日蓮(新潮文庫)

日蓮(新潮文庫)

880円 (税込)

4pt

3.0

地震が起こる。疫病が蔓延する。命が無惨に失われる。何故だ。日本が悪法に染まってしまったからだ――。日蓮は法華経への帰依を説き、他宗派に敢然と挑む。それは権力者たる北条氏を敵とすることに等しかった。斬首の危機、佐渡への配流。苦難の中で、信じる法をひたすら世に広め続ける日蓮は、その信仰と情熱で人びとを救うことができるのか。歴史を動かした僧の半生を描く、感動巨編。(解説・末國善己)

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

日蓮(新潮文庫) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    空海と親鸞は読む機会が比較的多いなか、
    中学校の社会科で日蓮を知っても、
    そのままで通り過ぎてしまうが多いと思う。
    日蓮といえば『立正安国論』と法華経と南無妙法蓮華経、日蓮宗。
    なかなか、小説で読む機会が少ないのも事実である。
    日蓮の、貴重な背景や考え等を知ることが出来た一冊。

    0
    2024年01月18日

    Posted by ブクログ

    中世ヨーロッパを舞台とした名作を多く著している佐藤賢一氏、今作は日本、それも宗教家か、と些かの吃驚と期待を抱いて手に取った。
    なるほど、確かに平安・鎌倉期に各宗派を率いた(あるいは拓いた)高僧たちの中でも、日蓮を主人公に選んだことについては何となく合点がいく。
    いわば"優等生的な"

    0
    2024年05月13日

    Posted by ブクログ

    日蓮宗開祖である日蓮の半生の物語。
    堕落腐敗した宗教界に対して、毅然と立ち向かう姿勢というのは尊敬すべき点であると思う。ただ、問答の場に引き出すために必要以上に煽り立てるとか、何かと強引な手法を取る部分はいかがなものか、と思ってしまいました。

    自分の信じた道を進むことを決して諦めない。どんなに理解

    0
    2024年05月10日

    Posted by ブクログ

    作品中にお経の文言が頻繁に出てきて、はっきり言って、難しかった。しかし、日蓮の、自分の信じたことに命をかける強い意志は、充分感じられた。でも、これだけ、他宗派をコテンパンに批判したら、さぞ恨まれただろう。僕だったら、怖くて、よう言わんわ!

    0
    2023年10月09日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    法華宗に縁があり、とある僧の話を聞いた時に全く腑に落ちなかったが、日蓮のこのような教えに依ると思うと納得。
    結局、宗教とはなんなのか…わからないが、宗教者の話は興味深いかもしれない。

    0
    2024年05月17日

    ネタバレ

    う〜ん…。

    2023年10月読了。

    自分も日蓮宗に属する者なのですが、「法華経」の素晴らしさは(かろうじて)理解するものの、「日蓮」と云うあらゆる意味で“パワフル”であり、また他宗への攻撃も激しかった「アクの強さ」に正直付いて行けない気持ちが有りました。
    かと言って、そこから分派した某宗教法人は、法華経を唱題

    #アツい #深い #共感する

    0
    2023年10月19日

日蓮(新潮文庫) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

佐藤賢一 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す