佐藤優のレビュー一覧

  • 組織の掟

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    久し振りに著者の本を手に取った。国家権力や大企業ではあるあるの話なのだろうが...。モサドの人事評価はなかなか興味深かった。「組織に10年いれば一人前になれる」は確かにそういう面もあるが、10年経つと更に登っていけるか、限界に達しているかを見極める時期なのだと思う。200頁ほどなのでさらっと手軽に読めるのは良。

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    2020年03月25日
  • 埼玉県立浦和高校 人生力を伸ばす浦高の極意

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    ・歴史は「クロノス(ひたすら流れていく時間)」と「カイロス(出来事を境に物事が変わる)」の結び合わせでできている
    ・教育を目的でなく手段で語る
    ・自分が「世界のどこかを支えるんだ」という自覚と気概を持つ

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    2020年03月16日
  • とりあたま元年―最凶コンビよ永遠に!編―

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    タイトルと表紙からしててっきり子供にも分かる時事通信みたいな乗りの本かと思ったら全然違ってた。
    佐藤氏は相変わらず超現実的な自論を展開するし西原氏はおおよそ子供には見せられないシュールな内容の漫画描くしいい意味で裏切ってくれた。
    それにしても見れば見るほど摩訶不思議な組み合わせ。
    そして摩訶不思議な化学反応。

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    2020年03月08日
  • 教育激変 2020年、大学入試と学習指導要領大改革のゆくえ

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    世の中に求められる教育の質について書いてある本でした。本当に社会的要請があるのはこういう人材を育成することだという一つの例が提示してありました。

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    2020年03月08日
  • ロシアを知る。(東京堂出版)

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    池上さんより 佐藤さんの方がロシアに詳しいのは当然だと。ただ良き話し相手がいるから 話の質も上がるのではないかと思います。

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    2020年02月12日
  • 僕らが毎日やっている最強の読み方 ―新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意

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    タネ本を読む事の重要性
    現代を語らせたらトップクラスの人がどのようにインプットしているのかがわかる本
    ・あるジャンルの知識を得たいときは、「タネ本」を読む
    ・「はじめに」、「終わりに」を丁寧に読む
    ・古典は読んでない人が悪いと言い切れるから読むべき

    ・あるジャンルの知識を得たいときは、「タネ本」を読む
    どんなジャンルでもその元になったタネ本があり、その本が一番内容が詰まっている

    ・「はじめに」、「終わりに」を丁寧に読む
    一番、意見が出やすく、力を入れて書く場所。ここの質が全体を左右する。

    ・古典は読んでない人が悪いと言い切れるから読むべき
    誰もが読んでいるべき古典は読んでいるだけで差がつ

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    2023年12月26日
  • ロシアを知る。(東京堂出版)

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    ネタバレ

     ソ連・ロシア入門書として、楽しく読める好著。
     対談としているが、95%が佐藤優によるソ連・ロシア解説だ。
     あの池上をして、ほとんど「なるほどねえ」「そうなんですか」としか言わせない佐藤の圧倒的知識量に感服。ただ、論が高尚になりすぎないよう、話が専門分野に深入りしないよう、池上彰がほどよく、「というと?」と解説を求める合いの手を入れていて読みやすい。

     佐藤優の過去の著作や、近年であれば『十五の夏』(幻冬舎)などでも触れられていることも散見されるが、改めてソ連・ロシアを俯瞰的に理解することが出来る。
    「ロシア人は、線の国境を信用していない」「ロシア人は屁理屈上手」など、体感的にも理解して

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    2020年02月05日
  • 佐藤優の挑戦状 地頭を鍛える60題

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    タイトルと著者から「今の日本を斬ってくれるのかな」と楽しみにしていたが、見事に裏切られた。
    全く期待していたものとは違ったが、頭の体操にはなった。算数や図形の問題は、解説を見てもなかなか理解ができず、時間がかかりそうなので読み飛ばした。

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    2020年02月01日
  • 50代からの人生戦略

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    ■とにかく大量に本を書く著者が何を考えて生きているのか知りたくて手に取った。
    ■最後の「50代からの自分磨き」の部分はキリスト教の教えが沢山掲載されている。宗教アレルギーがある人には向かないかもしれない。自分は仏教との違いなど勉強になった。
    ■著者の周りに沢山のサラリーマンがいるのだろう。サラリーマン向けのコメントあり。

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    2020年01月28日
  • 40代でシフトする働き方の極意

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    特別なことが書かれているわけでなく、佐藤さんご自身の人生観が書かれています。
    佐藤さんは好きな作家さんであり、結構読んでいますが、本作は非常に読みやすい一方、あまり残らない内容かもしれません。

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    2020年01月27日
  • 修羅場の極意

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    なかなか一般人に応用するとなると難しい。具体的な修羅場の極意ではなく、著者が経験したエピソードを中心に語られる。

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    2020年01月22日
  • 調べる技術 書く技術 誰でも本物の教養が身につく知的アウトプットの極意

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    内容要約
     学んだことを自分の知識にする方法を述べている。

    2章 インプット 
    とにかく読むことが重要。
    高校までの教養はつけておいたほうが良い。教科書を読もう。
    読書も良いがほんの質を気にしよう。書店員に聞きましょう。
    新聞紙を読もう。ネット記事は使わないほうが良い。
    無益なインプットは役に立たないのでやめましょう。

