ソーニャ文庫作品一覧

  • 魔性の彼は愛を知る
    3.8
    1巻704円 (税込)
    怖くないよ、やさしくするから。 幻想的な美貌を持つ男娼、ルキーノ。女たちは競うように彼との時間を買っていた。しかし愛を一切信じない彼は、女たちを嫌悪し、自ら昂ることはない。だがそんな彼が唯一、心を動かす存在があった。四年前、彼が気まぐれに救いの手を差しのべた、没落貴族の娘ジゼラだ。彼は彼女を囲い、束縛し、“清め”と称して、その無垢な身体を淫らに弄ぶ。無知なジゼラは彼の歪んだ欲望を知らず、ひたすら彼を慕う。けれど彼には、ある黒い思惑があって……。
  • 押しかけ騎士は我慢しない
    値引きあり
    3.8
    僕を放っておかないでよ。 食堂「黒屋」の四代目主人アデリナは、酔っ払いに絡まれていたところを、貴族の青年ディートハルトに助けられる。 アデリナよりも六つ年下の彼は、大人びた見た目とは裏腹に、子どもみたいにあまえたがり。 そしてなぜかアデリナを気に入り「黒屋」の用心棒になると言い、勝手に居候を決めてしまう。 彼の強引な愛撫と逞しい身体に溺れていくアデリナ。いつしか彼が隣にいることが当たり前になっていた。 だがそんな矢先、ディートハルトは姿を消してしまい……!?
  • 致死量の恋情
    3.8
    君への愛が、僕を殺す。 辺境伯の娘アマーリエは、初恋の人エリクをずっと想い続けていた。幼いころに出会い、家族同然に育った彼は、ある日、謎の病に倒れたアマーリエを救うため、どこからか特効薬を持ち帰ったあとで突然姿を消したのだ。それから六年、彼女の前にエリクとそっくりな騎士コンラートが現れる。彼をエリクだと確信して詰め寄るアマーリエだが、彼は迷惑そうに否定すると「よほど男が欲しいのですね」と嘲り、淫らなキスを仕掛けてきて……。
  • 薔薇は偽りの花嫁
    3.8
    俺の妻になる覚悟はできたか? 由緒ある伯爵家の令嬢フローラは、父の借金が原因で、野蛮な実業家セオドアに嫁ぐことに。だが、彼はフローラの姉との結婚を望んでいた。姉の身代わりであることに悩み、愛されることはないと思っていたフローラだったが、セオドアは余裕の表情で彼女を翻弄し、執拗に抱いてくる。強引で情熱的、それでいて優しい――そんな彼に次第に惹かれていくフローラ。しかし、ある夜をきっかけにセオドアはフローラを抱かなくなって……?
  • 臆病な支配者
    3.8
    あなたなど壊れてしまえばいい。 「私を覚えていますか」かつての恋人セルジュの言葉にリディアは歓喜した。子爵令嬢と庭師。身分違いの許されざる恋に、二人は五年前、駆け落ちを決意した。だがその途中、海難事故に遭い、彼はリディアとの記憶を失ってしまう。最愛の人に突き放され、逃げるように彼のもとを去ったリディア。……私を思い出してくれたの? 再会の喜びのまま情熱的に結ばれる二人。しかしそれは、実業家となったセルジュがある復讐のために仕掛けた罠だった!?
  • 龍王の寵花
    3.8
    両親を早くに亡くし、王城で働く兄と二人きりで生きてきた蓮花。しかしある日、兄が王に毒を盛ったと疑われ共に捕らえられてしまう。兄を信じて庇う蓮花は、王である真龍に「兄の命を救いたければ、俺に一生を捧げろ」と後宮に閉じ込められ……。冷酷な真龍に服従を強いられ、蹂躙される日々。だが、蓮花を支配しようとする彼の胸には消えることのない悲しみが隠されていた。真龍の傷ついた心を知って、寄り添いたいと思い始める蓮花だったが――。
  • 妄執の恋
    3.8
    誰にも触らせてないよな? 侯爵家の嫡男で騎士団に所属するエリアスには、三年前までの記憶がない。しかし任務で赴いた田舎町で、とある娘を目にした途端、なぜか涙が流れ出す。俺は彼女を知っている? 過去を知りたいエリアスは、ラナと名乗るその娘に話を聞こうとするが、彼女は強張った顔でエリアスを拒絶する。そんな中エリアスは、自分が血まみれで苦しむ夢と、彼女と幸せな一夜を過ごす夢を見て……。 三年前、いったい何が――?
  • 逃げそこね
    3.8
    乗馬が大好きな子爵令嬢マリアンナは、名門貴族のレオナルドに「馬にまたがる田舎者」と揶揄され、社交界から爪はじきにされてしまう。 傷つき、王都から逃げるようにして故郷へ帰るが、何故かそこにレオナルドが現れ、結婚を強要される。 あんな仕打ちをしておきながら、どういうつもり? 涙を堪えて睨みつけるマリアンナを恍惚の表情で見つめるレオナルド。 逃げようとするマリアンナだが、捕えられ、無理やり身体を開かれてしまい――。
  • 旦那さまの異常な愛情
    3.8
    側室としての十年間、王から一度も愛されず、忘れ去られた存在としてひっそり暮らしていたジャニス。後宮解散の際に次の嫁ぎ先を告げられるのだが…なんとお相手は、十歳年下の才気溢れる青年子爵マリスだった。公爵家嫡男で社交界の寵児である彼がなぜ私と――?裏があるに違いないと訝しむが、問うたびに押し倒されてうやむやにされてしまう。そんなある日、マリスと王が過去にとある取引きをしていたことを知り――。
  • 煉獄の恋
    3.8
    幼い頃、山火事で両親を失い男爵家の養女となったマリーは、男爵の息子で、大火の中から自分を救い出してくれたアドリアンを本当の兄のように慕っていた。しかし社交界デビューをした日の帰り道、彼に突然唇を奪われてしまう。さらに、「他の男に触れさせた罰」と、淫らな行為はエスカレートしていって…。そんな中、マリーは不穏な噂を耳にする。過去の山火事を起こした犯人は、ほかでもないアドリアンであるのだと――。
  • 監禁
    3.8
    とつぜんの事故で両親を失ったシャーリー。残った家族は、甘えたがりの双子の弟ラルフただひとり。亡き両親のかわりに弟を守ろうと決意するシャーリーだったが、彼に恋人ができたという噂を耳にして、ひどく動揺してしまう。許されないとわかっているのに、彼への想いは膨らんでいき、ついには淫らな夢に囚われるようになるのだが…。これは本当に夢?それとも―。『虜囚』と同じ物語を姉のシャーリー視点で描く、sideA。
  • 追放聖女にヤンデレ皇帝の執愛は重すぎる
    3.7
    俺をあなたの道具にしてください 五年前、多くの濡れ衣を着せられ帝都を追われた皇女リーゼロッテは、その混乱の最中に精霊の加護を得た。 そんな彼女の前に帝国の使者が現れ、瘴気に覆われた各地の浄化を依頼される。 帝国で待っていた皇帝ルカは、かつてリーゼロッテの護衛騎士だった。 当時秘めた恋心を抱いていた彼女に、ルカは再会したとたんにキスをする。 その後結婚を提案され、利用しようとしているはずと反発する彼女に対し、処女かどうかを確かめると言い出して――? 自己肯定感の低い敏腕皇帝×濡れ衣を着せられた純真な聖女、 こじらせ愛のヒーリング・ラブロマンス 【目次】 一章 「追放聖女の帰還」 二章 「皇帝の求婚」 三章 「浄化の旅」 四章 「道具のように」 五章 「ルカ・クラウスという男」 六章 「本当の気持ち」 七章 「最後の浄化」 八章 「過去との再会」 九章 「心のままに」 エピローグ 「星降る夜に」 あとがき
  • 政略結婚した年の差夫は、私を愛しすぎる変態でした
    3.7
    ずっと、待っていた。もう我慢しない。 十一歳で親子ほども年の離れた次期侯爵トレバーと結婚した男爵令嬢ルイーザ。家族を守るための政略結婚だからと覚悟するも彼は一切手を出さず、幼い彼女を飾り立てては愛妻だと自慢し周囲にドン引かれる始末。ルイーザは悟る。夫はそういう嗜好を持つ変態なのだと。それでも次第に彼の誠実さや包容力に惹かれてしまい、同時に大人になれば捨てられるのではと不安も抱く。そして成人後、思わずその葛藤をぶつけた時、彼が初めてベッドに誘ってきて――? 少女に心を救われた次期侯爵×変態には塩対応の男爵令嬢、超年の差婚ラブコメディ! 【目次】 プロローグ 一章 二章 三章 四章 五章 エピローグ あとがき
