佐藤優のレビュー一覧
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①怒らない、②びびらない、③飾らない、④侮らない、⑤断らない、⑥お金に振り回されない、⑦あきらめない、⑧先送りしない、以上8つをテーマに、著者が過酷な競争社会をいかにして生き抜くべきかを説いた実用書。
今回本書を読んで、第1章の上手に怒れる人の心理状態、第3章の人間関係の距離の取り方が今後、人と関わるうえで役立つと思った。怒られることは誰もが嫌がるだろうが、どのような理由で怒られたかを分析すると、実は怒った側が心配して、そのような行為に走ったという場合がある。逆に、自分が誰かを怒る際、単なる八つ当たりにしてはならず、簡単な作業ほど注意しなくてはならない。
また、第3章で本音をいうことを良し -
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本書は2016年末に出版された本で、大きくは3部構成になっています。第1部がエマニュエル・トッド氏へのインタビュー記事。第2部はトランプの共和党候補指名受諾演説、第3部は佐藤優氏による論考です。出版から3ヶ月以上経ち、トランプ政権の動向が少しずつわかってきている中で本書を読んだ感想ですが、エマニュエル・トッド氏の分析は非常に面白い。新自由主義的資本主義に対する民主主義の反撃であって、何も恐れることはない。今回最も明らかになったのが、エリート層およびそれを擁護するアカデミクス(経済学者を念頭に置いている)がいかに現状分析を間違ったか、という点である。トッド氏の最大の特徴は、世界の多様性を重視する
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池上彰氏・佐藤優氏著『僕らが毎日やっている最強の読み方』の中で紹介されている本。
政治に疎いワタクシ。
小学校社会科の教科書で一気に身につけられるなんて神〜!と、手に取った次第。
まずは三権分立からスタート。
小学校の教科書、優しい文章ながら要点を押さえていてわかりやすい。
小学生のときはそもそも興味がなくて右から左に受け流してしまったのかも。
大人になってから読むと、フムフムな感じ。
ただ、そこからの深掘り度合いが生ぬるくなかった。
本書は外交官の経歴がある佐藤優氏と、民主党衆議院議員の経歴がある井戸まさえ氏による対談スタイル。
テンポよくて読みやすい···と思いきや、まあまあディープ -
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伝染病、戦争、元首相暗殺という危機が起こっている時代に時代を読み解くためのビブリオ本 久しぶりに佐藤優の本を読んだが、またもやビブリオ本である。新型コロナウイルス、ウクライナ戦争、安倍元首相暗殺など、危機が起こっている現在を様々な著作を紹介しながら読み解いていくという仕掛けだ。
アーネスト・ゲルナーの「民族とナショナリズム」、手嶋龍一の「鳴かずのカッコウ」内村鑑三の「代表的日本人」は読んでみたいと思った。
いつもながらの論理立った内容だ。とても説得力がある。しかし、あくまで佐藤優氏の味方だ。
ところどころ違和感があったのだが、ここではそれが何かは私が浅学のため述べられない。勉強、 -
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著者の自伝的作品で、同志社大学神学部時代の著者の思想と行動を記した本です。
学生運動の残り火がくすぶっていた同志社大学神学部に学ぶ若き日の著者は、キリスト教とマルクス主義のはざまで真摯な思索をかさねつつ、おなじくキリスト教を学ぶ仲間たちや、信仰を精神の核としながら大学という制度のなかに身を置く教員たちとかかわります。やがて著者は、チェコの神学者フロマートカの研究を志し、みずからも共産圏の内からフロマートカの思想と行動を把握したいと考えるようになり、そのために大学にのこって研究者としての道をあゆむのではなく、外交官の道に進むことをえらびます。
本書の「まえがきにかえて」で著者は、「今の日本の -
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初めて佐藤優の著作を読んだが、著者は相当に博識。
同志社大学の講義をまとめたもので、アンダーソンの『想像の共同体』、ゲルナーの『民族とナショナリズム』といったナショナリズム論の古典的著作を取り上げて解説している。著者の文章自体は読みやすいのだが、引用されたテキストが難解でわかりにくい。
ソ連の民族政策の話が面白かった。
ソ連は、共産主義というイデオロギーによって支配された国であり、ロシア人が異民族を植民地的に支配していたわけではない。だからこそ、グルジア生まれのオセット人であるスターリンが、独裁者として君臨できたのだ、という。
つまり、ソ連という国は、少なくとも民族問題に対してはうまくやって -
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独裁者・プーチンを徹底解明!その内在的論理を理解しなければ、ウクライナ侵攻を理解することはできない。外務官僚時代、大統領となる前の若き日のプーチンにも出会った著者だからこそ論及できる、プーチンの行動と思想。
実は以前に著者が書かれていたものが多くて再編集されているのだが、まるで未来が見えていたのかと思うくらいに違和感がない。ロシアが悪いのは間違いない。でも果たしてプーチンを非難すれば現実が上向くのかというと、そういうわけではなく、ウクライナ国民が次々と犠牲になっている。国際社会でどう立ち向かっていくのがよいのか、非常に悩ましい問題であり、かつ結局北方領土の問題は解決まで至っていないため、著者の -
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以下、引用
S (略)あるいは日本の新左翼運動が残したのは、島耕作型のサラリーマンを大量生産したことかもしれません。
(略)
S 個としての自立にはこだわるけれど、目の前の利益にだけ執着するという生き方です。島耕作は社内の派閥に属さないけれど仕事はでき、出世のチャンスも逃さないという男でしょう?新左翼の連中は信頼していた仲間に裏切られ、党も何も信用できず頼れるのは自分だけ、という局面を程度の差こそあれ経験しているから、運動から身を引いた後にこのタイプのサラリーマンになった人たちは多かったはずです。もうひとつは「最後に信用できるのは家族だけ」という意識から発する生活保守主義です。政治など社会の