森博嗣の作品一覧
「森博嗣」の「すべてがFになる【S&Mシリーズ全10冊合本版】」「ヴォイド・シェイパ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「森博嗣」の「すべてがFになる【S&Mシリーズ全10冊合本版】」「ヴォイド・シェイパ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
名古屋大学大学院修士課程修了。1996年4月 『すべてがFになる』でデビュー。第1回メフィスト賞受賞。その他代表作は『スカイ・クロラシリーズ』、『Vシリーズ』、『Gシリーズ』とシリーズとしてくくられる作品を数多くの手がける。
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Posted by ブクログ
今回で読むのは恐らく3回目になる。主人公である萌絵の友人である杜絵の家族に起きた不可解な誘拐事件のお話。意外な結末に、3回目でも驚かされて楽しませてもらった。トリックというよりもその真相に辿り着くまでの登場人物の会話が面白い。この話では犀川先生よりも、萌絵と萌絵の叔母である睦子の会話が印象に残る。睦子の余計なお節介に怒り捲し立てる萌絵に対して、騙し討ちした睦子は反省する事なく、逆に「今回は見逃すけど、今のは言い過ぎ」とキッパリ言ったり、別れ際には服装の事を実は気にしてる素振りを出してお茶目な一面を見せたり、完全には憎めないキャラクターだと改めて思った。登場人物の会話に知的さとユーモアさが混じってて、こんな会話に参加したいなぁと思わせてくれる。
Posted by ブクログ
最も印象に残ったのは、感情をサインカーブに例えた考え方である。
感情はプラスとマイナスの間を波のように動き、最も変化が激しいのは、喜びや悲しみのピークではなく、プラスマイナスがゼロになる地点だという。逆に感情が頂点や底にある時は、カーブは一度平らになる。
これは日常の実感にも重なる。何でもない平穏な状態こそ、次の感情へ大きく動き始める可能性を持っているのだ。
孤独な時間は、この微妙な感情の変化を感じ取るための時間でもある。自分の気持ちを固定的に捉えず、常に変化する波として眺めることで、感情に振り回されず、少し距離を置いて自分自身を見つめられると感じた。