きずな作品一覧
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-東北福祉大ゴルフ部を『王国』へと導いた名物監督と教え子たちの心の交流。東日本大震災後、マスターズ出場を決断した師弟の葛藤と奮闘。勝ったからこそ、さらに上を目指し、力をつけたいと考えよ。団体戦あってこその個人戦。---仲間のために戦えない者は選手ではない。学生ゴルフの本分とは、すなわち『人間として成長すること』。王国を築いた指導者の他人と組織の育て方。人の絆、地域の絆、そして心の絆。連綿たる『強さ』の源流がわかる総会ドキュメント。
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4.4彼女は、ずっと考えていた。人と関わらず、孤独な人生。それで、いいのかと。だから、決めたのだ。自分の“心”を形にして詠び出せる、名詠式を学ぶことを。そうすれば、少しでも彼に……何かを伝えられるかもしれないから――。『Keinez(赤)』・『Ruguz(青)』・『Surisuz(黄)』・『Beorc(緑)』・『Arzus(白)』――この五色を基本に、呼びたいものと同じ色の触媒を介し、名前を讃美し、詠うことで招き寄せる名詠式。その専修学校に通うクルーエルは、年下の転校生で、異端の夜色名詠を学ぶネイトに興味を抱く。一方、学校を訪れた虹色名詠士・カインツもまた、夜色名詠の使い手を探していて………!? “君のもとへ続く詠。それを探す”召喚ファンタジー。
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3.7幼い頃に両親を亡くしたイジー。ただひとりの身内だった伯父も他界し、天涯孤独となった彼女に残されたのは、鍵のかかった小箱だけだった。箱の中身が知りたくて、ネットで鍵を探し始めた彼女のもとに、ある日ひとりの男性がやって来た。黒塗りのリムジンに乗り、側近を従えた長身黒髪の彼が言うには--。「鍵はここにある。君はベルノニア王女で、僕の妻なんだ」何を言うの?アメリカの片田舎で育ったこの私のどこがプリンセスですって?
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-幼いころに両親を亡くし、車の整備士の伯父に育てられたイジー。その伯父も亡き今、彼女は独りぼっちだった。母のたった一つの形見は、家族に伝わるという古い木箱だが、鍵が行方不明なので、開けることができない。ある日、イジーの職場に黒塗りのリムジンが横づけされる。側近を従えて降りてきたのは、端整ながらもどこか野性的な男性だ。「きみがイザベル・ポーサードだね?」彼は親しい人しか知らないはずの本名をたずね、返事も待たずに続けた。「僕はニコ。ベルノニアの皇太子で、6歳のときにきみと結婚した」口をぽかんと開けたイジーをまっすぐに見据え、ニコは鍵を差し出した。■はたして鍵は木箱にぴったり合い、亡き母からの手紙やティアラを見つけたイジーはみずからの素性を知ります。けれど見知らぬ男性と結婚しているわけにはいかないと、婚姻無効の手続きのためニコとともに機上の人となりますが……。
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3.8栄光を勝ち取るか、無残に打ちのめされるか、これはもう遊びではないのだ――。夫の浮気が原因で離婚、娘の小織とともに実家のある名古屋へと転居し、無気力な日々を送っていた藤里梨津子だったが、フィギュアスケートの名コーチに小織の才能を見出され、娘を支えることに生きがいを感じ始める。「藤里小織の最大の伸びしろは、あなたにあると思ってます」とのコーチの言葉に、娘のためにすべてを懸ける決意をする梨津子。スケートクラブ内の異様な慣習にとまどい、スケート費用の捻出に奔走し、さらには練習方針をめぐってコーチとの間で軋轢が生じるのも厭わず、娘のことだけを考えてクラブの移籍を強引に進める――そんな母の姿に葛藤を覚える小織ではあったが、試合での成績も次第に上がっていき、やがて……。母娘の挑戦は、実を結ぶのか?母と娘の絆をテーマにした、著者渾身の長編小説。『犯人に告ぐ』『クローズド・ノート』をしのぐ興奮と感動!