  • 凶王は復讐の踊り子に愛を知る
    3.7
    おまえのぬくもりで、俺を滅ぼしてくれ 巫女であるラスティンは殺された仲間の復讐のため、踊り子に身をやつし凶王ガスタインの愛妾となる。夜毎寝所で好機を得るも、繰り返し与えられる快感に翻弄されてしまっていた。何度目かの夜、寝物語で王の過去と民を思う胸中を知ったラスティンは、憎悪の念に反し、冷血の字の如く冷たい肌の彼にぬくもりを与えたいという思いを抱く。手を握り身を寄せてくる愛妾に幸福を覚える王。彼はいつしか「彼女に自分を滅ぼして欲しい」と願うようになり――。 死を望む不死身の王×王を救える唯一の巫女、王を愛する巫女が下す審判は―― 【目次】 一章  二章  三章  四章  五章  六章  七章  八章  九章  あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 狼マフィアの正しい躾け方
    3.7
    しゃべるな可愛い! 俺をよしよししろ! 忌み子と蔑まれていた王女サフィーヤは祖父に騙され、 慕っていた狼獣人リカルドに服従を強いる腕輪をつけ隷属させてしまう。 戦争で国が滅び、離ればなれになった数年後。 マフィアの首領となったリカルドは隷属から解放されるため、 サフィーヤを探し出し殺そうとするが、 なぜか「よしよし」をねだった自分に困惑する。 憎悪を滾らせているのに、リカルドは彼女の世話を焼き、外敵から守らずにいられない。 さらには抑えきれない衝動に囚われて――。 狼獣人マフィア×薄幸の(元)王女、絶対服従の枷を壊すまでは溺愛おあずけ!? 【目次】 序章 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 終章 あとがき
  • ネクロフィリアの渇愛
    3.7
    たとえ死んでいても私は貴女に狂喜する。 ある事件に巻き込まれて死亡した魔女のイヴ。 しかし屍は朽ちることなく、協力者さえいれば生き返ることができる。 その機会を待ち続けていたイヴは数十年の歳月を経て、 なぜか侯爵家嫡男ユリウスの部屋へ棺ごと運び込まれてしまう。 夜毎に棺の蓋を開けては、屍状態のイヴにうっとりと愛を囁くユリウス。 彼にとってイヴは母親以外で初めて心を動かされた女性であるらしい。 「ネクロフィリアのうえマザコン!?」とイヴは警戒していたのだが……。 ネクロフィリアの貴公子×死せる魔女、ひと目惚れ執着ダークロマンス。 【目次】 プロローグ 魔女が死んだ日 第一章 貴公子、死体を手に入れる 第二章 満たされた生活 第三章 初めての蘇生 第四章 過去が繋がるとき 第五章 終着の春 第六章 ネクロフィリアの若き国王 エピローグ 最愛の人と生きる未来 あとがき
  • 偽りの王の想い花
    3.7
    ――これでようやく、二人だけの世界だ。 両親を亡くし、修道女見習いとなっていたピオニーは、 ある日、国王に見初められ、愛妾となるよう命じられる。 国王はピオニーの初恋の人・ザックと瓜二つ。 けれど、陽気で傲慢な彼は、 寡黙で思慮深かったザックとはまるで違う。 別人であることに落ち込むピオニーだが、 次に会った時、彼は自分をザックだと言ってきて!? 「ようやく会えた」 情熱的なキスに甘く優しい愛撫。 彼は、昔と変わらぬ静かな愛でピオニーを包み込む。 けれどザックにはとある秘密が――。 謎めいた美貌の王は、初恋を叶えるためにすべてを壊す。 【目次】 序章 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 終章 あとがき
  • 妄想紳士の愛しの奥様
    3.7
    ――どんな出会い方をしても、僕は君を好きになる。 生まれたときからの婚約者で初恋の相手、ユーリと結婚したサーシャ。 緊張しつつ迎えた初夜は、花嫁姿で愛されて幸せいっぱい。 けれど次第にユーリのおかしな性癖が明らかに!? 彼は毎夜サーシャに特殊な服を着せ、妄想ストーリーの中で行為に及ぶのだ。 「君は本当にかわいいね」 甘い囁きに優しい愛撫。 確かに彼の愛は感じるけれど、サーシャの姿はなぜか王女や修道女や町娘……。 困惑するサーシャだが、彼の性癖の裏には深い苦悩が隠されていて――。 妄想プレイで愛を深める貴公子×純朴で一途な令嬢、普通でない新婚生活の行方は……!? 【目次】 序章 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 第八章 終章 あとがき
  • 王太子の運命の鞭
    3.7
    僕は君にぶたれたいんだ!! 王太子ラヴィークは興奮していた。鞭を操る男爵令嬢レナの姿を見て、彼女こそが運命の人だと確信したからだ。彼はすぐさまレナと結婚し、期待に胸を膨らませて彼女を寝室へ連れていく。一方、レナは混乱していた。突然、国の英雄である王太子に「ぶってくれないか」と懇願され、瞬く間に結婚させられていたからだ。レナに人をぶつ趣味は無い。誤解を解こうとするが聞いてもらえず、追い詰められたレナは泣きそうになってしまうのだが……。
  • 闇に飼われた王子
    3.7
    君は、この暗闇を照らす光。 「今日も君が大好きだ!」幼い頃に一目惚れされて以来、王子カイルから何度も求愛されてきた子爵令嬢エマ。優しく朗らかな彼とゆっくり愛を育て、やがて心も体も結ばれる。だがその翌日から急に彼と会えなくなり、彼の放蕩三昧な噂まで耳にして……。1年ぶりに再会した彼は、享楽的で横暴――まるで別人のように変わってしまっていた。茫然自失のまま連れ込まれたカイルの自室でエマが見たものは、おぞましい真実だった──!?
  • ためらいの代償
    3.7
    愛という名の甘美な罰。 身寄りのないマリアは、国でも指折りの資産家であるハインツのもとへ嫁ぐことに。二十歳以上も年の離れた彼に快楽を教え込まれ、甘やかされ、妻として精一杯尽くすマリア。しかし、ハインツの息子マクシミリアンが初恋の青年だとわかり……。許されない想いを押し隠すマリアだったが、やがてハインツに気づかれてしまう。夫からの淫らなお仕置き、息子からの情熱的な求愛。二人の独占欲に絡めとられたマリアは、身動きがとれなくなって――?
  • 悪魔の献身
    3.7
    私のすべてはあなたのために。 財産を失い、下街の孤児院で働いていたハリエットは、初対面のはずの侯爵、セス・マスグレーヴの容貌を見て言葉を失った。見間違えるはずが無い。彼は三年前、ハリエットの前から突然姿を消し、行方知れずになっていた婚約者、ヴィンセントその人だ。なぜ名前が違うの? 爵位はどうやって…? 戸惑うハリエットをベッドに縛りつけ、熱い眼差しを向けてくるヴィンセント。彼を信じきれない心とは裏腹に、執拗な愛撫で身体は蕩かされていくのだが――!?
  • 蜜夜語り
    3.7
    今宵のことは二人だけの秘密… 両親の死後、困窮する家を守ろうと、宮家の姫でありながら女房の仕事を手伝う鈴音。見かねた女房は、鈴音の亡き母と縁のある大納言家に助けを求めていた。使者として現れたのは、絵物語から出てきたような雅な男・朔夜。大納言の従者という彼は、探るような目で鈴音を見つめ、唇まで奪ってきて――。どこか陰のある朔夜にいつしか惹かれていく鈴音。しかし彼にはある目的が……。
  • 償いの調べ
    3.7
    壊して、めちゃめちゃにして、そばにとどめて、従属させたい―。伯爵令嬢シルフィスは、辺境伯アルベルトに仄暗い劣情を叩きつけられる。彼はシルフィスの初恋の人。そして、亡き姉の婚約者だった人。姉の死の原因を作った罪に苛まれ、修道院に身を寄せ償いの日々を送っていたシルフィスの前にアルベルトは突然現れた。シルフィスを連れ去りその純潔を奪い、「償いに、私の子を孕め」と執拗に己を刻み込む彼の目的は…?
