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-かつて「総会屋」と呼ばれる男たちがいた――。 彼らは闇社会の住人でありながら、上場企業の株主総会に株主として出席し、経営陣を震え上がらせた。壇上の経営陣にイチャモンまがいの質問を突きつけて締め上げる「野党総会屋」がいれば、怒号のようなヤジをとばして彼らの質問を妨げる「与党総会屋」もいた。企業側が、彼らに利益供与をすることと引き換えに、株主総会の円滑な進行を望むことは自然な流れでもあった。 21世紀となった現在では信じられないが、名だたる超一流企業が株式市場のハイエナたちに喰い付かれていた。キリンビール、伊勢丹、イトーヨーカドー、味の素……。 「企業をまわって集金すれば、月に3000万円。最盛期は年収が3億円をゆうに超えていた」と、日本最大の総会屋「論談同友会」の元幹部は言う。 バブル経済に踊っていた金融業界にいたっては、総会屋に喰らい尽くされていたと言ってよい。ガリバーの野村證券は総会屋を優遇し、損失補填を行っていた。第一勧業銀行は歴代トップが大物総会屋との関係を続け、違法に融資された額は300億円にものぼるという常軌を逸した沙汰だった。 なぜ一流企業の経営陣は、闇社会の“呪縛”に絡み取られてしまったのか? 論談同友会の元幹部らの証言をもとにバブルの裏面史を描き出す。
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-◆ふらんす堂電子書籍1000円シリーズ ◆第三句集 一瞬にしてみな遺品雲の峰 前の句集を出してから、思いのほか長い月日が過ぎた。途中、母の死をきっかけに句稿を何とかまとめたが、その二週間後に東日本大震災が起きてしまった。今思えば、あの震災は自分の作品を再び見つめ直すための厳しい機会だったのかも知れない。 ◆収録作品より 南風吹くカレーライスに海と陸 さまよへる湖に似てビヤホール 簡単な体・簡単服の中 帰心とは水引草にかがむこと いちじくの火口を覗く夜なりけり 風呂敷は布に還りて一葉忌 海流のぶつかる匂ひ帰り花 病棟は海鳴りのなか神の留守 しばれると皆言ひ交す夜空かな 大空に根を張るつららだと思へ 第57回俳人協会賞受賞! 第10回小野市詩歌文学賞受賞!
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-二人の女性の持つ膨大な情報量がそのまま物語になる 銀座のガス燈通りにあるグリルで待ち合わせた二人の女性は、「鴛鴦(おしどり)道中」や「裏町人生」といった、演歌以前の昭和歌謡をレパートリーとするデュエット。これからホステスの仕事に出る美江子も、同級生の美容師にヘアメイクを施してもらった由加里も、2019年現在の流行の濃過ぎないメイク姿です。彼女たちは食事をしながら、「祇園小唄」「銀座化粧」などをレパートリーにしようかと打ち合わせをして別れます。同居している彼女らは、夜に四谷三丁目の集合住宅で、会話を再開。彼女たちの持つ膨大な情報量がそのまま物語になる構成を楽しんでください。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)、『窓の外を見てください』(講談社)などがある。
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-ドナーのパンチが決まり、オデアのからだはロープを背にして急に跳ねかえり、そのまま前方へ頭からリングにころがった。ドナーは八百長試合を裏切ったのだ。だがリング上には見えない死神がいた。オデアは撃たれて死体になっていた!……この表題作のほか、「消えた花嫁」「墓とダイヤモンド」「殺人物語」「検視」「チャーリーは今夜もいない」「街では殺人という」の7編を収録したアイリッシュ短編傑作集。
