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Posted by ブクログ 2017年09月10日
フランス国内で燻り続けた宗教戦争時の王母、カトリーヌ・ド・メディシスの物語です。
カトリックとプロテスタントの勢力が拮抗するフランスは、共存の道を模索します。
カトリーヌも共存を一番に考える側でしたが、双方の急進派が起こす流れには抗えません。
しかし、一度戦争となれば周りの男衆よりも一貫した姿勢で臨...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年02月11日
フランス王アンリ2世妃カトリーヌ=ドゥ=メディシス~メディチ家からフランス王フランソワ1世の次男に嫁いだカトリーヌは,料理を始めとする文化を持ち込んだが,地味な女として知られ寵姫ディアーヌ・ドゥ・ポワティエの陰に目立たない存在だった。ディアーヌはスペインに父の身代わりに人質となる7歳以来,母親の愛情...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月18日
東西南北今も昔も、信心ほど恐ろしいものはない
イタリアのメディチ家からフランス王家に輿入れし、国王アンリ2世の王妃となった一代の女傑カトリーヌ・ドゥ・メディシスの半生を描く著者お得意の史伝小説である。
夫が騎馬槍試合における不慮の事故で亡くなって以来、彼女は常に黒衣を纏ったことから、「黒王妃...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年04月20日
地の文はフランソワ2世の治世から聖バルテルミ虐殺まで、カトリーヌ・ド・メディシスの独白による回想はアンリ2世との結婚から夫の死まで、両者が並行して記述される。
佐藤賢一にしては女性の書き方もあんまり下世話じゃなく、なんとカトリーヌに好感を持たせる記述になっている。
融和指向だったカトリーヌがなぜ聖バ...続きを読む
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