掟 「歴史×地理」で解きほぐす

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    2016年に書かれた論考が今起こっているロシアのウクライナ侵攻を理解するために大いに参考になりその必然性すら感じさせられる。ということは、佐藤優はインテリジェンス専門家としてはなかなかの人であるということか。
    国際情勢を読み解くために「歴史」のアナロジー的なものの見方と「地理」の動かない要因(国家戦略に活用したものが地政学)を掛け合わせて思考すること。その教養を深めることが必須であるとして、唯一の具体例が「プーチンのユーラシア主義」であることに彼の分析予言能力の凄さを見た。
    英米、独、露、中東、中国とそれぞれ明快に分析されている。反芻して頭にインプットしておくべきものと痛感する。

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    2022年05月15日
  • 「知」の読書術

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    教養の塊のような著者による読書ガイド。
    第一次大戦から始まった20世紀の課題は今も解決されていない、という意見は同感。資本主義の歪みを如何に緩和して帝国主義化を防ぐか、だと思う。
    また、今の本から100年後も残る本を探し当てるのは難しい、読まれ続ける古典には普遍的な論理が宿っている、は納得。その理解の為にも、中高の教科書レベルの内容を押さえよう…

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    2022年05月15日
  • 働く君に伝えたい「本物の教養」 佐藤優の地政学入門

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    佐藤氏の本はかなりの冊数読んでるけど今までで一番難易度が低かった1冊。
    逆に言えばすごく分かりやすかった。
    佐藤氏も池上さんみたいな路線もこなすようになったんだね。

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    2022年05月15日
  • ベストセラーに学ぶ最強の教養

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    博覧強記の知識モンスター佐藤優氏の書籍紹介ブック。
    本書で紹介されている42冊中既読は9冊だった。

    まだまだ読書量が足りないと自覚…

    佐藤氏の村上春樹氏に対する書評は意外に新鮮だった。
    感銘を受けた戦艦武蔵(吉村昭著)が紹介されているのはなんだか嬉しかった。

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    2022年05月07日
  • ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊

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    新緑の中に身を置くと心も体もピッカピカ。今の季節は何処に行っても気持ちいい。静かだとなお良い。

    最近は静かなのが心地よい。自宅では意識してテレビを消す様にしている。音を伴う映像を見ると疲れを感じるのはやはり歳のせいか。

    なので、本を読む時間が自然と増えてきた。小説が多いけど、ノンフィクションもたまに読む。

    小説以外の本を読む時は、適当に選ぶと当たり外れが大きいので、立花隆や佐藤優の書評を参考にすることが多い。

    すると、この2人が対談している新書を偶々見つけたので早速読んでみた。知性の塊りみたいな2人だがユーモアがあるし、人間味の温かさも感じて昔からファンだ。

    立花隆の書斎「猫ビル」が

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    2022年05月02日
  • 読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門

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    著者でも、熟読できる本には制限があると書いてあってなぞに安心。そりゃそうですよね。

    NEW出口の現代文講義の実況中継が気になりすぎる!

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    2022年04月23日
  • メンタルの強化書

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    外務省時代には、在ロシア日本大使館に勤務し、北方領土問題など対ロシア外交に尽力した著者。(巻末の著者略歴より)拘置所に512日間勾留されたときも、メンタルを病まなかったという。

    拘置所という言葉を目にした時点で、悪いことした人が書いた本?と疑心暗鬼になって積読にしていました。

    時間を置いて手に取ると、図々しい下品で利己的な人間が生きやすい世の中、その通りだよ〜と同感の部分が多いです。理解しやすいです。必死に仕事に没入してメンタルを病んでしまったり、早め早めに対処し準備しても仕事は減らないことはなるほどと納得しました。マイペースで快適に働き続けることが大きな成果を得ることよりも大切だと学びま

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    2022年04月13日
  • 働く君に伝えたい「本物の教養」 佐藤優の地政学入門

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    地政学の基本と2022年1月までの情勢について解説されている。ポイントが絞り込まれている点と図解が豊富な点で読みやすく、タイトルのとおり入門書ととらえて差し支えない。
    国の配置にあまり詳しくないので、自分で地図を調べながら読むとわかりやすかった。地政学の初心者だったが、リムランドとシーレーンの言葉は理解できた気がする。
    本題には関係ないが、ABCD包囲網を見てダッチオーブンのダッチがオランダという意味があることを学んだ。

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    2022年03月31日
  • 世界史の分岐点 激変する新世界秩序の読み方

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    ネタバレ

    「”不倖せの再生産”は避けようと、心の奥底で誰もが感じている」と説く。言い得て妙な表現です。
    今、感じる。やっぱり息苦しい、ちょっと違う、なんかずれている、どうして責められるの、どうすればよかったの、ちょっとした不満が重なって積もって沈んで…。自分の中に潜む”こうではない”社会。

    「働き方改革は正しくない」と説く。8時間以上働きません、勉強しません。そんなことをしていると、使い物にならない人材ばかりになる、と。たぶん、その通りかな。量が質を凌駕するではないけど、制限してはいけなかったと、この歳になって感じる。

    「カタカナ語、絵文字は知的堕落だ」と説く。二言もありません。反省です。

    「ノブ

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    2022年03月28日
  • 真説 日本左翼史 戦後左派の源流 1945-1960

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    社会党と共産党の成り立ちの違い、その後の歩みが良く分かった。佐藤優さんの共産党観が随所に感じられた。池上さんはそれに合わせてる感じ。

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    2022年03月26日