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-エレベーターの落下事故で富豪の息子が死んだが、銃弾が頭を貫いていた。警察は自殺とみたが、乗り合わせた父は納得しない。1年後、エレベーターに乗っていた全員がその老人の晩餐会に呼ばれた……この表題作のほか、「遺贈」「階下で待ってて!」「金髪ごろし」「射的の名手」「三文作家」「盛装した死体」「ヨシワラ殺人事件」の、都会派アイリッシュのバリエーション豊かな短編8編を収録。
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-赤毛の巨漢で、いささかおっちょこちょいのアイルランド伊達男ガーガン大尉、外交官として名の知れたヒューバート・ウォットン卿、この2人と親交をもつ温厚なポンド氏の3人の話は、いつでも犯罪が話題になる。そして筋が通ったと思うとき、かならずポンド氏のクレームがつく。思ってもみなかった真実が逆説のなかに浮かびあがる。ボルヘスも感嘆したという「三人の騎士」ほか、チェスタートンの逆説が冴えわたる8編からなる短編集。
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-バルザックの小説集『人間喜劇』中の長編小説。主人公のポンスは名声を失った老音楽家で、同じ音楽家で親友のドイツ人シュムケとともに貧乏暮らしを送っていた。だが彼は骨董の目利きで、パリで一、二の収集品を隠し持っていた。もう一つの彼の道楽は美食だったが、こちらのほうは毎晩金持ちの親戚の食卓に顔を出すことで満たしていた。ある日、ひょっとしたことが原因でポンスはひどく侮辱され、死病の床に伏してしまう。それと同時に、ポンスの収集した骨董が莫大な財宝であることが明らかになる。それを機に、この遺産を手にしようと策謀うずまく人々の暗躍が始まる……パリを舞台に富裕な一族と貧しい従妹との間におこるドラマを描いた『従妹ベット』とならぶバルザック最晩年の傑作。
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-作者オースティンの作品は、すべて田舎に住む紳士階級の適齢期の娘たちの身の振り方を中心とし、それを取り巻く田舎の小世界の人間関係を題材としている。本作の主人公ファニー・プライスをめぐる物語もまったく同じである。彼女は伯母の嫁ぎ先のバートラム准男爵家に引き取られる。きびしい伯母の監視の目があるなか、ファニーはバートラム家の2人の兄弟と2人の姉妹、そこに顔を出す親友知人らとのさまざまな関係のなか日々を送る。ファニーはいつしか次男エドマンドに恋心をいだくようになったが……オースティンならではの皮肉とユーモアが光る代表作のひとつ。その世界では、「金のために結婚するのは愚かなことながら、金なしで結婚するのは、なお愚かなこと」(ある批評家の言)なのである。
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-ディケンズの自伝的要素あふれる代表作。デヴィッドが生まれた時、すでに父は死亡していた。大伯母は、女の子誕生を信じていたが、裏切られて家を出ていった。陽気な乳母ペゴティーはデヴィッドを兄の暮らすヤーマスへ連れてゆき、デヴィッドは好青年ハムや幼い恋心をおぼえたエミリーに出会う。母はマードストンと再婚する。マードストンとその姉はわがもの顔で家に居座り、母は心身衰えて死亡する。デヴィッドは寄宿学校に入れさせられるが、そこで二人の生涯の友を得る。怖いもの知らずのスティアフォースと愉快なトラッドルズだ。デヴィッドは学校をやめさせられ義父がロンドンで経営する商会に小僧に出される。デヴィッドは貧乏人ミコーバーのもとで暮らすが、やがてミコーバーは借金のため牢獄へ。デヴィッドは逃げ出して徒歩で大叔母の住むカンタベリーへ向かう。大伯母に保護されたデヴィッドは、その友人である弁護士ウィックフィールドのもとに寄宿し、その娘のアグネスと親しくなり、不気味な人物ユライア・ヒープに出会う。デヴィッドは地元の学校に通うようになる。
