ブルボン朝 フランス王朝史3

ブルボン朝 フランス王朝史3

1,045円 (税込)

5pt

カペー、ヴァロワ、ブルボンと続くフランス王朝の歴史を描けるのは、この人しかいない! ブルボン朝の歴史を描く「フランス王朝史」シリーズ第3弾。ついに完結。フランス王朝史の白眉! 3つの王朝中、最も華やかな時代を描く。長い宗教戦争の時代を克服し、ヨーロッパ最強国、そしてヨーロッパ最高の文明国となったブルボン朝フランス王国。個性豊かな王たちーー稀代の策士にして稀代の艶福家、王家の創設者アンリ4世。「踊る太陽王」ルイ14世。「愛され王」ルイ15世。革命により断頭台の露と消えたルイ16世。マントゥノン夫人、ポンパドゥール夫人など宮廷を華やかに彩った寵姫たちと、リシュリュー、マザラン、フーケ、コルベールなど政治を司った宰相、大臣たち。さらにはヴェルサイユ宮殿を造ったルノートルを始めとする芸術家たち。のみならず、大革命とナポレオンの時代を経て復活したルイ18世、シャルル10世の復古王政から、オルレアン家による7月王政の終焉まで。「ブルボンの血」による王権の始まりから終わりまで、すべてを描ききった超力作。

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ブルボン朝 フランス王朝史3 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2020年03月16日

    作家、佐藤賢一によるフランス王朝史。歴史学者ではない小説家ならではの表現が連発の「楽しんで読むフランス史」といった感じ。どこまで史実なのか混乱するが、新書といえど小説家が書いているのだから、全て事実のはずがないと知ったうえで読むべきだ。

    アンリ4世から始まったフランス王家ブルボン朝はおなじみのルイ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年01月09日

    ブルボン朝の始祖アンリ4世からルイ16世および王政復古後のルイ18世、シャルル10世、ルイ・フィリップの年代氏。アンリ4世が獅子奮迅の働きでヴァロワ朝末期のユグノー戦争の後始末をまとめる。それ以降は、王領以外のところへの支配力をアンタンダン制と呼ばれる地方政治のチェックを官僚化によって強化し、徴税能...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年12月18日

    フランス王国 ブルボン朝の通史。宮廷内の様相にかなりのページが割かれており、文化こそがブルボン朝の求心力の源泉であることが書かれていて興味深い。フランス絶対王政のイメージがちょっと変わった。

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    Posted by ブクログ 2019年09月16日

    著者のペースに随分慣れてきて、フランス史特有のややこしい人間関係も少しはわかるようになった。
    加えてもう一つ印象的だったのは、フランス革命が否定的に描かれていたことである。一昔前では考えられないことだ。

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    Posted by ブクログ 2023年02月20日

    王朝史であるからして王家の視線で語られていて、フランス革命の記述もルイ16世に同情的だ。こういう見方もあるのかと新鮮だった。
    フランス革命後もすんなりと共和制に移行しなかった史実を初めて知った。同時期日本でもペリーやフェートン号がやって来て国を開き、幕末に向かって大きく政治が変わっていった時代である...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年01月27日

    ブルボン朝はフランス王家と言えばブルボン朝というくらい印象が強い。しかし、アンリ4世、ルイ13世、ルイ14世、ルイ15世、ルイ16世でフランス革命になっている。国王の数は少ない。ここにはルイ14世が72年というフランス史上最長の在位期間という事情がある。ルイ15世も治世が長かった。息子よりも長生きし...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月13日

    事実は小説より奇なり、とよく言うが。所々、事実の羅列が怒濤のように続く箇所もあったけど、途中、事実関係や人物の繋がりを整理したい所や(なにせ同じ名前のヒトだらけ!)、少し立ち止まって考えたい所や派生事項をググって確認したい所やあったんだけど。とにかく続きが気になって気になって、先に先にと読み進めてし...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年03月07日

    歴史の単語としては知っていた「サンバルテミーの大虐殺」「ナントの勅令」の事情がわかり、面白かった。この時代、「絶対王政」って言葉からでるイメージから、さぞかし強力な支配体制とおもいきや、逆で、イメージで「フランス」という意識を演出していたとの説に、「そうだったのか!」と驚いた。臣下に丸投げする王様。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年02月21日

    カペー朝、ヴァロア朝ときて、ついに「聞いたことのある名前」ブルボン朝\(・∀・)/
    とはいえ、むしろ逆に、カペー朝、ヴァロア朝よりもなんか読みにくかった。(序盤がややこしかったからね。

    とはいえ、本当に興味深かったのは、「フランス革命のその後」フランス革命~ナポレオン二度目の失脚まではだいたい把握...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年09月27日

    フランス王朝三部作待望の完結編。

    ブルボン朝開祖のアンリ4世に紙面の実に三分の一が割かれている。
    アンリ・ドゥ・ブルボン、あるいはナバラ王アンリーのちのアンリ4世の王位継承権の根拠は、13世紀のルイ9世まで遡る。ヴァロワ家がフランス王家から分かれる以前にすでに分かれていた分家だ。しかし他の分家が途...続きを読む

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