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3.5異能をもって生まれたがゆえ、孤独に苛まれる高校生・伊吹翔流。しかし、健気な同級生・鏡本比呂姫の誘いで、無垢な病身の少女・武安奈々と出会い、孤独から救われる。やがて、美形だがキザでイヤミな二年生の筑谷瞬、飄然たる喫茶店マスター・久鷹秋彦と出会い、変わりゆく翔流の世界。だがそんなある日、奈々を悲劇が襲う。怒りに燃えて犯人を追う翔流の前に立ちはだかる秋彦と瞬。なんと二人は、同じ異能者にして闇の仕事師で……※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。
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5.0二○一五年。正体不明の稼動機械による攻撃で、戦闘と死が日常化した世界。その稀有な戦闘能力により、周囲から英雄視されている高校生・須崎友哉は、敵の襲撃のさなか、新型兵器の戦闘用補助AI『EMERADA』と接触、仮使用者となる。銃、ブレードなどの武器に変化しながら戦闘補助を行うエメラダの高次な能力は、明らかに人類の技術力を越えるものだった。脳内に直接響くエメラダの声……。『彼女』は本当に友哉の味方なのだろうか?※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。
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-名作にみる愛の絆 そうだったのか!あの二人とは…嗚呼!!! 艶やかに歴史を彩る―――古今東西の男と女の愛のかたち。
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-ガトリス大陸を侵略しながら巨大化をつづけるバークディア帝国。帝国に君臨するのは、700万もの罪なき人々を笑って虐殺する美貌と狂気の皇帝オルライト。一方、オルライトを討ち、平和の回復をめざす若い3人の陸軍元帥アルフレッド、レイガン、ワーランドは、叛逆の機会をうかがっていた。そんな緊迫の帝国に突如あらわれたかわいい黄金の仔犬ラックス。その飼い主となった18歳の皇妃エアテルナ。アルフレッドの号令とともに、壮大なドラマが今、はじまる!
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-親しい人間関係がなぜ築けないのか? 心を打ち明けたつもりが、なぜ嫌われてしまうのか? 本書では、他人との距離感が分からずに悩む《きずな喪失症候群》の人たちの心理を分析。昨日知り合った人に頼みごとをしてしまう。だから断わられる。そして落ち込んだり、恨んだりしてしまう──。あなたはそんなタイプではありませんか? 《きずな喪失症候群》型の人は“時間をかけて友達になる”ということを知らない。親しさを“築き上げる”ということを知らない。その考え方ではまるで、“初対面で異性に肉体関係を求める”ようなものなのである、と著者は指摘する。当人は、自分の態度や考え方の奇妙さに気がつかない点も問題である。その他、このタイプの特徴として、「気軽さとぞんざいの差を区別できない」「相手との対等にこだわる」「偽りに満ちた会話をしてる」などもあげられる。自分を見つめ直すために読んでみたい一冊である。『愛されていないかもしれない症候群』を改題。
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-学校の番長、泰行を中心としたクラスメイト達にいじめられている隆。ある日、唯一の友人哲治と屋上にいると、自殺しようとしている奈央と出会う。奈央もまた別のクラスでいじめに合っているのだという。三人は屋上で友情を結び、やがて隆と奈央は恋に落ちる。しかし、奈央に想いを寄せる泰行が二人の関係をあの手この手で妨害する。同じ境遇の二人が哲治の手を借りながら愛を貫けるのか。
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-日本のお家芸・柔道。しかし、オリンピックの大舞台で世界一の座を獲得するまでには、実に、12年の歳月がかかっていた。西欧の巨漢たちのすさまじい力に屈するほかなかった日本選手。再起を賭け立ち上がったのは、あの東京五輪で敗北を喫した日本のエース・神永昭夫だった。命運を託したのは、弟子の中、最も小柄で弱かった上村春樹。相手の技を押さえ込む不思議な極意を伝授する。
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-レシアは、ある夏の日に自分とそっくりな男性キーンと出会う。二人に血のつながりは見当たらないはずなのに・・・? キーンは二人の祖先を探し始める。気がのらないレシアだが、それは彼女がキーンを意識し始めていたからだった。だが、レシアは過去に恋愛で深い傷をおっていた。そして、二人の間に決定的な出来事が起こってしまい・・・!
