佐藤優のレビュー一覧

  • 調べる技術 書く技術 誰でも本物の教養が身につく知的アウトプットの極意

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    新聞ダイジェスト
    高校の教科書 日本史世界史a 政治経済 数学1a
    メッセージツールを使わない
    心の栄養のために使うべき金額
    インプットのために使うべき金額

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    2019年11月22日
  • 人に強くなる極意

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    怒るということへの意味づけは面白かった

    どのタイミングで怒りという感情が出るのかを探っておく。
    自分を大きく見せたいという意識は捨てる
    自分の中の侮りに目を向ける、慣れは気をつける
    明日できることは明日やる
    ハマっているか、ハメられているのかを気をつける。
    目標は終わりをつける

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    2019年11月17日
  • 知らなきゃよかった 予測不能時代の新・情報術

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    ①北朝鮮が勝ったあとの世界②劣化する日本人と日本社会③トランプは、どこへいくのか④独裁化する世界⑤本当は恐ろしい「新しい常識」の5章で、現在の世界情勢をレクチャーしてくれている。自国、自己の利益のためには都合の悪いことは嘘だというトランプが世界標準の世界が、恐ろしい。北朝鮮の戦争に巻き込まれそうになって、辛うじて回避されているという恐ろしさ。究極の殺人兵器はAIで作られるという恐ろしさ。激動化する世界情勢に迅速に対応するために独裁化が進むという恐ろしさ。座して状況を見ているだけでは国は保っていけないのだ。佐藤氏とモサドのハレヴィー長官との会話がすごい。「情報を知れば知るほど、悲観的になるという

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    2019年11月08日
  • 小学校社会科の教科書で、政治の基礎知識をいっきに身につける ―これだけは知っておきたい70のポイント

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    公民の基礎を学び直そうという目的にはオススメできません。表の社会科と共に裏の社会科と称して、教科書に記載がないようなテクニカルな部分に触れる。寧ろ、そのテクニカルな部分にページが割かれ、教科書の内容は浅い。いや、元々小学校の教科書は浅く、それなら教科書自体を読んだ方が良いのだから、本著は本著の構成で良いのかも知れないが。

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    2019年11月04日
  • 新・地政学 「第三次世界大戦」を読み解く

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    こういう本って、日々情勢が変わるので古びてしまい読む価値が無くなるみたいな気もするが、全くそんなことはない。

    今の世界情勢が当時とどう変わってるか自分には判断する力はないが、佐藤、山内両氏の歴史に対する根本的な捉え方が、諸々の分析を古びさせない。要するに、今でもその見方は十分に通用するではないかと感じた。

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    2019年10月27日
  • 嫉妬と自己愛 「負の感情」を制した者だけが生き残れる

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    ネタバレ

    現代の若者は自己愛が強く、プライドを守るために勝負の土俵に上がろうとしないという指摘は、その通りだと思う。でも、だからといって嫉妬心が薄まっているわけではないのではないか。正確には、嫉妬心を悟られないように周りを冷笑してばかりいるだけに思える。だからこそ土俵に上がろうしないのだろう。今後、勝負どきになって土俵に上がる事を避けようとした時に、この本を思い出すと思う。

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    2019年10月26日
  • 資本主義の極意 明治維新から世界恐慌へ

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    佐藤優が、マルクス経済(を進化させた宇野経済)から読み解く資本主義の経済史。ざっと読んでなんとなく理解した気になるが、ほとんど頭には残っていない…。経済をしっかり理解しようと思ったら、じっくりひとつひとつ理解していかないとなかなか見にはつかないなと思った。少なくとも自分には。
    ただ、新書なので読みやすいという点はよい。
    資本主義は、労働力の商品化から始まっており、景気のループで自然発生する「恐慌」を止めるために、資本の国外への投資、すなわち帝国主義が生まれたと。そんな感じだったかな。繰り返しになるが、なんとなく理解した気にはなれる。

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    2019年10月25日
  • 知らなきゃよかった 予測不能時代の新・情報術

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    佐藤優、池上彰という2人が、特にこれからに向けたあるべき方向性を提示するでもなく、「一般の人はこう思っているだろうけど実は違うんだよなぁ、こんなこと知ったら驚くんじゃないかなぁ」という情報や知識をノリで語り合っている本です。
    なので、知の巨人達の示す新たな方向性を知ろうとか、現代の世界を理解する体系的知識を得ようとか、そういう期待はせずに割りきって読めば面白いです。
    北朝鮮問題は金正恩の勝利(まあ誰もが何となくそう思ってるでしょうけど)だとか、日本のモリカケ問題から女性スキャンダルへのマスコミの関心の移り方もそれに対する政治家や官僚の立ち回りも日本の劣化を示していることとか、トランプ大統領が選

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    2019年10月23日
  • 平成史

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    何が起きたか、なぜ起きたか。同時代に生きる二人が政治、経済、事件、皇室、文化を縦横無尽に語り尽くす。時代を通覧することで平成の因果が見えてくる。バブル崩壊、オウムテロ、二度の大震災、安倍一強ほか、すべては、裏で繋がっていた。
    お二人の知識や教養の広さに慄きながら、自分の無知具合を恥じました。これだけ物事を深く捉えられたら世界が面白くて仕方ないんじゃないかなあ。少なくとも表面上にだまされる私は不安になる。選挙のたびに大勝と大敗を繰り返すのはどうしてなんだろうとずっと考えてきましたが、ようやく納得のいく答えが書いてあってすっきりした。小泉内閣のやったことの意味も分かった。平成生まれの私はこれから何

