佐藤優のレビュー一覧

  • 長期政権のあと

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    戦後の自民党政権の系譜を理解するのによい一冊。佐藤優さん、山口先生のと著書を普段から目を通している読者には、ちょっとものたりない内容。

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    2020年12月30日
  • お金に強くなる生き方

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    いい意味でタイトルに裏切られたという印象です。
    この手の本だとクレジットカードは◯◯であるべきだ、分割やリボは◯◯だ、、、の様な一般的な内容かと思いましたが、かなりマクロな視点でも論じられています。

    自分に響く点を普段のマネーライフに取り入れるきっかけになる本です。
    同時に、人によっては思ってたのと違う、内容によっては偏り過ぎた見方と捉えられるかもしれません。

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    2020年12月29日
  • 本は3冊同時に読みなさい

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    ネタバレ

    タイトルから佐藤優氏の読書論関係の本かと思っていたら、過去の書評集を集めたもの。
    書評についても、別に同ジャンル3冊ずつとかでもなく、本当にただ集めてきただけ。
    書評自体は悪くないのだが、なぜこのタイトルにしたのだろうか……。

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    2020年12月27日
  • 高畠素之の亡霊―ある国家社会主義者の危険な思想―(新潮選書)

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    国家機能を強化して再分配を確保し格差を是正しようとする言説が影響力を持ち始めているが、当事者の自覚を欠いたまま、国家と社会の構造がソフトファシズムに転換する危険性がある。その危険に対する耐性をつけるため、高畠素之の国家社会主義という思想を読み解いていく。

    歴史の、もし。もう少し長く生きていたなら、日本の近代史を変えたであろう思想家ということはわかりました。内容までは、難しすぎてよくわかりませんでしたが。

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    2020年12月20日
  • この不寛容の時代に―ヒトラー『わが闘争』を読む―

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    2018.11新潮講座「ファシズムとナチズム」を再構成。ナチズムの特徴のひとつが、優生思想に基づく生命の軽視。重要なのは、人間は生まれて存在しているだけで意味があるということ。理屈じゃない。この不寛容の時代だからこそ、そんな当たり前の了解を社会でこれからもずっと共有していかないといけない。

    講義がベースなので、説明しながら話が広がったり、関連本が紹介されたり、エピソードが紹介されたり、そんな内容もなるほどの迫力でした。

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    2020年12月20日
  • 知的再武装 60のヒント

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    今44歳の私にとっては、今後の生き方を考える上でたくさんのヒントを得られた。時間も人生も有限であることを冷静に考えさせられた。

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    2020年12月14日
  • 十五の夏  上

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    佐藤優が15歳の時に旅した東欧とソ連の旅行記。表紙の写真から今の佐藤氏を想像するのは難しい。割と格好いいのだ。後に官僚になるだけあって頭がいい。それに大人だ。自分が15歳の時はこうはいかないだろう。特にYSトラベルの舟津さんとのやり取りは大人のそれだ。なのに、なぜアタッシュケースを持っていくのか理解に苦しむ。当然ながら旅先で後悔するハメになる。当たり前だ。それから、社会主義者か?共産主義者か?って聞かれて当惑するのも不思議だ。そこは絶対に聞かれるだろう。観光地に全く興味を示さないのも面白い。

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    2020年12月13日
  • 十五の夏  下

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    本書は旅行記だけどほぼ景色なんて出てこない。ものすごい派手なエピソードも起こらない。でも、面白かった。あとがきを読んで気が付いたのだが、もう誰もソ連に行くことができない。そう考えると凄く羨ましい。いや、15歳で日本人がいない言葉も通じない世界を旅してきた優くんに嫉妬している。で、マルガリータとはどうなったの?

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    2020年12月13日
  • 知的再武装 60のヒント

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    やはり知的好奇心を失ったら終わり。
    本を読み続けていきたい。
    記憶力は低下したが気にせず読みたい本を読もう。

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    2020年12月01日
  • 人生に必要な教養は中学校教科書ですべて身につく 12社54冊 読み比べ

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    学校の勉強って、大人になったら役に立たないとかバカにされがち。だけど、実際には知的負荷の高い現代社会だからこそ、基礎として学校で習ったことは押さえておきましょうというのが本書の主旨かな。

