世界史のミカタ

世界史のミカタ

968円 (税込)

4pt

3.8

これまでにない世界史――。その突破口は、中央アジアに蟠踞した遊牧民への視座である。いわく「西のローマ帝国、東の漢帝国を崩壊させる決定的な原動力になったのは、遊牧民たちの動き」であり、「中世には、どちらでも擬似古代国家が再建された」。この見方は、教科書はもちろん、大きな地域史とも言える東洋史、西洋史にはできない。以下、古代から現代までを通観。立ち現われたのは、まったく新しい「世界史のミカタ」である。これこそ、複雑な現代世界を読み解く武器となる。碩学で知られる、両著者自身が知的興奮を味わった、白熱対談へようこそ!

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世界史のミカタ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年01月13日

    この本読んでると、何かにたどり着いた気がした。すごいなぁ、これ。世界史好きな人は読まないと損するレベルだぞ…。スゴイ…。(;´Д`A

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    Posted by ブクログ 2022年02月24日

    シリーズの「歴史のミカタ」に続いて読んでみました。世界史のミカタと言ってもユーラシア史で、両端の日本、ヨーロッパと、真ん中の遊牧民族の対比を軸に思索を進めます。
    その施策の幅が読んでいて楽しいのですが、最初に軸を決めてなかったらもっと幅が広がったのではないかとも思うのです(発散しすぎて何もまとまらな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年04月05日

    世界史の「ミカタ」という表現がタイトルだけじゃなくて「ここが肝!」的なところに頻出するのだが、某関西の情報番組を連想してしまい、どうにも気になった。
    定住する統治文化を持たないユーラシア中央の遊牧民の活動が東西の歴史に大きく影響したのはその通りだろう。ただアメリカ大陸やアフリカの話はほとんど出てこな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年09月19日

     西洋を舞台にする小説を著する佐藤賢一と、国際日本文化研究センター教授の井上章一による対談方式の本。
     まだまだ個人的には世界史的視点は、乏しいところであるが、二人の軽妙な語り口に、面白味と首肯けるところが多々あった。
     話は神話から現代までと守備範囲は広く、特に第二章の、遊牧民という世界史に与えた...続きを読む

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