  • 侯爵様と私の攻防
    3.7
    姉の誕生パーティの夜、とつぜん夜這いをされた伯爵令嬢のアデリシア。相手はなんと、容姿端麗、文武両道、若くして侯爵位を継いだジェイラント!?これは何かの間違いに違いない! そもそも、浮き名が絶えない侯爵様なんて絶対に嫌!なんとか逃れようとするアデリシアだが、ジェイラントは執拗に迫ってきて―。
  • 氷の王子に嫁いだはずが、彼は私のストーカーでした
    3.6
    本当は触りたくてたまらない! 幼い頃こっそり将来を約束した王女アーシェリアと隣国の王子エセルバート。 十年後、待ちに待った婚姻の申し込みに喜び嫁ぐと、エセルバートは約束を忘れてしまったかのような塩対応で!? しかし初夜で彼の態度が一変! 「どうしてアーシェはこんなに可愛いのかな」と欲を滲ませた微笑みで愛を囁かれ、アーシェリアは甘い刺激に翻弄されてしまう。 だが、夢のような一夜が明けると、エセルバートはその溺愛ぶりを隠すように冷淡な態度に戻っていて――? 溺愛を隠す冷徹完璧王子×夫に近づきたい新妻、 こじれた両片想いの行く末は!? 【目次】 第一章 天使との結婚 第二章 王太子妃の試練 第三章 深まる溝 第四章 天使との再会 エピローグ あとがき
  • この結婚は間違いでした
    3.6
    ――金もドレスも家も与えた。あなたが泣くのはなぜなんだ。 父の借金のカタに、 実業家ルーシャスに“妻”として買われた侯爵令嬢のオクタヴィア。 『金の亡者』と貴族たちに嫌悪されているルーシャスだが、 過去、彼に助けられて密かに恋をしていたオクタヴィアは、この結婚を喜んでいた。 彼が自分と結婚したのは社交界で人脈を得るため。 そう思いつつも、オクタヴィアはこの結婚をより良いものにしようと決意する。 しかし彼は、贅沢品を大量に与えた後、 初夜の翌日からまったく屋敷に帰って来なくなって……? 言葉の足りない大富豪×箱入り令嬢、両片思いのすれ違い結婚生活の行方は……? 【目次】 序章 初恋 第一章 買われた花嫁 第二章 守銭奴の住処 第三章 夫の愛人 第四章 薔薇を育てる男 第五章 切望の種 第六章 この結婚は間違いでした 第七章 花 終章 薔薇の花束をあなたに あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 淫獄の囚愛
    3.6
    ――これ以上、もう逆らうな。 隣国に侵略され、姉とともに捕虜となった侯爵令嬢のティレナ。 悪辣な敵の王は、同じく捕虜である鍛冶師のラーシュに 「処女のまま淫蕩な女に躾けろ。熟れたところで儂が抱く」 と下劣な命令を下す。 無愛想ながらも優しいラーシュに惹かれつつあったティレナだが、 彼はそれまでの信頼を打ち砕くかのように、無垢な乙女の体を暴く。 残酷な王の目の前で、夜毎繰り広げられる凌辱の宴。 けれどその最中にも、ラーシュの葛藤と秘密が見え隠れするようで……? 本心を見せない凌辱者×捕虜となった気丈な令嬢、恋心は残忍な王の悪意に踏みにじられて……。 【目次】 プロローグ 1 刑場の邂逅 2 鍛冶工房にて 3 地下室での淫虐 4 凌辱者 5 信じる心 6 雨の中の逃走 7 密偵の正体 エピローグ あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 王様の鳥籠
    3.6
    ――おまえはもう二度と飛び立つことはできない。 終わりの見えない快楽に、リーナは淫らに声を上げながら涙を零した。 眉目秀麗な若き国王フェネクスに捕らわれてから、どれほどの時が流れただろう。 彼は誰の言葉も聞こうとはしない。 リーナが王宮に招待された夜から、 その華奢な身体を組み敷き、欲望のままに貪るだけだった。 「今さら後戻りなどできると思わないことだ」 フェネクスの真意がわからぬまま、ただいたずらに時が過ぎていく。 だがフェネクスの正体が、リーナの大切な文通相手だと知り――!? 愛を知らない寡黙な王×悪意を知らない箱入り令嬢、重すぎる執着愛に囚われて――!? 【目次】 序章 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 第八章 終章 あとがき
  • ソーニャ文庫アンソロジー 化け物の恋
    3.6
    大好評、ソーニャ文庫アンソロジー第2弾! 極限の愛、届かぬ気持ち、絶望の中の恋…… 人の世に拒絶された者たちは、唯一の愛にすべてを捧げる。 人気作家陣が描く、ひたむきで切ない異端の純愛! 4編収録! ◆おやすみ、愛しい人(山野辺りり)◆ 英雄として戦地から戻ったものの別人のようになっていた幼馴染。 エマは必死に彼の笑顔を取り戻そうとするが……。 ◆バケモノと恋を影にひそませて(八巻にのは)◆ 大学生の莉緒は引きこもり御曹司(32歳)の世話係。 ダメすぎる大人だけれど放っておけない理由があって!? ◆恋廓あやし絵図(葉月エリカ)◆ 吉原に売られた音羽は、純朴な絵師と心を通わせる。 愚かなことと知りつつも彼との将来を夢想するが……。 ◆灰の王と歌えぬ春告げ鳥の話(藤波ちなこ)◆ 火事により容姿を損なった王子は声を失った娘と惹かれ合う。 その恋がもたらす騒乱を知らず――。 カバーイラスト&扉絵:Ciel 【目次】 おやすみ、愛しい人(山野辺りり) バケモノと恋を影にひそませて(八巻にのは) 恋廓あやし絵図(葉月エリカ) 灰の王と歌えぬ春告げ鳥の話(藤波ちなこ)
  • 腹黒御曹司は逃がさない
    3.6
    ――僕の愛を受け入れて。 清華妃奈子には、忘れたい男がいた。 両親の離婚を機に自分の後見人となった、10歳年上の御影雪哉だ。 妃奈子の淡い初恋の相手でもある彼。 しかし、優しい笑顔の奥に潜む男の欲望を知った妃奈子は、 逃げるようにして彼のもとを離れた。 早く結婚相手を見つけ、彼から自立したい。 そう思い、出会いを求める妃奈子だったが――。 「僕を嫉妬で狂わせるつもりですか?」 仄暗い笑みを浮かべた雪哉に押し倒されて、淫らなキスをしかけられ……。 “幼馴染みのお兄ちゃん”の重すぎる愛! 【目次】 プロローグ 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 エピローグ あとがき
  • 魔女は紳士の腕の中
    値引きあり
    3.6
    ――君が魔女なら、僕は喜んで堕落する。 幼い弟を庇い、継母からの虐待を一身に受けるクリスティナは、 不貞を働く継母と司祭に嵌められ、 魔女として地下牢に囚われてしまう。 だがそこへ、初恋の人・イシュトヴァーンが現れる。 かつて突然、連絡を絶った彼。 7年ぶりの再会に、 クリスティナは継母たちの罠ではないかと訝しみ、 彼を拒絶するのだが――。 「君の身体を確かめて、魔女じゃないことを証明してあげる」 妖艶に微笑むイシュトヴァーンに牢から連れ出され、 強引に純潔を奪われて……!? 誠実な伯爵令息×囚われた令嬢、失われた初恋の行方は――!? 【目次】 プロローグ 1 魔女と契約 2 魔女に再会 3 魔女を誘拐 4 魔女は虜囚 5 魔女へ恋文 6 魔女の受難 エピローグ あとがき
  • 魅惑の王子の無自覚な溺愛
    値引きあり
    3.6
    うっかり者の伯爵令嬢リリアナは、何かにつけて間が悪く、 第二王子のデイモンが女性を押し倒している場面に遭遇してしまう。 だがそこで突然、彼に猫耳の髪飾りをつけられ、いたく気に入られ……? 以来、日に何度も彼と会うようになり、いつの間にか結婚することに。 戸惑いつつも、甘く蕩けるような初夜に溺れるリリアナ。 はしたない自分を知られたくなくて夫婦の営みを控えたいと相談するが、 デイモンは奇抜な方法でリリアナを誘惑してきて……!? 猫耳好き(?)の残念王子×ドジッ子令嬢、甘美で奇妙な新婚生活!?