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-クリスマスイブの夕暮れ、鍛冶屋の少年ピップは足かせを付けた脱獄囚に捕まり、やすりと食い物をもってこいと脅かされる。このときの恐ろしい経験はあとあとまで尾をひく……田舎暮らしのピップに、降ってわいたように莫大な遺産相続の話がころがりこむ。送り主は誰なのか、世話になっている異様な金持ち夫人のミス・ハヴィサムか? ピップはミス・ハヴィサムの養女エステラへのかなえられない思いを胸にロンドンに出る。だが友人もでき、都会生活にうつつをぬかすピップのまえに、謎の人物が姿をあらわす……話は急転直下、緊迫の度をまし一気に終末へ。皮肉とユーモア、ミステリーと冒険活劇が一体となったディケンズ晩年の傑作。
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-作者ウェルティー(1909~2001)は米国ミシシッピ州の生まれで、O・ヘンリー賞やピューリッツァー賞など受けた最高の女流作家の一人と目されている。今も読み続けられている本作は1953年に『ニューヨーカー』誌に掲載された。初めから終わりまでエドナ・アール・ポンダーという中年女性の饒舌によって成り立ち、一気に読ませる。ミステリー小説ではあるが、単なる犯人さがしで終わるものではない特異さをもつ。「言葉で人を殺せるか?」という副題をもつ。
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-アントニーはすぐれた武将であり、勇敢で偉大な人間であったが、クレオパトラに恋していた。恋に酔いしれたアントニーは公事を忘れ、ローマに残した妻を忘れて日を過ごす。彼に対する非難の声は高まるばかり。妻ファルヴィアの死の報にもエジプトをはなれない彼は、完全に武将としての生活をすてて、恋のとりこになり終わってしまったかのようにみえた……シェイクスピアの最も油の乗り切った時期の作品の一つ。
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-本作品は角川文庫版『劇場版アニメ ぼくらの7日間戦争』を小学生向けにルビや挿絵を入れ再編した作品となります。 重複購入にご注意ください。 高校2年の夏休み、守がずっと好きな綾が親の都合で、東京へ引っ越してしまう! そこで誕生日まで、7日間のバースデーキャンプをすることに。ところが、事件に巻きこまれ、廃工場に立てこもって、大人と戦争することになってしまった! 痛快な作戦で、攻めてくる大人たちを撃退し、全国ニュースとなって注目される。しかし、ネットで仲間の秘密が暴かれてしまい……! 絶体絶命の危機の中、ぼくらは奇跡を起こす! アニメ映画『ぼくらの7日間戦争』の小説版。【小学上級から ★★★】
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-●STORY:中高一貫教育の冷泉学院女子部。中3生の大沢瞳が所属する放課後部活『料理クラブ』には、ロマンチックな伝説が存在する。つくった料理を当日中に片想いの相手に渡せたら、恋は必ず成就する!! 部活の火曜日を歴代部員は“恋曜日”と呼びならわしているのだ。ヒトミも、ひと目惚れの男子部高1生“ヒサト”くんに「恋曜日してみたい」のは山々なのだけれど。実は、プロの料理研究家を母に持つ娘のくせに、料理がド下手。あげくのナリユキで、大失敗作のケーキをカレに手渡す羽目に陥ってしまったのだが。伝説は、真実!? ヒトミの“恋曜日”の結末は!? ●作品MEMO:昭和62(1987)年11月新刊。講談社X文庫ティーンズハートでの花井愛子8作め。8月既刊の『恋電話』に続いての『恋曜日』というタイトルは、のちの『恋織姫』へと展開されてゆくが、物語は各々まったく別の内容でシリーズ連作ではない。「恋曜日』は、女子校の料理クラブが舞台で、かつ母親が料理研究家という設定により、基本的に「料理の登場が多い」花井愛子作品の中でもレシピやコツ、うんちくや雑学などの関連描写が、ダントツに細かい。ラストメッセージページでも神戸生まれ関西人の「タコヤキ愛」を語っているので、画面を拡大してチェックしてみるのもオススメ。令和電子版書きおろし“あとあとがき”付き!! ●WELCOMEBACK:講談社X文庫ティーンズハート電子版では「WELCOMEBACK」をキーワードに昭和平成のヒット作品を順次収録、展開予定。