佐藤優のレビュー一覧

  • 人をつくる読書術

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    著者曰わく、「教養とは、想定外の出来事に適切に対処する力である」。無いなぁ、教養。
    海外の要人と接するなら、歴史的古典、明治や戦後の文豪、村上春樹などは最低限読んでいなければならないらしい。私は読みたいときに読みたい本しか読めないのでエリートにはなれないな。
    教科書や学習参考書を読むことで、基礎教養をつけることができるので読んでみたい。
    著者はキリスト教とマルクス主義の狭間で悩んだらしいが、なぜ他の選択肢を探さなかったのか疑問に思う。私はどちらも嫌い。

    自分の受けた教育が「適切な教育」だと確信できるのも不思議。
    今の教育現場の問題点に関しては同意。若いうちに文系理系を問わず知識をたくさん詰め

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    2021年09月17日
  • 小学校社会科の教科書で、政治の基礎知識をいっきに身につける ―これだけは知っておきたい70のポイント

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    「主権は国民にある」というのは実は危険な思想で、庶民は不要と思えばオリンピックどころか大学も皇室も政党も廃止してしまうだろう。日本国は馬鹿ヤンキー国のような人工国家ではなく文化的存在だから伝統は尊重されるべき。武装解除憲法と新民法と農地解放(農民窮乏化→工業立国)で変遷したけど/井戸まさえとの対談だけに民主党寄り。「すでに集団的自衛権を認めるという大転換をした上、憲法を改正したら世界中にどう思われるか」(「戦争ができる国になった」と厄介に思うのは侵略者の中国・南北朝鮮だけだろ/議員報酬は高すぎとは思わない

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    2021年09月14日
  • 組織の掟

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    組織の中でサラリーマンすることの心得。
    上司の操り方/筋の悪い仕事の避け方・自己防衛術、部下を選ぶときの基準等。
    確かにカバーは欲しい。サブの仕事/能力・知識があると何にせよ強い。

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    2021年09月11日
  • 還暦からの人生戦略

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    <目次>
    まえがき
    第1章還暦からの孤独と不安
    第2章還暦からの人間関係とメンタル
    第3章還暦からの働くことの意味
    第4章還暦からのお金との付き合い方
    第5章還暦からの学びの教養
    第6章還暦からの死との向き合い方
    付録池上彰x佐藤優 リタイア後、悪くない仕事人生だっと言えるかどうか


    55歳、役職定年⇒一般職
    68,60歳、定年、再雇用?収入300-500万円へ
    収入減へのプレッシャーと再雇用後の回りへのなじみ
    かた。

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    2021年09月05日
  • ウイルスが変えた世界の構造

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    ネタバレ

    タイムリーな本なので読んでみたが、後半は宗教論であった。キリスト者として教会史やキリスト教思想史は興味があり面白かったが、普通の人には退屈と思われる。しかしながら聖書をすべて神の言葉と考える福音主義ペンテコステ系の、私のようなキリスト命の者には、正直に言ってどうでもいい人間の思想史でもある。なので星三つ。

    でもアメリカがユニテリアン(キリストの神性を否定する異端で、フリーメーソンとも関係が深い思想)によってつくられた事、そしてこのユニテリアンが日本のキリスト教にもかなり浸透しているのは、まったく知らなかった事であり背教を思わせる驚愕の内容であった。

    以下付箋を貼った個所を要約:

    27:イ

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    2021年08月31日
  • 見抜く力――びびらない、騙されない。

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    雑誌「PRESIDENT」「プレジデント Family」2007〜2019年の記事を基に、加筆・再構成。他人・常識・情報に振り回されない7つの極意、リーダーになる人に知っておいてほしいこと、「考える力」が身につく育て方。

    大学で実際に若い人に教えていることや、若者を育てているいろいろな機関のことを知って、日本の未来への希望を感じました。

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    2021年08月28日
  • 読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門