  • 呪いの王女の幸せな結婚
    3.6
    周囲の人が次々と不幸になることから “呪いの王女”と呼ばれるリューディアは、 大国の王子アンブロシウスと結婚することに。 「僕は絶対不幸にならない」と自信満々な彼。 会うたびに甘い言葉を囁かれて戸惑うが、 たわいない話をし、彼の優しさと前向きさに救われ、次第に惹かれていく。だがある日、彼が落馬して怪我をしてしまう。 自分のせいだと別れを切り出すリューディアだが……。 「絶対に逃がさない」豹変した彼に押し倒されて、淫らな愛撫を施され――!? 自信満々な“幸運の王子”が“呪いの王女”に一目惚れ!?
  • 魔術師と鳥籠の花嫁
    3.6
    家族を守るため、望まぬ結婚を決意したリリアナ。だが、式を3日後に控えた彼女の前に、突然、淡い初恋の相手ラーフィンが現れる。国一番の魔術師で、一度しか会ったことのない彼がなぜここに? ラーフィンは、戸惑うリリアナに微笑みかけると、そのまま連れ去り、屋敷に閉じ込める。さらには、無理やり純潔を奪うと、何度も執拗に抱き、欲望を注いできて……。リリアナは、優しかった彼の変貌と狂気じみた執着に慄くが、やがて彼の孤独と心の傷を知り――!?
  • 悪魔な夫と恋の魔法
    3.6
    リズベスは、侯爵家の嫡男ロデリックのことが怖くてたまらなかった。 自慢の親友だと思っていたのに、“おぞましい仕打ち”をしてきたからだ。 彼は悪魔だわ! そう思い、怪しげなおまじないで身を守ろうとする毎日。 けれど、彼の策略にまんまとはまり、結婚することに! 恐怖に怯えるリズベスだったが、彼は素敵な笑顔を向けてくる。 そして迎えた初夜、淫らなキスと巧みな愛撫で蕩かされていくリズベス。 しかしその後、あの“おぞましい仕打ち”が待っていて──!? 完璧な貴公子×ひきこもり令嬢、一途で過保護な独占愛!
  • 裏切りの騎士は愛を乞う
    3.6
    冷酷な父と横暴な異母姉に支配された王宮で、 息を潜めるように暮らす王女サラ。 “憐れ姫”と周囲に蔑まれるなか、 護衛騎士のケヴィンだけはサラを励まし、 愛情を注いでくれていた。 サラはいつしかそんなケヴィンに恋をする。 しかし、サラの誘拐事件をきっかけに 二人の主従関係は歪んでしまい……。 「後戻りはできませんよ?」 哀しげな笑みを見せるケヴィンに執拗に抱かれ、 彼に溺れていくサラ。 だがそんななか、とある衝撃的な真実を知り――!?
  • 紳士達の愛玩
    3.6
    両親が心中し、借金を抱え途方に暮れていたロレッタ。高級娼館で売りに出される彼女を救ったのは、かつてロレッタに異様な執着を見せ、甘美な悦びを教えたバークリー伯爵家の兄弟、ノアとロイだった。久々に再会した彼らは、意地悪だった過去から一変、ロレッタを気遣い、優しく接してきて――。幼い頃からの習慣で、彼らの命令に逆らえないロレッタは、しだいに快楽の深みに堕ちていく。それが周到な罠と知らず……。
  • 執愛の鎖
    3.6
    兄であるサディアス王子に密かな恋心を抱くアシュリーは、他国の王子との結婚を間近に控え、憂鬱な日々を過ごしていた。そんなある日のこと。 サディアスから、王家に伝わる秘密の儀式を知らされる。それは、初夜を不安に思う花嫁のために、王族の者が閨事の手ほどきをするというもので…。 兄を信じ、言われるがまま純潔を捧げるアシュリー。しかしそこにはサディアスの仄暗い思惑が潜んでいて――。
  • 甘いおしおきを君に
    3.6
    とある事情から、幼馴染みであるルーファスの妻となった花屋の娘ユーリ。都会で医術を学び立派な医者となって戻ってきた彼がなぜ私と結婚を!? 「あなたはただ、私の欲を満たしてくれればそれでいい」そう言い放ち、ところ構わず毎日のようにユーリを貪るルーファス。彼にとって私は体だけの存在? 現状に胸を痛めながらも彼の役に立ちたいと奮闘するユーリだが、ある日、彼から禁じられていたことをしてしまって……
  • ストーカー魔術師の最愛 毎日求婚されてもお断りです
    3.5
    君を守ってあげられるよう、君の全てを把握しているよ。 犯罪組織に攫われそうになったユリアーネは、 麗しき最強魔術師ヘルブラントに助けられた。 初対面の彼に求婚されたユリアーネは困惑するも 彼がいきなり姿を消したため、求婚はうやむやに……。 数年後、難関試験を突破したユリアーネは、 ヘルブラントが団長を務める魔術師団の事務補佐官になった。 恩返しするため仕事に邁進しているユリアーネに ヘルブラントはなぜか毎日求婚してくるようになって??  淡い想いを抱きつつも分不相応と断り続けていたが、 ある事件をきっかけに彼と身体をつなげてしまい……。 駄々っ子魔術師×魔力なし平民事務官、 身分差に阻まれる両片想いのゆくえは――?
  • ワケあり執事の策略愛
    値引きあり
    3.5
    ――これ以上なにもしないと思っているのか? 伯爵令嬢のライラは、森で倒れていた美少年サイラスを拾う。 執事として働くことになった彼は、ライラにだけはなぜか横柄で意地悪。 けれど嫌みを言いつつも、いつも彼女の支えになってくれていた。 だがある日、ライラは第二王子の婚約者選びの審査を受けることに。 同行したサイラスはどこか不満げな様子で、 二人はあるきっかけで喧嘩をしてしまい……。 「時間をかけるつもりでいたのにな」 情欲を孕んだ声でそう言うと、彼は突然ライラを押し倒し――!? 謎を秘めた俺様執事×お人好しな令嬢、素直になれない二人の恋の行方は――!? 【目次】 プロローグ 少年、拾いました 1章 バーネット伯爵家 2章 招待状 3章 プレマリアージュ 4章 修道院 5章 嵐の夜 6章 性技指南 7章 密約 8章 舞踏会 9章 最終審査 10章 王宮 エピローグ マリアージュ あとがき
  • 清廉騎士は乙女を奪う
    3.5
    騎士団の任務を終えて王都へ戻る途中、嵐に遭遇したカイン。 しばらく滞在することになった村で、美しい娘ヴェルと出会う。 初対面のはずなのに、なぜか無邪気な好意を向けてくる彼女にはじめは戸惑うカインだったが、 その純粋さと優しさに触れ、急速に惹かれていく。 だが彼女が“水神の花嫁”として、生贄になる運命と知り――!? それでも互いの思いは溢れ、確かめるように熱く切ない一夜を過ごす二人。 カインは因習に囚われる彼女を解き放とうとするが……。 若き騎士団長×純真な水神の花嫁、因習を打ち破るひたむきな愛!