その第1弾配信が、花井愛子の10作『1週間のオリーブ』『山田ババアに花束を』『またたびハウスSTORY』『ジュリエット宣言』『恋電話』『星の恋人たち』『10月のパイナップル』『恋曜日』『淡雪ロマンス』『銀色のボーイ』の同時配信。各作品への感想コメントや今後のラインアップ希望など大歓迎!! ぜひぜひお寄せください。 ●関連アイテム:『ときめきイチゴ時代〈ティーンズハートの1987-1997〉』『ムダな金はつかうな!』『ハナイ式ちょびっとダイエット〈50歳でもラクラクまにあう〉』
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-●STORY:18歳高3の北川彩美は、1年前の自分のことを「恋に恋していた」だけだったと実感する日々だ。カレシが、できた。しかも大学1年生。山口涼介は、たった1学年差なのに「オトナ」なのだ。愛車でのデート、その行先が遠い海だったり、一流のレストランだったり。同級生の友達カップルが幼稚に思えて、彩美は「カレに似合う女子になろう」と努力をするのだが。とある日、涼介のクルマの灰皿に“口紅の付いた煙草の吸い殻”を発見してしまってパニックに陥る。感情のままケンカ別れをして、それっきり。毎夜の涼介からのラブコールも途絶えたまま。彩美は、考える。オトナなカレに甘えすぎていたのかも? そして彩美は、受話器を手にして……。 ●作品MEMO:昭和62(1987)年8月の講談社X文庫ティーンズハート新刊ラインアップ内の1冊。花井愛子の同レーベルでの5作め。令和時代の10代女子には「?」でしかないが、昭和終盤の恋人たちの連絡方法は、イエデンまたは手紙のみ。しかも固定電話は一家に1台が普通で「かけると相手の親が出る」リスクが高くて気軽にコールできなかった。他にも、メールやLINEと違って手紙の「返信」は早くても数日後とか、当時若者に人気だったクルマの車種、料理名、DCブランドの描写や“オマケあとがき”の内容などが、昨今のオトナ女子にとって「懐かし」さ満開の復刻バージョン。もちろん電子版書きおろしの“あとあとがき”と読み比べての楽しみも!! ●WELCOMEBACK:講談社X文庫ティーンズハート電子版では「WELCOMEBACK」をキーワードに昭和平成のヒット作品を順次収録、展開予定。その第1弾配信が、花井愛子の10作『1週間のオリーブ』『山田ババアに花束を』『またたびハウスSTORY』『ジュリエット宣言』『恋電話』『星の恋人たち』『10月のパイナップル』『恋曜日』『淡雪ロマンス』『銀色のボーイ』の同時配信。各作品への感想コメントや今後のラインアップ希望など大歓迎!! ぜひぜひお寄せください。 ●関連アイテム:『ときめきイチゴ時代〈ティーンズハートの1987-1997〉』『ムダな金はつかうな!』『ハナイ式ちょびっとダイエット〈50歳でもラクラクまにあう〉』
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-●STORY:自然豊かな地方都市の新高1生、木崎乃亜は、同好会の部室で1学年先輩の副部長、槇裕也と出会う。乃亜の片想いが両想いに変わり、地方の料亭のひとり息子である裕也は「いずれ乃亜と」結婚して幸せに暮らすと誓ったのだが。店は、悪人に騙されて経営困難に。裕也は「借金を返すために」音楽 の才能を活かして東京で稼ぐ、と旅立つ。ほどなく裕也はメディアが注目するスターとなり、音信不通に。遠い存在となったカレとの恋をあきらめるべく、親の勧める見合話を受け入れてしまう乃亜。けれども、乃亜の胸の内を知る大親友は「確かめもせず流されたら後悔するよ!!」と乃亜を叱り飛ばす。思いきって東京へ向かった乃亜が得た答とは!? ●作品MEMO:昭和62(1987)年9月の講談社X文庫ティーンズハート新刊。当時の花井愛子作品には“アイドル”男子とヒロイン少女のラブストーリーが少なくないが『星の恋人たち』は、イラストレーションが初コンビの、さとう智子ということで、ほんの少しであるが大人っぽさを意識した内容となっている。