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-エラは日々制作に励む、若きガラス工芸家。海辺の屋敷の離れを借りて、ひとり静かに暮らしている。ある夜、日課の散歩をしている途中で見知らぬ男性と出会った。闇の中で顔ははっきりと見えないが、エラはなぜか興味をそそられた。話しているうちに、彼が祖母から屋敷を相続したハリドだとわかった。翌日、母家に呼び出されたエラは、初めて明るい中で彼を見る。これほど美しい男性は見たことがない。でも、その顔の右側は……。ひどい火傷の跡で肌が引きつれていた。衝撃を受けるエラに、ハリドは追い討ちをかけるように言い放った。「この屋敷は売りに出す。さっさと出ていってもらおうか」■魅惑の砂漠のヒーローが、もし双子だったら……。ミニシリーズ〈砂漠の絆〉でバーバラ・マクマーンが描くのは、ひと味違ったシークたちの物語です。ぜひお楽しみください。
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3.0現場検証中、爆発事故に巻き込まれたNY市警鑑識課員ダグラス5世。目が覚めた彼を取り囲んでいたのは、今や博物館や映画でしか見ないガス灯に古い方のドレスを着た看護婦──そこは19世紀末のニューヨークだった。どうやら高祖父の体に意識が入ってしまったらしい。混乱の中、警官ルイスと知り合った彼は、この時代には確立していない鑑識技術を捜査に持ち込み、注目を集めることに……。果たして5世は元の世界に戻れるのか!?
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-ふし遊、ルルルだけの感動オリジナル物語! 父に命を狙われる皇子リムドがタウルに連れられソルエンの元へ。だがソルエンはある事情から彼を素直に受け入れられず。しかしある日、ソルエン親子とリムドは厳しい旅へ出ることに。二人の深い絆はどう紡がれたか? ※この作品はフィーチャーフォンサイズの小さいイラストが収録されています。
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-ケータイ小説を書き始めたきっかけ、作品への想い、読者への気持ちなど、人気ケータイ小説家10人の想いが詰まった一冊。指を血だらけにしながらも、過去の体験や素直な気持ちをケータイに打ち込んでいく。書いているうちに、つらくて我慢できなくて、でも、読者の励ましでまた書き続ける。そんなケータイ小説家の一途な姿を、作家へのインタビューをもとにまとめた一冊です。彼女(彼)らは、どんな人生を過ごしてきたのか。どんなきっかけでケータイ小説を書くようになったのか。そして、小説を書いているときの気持ちや読者との固いきずな……。読者から高い支持を得ている人気ケータイ小説家10人の素顔を、代表作のあらすじを交えながら描き出します。好きな小説家がこの本に載っていたら、是非読んでください。今まで知らなかった、ケータイ小説家の本当の想いがあなたに届きます。登場する作家と作品/美嘉「恋空」、水嶋利子「理由。」、飛鳥「Re:涙雨」、ナナセ「片翼の瞳」、蓮居くうな「戦場のサレ妻」、SINKA「また会いたくて」、美由「最後の約束」、Saori「腐指」、めぐみ「心の鍵」、Chaco「空」。
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4.0ただでさえ忙しい外で働く母親たちにとって、子どもの受験期はまさに地獄のような時間。子どもの合格を願ってのことではあるものの、敏感になりすぎて家庭内の空気は重くなり、母親はイライラ、カリカリしっぱなし。それではかえって子どもへのプレッシャーは募るばかりです。本書の著者も、社長業をこなしながら2人の子どもの受験を経験しました。1度目は鬼母のように超過密スケジュールをこなし、結果、子どもも自分も燃え尽きてしまう。その教訓を活かして、2度目は親子のきずなを深め、ともに前を向いて受験を乗り越えたそうです。その経験から、仕事と子育て(特に受験)を両立させ、自分の夢と子どもの夢の両方を実現する考え方から具体的なテクニックまでお伝えします。中学受験をするしないにかかわらず、小学生の子どものいるすべての親御さんにお読みいただきたい1冊。