  • 僕だけのシュガードール
    3.5
    本物はこんなに熱くて柔らかいんだね。 人形のように愛らしいと評判のクリスティーナの初恋は、芸術にしか興味のない変わり者のギルバート。伯爵家の次男である彼は正体を隠し、謎の人形師として人気を博していた。しかしある日、彼女はギルバートの弟と婚約するよう父から命じられてしまう。家のために初恋を忘れようとするが、ギルバートは会うたびにキスをして口説いてきて……。彼の情熱的なアプローチに翻弄されて、身も心も蕩けるような熱い一夜を過ごしてしまうクリスティーナだが……。
  • マフィアの愛は獣のように
    3.5
    【ソーニャ文庫のメルマガ会員限定で公開している番外編を特別に収録!】 おまえは今から、俺の情婦だ。 兄の借金のせいで望まぬ結婚をすることになったセシリータ。そんな彼女の前に、初恋の人イサークが現れる。三年前、セシリータに裏切られたと誤解したまま、戦地で亡くなったはずの彼は、アルゼンチンでマフィアのボスになっていた。再会を喜ぶセシリータだが、彼は憎しみの眼差しを向け、彼女を連れ去り陵辱し続ける。だがある日、病に倒れたセシリータのうわごとから、三年前の真実と彼女の一途な想いに気づき――。
  • 蜜惑の首飾り
    3.5
    君はもう、私のものだ。 没落した伯爵家の令嬢ユーリアは、ある日、初恋の青年エリアスと再会する。成長した彼は侯爵家を継ぎ、軍人としても名を馳せていた。そんなエリアスが突然求婚してきて……? でも、自分では彼に釣り合わない。断るユーリアだったが、彼から贈られた首飾りをつけたとたん、不思議な感覚にとらわれる。「それをつけている限り、君は私の言いなりだよ」首飾りの力に支配されたユーリアは、情熱的に抱かれ、身も心も蕩かされていき――。
  • つまさきに甘い罠
    3.5
    僕はきみを愛しすぎている。 戦争で国を失った王女クレアは、奴隷市場で謎の青年に買われることに。彼の正体はなんと、敵国の王子シルヴァだった。ドレスを脱ぐように命令され、執拗な愛撫に蕩かされていく身体。強引な情事でクレアを翻弄するシルヴァだが、普段の彼はとても紳士で優しくて……。私のことを奴隷だと言いながら、どうして大事に扱うの? 困惑するクレアに、なぜかシルヴァはきつい靴を履かせ、不敵に微笑んできて――?
  • 秘密の取引
    3.5
    準男爵の娘リンゼイには、秘密があった。それは、ゴードン・リューという男の名前で作家活動をしていること。しかしある日、女性と見紛う美貌の貴族レナルドに正体を知られてしまい…。リンゼイは、意味ありげに微笑む彼から、ある取引を持ちかけられる。その内容は、しばらく婚約者のふりをしてほしいというものだった…!さらには「恋愛描写がうまくなるよう、本当の男女の関係がどういうものか教えてあげる」と囁かれ――!?
  • 奪われた婚約
    3.5
    睨まれるとぞくぞくして、君を支配したくなる――。伯爵令嬢のスティラは、いつも自分だけをいじめてくる幼なじみ、伯爵子息のフレイと衝突してばかり。ある日、スティラは公爵から求婚される。名家との良縁に喜ぶスティラだが、それを知ったフレイに突然純潔を奪われて――。処女でないとばらされたくないよね? と微笑みながら脅し、何度も体を求めてくるフレイ。怯えるスティラだったが、彼の行動の裏にある事情を知って……?
  • 淫惑の箱庭
    値引きあり
    3.5
    アルクシアの王女リリアーヌは、隣国ネブライアの王ルチアーノとの結婚を間近に控え、穏やかな日々を送っていた。しかしある日、野蛮といわれる国、キニシスの皇帝レオンに自国を滅ぼされ、強引に体を奪われてしまう。傲慢なレオンを憎みながらも、一方では優しい手に違和感を抱くリリアーヌ。体を重ねるごとに、彼の真実に近づいていって…。
  • サボテン王子のお姫さま
    3.4
    変人でもいい、好きですよ。 サボテン愛が行き過ぎて、周囲から変人扱いされているグレイス。だがある日、勤務先の眉目秀麗な若社長から突然のプロポーズ!? なんと彼は、昔、サボテンをプレゼントしてくれた幼なじみのカーティスだった! 紳士的なのにどこか強引。何もかもが完璧な彼に昼夜を問わず甘く執拗に求められ、蕩けていく心と身体。けれど、この結婚は贖罪のため!? カーティスの過去と後悔を知ったグレイスは彼を支える決意をするが、とある事件に巻き込まれ――!?
  • サキュバスは愛欲にたゆたう
    3.4
    無自覚か、この小悪魔め。 女侯爵のキャサリンは、喘息の発作に苦しんでいたところを、ラスと名乗る『何でも屋』に助けられる。60歳以上も年上の夫に初夜の床で突然死なれたせいで、男の精を奪う夢魔『サキュバス』と呼ばれているキャサリンだが、実はまだ処女。恋も知らない彼女は、ラスの優しさに触れて好意を抱くようになり……。湯治のために訪れた温泉で出くわした彼に、甘い言葉と愛撫で蕩かされ、純潔を捧げるキャサリン。だがその後、ラスの正体と思惑を知って――!?
  • 公爵は愛を描く
    3.4
    君を絵の中に閉じ込めたい。 これまで三度も縁談相手から肖像画を突き返されて、落ち込むジェンマ。幸せを呼ぶと評判の肖像画家を訪ねるが、その画家は幼馴染のアンドレアだった。女の子だと思っていた彼の成長した姿に驚きつつも、再会を喜ぶジェンマ。だがアンドレアは「女の子だと思っているなら、こんなことをしてもいい?」と突然淫らなキスを仕掛けてきて――。「ずっと、こうしたかった」と囁く彼の熱い眼差しに囚われたジェンマは、半ば強引に純潔を奪われてしまうのだが……。
  • おじさまの悪だくみ
    3.4
    俺好みの、いい女になったな。 「20歳まで独身でいたら、俺が貰い受ける」当時14歳だった咲子は22歳年上の忍介にそう言われ、恋文を突き返された。それから6年、咲子20歳の誕生日。彼は約束を果たしに来たと言い、咲子に求婚。思いが叶った喜びの中で迎えた初夜だが、終わりの見えない交わりに咲子は疲れ切ってしまう。銀行の頭取で美丈夫の彼が独身だった理由――それは、彼が絶倫すぎるからだった!? さらに、彼には他にも秘密があるようで……。
  • 気高き皇子の愛しき奴隷
    3.4
    今は抱かれていればいい。 「おまえのすべてを私に捧げろ、ならば願いを聞いてやる」敵国の皇子アスラーンに国民と家族の救済を訴えた王女エヴァンテは、彼の出した条件に従い奴隷エヴァとして彼に仕えることに。約束を守ってくれた彼に感謝し心酔するエヴァは、無垢な身体を捧げ、熱く求められることに喜びを感じていた。だが、信頼の気持ちを伝えるたびに彼の顔には苦悩が滲む。その苦しみを癒したいエヴァだったが、彼の隠していたある残酷な真実を知り――!?
