佐藤優のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「書く技術」に興味があって読んでみた。
書く技術パートの半分はスケジュール管理のこと。
著者ほど忙しくないので笑、実践するほどのものはなかった。(多忙な人には有効なものもあると思う)
残りの半分が、書くことについての技術。
一冊のノートに手書きするというのが佐藤流。
読書後に「本の抜き書き」と「自分のコメント」を書く。
抜き書きのため、たくさんは書けない。それゆえに大事なところのみを抜き出すことになり、手を動かすことが記憶に残るのに寄与する、とのこと。
参照不可で書くことが、頭の定着度を測るには良い。
複眼思考、というのは今読んでいる苅谷さんの本と類似。
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Posted by ブクログ
地政学に興味があり何冊も本を読んでいる。
とは言え地政学ってやっぱり大きく地理的な条件が変わらないためどの書籍も内容がほとんど同じである。
本書の中で自分が知らず、かつ地理が変わってきたことによる地政学の観点で1点参考になった部分を記載をする。
その内容が地球温暖化により北極の氷山が溶けていることにより北極海の航路が確立されていること。
そのため北海道が地理的に優位となりその部分がまた地政学の観点で日本や他国の思惑によって様々な争いが起こるのであろうと予測されることである。
結局様々な国同士の争いは地政学から大方読み取れる。
それを2020年代になっても続けていること自体にアホらしさを感じる。 -
Posted by ブクログ
いかにもメンタル強そうな佐藤優さんが、メンタルを強化するためのノウハウを語ってくれるのかなと思いましたが、若干異なりました。
ノウハウ本ではなく、現代の状況と考え方をエッセイ風に語るもの。
筆者が、収監された経験でなぜ鬱などにならなかったかというと、鬱になる因子がなかったということと、状況を客観的に把握できたから、とのこと。
宗教の話など、佐藤さんが造詣深い部分の考え方など、面白かった。
以下気になったフレーズ
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人類の歴史は不幸と労苦の積み重ねでもありました。人々はその間、何をしてきたか?不幸や苦しみを、社会を改善し進歩させることで減らすのではなく、ただ神に祈りを捧げ、救われることを願うことで紛らわせてきた。
(中略)
つまり、宗教は現実に対して判断停止を行わせるものだということ。そして、宗教の作り出した空想的なストーリーによって現実を説明し、一種の陶酔感の中で人々を幻想の中で納得させます。
(中略)
私はマルクスの言うように宗教というものが、人間が作り出した一種のファンタジーであり、それが客観的に現実を把握することを妨げる部分があることを認めます。
それによって人間が不幸や苦痛から解放される幻覚を見せることも、同時にさまざまな規制と戒律で私たちを縛り、自由を奪うことも知っています。
ただし、宗教がマルクスの言う意味での「現実」ではなく、非合理的で空想的な百科事典であったとしても、人間が生きる上での、1つのリアリティであることも強調せずにはいられません。人間は理性と合理性だけでは割り切れない存在であり、はみ出したものを持っている存在なのです。
(中略)
私自身は宗教的な視点と、マルクスのような客観的で合理的な視点のバランスが、心折れずに、しなやかに生きる上で大きなポイントになると考えます。
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「諦め」とはさまざまな苦い体験を経て、「人間にはどうすることもできないものがある」ということを知ることです。
自らの限界を知らない存在は傲慢になります。それは時として人を傷つけ、暴力を振るうことにつながっていきます。
(中略)
飽くことなき成長と拡大を求め、資本の最大化をつねに目論む資本主義は、その意味でいつまでたっても諦めを知らない、青臭いシロモノかもしれません。そんな社会の中では常に努力して上を目指すことが美徳とされます。
努力を続けない人間は劣った人間であり、排除されても自己責任だという論理は、諦めを知らない野暮な人間たちからしか生まれてきません。
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Posted by ブクログ
●対談形式で読みやすい。
●日本の福祉、特に児相関係がよくわかる。根深い問題だ。もっと親権を制限して強制介入するべきだが、そこらへんは予算や人員、そもそもの権利意識の整理が追いついていないから難しい。
●給付などについて、選択制か一律制かは議論になるが、実務上は一律にした方が結果的に楽ではないか。あとはいかに誰かが一方的に得はしていないなどの国民感情への配慮を行うか。ポピュリストな政治家には無理だろうなあ…
