佐藤優のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
池上彰と佐藤優の対談が、一番面白かったかな。宗教と資本主義、現代社会をわかりやすくつなげてくれる。試験登用による官僚制は、宦官とか聖職者の独身制の現代版であるとかね。それはつまり世襲によって、権力の固定化を避けたのだ、と。
資本主義は非常によくできたシステムで、個人がこれにあらがうことは難しい。せめて、というか、お金にならない、何か自分で大切と考えること、後進を育てるとか、見返りを求めない寄付をすることで、社会の重厚さを担保できるんじゃないか、という見方はいいと思う。自分でも、いずれなにか考えよう。まぁ、そう考えたら、自分の子を育てるって、そういうところはあるんだけどね。老後のめんどうをみさ -
Posted by ブクログ
西原理恵子さんのマンガ
佐藤優さんの社会派コラム
同じお題でも斬り方が違うとこうも面白いの!?
いやもう西原さんのほうはお題ムシしちゃってるのもあるし…おもしろすぎ!
高須先生ネタ好きだわ~
愛がある笑いだわ~
佐藤優さんのコラムの方は…
あっ!そうそう
この方のお名前聞いたことあるな~って思ってたら
鈴木宗男さんの事件の時に逮捕されてた方だ~
コラムにもたびたびその事件の話が出るんだけど
今もウツウツとしたものがあるんだろな~
だって何回もその話が出るんだもん。
ちょっとしつこいぐらい!
この二人のバランスがいいのかも。
コラムだけだったらちょっと疲れるかな~
って、佐藤さんすみません -
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Posted by ブクログ
蔵書数が1.5万冊の佐藤優と7~8万冊の立花隆という化物二人の書評を元にした対談集かな。
なんかまさに知の巨人といった感じ。
これ位の教養があると世の中の見え方が全く違うんだろうな。
二人の知識の深さと幅広さに終始圧倒されます。
400冊の本を紹介しているけど、歴史、政治哲学方面が多いかな。
ちなみに自分はこの中に紹介されている本を一冊も手にとったことがありません…苦笑
ただ二人共古典を大事にされているそうで、紹介される本も名前くらいは聞いたことがあるような物がよく出てきます。
そういや社会の時間に習ったよなぁ、と思い出しながら楽しく読めました。
やはり古典にも目を向け -
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Posted by ブクログ
佐藤さんの本を読むのは2~3冊目。気鋭の論客という位置にいるようだが、これまでの印象を思い返しても、目からウロコなことを述べるのかと思いきやきわめてまとも。この本も、「人と比べない」「問題から目をそむけない」「頭で考えない」「時間に追われない」「酒に飲まれない」「失言しない」「約束を破らない」「恩を仇で返さない」「嫌われることを恐れない」「人を見た目で判断しない」「上下関係を軽んじない」といった具合に、当たり前のことを当たり前にやること、しないことの大切さを説いている。これ章題なんだが、ある種、小学生の道徳みたい。でもこれをあえて佐藤さんが述べることで価値が出るような気もしないでもない。
本間 -
Posted by ブクログ
難関試験を突破したひとにぎりの超エリートが、政策を作り、政治を動かし、実質、国家を「統治」している。どんなに不祥事を起こそうと変わることのない「全体の奉仕者」の実態とは何か?官僚の裏も表も知り尽くした著者の実体験にもとづく究極の官僚論。
佐藤さんの文章はとても読みやすくて、なかなか普段新書を読まない私でもすらすら読めました。普段官僚とは程遠い仕事をしているので、いまいちキャリアとノンキャリアの違いすら分かっていませんでしたが、住み分けができているから争いは基本的に起こらないという話は興味深かった。自分の仕事でも同じような感じなので、なるほどなと。本来は国のために奉仕するはずが一部の誰かのために -
Posted by ブクログ
著者は大変知名度が高い方ですので、皆さんご存知だと思います。複雑な世界情勢を読み解く上で、歴史と地理的条件を掛け合わせ、地政学的観点から考えることの重要さを説いています。
東ドイツ建国に際しての、ドイツ国民民主党に旧ナチ党員を取り込む寛容な政策をソ連がとったことが、今日の旧東独におけるネオナチ運動の隆盛につながる、といった洞察や、メルケル首相が東独の社会主義統一党の青年組織に属していたことから、現在CDUの党首でありながらも、当時の価値観を保持しているだろう、といった考察、ロシアのユーラシア主義と旧東欧諸国のNATOへの取り込みがウクライナ問題の根底にあること、そしてサイクス・ピコ協定とIS