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5.010年に及ぶ内戦が続いたカンボジア。世界遺産アンコールワットは、無残に破壊、放置された。35人いた遺跡保存官はポルポト派によって虐殺され、生き残ったのはわずか3人だった。アジアの宝は崩壊を待つばかりだった。 「亡くなった友のために、そして民族の誇りを取り戻すために、アンコールワットを修復したい。」生き残った保存官の一人、ピッ・ケオさんは、助けを日本の友に求めた。その男は戦前、カンボジアの技術者と共に、アンコールで修復に汗を流した鹿児島大学の教授(現上智大)・石澤良昭だった。 「金だけの支援はしない。一から修復技術者を育て、彼らの手でアンコールワットを蘇らせる。」石澤は、アンコール遺跡国際調査団を組織し、「石の心を読む」といわれたベテラン石職人、小杉孝行の協力を得てカンボジアへ渡った。 集まった現地の若者は20人。しかし修復への道のりは、困難を極めた。「伝統的な石職人の技を全て伝えたい。」小杉は、日本と同様、厳しい修行を始めた。しかし、生活のためと割り切って働くカンボジアの若者達に、職人の心は伝わらなかった。重い石に負けない体力を付けさせようと米や肉を持たせても、家族に食べさせてしまう貧しさが立ちはだかった。「一人前の石職人になって欲しい。」時には、手が出るほどの厳しさに耐えられず、辞めていく者が相次いだ。「アンコールワットを作り上げた君たちの祖先の仕事はいかにすごいか。」団長の石澤は、歴史を知らない若者達に必死に説き、懸命に皆をまとめた。 7年に及ぶ修行期間が終わり、今年ようやく本格的な修復作業に入ったアンコールワットの西参道。日本人とカンボジア人が、激しくぶつかり合う中で心を通わせ、一人前の石職人が誕生するまでのドラマを描く。
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4.0エヴァは姉の結婚式準備のため、故郷に帰ってきた。四年前、恋人ジェレドの子を身ごもって父の逆鱗に触れ、彼に真実を告げないまま、この町を去ったのだ。店の試着室で花嫁付添人のドレスを新調していると、懐かしくも恐ろしい声に、彼女は凍りついた。相変わらずの魅力を漂わせたジェレドが目の前にいた――彼は億万長者となって、今は仕事で不在と聞いていたのに!怒りに燃える目で凝視されたあと完全に無視され、いたたまれなくなってエヴァが帰ろうとしたとき、彼が憎しみの矢を放った。「相変わらず逃げるのが得意だな」■“秘密の新しい命(シークレツト・ベビー)の物語”――新しい命の存在を伝えたくても伝えられないヒロインの、切ない愛の物語。断ち切れない絆を描きます。
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-派遣会社からの紹介を受け、エリンは仕事の面接へと向かった。ある独身男性が、二歳の女の子のナニー子守りを探しているというのだ。一つだけ気がかりなのは、相手が年のいった地味な女性を探していること。きっと雇い主は、女性には興味のない堅物の男性に違いない。だが面接場所に着いたエリンを迎えたのは、とびきりセクシーなサムという男性の侮蔑に満ちた表情だった。「手違いがあったようだ。帰ってくれないか」そう冷ややかに言われ、エリンは思わず大胆な行動に出ていた。★『ある運命の物語』第三話です。エリンは、ひと目で引かれたサムの影のある表情が気にかかります。やがてその秘密が明らかになりますが……。★