花井愛子が「執筆開始前にイラストのパートナーを決めていた」からで、その点を踏まえて作品を読み比べてみるのも一興かも。ちなみにラストの手描きページが存在しないのは。、当時の編集サイドの「大人の事情」による。実はタイトルも最初『星が降りてくる』だったが「ワケあり」で『星の恋人たち』に。 ●WELCOMEBACK:講談社X文庫ティーンズハート電子版では「WELCOMEBACK」をキーワードに昭和平成のヒット作品を順次収録、展開予定。その第1弾配信が、花井愛子の10作『1週間のオリーブ』『山田ババアに花束を』『またたびハウスSTORY』『ジュリエット宣言』『恋電話』『星の恋人たち』『10月のパイナップル』『恋曜日』『淡雪ロマンス』『銀色のボーイ』の同時配信。各作品への感想コメントや今後のラインアップ希望など大歓迎!! ぜひぜひお寄せください。 ●関連アイテム:『ときめきイチゴ時代〈ティーンズハートの1987-1997〉』『ムダな金はつかうな!』『ハナイ式ちょびっとダイエット〈50歳でもラクラクまにあう〉』
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-●STORY:神崎瑠奈は、校則の厳しさが「ハンパない」私立名門女子高の「超フマジメ」2年生。常に風紀指導担当教諭の「山田ババア」こと山田正子に追いかけ回されている。瑠奈は、ブッ飛びすぎの遊び人。正子はガチダサのオールドミス。そんなふたりが、ある朝、出会い頭に全力激突!! はずみで意識が入れかわっちまったのだ。うろたえる正子に対して、瑠奈は状況を面白がる。正子の外見をイケイケにチェンジしてディスコに繰りだしたりして、バカ騒ぎ。という中、瑠奈は正子の若き日の秘密を知ってしまう。成就しなかった恋に、いまだ捉われている正子。瑠奈は山田ババアを幸せにすべく一計を案じたのだが。その結末は!? 体と心は元に戻れただろうか。 ●作品MEMO:昭和62(1987)年5月、講談社X文庫ティーンズハートでの、花井愛子作品第2弾。そもそもは、某テレビ局のプロデューサーの依頼で若手シナリオライターコンテストにエントリーするために書き上げていたものなのだが、いろいろワケありで一端お蔵入り。脚本形式だった物語をティーンズハート用の小説文体にセルフリメイクしてのリリースだった。もとが映像向けの作品だったからか、平成に入ってすぐに舞台ミュージカル化、続いて東宝で映画化された。イラストレーションの折原みとは、こののちほどなくティーンズハート作家デビュー、画と小説の両方を自身で手がけベストセラーを連発して、大スターに。花井愛子とのコンビは、これ1作限りである。 ●WELCOMEBACK:講談社X文庫ティーンズハート電子版では「WELCOMEBACK」をキーワードに昭和平成のヒット作品を順次収録、展開予定。その第1弾配信が、花井愛子の10作『1週間のオリーブ』『山田ババアに花束を』『またたびハウスSTORY』『ジュリエット宣言』『恋電話』『星の恋人たち』『10月のパイナップル』『恋曜日』『淡雪ロマンス』『銀色のボーイ』の同時配信。各作品への感想コメントや今後のラインアップ希望など大歓迎!! ぜひぜひお寄せください。 ●関連アイテム:『ときめきイチゴ時代〈ティーンズハートの1987-1997〉』『ムダな金はつかうな!』『ハナイ式ちょびっとダイエット〈50歳でもラクラクまにあう〉』
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-●STORY:長女だけれど「妹」の中崎詩子は、チャランポランな「おにいちゃん」を甘やかす両親に不満を抱く17歳。現実を冷静に読み切る、ガンコでダサめな日々を送っている。そんな詩子が兄に拝みたおされて引き受けた冬休みのアルバイトは、有名アイドル事務所の雑用係。芸能界に無関心な詩子は、高い時給だけが目当てだったのだが。なぜか所属バンドのボーカリスト、萩原流音に気に入られて、マネージャー役を命じられてしまう。チャラいと小バカにしていた流音が、実はマジメで才能あふれるアーティストであると知って、詩子はカレに恋をする。