佐藤賢一の作品一覧
「佐藤賢一」の「小説 ヒトラー」「『アジア人物史』月報集成」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
無茶苦茶長いし時間がかかる。しかも3部作の一作目!
でもヒトラーがなぜヒトラーになったのか。
ヒトラーを産んだのは
時代か
ドイツ社会か
世界か
戦争か
そう感じ、考えながら読むことができた。
ヒトラーを肯定するわけでもないが
ヒトラーだけが全て悪だったのかとも思う。
戦争が、革命がユダヤ人への恨みへと発展させ
世界からの厳しい制裁がドイツ人を奮い立たせ
ヒトラーを支持したのではないのか。
人間社会にもきっと問題があったのだろうと
感じずにはいられなかった。
とにかくむっちゃ長い。
又吉先生がYouTubeで「文字数がぎっしり詰まっている本の方がお買い得感あって嬉しい」みたいなこと言ってたけど詰まりすぎやと思った。名前や地名も聞き馴染みなくて中々読み進めるのに時間かかった。
半生を描いているがとても緻密でヒトラーがヒトラーになるために紆余曲折しているのもぎっしり描かれている。
失敗の連続でも持ち前の演説という武器で支持を増やし政府に相対していく様がわかる。
読んでる中でヒトラーに寄り添いたくなるような同情したくなるような盤面でも要所で出てくるヒトラーの極論や凶暴性がやっぱりこいつは悪い奴なんだとハッとさせてくれるところがこの本の好きなところ。
最後に。。。
一章読み終えた辺りで
これ何章まであるんやろ?ってペラペラ後ろのページを捲った時に見た「第3章ヒトラーの恋」って見つけた時「は!?」ってなり
「この話の流れで?しかもまあまあページ数多い。。。この文字数で!」となぜかワクワクしかなかった。
まだ読んでいない人は乞うご期待!