  • 咎の楽園
    値引きあり
    3.4
    穢して、ただの女にしてあげる。 傷付けてでも貴女が欲しい――。閉ざされた島、そこに建つ教会で、聖女として決められた役割をこなすだけだったルーチェの日常は、年下の若き伯爵フォリーに抱かれた夜から一変する。十三年振りに再会した彼に無理やり純潔を奪われ、快楽を教えられ、聖女の資格は失われた。そのうえ気絶している間に、島の外に連れ出され……。逃げることを許されず、狂おしいまでにフォリーに求められ、ルーチェの心は乱されていくのだが――。
  • 王太子殿下のつれない子猫
    3.3
    相変わらず柔らかい 私の腕からするする逃げる 国内貴族のみを尊ぶ“血統主義”。そんな思想がはびこる国で、異国の血を引く伯爵令嬢ゾーイは父親の権力ゆえに社交界の中心にいた。本当は皆に見下されていると知りながら……。そんな中、事あるごとに彼女に求愛してくる王太子アーノルド。こん.な私と結婚しては初恋相手である彼が不幸になる。そう考え他の男性と婚約を決めた直後、アーノルドは突然ゾーイを攫い監禁。彼女の処女を散らし幾度も快楽を教え込みながら、内なる狂気を吐露し始め――。 血統主義国の王子×異国の血を引く令嬢、 子猫はまどろみのうちに捕まって……。
  • 堅物王太子は愛しい婚約者に手を出せない
    3.3
    君の言葉を借りるなら…… 『今、ここでまぐわいたい』のだが 辺境伯の父から自分が十二歳年上の王太子ローデヴェイクの婚約者だと聞かされたティルザは憤慨していた。 幼い頃に誘拐されたティルザを助けてくれた騎士を想っているからだ。 婚約破棄するため初顔合わせの舞踏会へと臨んだが、ローデヴェイクこそが初恋の人だと判明!  舞い上がったティルザは「すぐにまぐわい、子作りしましょう!」とぐいぐい迫るも、 ローデヴェイクに素っ頓狂な言動をすることで婚約を回避したいのだと誤解されてしまい……。 隠れ野獣のお堅い王太子×箱入り辺境伯令嬢、初恋を拗らせた年の差恋愛の行方は――!? 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 毒皇子の求婚
    3.3
    ――大丈夫。邪魔者は、すべて俺が取り除くよ。 父が大罪を犯したために両親を処刑されたエルナは、 得意の薬づくりで民を助けながら、 修道院でつつましく暮らしていた。 だがある日、自分のつくった薬のせいで、 皇太子ユリアンの具合が悪くなってしまう。 彼はエルナにとって、元婚約者の弟で、大切な幼なじみ。 責任を感じるエルナにユリアンは、 自分が回復するまで専属の薬師になるよう命じるのだが……。 「俺と結婚してくれ」 深夜、寝室に忍んできた彼に、 まっすぐな言葉で求婚されて熱烈に求められ――!? 腹黒策士な皇太子×健気な令嬢、“無邪気な幼なじみ”の仮面に隠した獰猛な執着愛! 【目次】 序章 一章 都への召喚 二章 皇太子の求婚 三章 薬酒の誘い 四章 愛の証明 五章 真実の姿 終章 あとがき
  • 新月の契り
    3.3
    俺のこの熱を忘れるな。 隣国の王の策略により両親と国を失ったロッカラーナは、 敵国に媚びて生き延びるよりも、王女としての死を望んでいた。 だが願いは叶わず、王弟アルマンスールに屈辱的な方法で純潔を奪われ、側女とされてしまう。 彼への殺意をあらわにするロッカラーナ。 だが彼はなぜかその様子に安堵の表情を浮かべ、短剣まで渡してきて……。 その後、着飾らせるばかりでまるで手を出してこない彼を訝しむロッカラーナだが、 新月の夜、彼の心の傷を知り――。
  • 鍵のあいた鳥籠
    3.3
    かわいそうに、こんな僕に囚われて。 男爵令嬢ミレイアには、幼い頃から兄のように慕う存在があった。それは九歳年上の侯爵家嫡男エイドリック。しかし二年前、その彼に無理やり純潔を奪われてからというもの、彼女は男性に対して恐怖心を抱くようになっていた。人を避け、屋敷に閉じこもる日々……。そんな中、留学していた彼が領地に戻ってきた。何事もなかったかのようにふるまう彼に困惑するミレイア。だが二人きりになった途端、彼は「兄」の仮面を脱ぎ捨てて――。
  • 王弟殿下のナナメな求愛
    3.2
    ――おまえ、俺が気になって仕方ないようだな。 王弟アモンと結婚することになったリリス。 婚約者候補ではあったけれど、 リリスは子供の頃から彼にずっと""いじわる""をされていて、 好意を抱かれているなど思ったこともない。 政略的にもメリットの少ないリリスがなぜ選ばれたのか、 彼の真意がわからぬまま初夜を迎えることに……。 「喜べ、今からこれはおまえのものだ」 などと自慢げに言い、愉しそうにリリスを組み敷くアモン。 執拗に貪られたリリスは、やっぱり“いじわる”をされているとしか思えなくて――? ポジティブすぎる王弟殿下×内気な令嬢、噛み合わない新婚生活の行方は……!? 【目次】 序章 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 第八章 終章 あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 王太子の情火
    3.2
    私の欲望に灼かれるといい。 清廉潔白と評判の王太子ルドルフ。だがエヴァリーンは、幼いころから彼のことが怖くてたまらなかった。向けられる眼差しの奥に潜む異常さを感じとっていたからだ。やがて、軍人ヒューゴとの婚約が決まったエヴァリーン。誰もに祝福され、正しい恋をしていると幸せを感じていた彼女だが、婚約パーティの日、ルドルフに無理やり純潔を奪われてしまう。その後エヴァリーンは、彼の長年にわたる自分への執着心を知り――!?
  • 子連れ貴族のお世話係
    3.2
    夜は、君を独り占め。 貧しい家計を助けるため仕事を探していたリンは、迷子の男の子ルイスと出会う。彼の父親として現れたのは、大貴族のライアンだった! 「ルイスを捨てた妻の代わりに、母親役をしてほしい」とライアンに頼まれたリン。自分に懐いてくるルイスがかわいく、喜んで引き受けたものの、ライアンの要求は次第に大胆になってくる。「私の妻としてもふるまって」と、キスされ、抱き締められ、戸惑う隙にベッドに押し倒されて――。
  • 死神元帥の囚愛
    3.1
    暗愚な王と王太子を滅ぼしたクーデター。 捕えられた王女エルヴィーナが見たのは、 王を殺し、王太子を殺し、自身の父をも殺してクーデターを成功させた、 血まみれの初恋の人の姿だった。 彼――ウェルナーは怯えるエルヴィーナに囁く。 「俺がクーデターに協力した目的は貴女だ。ずっと俺の欲望で貴女を汚したかった」 ――そのまま彼に純潔を奪われ、何度も執拗に抱かれるうちに、 エルヴィーナの身体は淫らに作り替えられていき……。 冷酷無比な軍人×清純なる囚われの王女、国を揺るがす執愛の謀略!
  • 愛玩王子と姫さま
    3.1
    ねえ、僕を可愛がってよ。 成人を迎えると同時に女王となり、結婚を急かされていたアリシュ。恋愛は諦めていたが、大好きな絵本に出てくる騎士に密かに憧れてもいた。そんな彼女の前に騎士とそっくりな理想の男性イヴェルが現れる。異国の王子だという彼は、アリシュのことを「姫さま」と呼び、「ペットにしてください」と言ってきて……。自由奔放な彼は、夜の寝所に窓から侵入し、アリシュにも無遠慮に触れてくる。強引な彼に身も心も蕩かされていくアリシュだが……!?
  • 皇帝陛下は逃がさない
    値引きあり
    3.1
    もっと君を可愛がりたい。 小国の末姫シシーナのもとに突然届いた結婚の申込み。相手はなんと、冷血で残虐と噂される大国の皇帝レオハルト。攫われるように彼のもとへ嫁いだシシーナだったが、豪華な鳥籠に閉じ込められて……!? どうして私をこんなところに? 理由を聞こうとしてもはぐらかされ、甘い言葉と執拗な愛撫で彼の手管に呑まれてしまう。身体だけじゃなくて心も通じ合いたいのに――。そう悩んでいた矢先、とある事件に巻き込まれ……?
  • この発情は何かの間違いです!! 私はあなたの運命の番ではありません!
    3.0
    「君の子宮が私の精子を欲しがっているんだね」 精霊の血筋の公爵令嬢フィアナは幼馴染の王子アレクシスに淡く幼い恋心を抱いていた。 しかしある時「未来視」の能力を発現し、 アレクシスに「運命の番」が見つかり、失恋する未来を知ってしまう。 そのうえ「運命の番」に嫉妬し破滅してしまうのだ。 そうならないよう彼と距離を置くが、 年頃になったフィアナはなぜかアレクシスに「発情」してしまい……。 運命の番相手にしか起こらないはずなのにと困惑する彼女を 「大丈夫、私が楽にしてあげるからね」とアレクシスは抱き寄せ、 やさしく身体に触れてきて……。 運命を捻じ曲げる王太子×破滅を回避したい令嬢、 執着愛は未来を変える!?
  • 絶倫御曹司の執愛は甘くて淫ら
    3.0
    君が好きだから抱きたいだけだ かつて政略結婚をさせられそうになった凪紗。 結婚式当日に相手が失踪し未遂に終わったが、それを機に自身も実家から逃げ出した。 六年後、ジュエリー店で働く彼女は占いをきっかけに婚活を決意、 その矢先に財閥の御曹司壱弥に出会う。 ある事情で彼のマンションに仮住まいすることになった凪紗は、 セクハラ客を追い払った壱弥に告白される。 気持ちを確かめ合い、甘く濃密に朝までなんども愛されるが、 彼女に近づく不穏な陰が――!? スパダリ絶倫御曹司×実家のしがらみから抜け出したいOL、 囲い込まれた運命の恋
  • 死に戻ってようやく冷徹フェチ公爵様の溺愛に気づきました
    3.0
    「これを着て○○して欲しいんだ」 実家で使用人扱いされていた男爵令嬢クロエは公爵のアーロンに求婚され、夢心地で婚姻を結ぶ。けれど初夜にメイド服を渡され、クロエはここでも虐げられるのかと絶望し、離縁することになってしまう。別れの日、クロエを乗せた馬車が谷に転落――気づくと初夜の日に死に戻っていた!? 今度こそ幸せな結婚生活を目指すクロエは、夫の望みを知りメイド服に袖を通す。蕩けるほど甘い眼差しを向けられ愛される悦びを知るも、夫にはまだ秘密があって!? メイド服フェチな謎多き公爵×薄幸の男爵令嬢、二度目の人生では旦那様の愛がダダ漏れで!?