タレントとスタッフの交際NGなのに、流音は平気で詩子に愛を告白!! この状況、マジでヤバいんじゃね!? ●作品MEMO:昭和63(1988)年1月新刊だが、書店売りは前年12月だった、花井愛子の講談社X文庫ティーンズハート第10作。新年からのオモシロ企画として、これまでのオマケあとがきに加えて“読者のおたより紹介”ページの見開き『花井愛子のかつをぶしクラブ』の展開をスタートさせている。一般的に出版界では「ふざけすぎ」とボツになるアイデアだが、当時の担当編集者が“遊び心”に理解があったため実現したもの。ティーンズハートのブーム、花井愛子のブレイク要因のひとつは、こうした型破りなスタイル、自由かつ新鮮なアプローチにあったと言える。令和電子版の“あとあとがき”も同じ方向性での書きおろし。新オマケも、ぜひぜひお楽しみに!! ●WELCOMEBACK:講談社X文庫ティーンズハート電子版では「WELCOMEBACK」をキーワードに昭和平成のヒット作品を順次収録、展開予定。その第1弾配信が、花井愛子の10作『1週間のオリーブ』『山田ババアに花束を』『またたびハウスSTORY』『ジュリエット宣言』『恋電話』『星の恋人たち』『10月のパイナップル』『恋曜日』『淡雪ロマンス』『銀色のボーイ』の同時配信。各作品への感想コメントや今後のラインアップ希望など大歓迎!! ぜひぜひお寄せください。 ●関連アイテム:『ときめきイチゴ時代〈ティーンズハートの1987-1997〉』『ムダな金はつかうな!』『ハナイ式ちょびっとダイエット〈50歳でもラクラクまにあう〉』
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-●STORY:少年体型でモテない16歳、島崎千夜に、やっとカレシができた!! 高木明彦クン、イケメン申し分なしの大学1年生。千夜は、離婚シングルでバリキャリ母の海外出張中の夏休み、超豪華一戸建ての我が家で「セレブな」同棲ライフを計画していたが。千夜のコンプレックスの原因である美人でナイスバディーな8歳上の姉、万里が「ひとり暮らしのマンションを追いだされた」と子猫5匹を連れて突然の帰宅!! のみならず万里のもと恋人夫婦やアシスタント女子、いまカレにその部下までが続々と転がりこんできて、千夜の甘い思惑は大はずれ。ブチ切れまくる千夜だけど、一見身勝手な同居人たちの言動には、実は「やさしさ」があることに気づいてゆく!? ●作品MEMO:昭和62(1987)年6月の講談社X文庫ティーンズハートにおける花井愛子の第3作。のちに「バブル」と呼ばれる日本の景気上昇が始まった時期の執筆で、コピーライターやカメラマン、エディターなど、その頃とくに注目されて人気だったカタカナ職業のキャラクターたちを登場させている。画力に定評のある文月今日子のイラストが、当時のファッションやインテリアなどをリアルかつ緻密に描写している点も見どころ。そして令和元(2019)年電子版は、32年前のオリジナル版を“あとがき”を含めて完全復刻のみならず、今回書きおろしの“あとあとがき”を収録。読み比べれば、かつての読者もイマドキ10代も楽しめる構成となっている。 ●WELCOMEBACK:講談社X文庫ティーンズハート電子版では「WELCOMEBACK」をキーワードに昭和平成のヒット作品を順次収録、展開予定。その第1弾配信が、花井愛子の10作『1週間のオリーブ』『山田ババアに花束を』『またたびハウスSTORY』『ジュリエット宣言』『恋電話』『星の恋人たち』『10月のパイナップル』『恋曜日』『淡雪ロマンス』『銀色のボーイ』の同時配信。各作品への感想コメントや今後のラインアップ希望など大歓迎!! ぜひぜひお寄せください。 ●関連アイテム:『ときめきイチゴ時代〈ティーンズハートの1987-1997〉』『ムダな金はつかうな!』『ハナイ式ちょびっとダイエット〈50歳でもラクラクまにあう〉』