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4.0父を目前で殺されたショックで、ディアナは前後の記憶を失った。そのため法廷で証言できず、恋人のルークが有罪判決を受けてしまう。あれから歳月は流れたものの、いまだ記憶は戻らないままだ。せめてルークの汚名をそそぎ、真犯人を見つけよう。ディアナはそう決意し、事件の再調査をはじめた。だが当時の話をきくため初めてルークの屋敷を訪れたところ、彼は瞳に憎悪をたぎらせて吐き捨てた。「協力する代わりに、僕が求めたらいつでも応じることだ」復讐心を満たすため、私に情婦になれというのね。けれど、ディアナにこの残酷な契約を断るすべはなかった。★NYタイムズベストセラー作家が贈る感動作。その実力をリンダ・ハワードが絶賛するのもうなずけます。★
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-アンは一族の宿敵と教え込まれてきたブラッド・アービングに、幼いころから惹かれていたが口に出せずにいた。ある夜ナイトスキーに出かけた彼女は、雪崩に巻き込まれて崖の岩棚にひっかかり途方に暮れていた。そこへブラッドが現れて彼女を救い出す。悪天候のなか、二人は近くの建物で暖をとりながら救助を待つが、やがて抑えきれない情熱に負け、夢のような時間を過ごした。ようやく彼と結ばれた――そんなアンの喜びも長くは続かなかった。迎えにきた父親が、断固として二人を許さなかったのだ。★今月のサーティシックス アワーズは、ロミオとジュリエットを思わせる切ない恋物語。★
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-外務省勤めの夫が南米で悲劇的な死を遂げ、サラは四歳の息子ベンとともにイギリスに戻ってきた。やむなく亡き夫の実家に滞在することにしたものの、長くとどまる気はなかった。できるだけ早く仕事を見つけ、ベンと二人で生きていこう。亡き夫の弟アレックスがいる屋敷で暮らすことなどできない。ここは、五年前、あの過ちが起きてしまった場所……。断固として屋敷から出ていくと言い張るサラに、アレックスは無表情な顔で告げた。「この四年間、ベンはきみと暮らした。今度は父親と暮らす番だ」サラはぽかんと口を開けた。アレックスが秘密を知っていたとは!ここで彼と暮らすなんて、あまりにも危険すぎる。
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-「ジャック……ジャック・ソーアー?」「今の僕はジャック・ソバージュだ」深夜、マンハッタンのオリビアのアパートメント。部屋のドアを開けたとたん、目の前に現れたジャックを、オリビアは信じられない思いで見つめていた。彼はフランス人風に名前を変えているけれど、語りかけてくる低い声は相変わらず魅惑的だった。十六年前と変わらずに……。でも、あのとき何があったの?彼の力強い腕に抱き寄せられ、激しいキスを受けながらも、次々と押し寄せる疑問に、オリビアは茫然とするばかりだった。十六年前、従姉妹が殺され、彼が指名手配されたあのとき……。★三作連続でお届けしてきた『影の戦士たち』もいよいよ最終話。アメリカを襲う大惨事を食い止めるため、ジャックがしかけた非情な賭の行方は?ラブストリーム最終号をお見逃しなく!★
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-ごく平凡な主婦だったジュリアの生活は、夫エヴァンが出張先のコロンビアで拉致されて一変した。遅々として進まない解放交渉、初めて知る異国の厳しい現実。孤独と恐怖に打ちひしがれながらも、ジュリアはエヴァンの救出のために人生のすべてを懸ける。だがその努力もむなしく月日は流れ、ある朝ついに、彼の遺体が見つかったという悲報が。それでもジュリアは、愛する夫へのラブレターをひっそりと綴り続けた。やがて訪れる奇跡を固く信じて……。“あなたを永遠に愛しているわ。私の声が聞こえる?”読む者を癒し、勇気とパワーを与える、清らかな愛と涙の物語。
