ナポレオン 1 台頭篇

ナポレオン 1 台頭篇

1,320円 (税込)

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3.6

1769年、コルシカ島の貧乏貴族・ボナパルト家の次男として生まれたナポレオンは16歳でパリ陸軍士官学校を出ると、地元の英雄・パオリの親衛隊となる。時はフランス革命真っただ中、コルシカにも革命をと勇み立つナポレオンだったが、過ぎた才知と熱意ゆえ故郷を追われる羽目に。だが、フランス共和国軍の砲兵指揮官として頭角を現し、革命の実力者・ロベスピエール兄弟や派遣委員バラスと知り合う。トゥーロンの戦闘でイギリス軍、スペイン軍に大勝利を収め名をあげるが、情勢は急転。クーデターでロベスピエール兄弟が処刑され、ナポレオンも投獄された。が、男はそこで終わらない。パリが、革命が、彼を求め、ふたたび表舞台へ――。

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ナポレオン のシリーズ作品

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  • ナポレオン 1 台頭篇
    1,320円 (税込)
    1769年、コルシカ島の貧乏貴族・ボナパルト家の次男として生まれたナポレオンは16歳でパリ陸軍士官学校を出ると、地元の英雄・パオリの親衛隊となる。時はフランス革命真っただ中、コルシカにも革命をと勇み立つナポレオンだったが、過ぎた才知と熱意ゆえ故郷を追われる羽目に。だが、フランス共和国軍の砲兵指揮官として頭角を現し、革命の実力者・ロベスピエール兄弟や派遣委員バラスと知り合う。トゥーロンの戦闘でイギリス軍、スペイン軍に大勝利を収め名をあげるが、情勢は急転。クーデターでロベスピエール兄弟が処刑され、ナポレオンも投獄された。が、男はそこで終わらない。パリが、革命が、彼を求め、ふたたび表舞台へ――。
  • ナポレオン 2 野望篇
    1,221円 (税込)
    1796年、26歳のナポレオンは、イタリア遠征で数々の歴史的勝利を収めた。パリに凱旋し、次に向かったのはエジプト。灼熱の砂漠を行軍し、華々しい勝利と手痛い敗北を繰り返す中、ナポレオンはイギリスやロシアをはじめとする諸外国が対フランス大同盟を結成し、フランス本国が危機に瀕していることを知る。――フランスを救えるのは、俺しかいない。急遽帰国したナポレオンはクー・デタを起こし1804年、34歳でついに初代フランス皇帝の地位に就き、ヨーロッパ諸国との全面戦争へ突入してゆくのだった。第24回司馬遼太郎賞受賞作。激動の第2巻!
  • ナポレオン 3 転落篇
    1,221円 (税込)
    男は死んだ。後世に思いを馳せて――稀代の英雄の一代記、ナポレオン小説の金字塔が堂々の完結! またたく間にヨーロッパの頂点へ上り詰めた男の栄光と凋落。諸国との戦争に破竹の勢いで勝利し続け、ヨーロッパをほぼ手中に収めたナポレオン。オーストリア皇女と再婚して跡継ぎにも恵まれ、絶頂期を迎えるが、酷寒の地・ロシアへの遠征に失敗し、対フランス同盟軍に追い詰められてゆく。1814年、ついに退位を余儀なくされ、地中海に浮かぶエルバ島への追放が決まるが……。「まだ私は終わりではない」。再起を懸け、男は最後の戦いに挑む! 第24回司馬遼太郎賞受賞作。

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ナポレオン 1 台頭篇 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年01月13日

    読んだ本 ナポレオン 台頭篇 佐藤賢一 20240113

     文庫になるのを楽しみにしていたんですが、全然分割してなくて一冊700頁もある。電車で読んでても小指がつってくるんだよな。京極夏彦以外にこんなことする人がいるなんて。
     年末に映画の「ナポレオン」を観ていることもあって、期待度は高まっていた...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年11月15日

    序盤は登場人物を覚えるので手一杯でしたが、第三章のトゥーロン攻略辺りから面白くなってきて、イタリア方面軍では地図を見ながら地名を追っていきました
    奥さん最優先で作戦を練る暴走っぷりが、後々どのような影響が出てくるのか、野望篇も楽しみに読んでいこうと思います

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    Posted by ブクログ 2023年02月16日

    日本でフランス歴史ものを書かせたら当代というか史上NO.1の佐藤賢一の描くナポレオン。
    タレイランという王政にも近い獅子身中の腹心、オーストリアとの激烈な外交交渉。
    維新政府が手本としたジョセフ・フーシェによる警察行政。
    +αで手にしたものを失いたくないがために全てを失った姿はプーチンも含めた人間の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年08月14日

    才覚と熱意が両輪になって、時代背景も手伝いみるみる出世。

    それでも師と仰ぐ人に裏切られることもままあり。
    見かけほど立派なわけじゃない。
    これぞ大人物と思いたい輩が勝手に、思い込むだけだ。つまりは甘えだ。と、自らを反省。
    イタリア戦戦では引き際が肝心と、真っ先に和平へと。経験を積むたびに冷静な判断...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年07月15日

    フランス革命の次がナポレオンになることは歴史の流れから自然である。ジョセフィーヌは可哀そうと思っていたが、本書では印象が変わる。

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    Posted by ブクログ 2024年02月27日

    読んでいて、その場面が映画の映像のように頭の中に湧き上がってくるのが、よく出来た小説の条件の一つと考えているが、登場人物の名前が馴染まないこともあり、なかなかそこには行きつかなかった。現段階では一巻しか読んで無いが、次巻を読むかどうか、今のところ微妙。

    0

    Posted by ブクログ 2023年05月18日

     ナポレオンがコルシカ島を出てフランス軍の将軍となり、第一次イタリア遠征を成功させて上昇してゆくところまでが描かれた小説。小説フランス革命の続きのような雰囲気で、次々と新しい名前が出てくるからなかなかついてゆくのが難しい。そして一体フランスの革命の歴史のどのあたりに差し掛かっているのかがわかりにくい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年12月19日

    ナポレオンの若き日を描いた本巻。
    コルシカ島に生まれたナポレオンは、政治に積極的に関与し、浮き沈みを繰り返しながらも軍人としての地位を確固たるものにしていく。
    以前に、レミゼラブルや戦争と平和を読む中で、ナポレオンを全く知らないと感じていたため、いつか知識を得ようと思っていた矢先にこの本が発売された...続きを読む

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