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-●STORY:永田街子。。自分の名前が「東京メトロの駅名みたい」と気にしながらも、それをギャグにして周囲を楽しませてしまう“お笑い芸人”体質。対して幼なじみの「リン」こと加納鈴音は、キラキラネームにピッタリの美少女で、ふたりが籍を置く演劇部でも中1から3年間ずっと“ヒロイン”的存在だ。そのリンのカレシは、部内の“ヒーロー”同級生の篠原塔也。実はマチコも塔也に片想いなのだけれど、口に出せずにいる。演劇部員たちは中3生の卒業公演のために夏合宿へ入ったのだが、そこで脚本演出担当の塔也が主役に選んだのは、マチコ!! 傷ついたプライドと嫉妬で無茶な言動に走るリンのため、マチコは役を降りると塔也に告げたのだが……。 ●作品MEMO:講談社X文庫ティーンズハートにおける、花井愛子の第4作。昭和62(1987)年7月リリース。当時の花井愛子作品は「毎月書きおろし」で発行されており、読者の10代少女たちは「月刊誌を買う」感覚で毎月5日の新刊発売日に書店へ足を運んだりした。前作の『またたびハウスSTORY』からは“あとがき”の内容を「オマケ」と称して「物語とは別もののエッセイ」的に内容を変えている。今回の電子版では、当時のオマケあとがきはもちろんのこと、最終ページの花井愛子とイラストレーション担当かわちゆかりによる、ともに手描きのメッセージページも収録。。さらに電子版書きおろしの“あとあとがき”も加えて「懐かし新しい」構成となっている。 ●WELCOMEBACK:講談社X文庫ティーンズハート電子版では「WELCOMEBACK」をキーワードに昭和平成のヒット作品を順次収録、展開予定。その第1弾配信が、花井愛子の10作『1週間のオリーブ』『山田ババアに花束を』『またたびハウスSTORY』『ジュリエット宣言』『恋電話』『星の恋人たち』『10月のパイナップル』『恋曜日』『淡雪ロマンス』『銀色のボーイ』の同時配信。各作品への感想コメントや今後のラインアップ希望など大歓迎!! ぜひぜひお寄せください。 ●関連アイテム:『ときめきイチゴ時代〈ティーンズハートの1987-1997〉』『ムダな金はつかうな!』『ハナイ式ちょびっとダイエット〈50歳でもラクラクまにあう〉』
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-●STORY:夏休み明けの9月中旬、心あたりが全くないハワイからのエアメールを受け取った、深見リリカ。中身の手紙を読んで、ナゾが解けた。高2のクラスメート“マコ”こと桃山真紀子が、ハワイ旅行中にリリカの名前でロコボーイをナンパして、その場限りのノリでプロポーズにOKと答えていたのだ!! 相手の“テリー”くんは、マコを信じて、所持金はたいて日本へ飛んできてしまった。お人好しのリリカは、ナリユキ上テリーを我が家に招き入れ、カレの「リリカ」探しを手伝うことに。マコのデタラメぶりをバラせず悩むリリカだったが、テリーの一途さに心ひかれて、ついに真実を告げる。そしてテリーはマコのもとはまっしぐら!! と、思いきや……。 ●作品MEMO:昭和62(1987)年10月の講談社X文庫ティーンズハートでの花井愛子7作め。タイトルは、新刊のリリースタイミングに意図して対応させたもの。ハワイから来た青年が所在不明の恋人を見つけるために東京の街を歩き回る、という設定は、SNSの活用が当然の令和時代の若者には理解しがたいに違いないのだが。30年少し前の日本では、こちらのほうが「普通」のことだった。ちなみに花井愛子には10代の頃にホノルルで短期の語学留学滞在経験があり、言葉が不自由な異国で「現地の人たちに親切にしてもらった」経験を「この作品のモチーフにした」とのこと。2019年電子版用最新“あとあとがき”も合せて、ぜひぜひご一読を!! ●WELCOMEBACK:講談社X文庫ティーンズハート電子版では「WELCOMEBACK」をキーワードに昭和平成のヒット作品を順次収録、展開予定。その第1弾配信が、花井愛子の10作『1週間のオリーブ』『山田ババアに花束を』『またたびハウスSTORY』『ジュリエット宣言』『恋電話』『星の恋人たち』『10月のパイナップル』『恋曜日』『淡雪ロマンス』『銀色のボーイ』の同時配信。各作品への感想コメントや今後のラインアップ希望など大歓迎!! ぜひぜひお寄せください。 ●関連アイテム:『ときめきイチゴ時代〈ティーンズハートの1987-1997〉』『ムダな金はつかうな!』『ハナイ式ちょびっとダイエット〈50歳でもラクラクまにあう〉』