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3.0ベスはいまだに自分のとった行動が信じられなかった。男性についてはとりわけ慎重なはずの彼女が、金曜の夜、出会ったばかりの男性とベッドをともにしてしまったのだ。緑の瞳が印象的なゲイブは、ベスを優しく包みこみ、ときに激しく、繰り返し愛してくれた。ベスも、一夜限りの相手に奔放に応えた。ところが翌週、ベスの働く病院に現れた新任の外科医は、なんと週末の夜の情事の相手、ゲイブだった!ベスはうろたえながらも、心を決めた。あの夜のことは胸に封じこめ、彼とはあくまで医師と看護師として冷静につき合っていこう、と。だが、そんなベスの決心を、予想外の出来事が粉々に打ち砕いた。
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3.0マヤは夢見心地でベッドに横たわり、隣にいる義理の兄、クリードを見つめた。母の再婚によってフォーチュン家で暮らすようになって以来、マヤはずっとクリードに想いを寄せてきた。彼にはいつも冷たく当たられてきたので、叶わぬ恋と諦めていたけれど、まさかこんなふうに愛し合える日が来るなんて……。だが、幸せは長くは続かなかった。クリードは唐突に起き上がって服を着だすと、冷ややかな視線をマヤに向け、信じられない言葉を投げつけた。★ついに〈富豪一族の絆〉最終話です。前作で何やら恋に悩んでいる様子だった、フォーチュン家の次男クリード。はたして彼の恋の行方は?最後まで目が離せません。★
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3.0玄関のドアを開けたスカイラー・フォーチュンは凍りついた。ザック!彼がどうしてここにいるの?ザックは、スカイラーの従兄がニュージーランドから連れてきた、幅広い事業を手がける敏腕の実業家だ。スカイラーは会った瞬間に彼に心奪われたものの、内気で臆病な性格が災いしてまともに会話もできずにいた。だが四カ月前、あるパーティの夜にザックと二人きりになり、一世一代の覚悟で身を捧げたのだ。彼はその翌日に帰国した。まさか、再び現れるなんて……。ザックはスカイラーのこわばった顔を見つめたあと、ふくらみを帯びた腹部に鋭い視線を向けた。「君は妊娠しているんだね」★〈富豪一族の絆〉も残すところあと一話となりました。来月は人気作家ハイディ・ベッツが筆をとり、最終話にふさわしいロマンスをみなさまにお届けします。どうぞお楽しみに!★
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-「何年も前から、君のことをもっと知りたいと思っていた」学生時代から憧れていたブレイク・フォーチュンにそう告げられ、サーシャの胸は飛びださんばかりに高鳴った。それは、あまりにも思いがけない告白だった。フォーチュン家が営む会社で働いているため、ブレイクと顔を合わす機会は何度もあった。しかし、まともに会話をした覚えはないし、彼がサーシャを気にかけているとはとても思えなかったのだ。喜びのあまり呆然となり、彼女はブレイクに誘われるまま身を委ねた。すべては彼が仕掛けた罠だとも気づかずに。
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-チャリティ・オークションの主催者エリザ・フォーチュンは、出番を告げるアナウンスに促され、ステージ中央に進んだ。今日エリザが競売にかけるのは、手料理をふるまうというディナー権だ。ディナー権はすぐさま高値に吊り上がって次々に入札の声があがったが、一人の男が提示した法外な金額に、場内は静まり返った。「三万五千ドル」ハスキーなその声を耳にしたとたん、エリザの背筋は凍りついた。どれだけ歳月が流れようとも、聞き間違えるはずがない。目をやると、やはりリース・パーカーが会場奥の席に陣取っている。エリザは狼狽しつつも、リースの冷ややかな視線を受け止めた――六年ぶりに会う、夫の視線を。