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    《熟読の技法》
    ☆読むきっかけ
    自分の読書というものをより鍛えるためにはどうすれば良いか考えた結果、他人の読書術と比較して、自分に足りないところがあれば、それを吸収すれば、良くなるだろうと判断した。

    ☆内容の自分なりの要約
    著者は月に300冊以上の読書をすると言うが、全ての書籍をじっくりと読んでいるわけではないという。
    時間は限られており、生涯で読める書籍は意外と少ないため、読むに値しない本を排除するために「速読の技法」を使い、じっくりと読むに値する本を「熟読の技法」で読み込む。

    速読をするためにはある程度知識が必要だという。知識がないまま速く読もうとすると、ただ字面を追うだけになり、その

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    2021年08月23日
  • 伝え方の作法 どんな相手からも一目置かれる63の心得

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    コロナになり、リモートが多くなったご時世での伝え方だったり、相手の話の聞き方や伝え方など、今の時代だからこその話が多かった印象です。読んでいて、普通の会社にここまで求められるのかなぁと共感しない部分もありましたが、お二人とも言葉の選び方や人付き合いにかなり気を遣っている印象を受けました。

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    2021年08月22日
  • ウイルスが変えた世界の構造

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    アフターコロナは全編を通した主題ではなかったと思う。むしろ前半の初めの方だけ。
    二人の見方が分かれるところは、どちがら正しいかではなく、二人の背景や考え方、信条からくるものだと感じた。その辺が面白い。

    とくに副島氏の意見はずばっと言い切っていることが多い。いろいろな筋から情報を得たり判断したりしているのだろう。しかし、本書ではそれが伝聞なのか自身の考えなのか、伝聞ならどういったところからの情報なのかが言及されておらず、もやもやが溜まる。

    新型コロナウイルスそのものの出どころについては、DNA情報が公開されて研究者の目に触れているので、副島氏の指摘は違うのではないかと考える。

    後半の宗教は

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    2021年08月10日
  • ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊

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    立花隆氏が亡くなったので、私が普段よくその著作を読む佐藤優氏の対談集をなんの気無しに読んで見た。
    立花氏の著作を読むのは、学生時代に読んだ「日本共産党の研究」以来だ。
    紹介された計400冊のうち読んだことあるのが8冊程度だった。気になる書籍は時間がある時にでも読んでみよう。お二人がすすめる書籍の購入には、転勤族で家も狭く荷物にもなり、少し抵抗があるので図書を利用するが…
    戦争もの、軍事ものが意外に数多く紹介されており、二人とも根は男の子なんだなと笑えた。


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    2021年08月09日
  • 公安調査庁 情報コミュニティーの新たな地殻変動

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    インテリジェンスに造詣の深い二人による対談集。

    インテリジェンスの手法に、「コリント」(諜報協力)、「ヒューミント」(人的情報収集)、「シギント」(通信傍受)、「オシント」(公開情報分析)、「ウェビント」(ネット分析)、「ヴィジント」(画像分析)などがあるという。

    ビジネスにも使えそうだ。

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    2021年07月18日
  • 50代からの人生戦略

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    50代からの「残り時間」、「働き方」、「職場の人間関係」、「お金」、「家族関係」、「自分磨き」について書かれた本。「もう新しい語学は身につかない」むしろ日本や地域に詳しくなった方がいいというのも分かる気がするけど・・。キリスト教徒らしく聖書を引き合いに出して説明する点もおもしろい。

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    2021年07月10日
  • 調べる技術 書く技術 誰でも本物の教養が身につく知的アウトプットの極意

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    NHK NEWS WEB。
    講談社ブルーバックス「新しい高校物理の教科書、新しい高校化学の教科書、生物、地学」、「試験に出る哲学」、「もう一度読む山川倫理」
    「新聞ダイジェスト」で1か月のニュースを知る。
    ジャパンナレッジ。
    スタディサプリ。

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    2021年07月05日
  • 還暦からの人生戦略