  • 偽りの愛の誤算
    3.0
    ――愛ではない。私はただ、君の躰がほしいだけだ。 没落令嬢のクロエは、病気の母親のため、高級娼婦の道を選ぶ。 初めての相手は国王の賓客で武器商人のミハイル。 クロエより一回りは年上のはずなのに、驚くほどに若々しい美貌を持つ彼。 クロエはじっくりと時間をかけて初心な躰を開かれて、極上の快楽に溺れていく。 「愛してるよ、可愛いクロエ」 それは、彼がこの国を去るまでの仮初の言葉。 わかっているのに惹かれる気持ちを止められない。 だが彼がクロエに近づいたのは、ある目的のためだった――!? 謎を秘めた武器商人×純朴な高級娼婦、仮初の恋が永遠の愛に変わる時――。 【目次】 第一章 クルティザンヌ 第二章 蜜愛遊戯 第三章 前兆 第四章 いくつもの嘘 第五章 逃避行 第六章 愛のままに あとがき
  • 永遠の蜜夜
    3.0
    罪に濡れてもおまえが欲しい。 幼い頃から慕っていた、兄のクリストファーロと結ばれたアントニエッタ。「これで本当に僕のものだ……」普段は理性的で優しい彼の獣じみた欲望を肌で感じ、彼女は女としての喜びを知る。一方で、兄を禁忌の関係に引きずり込んでしまったことに罪悪感も覚えていた。だが彼はこの関係に罪はないと言う。――アントニエッタは知らなかった。二人に血の繋がりがないことも、アントニエッタを手に入れるためならどんな罪も厭わない、彼の異常な愛執も……。
  • 愛よりも深く
    3.0
    罪の鎖でおまえを縛ろう。 とある高貴な男を誘惑するよう命じられた、奴隷のアデル。教育係となったのは、苛烈なまなざしを持つ、ひどく寡黙な男。愛しているわけではない、愛されているわけでもない。わかっているのに、彼の愛撫は情熱的で、アデルはその快楽に処女の身体のまま溺れていく。「かわいいやつだ、愛しいアデル」偽りの微笑み、偽りの言葉。なにより彼は決して最後まで抱くことはない。それでもアデルは予感していた。もう、この男からは逃れられないのだと……。
  • 匣庭の恋人
    3.0
    ずっと君に触れたかった。 十八年ごとに島を襲う謎の病。それは、かつて島で恋人を殺された男の呪いと言われている。織江は、その呪いを鎮めるための生贄として育てられた。だが儀式の直前、祭司の家の長男・君彦によって連れ去られる。彼は、次から次へと女に手を出す性質ゆえに、祭司の資格を剥奪されたと噂されていた。織江はその彼に小屋に閉じ込められ、乱暴に純潔を奪われるのだが……。「ぼくを憎め」と言いながら、切なそうに何度も身体を重ねてくる彼の真意は?
  • 年下王子の恋の策略
    3.0
    逃げないで、素直になってよ。 複雑な生い立ちのセルマは、年老いた貴族との政略結婚を若くして受け入れ、男女の行為を知らぬまま過ごしてきた。その夫も亡くなり、王妃の勧めで王宮の侍女として働いていたところ、第一王子のライナスが熱烈に迫ってきて……。抗いきれずに一夜を過ごし、弟のように思っていた彼を一人の男性として意識し始めてしまう。けれど、一度結婚した身では王子の相手にふさわしくない。離れなければと逃げるセルマだが、ライナスは執拗に追いかけてきて――?
  • 荊の束縛
    3.0
    苦しみも悦びも、僕が教えてあげる。 幼い頃、母の再婚をきっかけに子爵家の養女となったレティシア。自分を溺愛してくれる美しくて優しい義兄フェリクスに心酔する彼女は、深夜、彼から与えられる濃密な口づけも、ほのかな罪悪感とともに受け入れていた。だがその秘密の触れ合いは次第に過激になっていき、ついには純潔をも奪われて……。血のつながりがないとはいえ兄妹での交わりは許されない。しかしある日、二人の禁忌の関係が思いもよらぬ人物によって暴露され――!
  • 氷の略奪者
    3.0
    兄さんには渡さない。 親の決めた婚約者からたびたび凌辱されていた子爵令嬢ヴィクトリア。公爵である彼から実家へ資金援助を受けているヴィクトリアは、誰にも相談できないまま、彼の淫らな命令に従い、何年も尽くしてきた。「彼は愛し方を知らないだけ」そう自分に言い聞かせて耐えるが、ある日、彼の弟マティアスから「洗脳を解いてあげる」と突然キスをされ、心が揺らぐ。優しいマティアスの強引な愛情に癒やされていくヴィクトリアだったが……。
  • 黒紳士の誘惑
    3.0
    1巻682円 (税込)
    欲しいんだろう? 本当は。 伯爵令嬢リリィローズは、ある日、音信不通の父が多額の借金をしていたことを知る。そこへ隣国の資本家ノーランが現れ、救いの手を差し伸べてきた。その柔らかな物腰に気を許して彼を頼るが、態度が急変。いじわるな命令をされ、淫らな服を着るよう要求されて…。渋々従うリリィローズだが、めげない彼女を愉快そうに眺めるノーランとの距離は次第に縮まっていき…。そして、ひょんなことから彼と情熱的な一夜を過ごすことに!?
  • 蜜牢の海
    3.0
    どこまでも共に沈もう。 婚約者を亡くした瑠璃子のもとに現れたのは、小田切伯爵家の鈴一郎と春隆の兄弟。二人は瑠璃子の従兄弟で、兄のような存在でもあった。そんな彼らから、同時に結婚を申し込まれて……? どちらかを選べない瑠璃子に、鈴一郎と春隆は三人で交わる背徳の関係を提案する。息もつかせぬほどの愛撫、ささやかれる情熱的な愛の言葉――。繰り返される彼らとの淫蕩な時間は、無垢だった瑠璃子の心に変化をもたらし、やがて官能の海へと溺れさせてゆく。
  • 令嬢は花籠に囚われる
    3.0
    両親をなくし、叔父の策略によって財産を奪われてしまったエリタは、身ひとつで繁華街をさまよっていたところを高級娼館で働く青年・セスに助けられる。 優しく紳士的なセスに恋心を抱き始めるエリタだったが、エリタのとある発言がきっかけでセスの態度が豹変してしまい…… 詰られ、快楽に翻弄されるエリタ。ひどいことをされているのは自分のはずなのに、ふと辛そうな表情をするセスが気になって――。
  • 健やかなる時も病める時も、あなたのために何度でも
    2.8
    俺のものになって、愛してるから愛して。 生業は呪術師、昼間はカモフラージュでパート社員として働いている烏丸臨。呪術師の仕事をこなした帰り道、路地裏で絡まれていたイケメン営業社員・塔ノ木昂をつい力を使って助けてしまう。その翌日から、なぜか昂はキラキラな笑顔で臨に全力で求愛を開始し、どん引きするほどぐいぐい迫ってくる。全身全霊で愛を捧げる彼から逃れられず、心も身体も甘く解され絆されてしまう臨だったが……。昂には絶対に臨でなくてはならない理由があった──。 綺麗系イケメンリーマン×地味系モブ顔女子、 呪い呪われ恋乞われ、戒めを破るその先にあるものは── 【目次】 プロローグ ノロワレロ 1 私は町の陽気な呪術師 2 鈍い恋 ノロイコイ 3 かみさまは隣にいる 4 呪術師四戒 5 おねがい、かみさま エピローグ 運命があなたを呪うなら あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • ゆりかごの秘めごと
    2.8
    この腕の中で啼いていろ。 家が破産し、親に売られた伯爵令嬢のリリーは、彼女を買った若き実業家レオンハルトから愛人になるよう命じられ、純潔を奪われてしまう。しかし昼夜を分かたず繰り返される交合は、従順な人形として育てられたリリーに変化をもたらしていく。普段は鋭いレオンハルトの眼差しが情欲に濡れることに喜びを覚え、彼の不器用な優しさに惹かれていくリリー。ところが、二人の甘い生活は、とある人物によって引き裂かれ――!?