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-華やかなパーティ会場で、ダイアナの目は一人の男性に釘づけになった。たとえどれほど歳月が流れていようと、彼の姿を見間違うはずはない。マックス・フォーチュン……ダイアナが唯一愛した男性がそこにいた。彼に出会ったのは十年前、旅先のオーストラリアでのこと。二人は一目で惹かれ合い、会ったその日のうちに体を重ねた。ダイアナは甘く幸せな日々が永遠に続くと信じて疑わなかった。マックスが気軽な情事を求めていたにすぎなかったと知るまでは……。心の傷はいまなお癒えていないが、終わった恋を振り返ってもしかたない。ダイアナはなんとか自分を奮い立たせ、近づいてきたマックスに挨拶した。その瞬間、彼の瞳がよそよそしく冷たい光を放ったのを見て、凍りついた。★何やら秘密がありそうな彼女ですが、いったいどんな恋が待ち受けているのでしょうか?どうぞお楽しみに!★
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-人付き合いが苦手で、派手な生活には縁のないジーナ。彼女はこのたび、絵本作家として名誉ある賞を受賞した。その記念にと行われたサイン会で、子供にまじって彼女のサインを求める男性がいた。彼の名はケイス・フォーチュン。有名な富豪一族の一人で、毎日のように新聞の社交欄をにぎわせている。ケイスはあろうことか、サイン会を終えたジーナをデートに誘った。なぜ彼のようなゴージャスな男性が、私を誘うの?警戒しつつも、ジーナはひそかな胸の高鳴りを無視できずにいた。もちろん、彼が残酷な計画を秘めていることなど知る由もなかった。
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-神出鬼没、幻の蛇にほんろうされながら、懲りない人びと。その夢とロマンの世界を写し出す。 映画『おらが村のツチノコ騒動記』の撮影で僕は、ツチノコの目撃者や、長年捜索活動を続けてきた人たちの話を聞いて回った。ツチノコはいまだ謎の多い生き物だ。 10年前、僕はかつて村で盛んに行われていたというカスミ網猟の映画、『鳥の道を越えて』を発表している。故郷がそれまでと違って見えた。 僕の故郷、岐阜県東白川村はツチノコで村おこしを行うところなのだが、僕はそのことをずっと恥ずかしく思っていた。ツチノコの正体を明かそうとカメラを向けているうちに、僕の中で変化が起きた。 【目次】 序 章 ツチノコって何モノ [参]つちのこの里 東白川村MAP/『おらが村のツチノコ騒動記』取材地MAP 第1章 「おる」との確証? 第2章 伝承とブーム 第3章 捜索は今も続く 第4章 ツチノコがいなくなる日 第5章 終わりなき旅に幕 終 章 その連なりの先へ 4コマ漫画「ふるさと小景―僕のツチノコ物語―」 ツチノコが気になる ツチノコの映画を作るきっかけ 第1回捜索イベント 幼少期の夢 ようこそ先輩―ふるさとを語る― 異聞奇譚①②③ 姫田さんのめい言①②③ デビュー作『鳥の道を越えて』は失敗作!? ヤマカガシを探す 親子のきずな 同級生のキツイ一言 老若男女に効く〝夢、ロマン〟 など21遍 【著者】 今井友樹 1979年岐阜県生まれ。日本映画学校(現・日本映画大学)卒業。2004年に民族文化映像研究所に入所し、所長・姫田忠義に師事。2010年に同研究所を退社。2014年に劇場公開初作品・長編記録映画『鳥の道を越えて』を発表。2015年に株式会社「工房ギャレット」を設立。 一般社団法人民族文化映像研究所理事、日本映画大学指導講師をつとめる。 山村基毅 1960年北海道苫小牧市生まれ。獨協大学外国語学部卒業。ルポライター。人物インタビューを基軸としたルポルタージュを執筆している。著書に『認知症とともに生きる』『ルポ 介護独身』『民謡酒場という青春―高度経済成長を支えた唄たち―』『戦争拒否―11人の日本人―』『森の仕事と木遣り唄』『はじめの日本アルプス―嘉門次とウェストンと館潔彦と―』など。
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