●今の時代は混迷だと言うが、まあバブルの時よりは悲壮感はあるかもしれないが、あまりに階層化しすぎているから、国民一体的な考えはあまりないのではないかな。
●とにかく児相ネタは悲壮感しかなく、読むに堪えない…悲しいね -
Posted by ブクログ
印象に残った箇所については、以下のとおり。
【P76】現代の市場経済、資本主義経済に生きてるとなかなか見えてきませんが、利益を追い求めず、競争もないという価値観があることを頭の片隅に置いておくのはとても重要です。
【P129】生きたお金というのは人間関係、信頼関係を強くします。いざというときに力になってくれる人をどれだけつくれるか。そこが分かれ目なのです。
【P143】生きたお金の使い方とは、一生思い出に残るようにすることではないでしょうか。しかも、自分一人のためではなく、家族や友人と楽しさ、思い出を共有できるように使う。旅行というのは、それを実現する一番の形です。
【P146】大事なのは、お金とどんな関係を築くかということ。その関係性によって、人は幸せにも不幸にもなる。お金はあくまで社会、経済、そして人生の道具であり、手段です。
【P165】つまり、余暇の質と仕事の質は密接にかかわり合っている。刹那的な時間の使い方をしているうちは、仕事は単なる収入のための苦役になりがちです。逆に言うなら、時間の使い方を変えれば、仕事も余暇もまったく違うものになっていきます。
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Posted by ブクログ
著者の佐藤優さんって、あのロシア通で元外交官作家のあの人と同姓同名なのかなと思ったら本人だった。佐藤さんは子どもの社会的養護のような分野にも関心があるようで、心理師の池上さんと二人して、その世界で長らく活動してきた遠藤初江さんのオーラルヒストリーを引き出すという趣向。
3人が同じ方向を向いている鼎談は、そうですね、そうですねとスムーズに話が進みいまいち面白さには欠ける。ネームバリュー的には佐藤さんが突出していて、だから筆頭著者でもあるんだろうけど、やっぱり現場で経験を積んできた二人に及ぶものではないはず。それなのにいろいろ解説してくれたり持論をぶってくれるのはちょっと煩わしい。
佐藤さんも遠藤さんもクリスチャンということもあるんだけど、「自力でできると思わないほうがいいですね。祈ることが重要なんです。」(遠藤、p.213)みたいな話で一致してるあたりはどうなんだろうと思った。確かに社会的養護の世界ってクリスチャンの人たち頼みのところがあるだろう。クリスチャンの人たちにとっては「祈り」ながらかかわっていくことが重要かもしれない。でも「クリスチャンの社会的養護」じゃなくて、社会的養護そのものがテーマなのだから祈りという概念はひとまずおいといたほうがよかったのではないだろうか。 -
Posted by ブクログ
p29
生徒会の起源はGHQの民主化施策にある。
戦後の旧制水戸高校の生徒ストも一要因。
p31
外部注入論。
労働者は本来革命の主体となるべきだが、
資本主義から抜け出せないため、
職業的革命家の集団(=ボリシェビキ)を結成し、
ロシア革命を成し遂げた。
p74
フルシチョフは基本は平和路線。
帝国主義戦争を内乱化させて革命を起こすことは無理との考えに基づく。
一方で、相手が武力放棄する確証はないため、
核軍備は進めるという、まさに、敵の出方論。
p115
学生が大学の学費値上げに怒ったのは
大学が資本の論理に基づき大学を運営しており、ひいては、学生たちを資本家が期待する労働力として育て供給するための機関に成り下がっていると考えたから。
p147
第一組合は労働者が同僚をオルグして組織する。共産党系か総評系が多い。
一方、第二組合は子飼いの社員に命じて作らせる労使協調路線であることが多い。
第三組合は新左翼系の従業員によって結成されていたこともあった。
p207
60年代末期は高度経済成長により生活水準が上がったが、一方で大型機械の導入や分業、マニュアル化が進み、働くことそれ自体の喜びから切り離される事態も著しく進行した時代。
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Posted by ブクログ
斎藤環さんの言うことって、いつも、スーッって入ってくるんだよ。
ああ、分かるー、って。
自分の居場所を、できるだけ多く、つくる。
学びの場だけ、じゃなく
仕事の話
クラブ
教会
意図的に、別の居場所を作る
241
リアルな出席と、リモート出席の、ハイブリッドが理想
これ、分かるわー。
逃げる時には逃げる
これは、生き延びるためのリッパな知恵。
163
人間の生には良い、も、悪い、もない
65
家庭内にもソーシャルディスタンスを
悩みや苦痛は、口外すべし!
ぜひ、役所などにも頼ろう
ただし、本の最後で、佐藤優が、いつものように
「マルクスの『資本論』によれば・・・」
とか書いてるの見て、苦笑い。
バカなの?
いる?そんなの?