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    2019年10月22日
  • AI時代の憲法論 人工知能に人権はあるか

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    キリスト教徒でマル経の人はそういう風に考えるのね、というのは伝わってきた。説明にはなっていると思うが、正しいかどうかは、よく分からない。

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    2019年10月10日
  • 新・学問のすすめ 脳を鍛える神学1000本ノック

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    2018年に、著者が同志社大学の神学部でおこなった特別講義の内容にもとづいている本で、キリスト教の考えかたについて議論しつつ、キリスト教をバックボーンにすることで現代社会のさまざまな問題がどのように見えてくるのかということを考察しています。

    著者には『悪魔の勉強術―年収一千万稼ぐ大人になるために』(2017年、文春文庫)という本があり、本書同様に同志社大学での講義にもとづいていますが、本書のほうがよりキリスト教神学の内容に立ち入った説明が多くなっています。

    キリスト教神学の優れた入門書であるアリスター・E・マクグラスの『キリスト教神学入門』や、著者が大学院時代に研究していたチェコの神学者で

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    2019年10月09日
  • 先生と私

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    先生、といっても塾の先生による知的好奇心をくすぐられた影響度の大きさが語られる。受験をめぐる心理的ストレスの大きさと、学ぶとは何かについても再考。

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    2019年09月23日
  • 人に強くなる極意

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    どちらかというと若い層向けに、社会で生きていくための心構えを説いた一冊。怒らない、びびらない、飾らない、侮らない、断らない、お金に振り回されない、あきらめない、先送りしないという8つのテーマに分け、生き方、働き方を自身の具体例を交えながら説明している。
    以前は著者については、圧倒的な秀才という印象があって、著書もそれをひけらかすように感じたものだが、最近の著書、例えば池上さんとの対談本などを読むと、やはり主張には筋が通っているし、学ぶところが多いと感じるようになった。本書は2013年の作品で若者向けということもあり、やや昔の印象を思い出させる語り口ではあった。

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    2019年09月01日
  • サバイバル組織術

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    基本的には、今まで著者の著書を読んできた人には既知の内容である。

    題名が「組織術」になっているが、本当に組織での生き残り方法の知見を得たいのであれば、同著者の「組織の掟」や「40代でシフトする働き方の極意」を読んだ方が良い。

    著者の思考がコンパクトにまとまっていて良い本だが、タイトルと内容があまりリンクしていないのはいかがなものかと思う。

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    2019年08月18日
  • 世界と闘う「読書術」 思想を鍛える一〇〇〇冊

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    佐藤優という人は読書量が半端ないらしい。しかも内容をよく憶えている。獄中でもたくさん読んだのだろうが、あらゆるジャンルに詳しいようだ。

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    2019年08月12日
  • 知の武装―救国のインテリジェンス―

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    この二人の対談はインテリジェンスネタだけで簡単に一冊の本ができてしまう。時事ネタ、国際ネタに直結するだけに、一般のメディアで報道するものとは角度が異なる。首脳同士で会談している一枚の写真からでも数多くの情報が得られると言う。普通の人にはなかなかここまでできない。

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    2019年08月12日
  • 教育激変 2020年、大学入試と学習指導要領大改革のゆくえ

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    教育の問題と時事をからめて論じてくれる。つまり、教育とは今はある社会問題の根底にあるものだし、それを解決するためにも教育が大きな意味を持っている、と感じられるんだよね。大学の入試改革とかAI、シンギュラリティ、アクティブ・ラーニング。そういった教育のトピックスと、財務次官のセクハラ事件とか格差の問題をつなげて考える。その姿勢は、本来あるべきものなんだろう。いろいろ考えさせられた。

     この二人の共著、加速度的に増えている気がするけど、それだけ売れるのだろうな。実際、確かに一定の面白さは保証してくれるし。

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    2019年07月28日
  • 未来のエリートのための最強の学び方

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    同志社大学では、文系と理系の融合に取り組んでいるのだそうな。実は読んでから少し間が空いてしまい、印象に残っている部分も少ないんだけど、ぱらぱらと見返して、あぁそういう話だったね、と思い出した。
    学ぶということは、いつも楽しい。俺、今でも学生に戻りたいものなあ。戻っていいなら、いつでも戻るぞ。現役の学生だったころよりも、熱意をもって勉強するような気がする。まぁ知識のための知識ではなく、どう使うか、今動くために自分に何が足りていないかという部分が駆動する力になっているのだろうから、完全に学生に戻っちまったら、モティベーション下がるかもしんないけど。

     佐藤氏のこのあたりの教養エンタメ本は、そのあ

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    2019年07月25日
  • 格差社会を生き抜く読書 【シリーズ】ケアを考える

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     タイトルから、格差社会を生き抜く一つとして「読書」が大切で、それをどう生かしていけばいいのか、そんなことについて書かれているのかなと思っていたが、全く違った。

     かと言って、「いかに格差社会を生き抜くか」というものでもないように思う。格差社会の実態と、それについて書かれていたり、参考になる図書が紹介されている。

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    2019年07月21日
  • 使える地政学 日本の大問題を読み解く

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    地政学に興味を持ったんだが、若干期待はずれ。
    ロシアの辺りは相当よかったんだが、アジアに近づいて来て、某国首相を反知性主義という辺りから面倒臭くなって来た。

    もうちょっと、ドライな本を探そう。

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    2019年07月19日