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    佐藤優(1960年~)氏は、同志社大学大学院神学研究科修了、外務省入省後、対ロシア外交の最前線で活躍した、元外務省主任分析官。2002年5月、鈴木宗男事件に絡む背任容疑で逮捕され、512日間勾留された後、作家に転じ、2006年『自壊する帝国』 で大宅壮一ノンフィクション賞受賞。現在は執筆活動を中心に行い、一般向け著書多数。
    本書は、自ら還暦を迎えた著者が、以下の構成で「還暦からの人生戦略」を語ったもの。
    第1章:還暦からの「孤独」と「不安」
    第2章:還暦からの人間関係とメンタル
    第3章:還暦からの働くことの意味
    第4章:還暦からのお金とのつき合い方
    第5章:還暦からの学びと教養
    第6章:死との

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    2021年07月05日
  • 交渉術

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    外交官として北方領土問題の第一線で活躍した著者。
    外交官時代の実体験をもとに交渉術が綴られる。

    鈴木宗男氏ってのは熱い男だったんだな。

    佐藤氏の著作は初めて読んだが、外交官というのは凄まじい仕事なんですね。北方領土問題関係を読んでた流れで手に取ったわけだが。

    ここに記された交渉術。一般人がhow toものとして気軽に利用できるものではない。外交交渉を覗き見るという意味では楽しい読み物でした。

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    2021年06月29日
  • 人生、何を成したかよりどう生きるか

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    本書は1894年7月16日夜7時と翌日の17日朝8時に当時34歳の内村鑑三が箱根で99名の若者の前で行った講演会の記録。
    現代と比べて、人々の精神はより大人であり成熟していると感じてしまう。
    曽於反面、現在でも人々の悩みは、同じなのではないかとも感じる

    気に入った言葉
    ・今一番足りないのは、元気(Life)ではないでしょうか
    ・この世を作った天は、いつも人間を助けようと思ってい、私たちに恩恵を与えてくれる。だから私たちは天の事前法則に従えば天は自然に私たちをたすけれくれる
    ・脅す宗教と脅しのない自己啓発

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    2021年06月20日
  • 還暦からの人生戦略

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    還暦を迎えた元外務省主任分析官 佐藤優 が語る、還暦の風景であります。曰く、陸軍要務令によれば撤退戦では、戦線は拡大しない、と。ゆえに還暦を過ぎて戦線を広げるのは危険です。また50歳の頃、自分には、やりたいことが多々あり、これから100を超える仕事が出来るのでは、と感じていたが、いざ還暦を迎えてみると、残りの時間では、10ぐらいの仕事が精いっぱいではないか、と感じている。還暦をというのは、例えていえば、長い航海を終えて(サラリーマンが長かった社会人生活を終えて)港に戻った客船にような立ち位置ではないでしょうか。船が大きくて、それなりに装備や燃料等が充実していれば、改めて長い航海に船出することも

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    2021年06月20日
  • 大世界史 現代を生きぬく最強の教科書

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    歴史感覚の欠如は本当に自分がそのとおりで、今更ながら歴史を勉強しはじめたところです。感想からそれますが、ポッドキャストのコテンラジオは本当に楽しく歴史を学べるので、おすすめです。ひととおり歴史を勉強したあとに、再度この本を読むと見え方が随分変わりそうな気がします。また戻ってきたいと思います。

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    2021年06月19日
  • メンタルの強化書

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    社会、歴史、宗教学などなど様々な著作を残す佐藤優さんが、心優しい人ほど生きづらい現代で、いかにメンタルを保ちつつ渡っていくかについて述べた本。佐藤さんの世界史関係の本はよく読んでいたので、メンタルについて語っているのは意外だった。共感できる部分もそうでな部分もあるが、特に最後の「いき」の話など様々なヒントが散りばめられている本だった。

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    2021年06月11日
  • ウイルスが変えた世界の構造

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    まぁねえ

    相変わらずのお二人。どんどんきます。とはいえ中国の思惑についての根拠を明確にしてほしかった。土台がゆるすぎる

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    2021年06月06日