    教養ばやりの中、まぁこのお二方はその先端を行っておられると思う。楽しく読み進められた。そこここにちりばめられている今の世の中に対する意見も面白く、いろいろ考えさせられるね。実際に読んでみたいものもあり、レファレンスとしても良いんじゃないかな。

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    2020年11月23日
  • いっきに学び直す日本史 近代・現代 実用編

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    日本人として把握しておくべき日本史が解説されている。受験参考書を基に再構成されているので、読み切るのはなかなかやり甲斐がある。

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    2020年11月15日
  • 不安な未来を生き抜く最強の子育て 2020年からの大学入試改革に打ち勝つ「学び」の極意

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    色々と興味深いテーマでの対談をまとめたもの。わかりやすかったし、面白かった。対話形式で、ポイントが太字になっていて読みやすい。その後、また大学入試に関しても変わってきたし、現状での意見も、また読んでみたい。
    とりあえずは、大学生になってからも勉強することは大事って事は分かった。でもバイト経験も必要だと思っちゃうのが、正直な気持ち。

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    2020年11月09日
  • 16歳のデモクラシー

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    英語で責任とは、レスポンシビリティ、つまりレスポンス、つまり反応を含む言葉だ。つまり、誰かに対する作用としてしかありえない。欧米剣には神がいるから、場合によっては紙に対する作用面もあるのかな。それのない日本では自己責任なんて言っちゃってるけど、それはつまり世間にたいする作用であって必ずしも自己に対するものじゃないんだよね。自分が引き受けている気分になるから閉そく感になるのかな。

    高校生への話ではあるが、高校生相手に語りつつ、いい歳をした大人である俺にも示唆に富む本だった。

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    2020年11月08日
  • ファシズムの正体(インターナショナル新書)

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    うーん、まあ、分かったような、分からないような…
    ナチズムとファシズムを混同してはいけないということは分かった。笑

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    2020年11月06日
  • 子どもを守る仕事

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    経験主義に陥ることの危険性を論じている文章がとても腑に落ちた。
    相手のありのままを受け止めることの大切さと難しさを再認識させられた一冊。

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    2020年11月01日
  • 友情について 僕と豊島昭彦君の44年

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    高校時代の同級生 豊島さんの半生が書かれた手記。
    余命幾ばくもない豊島さんの為に著者が何かできないかと考えた結果がこの本なのかなと思った。

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    2020年10月28日
  • メンタルの強化書

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    マクロ的な視点で社会情勢をとらえ、上品にしなやかに生きることを説いた本。他の多くの本にも書いてある一般論が多かった印象が強い。長期にわたり東京拘置所に勾留され東京地検から取り調べを受けた著者がどうメンタルを保っていられたかをもっ具対的に知りたかったので、少し期待ハズレだった。
    ただ、その文脈で書かれていた内容として、自分の置かれている状況を客観的にとらえ相手が自分に何を求め、相手がどんな状況にあるのかを分析することの重要性は実感がこもっていて腹に落ちた。

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    2020年10月22日
  • 子どもを守る仕事

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    児童福祉の歴史とともに、子どもを守ることについて述べられています。
    福祉の仕事を選ぶ人が、その仕事を続けていける世の中になっていけるといいな、と思いながら読みました。

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    2020年10月21日
  • 知的再武装 60のヒント

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    似た者通しの二人の対話なのか話が尽きないようだが分かりやすく編集されており60の短い章に分かれているので読みやすく寸読した。印象に残ったこととしては、45歳以降は新しいことはしなくてよい、60歳以降の人間付き合い、SNSは見るだけで書き込まない、など。人類滅亡に対する核問題に強く言及しているのは常識人は誰でも思うことだと再確信。わかりやすぎて星3つ。

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    2020年10月14日
  • 悪の正体 修羅場からのサバイバル護身論

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    「悪」というテーマについて、キリスト教神学での考え方や小説・映画などに表現された洞察を掘り起こしながら論じている本です。

    著者の発想の根幹にあるのは、やはりキリスト教における「悪」の考え方ですが、とくに現代においては「悪」に対する感度が鈍くなっているという状況判断にもとづいて、「悪」の具体的なかたちを例を引きつつ考察しています。そのうえで、「サバイバル護身論」というサブタイトルが示しているように、読者一人ひとりの日常のなかにもひそんでいる「悪」を見抜き、それに対処するための方法についても論じられています。

    キリスト教徒ではない読者としては独断的にも思えるような「悪」についての議論を、現代の

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    2020年09月29日