  • 愛の種
    2.8
    他国から神聖視される飛鳥族の姫として大事に育てられてきた沙良は、病気の弟の治療を条件に大国ガーディアルの王であるシルフィードと結婚する。年上の優しい彼を兄のように慕う沙良だったが、国での彼は、冷血な王として臣下や民たちから恐れられていた。そのうえ沙良の血筋を利用しようとしていると聞かされて……。沙良の不安を打ち消すように、愛の言葉を囁くシルフィード。彼の愛撫に蕩かされていく沙良だったが――。
  • 冷徹辺境伯の監禁愛
    2.7
    君はこれから俺に飼われるんだ 寡黙で冷徹な辺境伯ハロルド。 整った美貌と長身のせいで威圧感がある彼を恐れる使用人が多い中、 メイドのアイリーンだけはハロルドに敬意を向けていた。 そんなハロルドから突然求婚されてアイリーンは困惑するが、 彼のまっすぐな愛に心揺さぶられてしまう。 しかし想いを受け入れるには身分差がありすぎる。 身を引く決意をしたアイリーンを、 ハロルドは塔に閉じ込め媚薬を飲ませて純潔を強引に奪い、 ペットとして側にいるよう命じて――。 寡黙な辺境伯×純真なメイド、まっすぐな愛は執着へと変貌して――。 【目次】 プロローグ 第一章 求婚 第二章 身分 第三章 凶行 第四章 かりそめの日々 第五章 初恋 第六章 激情 第七章 二人の想い エピローグ あとがき
  • 繋がれた欲望
    2.7
    私はきみを穢したくない。 没落貴族の娘ノエルは、婚約者ルシアンの援助で修道女学院に入り、慎ましい生活を送っていた。「結婚までは清い関係で」と誓う、理性的で優しい彼の愛を感じ、幸せにつつまれる日々。だがある日、まるで別人のように欲望をあらわにした彼に激しく抱かれて純潔を失ってしまう。以来、彼による淫らな行為はエスカレートしていき、身も心も蕩かされていくのだが……。ルシアンにはノエルの知らない驚くべき秘密があって――!?
  • 軍神の涙
    2.7
    おまえを奪い返しにきた。 隣国の王弟と再婚することになった母とともに故国を離れたアシュリーは、その隣国でたった一人、塔に軟禁されてしまう。 彼女の心の拠り所は、意地悪で優しい従兄のジェイドと過ごした、故国での懐かしい日々。 だがある日、城に突然火の手があがる。 混乱に乗じて塔を抜け出したアシュリーが目にしたものは、横たわる母と、血に塗れた剣を握る禍々しいジェイドの姿。 彼はアシュリーに「城の者たちを助けたいなら純潔を捧げろ」と言ってくるのだが……。
  • 子づくり目的の政略婚なのでわたしは愛されない妻になるはずですが?
    2.0
    今夜は骨の髄まで君に愛を注ぐからな。覚悟するといい 女王陛下に愛を捧げていると噂のある近衛騎士団長ファルクと、 王命で結婚することになった伯爵令嬢リーシャ。 しかも、婚約期間もなく即結婚して一年以内に子を孕み、産まなくてはならないらしい。 ファルクは最悪な結婚に巻き込んだことに気が引けて、 目が悪いリーシャが彼の顔をよく見ようと目を眇める様子を「怒って睨んでいる」と勘違い。 リーシャは愛する人がいる彼を早く解放せねばと意気込み、 ファルクは彼女を不本意な結婚から解放しようと子づくりを頑張ることになって……。 硬派な近衛騎士団長 × 逆境に前向き令嬢 子づく離婚予定だと思っていたらまさかの溺愛!?
  • 服従のくちづけ
    2.0
    ご褒美に、快楽をあげよう。 事故により両親と兄を亡くした伯爵令嬢ルーシアは、叔父に家を追い出され途方にくれていたところを、青年子爵アイザックに助けられる。彼と出会ったのは2年前の王宮舞踏会。優しく紳士的なアイザックに初めての恋をした。だが今、彼はかつてと異なる冷たい瞳で「服従を誓え」と要求してきて――? 恋心を忘れられないまま、昼夜を問わず執拗に身体を弄ばれ、胸が張り裂けそうになるルーシア。でも、彼のその行動にはとある理由があって……?
  • 諦観の皇帝は密偵宮女を寵愛する
    1.0
    何かを強く欲することなどなかったのに 帝位簒奪を目論む一族の璃々は、密偵として後宮入りし、悪政を敷く現帝・獅苑と対面を果たす。だが彼は皇太后に陥れられ後宮に追いやられたお飾りの皇帝であった。民を想い、外の話を楽しそうに聞く姿はまるで賢帝そのもの。彼に一族の刃を向けまいと、璃々は説得のため帰郷を決める。そのとき、「璃々を手放せない」――そう獅苑が苦渋の囁きを漏らす。強く抱きしめられての口づけに璃々の理性は抑え込まれ、そして獅苑の瞳には、ある決意が宿り……? 希望を捨てていた皇帝×健気な宮女、 後宮に戦火が迫る時、真の望みが希望を生む。 【目次】 プロローグ 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 エピローグ あとがき
  • 打算婚 未亡人になりかけましたがヤンデレ実業家の愛され妻になりました
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    「夫になったからには、僕が全部教えて差し上げます」 七十二歳の成金実業家との結婚式を迎えた伯爵令嬢オリヴィアは、 式の当日に相手が倒れ未亡人になりかける。 没落寸前の貧乏伯爵家の両親に 多額の援助の代わりとして売り飛ばされた彼女は、 爵位が欲しい夫側の親族によって急遽選ばれた 成金実業家の孫ローレンスと結婚。 二人はとまどいながらも互いに利害が一致し、 婚姻を完全なものにするため初夜を迎える。 女性慣れした元独身主義のローレンスに 「僕の子を産んでもらいます」と宣言され動揺しつつも、 オリヴィアは想像以上に甘い陶酔を味わい――。 慇懃無礼な実業家×メンタル強めの没落令嬢、 身代わり政略結婚から始まる溺愛ロマンス
  • 愛を忘れたなんて許さないと言われましても。偏執魔道士との蜜月なんてまったく記憶にございません!
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    「記憶はなくても身体は覚えているかもしれないな」 ある日目覚めたら上司である天才魔道士クレイシスとベッドの上にいたデリア。 超魔法オタクで非常識、秘書兼助手の私に面倒ばかりかけるこんな男となぜ!? クレイシス曰く、自分たちは二ヶ月後に結婚する仲らしい。 その上デリアは“ 来月” 何者かに殺されてしまい、彼が古代魔法で時間を戻したという。 とはいえデリアにそれらの記憶はない。 真相を見極めるべく奔走するも、 体には愛の記憶が残っているようで彼に触れられるたびに反応してしまい――? 魔法しか興味のない天才魔道士×生真面目で融通の利かない秘書兼助手、 死に戻りから始まるラブコメディ!
  • 完全な聖女になるには、強面辺境伯に愛される必要があるそうです
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    受け入れてくれ。俺をあなたの奥深くに ベルーザ王国の王女シェリンは聖女候補だったが、 完全な聖女になる試練に失敗したせいで蔑まれ監禁されていた。 そんな彼女を救い出してくれたのは、かつて命を助けたことがある辺境伯バルト。 ベルーザ王国を平定し次期国王となった彼は、なぜか彼女を花嫁として迎え入れ……。 戸惑うシェリンにバルトは 「俺があなたを愛せば、完全な聖女になれる」と告げると、 無垢な体を暴いて甘い快楽を教え込み――。 愛のために国を簒奪した辺境伯×不完全な聖力しか持たない元王女、 惜しみなく注がれる盲目的な愛の交わり

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