    3章 アウトプット
    話すよりも書くことが重要。ノートを作ろう。細分化はしないで一冊にしよう。
    書くときは、何も参照しないで書こう。思考の強化に繋がる。
     
    感想
    全体的に納得はできる。しかし、ネットの情報は嘘が多いから信用するな。というのは現在の環境では合わないように感じた

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    2020年01月21日
  • ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊

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    対談本。知の巨人と佐藤優で対談してるのにも関わらず、佐藤優の希有な経歴から来る話題に立花氏は引っ張られてしまうような場面もあった。これは佐藤優氏の話題が良いのか、立花氏の好奇心が強いのか。ロシアのエリートについてはもう少し聞きたかった。
    当たり前だが一冊一冊に対してのコメントが少なく、ポンポンと出てくるのでもう少し深掘りして欲しかった。

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    2020年01月17日
  • 12歳からはじめよう 学びのカタチ 優くん式「成績アップ」5つの秘密

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    大人でも十分役にたてる方法、おすすめサイトや本が載っていて、参考になった。
    子どもが大きくなったら中学生でなくとも小学生でもおすすめしたい。
    当たり前のことだが、スマホが時間どろぼうになっていないかというところはドキッとして反省。
    分かっているのにできないので、早く習慣化しなくては。
    中学生の1/3が教科書が読めないというのが驚き。
    メモ。

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    2020年01月17日
  • 新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方

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    起こったことの背景についての説明はわかりやすい
    中東情勢の複雑さなど

    ただ説明が上手いということと予測がすごいということは別

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    2020年01月11日
  • 君たちが知っておくべきこと―未来のエリートとの対話―(新潮文庫)

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    灘高校の生徒たちを相手に、2013年から2015年まで三回にわたっておこなわれた著者の特別講座をまとめた本です。

    高校生たちのまっすぐな向学心に著者も真摯にこたえようとしています。また、エリートであることの責務をまっすぐに語りかけるなど、あえてアジテーターとしての役割を引き受けることで、「未来のエリート」たちをインスパイアするテクニックはみごとだというほかありません。ただ、こうした著者の知に対するプラグマティックな態度に、わたくし自身は全面的に賛同できないという思いもあり、著者の話がきわめて巧みであるがゆえに心配もしてしまいます。もっとも、本書に登場する優秀な高校生たちは、著者の知識の広さに

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    2020年01月07日
  • 教育激変 2020年、大学入試と学習指導要領大改革のゆくえ

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    大学入試制度の改革。
    国語は資料の読み取りから、読み取る力、要約する力、選択する力、表現する力という総合的な能力が試される。これはAIにはできない複雑、かつ総合的な動きではある。
    ホモデウスによれば、石器時代の人間のAIよりも、トラック運転手のAIを作る方が簡単であるとのこと。つまり、高度に専門化された職はAIに取って代わられてしまう。現代人は高度に専門化することで、自らAIに近づいている。
    複雑かつ総合的な力は、様々な環境要因を照らし合わせて自分なりに思考して組み立てる力だ。それができて視点ができる。
    それが必要と提示した点で、国語における大学入試制度の変更は良いと思う。池上さんと同じく。

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    2019年12月26日
  • いっきに学び直す日本史 古代・中世・近世 教養編

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    ネタバレ

    図表が適切に挿入されていてわかりやすい。勢力関係・家系などは特に図で見た方が頭に入る。

    解説も、基本は教科書のような事実を述べていくのだが、権力争いの展開など、コトの変遷や人物の狙い・思わくに対する解説が丁寧に感じる。
    また、歴史書はそれを作る人物の史観が入るので注意、などという記述も従来の教科書にはあまりないように思う。これらは大学での日本史記述問題で問われそうなポイントで、そこをしっかり押さえた本書はさすがである。
    ただ、当然ながら記述には粗密があり、ここをあっさり流してしまうのか、と個人的に残念なところがあった。

    巻末の対談が気持ち悪い。本当に最前線のエリートパーソンはあんな会話をし

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    2019年12月24日
  • 新・リーダーのための教養講義 インプットとアウトプットの技法

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    ロシアに関する難しい記述があったけど、あそこでめげる人も結構いるんじゃなかろうか。
    個人的には佐藤ワールドにどっぷり浸らせてもらったけど。
    それにしても同志社ってこんなレベルの高い講義設けているんだ。
    生徒が羨ましい。

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    2019年12月19日
  • 友情について 僕と豊島昭彦君の44年

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    銀行勤めの方の人生が面白く読めたのは、読みながら頭の片隅で自分はこのときどうだったろう、とさまざまな像が浮かんだからかもしれない。考えちゃうよね。そうさせるのが筆力か。

    ほとんどが豊島氏という佐藤氏の友人の半生についてのエピソードだった。国策捜査でつかまった佐藤氏とちがい、銀行勤めの会社員であり、特段ドラマチックというものでもないはずだけど、妙にひきこまれた。普通の人生もまた、ドラマチックということか。どんな人でもアップダウンあり、良いときもあれば、つらいときもあるということかもしれない。気がついたとき、末期のがんだったというのも、案外めずらしい話ではないのかもしれない。今ある日常が、それほ

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    2019年12月01日