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-インド神話の精髄「マハーバーラタ」の完訳。1998年度翻訳出版文化賞受賞。これは、クル家とパーンドゥ家の領土をめぐって争われた戦いの物語である。父王の死んだ後、パーンドゥ5人兄弟は伯父のドリタラーシュトラ王のもとに引き取られ、従兄のドゥルヨーダナたちと一緒にわが子同様に育てられた。しかし、この間に従兄弟同士のライバル意識や憎しみの感情が芽生えていった。ドリタラーシュトラ王は、5人の長兄ユディシュティラの優れた人格を認め、王位相続者として指名する。ここから両王族間の果しない憎しみと戦いの歴史が始まる。ドゥルヨーダナは、パーンドゥ一族を滅ぼそうと奸計を巡らし、賭事好きのユディシュティラをサイコロ賭博に誘い、まんまと罠にかける。一切を奪われたユディシュティラたちはカーミヤカの森に放逐された……この物語は太古の昔から綿々とつづくため、神々の系譜など煩雑なところも多く、最初はなかなかとっつきにくい。「物語のあらまし」で概要を把握してから読みすすめるのがおすすめだ。
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-京都の旅館に集まったのは、出版社社長・植田敏子と姪の律子、随筆家・菊池恭子、カメラマン・関なおみの女性4人。それを迎える祇園のお茶屋「竹乃家」の女将・雪村芙佐。『古都旅愁』という豪華本の打ち合わせを兼ね、京都でいっしょに年を越そうという目的だった。/敏子は7年前に夫と死別。その遺産で出版社を立ち上げ成功を収めるが、女性としてもやもやしたものを感じていた。/恭子は10年前にベテラン作家と不倫に走った、つらい思い出を抱えていた。/なおみは4年のブランクを乗り越えて、妻帯者だった男性との恋を実らせようとしていた。/そして芙佐。14歳でお茶屋に入り、20歳そこそこで独立して「竹乃家」を祇園で指折りの店に育て上げてきた。──彼女たちの恋情や、芸妓・舞妓の生き方を縦糸に、京都の四季の移ろいや名所の風情を横糸にして、曼荼羅のように華やかに織り込んだ名作。季節は、冬から春へ……。
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-20世紀最高の恋愛は、間違い電話から始まった! 2001年、日本の山梨で『二十世紀の恋愛を振り返る十五カ国会議』が開催され、世界中の恋愛学者が集まった。そこで「20世紀最高の恋愛」としてグランプリに選ばれたのは、日本のありふれた若い二人の、世にも不器用で奇妙な恋だった――。1995年の日本から2001年のアメリカへ、電話線とネット回線がつなぐ、時代の転換点に生まれた恋の物語。作家・クリエイターとして幅広く活躍し、『想像ラジオ』(野間文芸新人賞受賞)で大きな注目を集めた、いとうせいこうの本領発揮、多面的な魅力に満ちた長編小説。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※本ムックはカラーページを含みます。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。 いま渋谷は「100年に一度」の大規模再開発中です。 そんな中、渋谷駅と繋がる新ランドマーク『渋谷スクランブルスクエア』がオープン。 渋谷最高峰230m360°パノラマ展望体験から213店舗の最旬ラインナップまで、 詳しく解説します。 人気モデルで絵心たっぷりの田中シェンさんは、 緑茶とあんトーストのペアリングがおいし過ぎる『GEN GEN AN by EN TEA』、 ステキ雑貨に出合える『DONADONA TOKYO』、秘密のオアシス『戸栗美術館』など、 言葉とイラストでレポートしてくれました。 さらに、時代を超えて偏在する「昭和・平成遺産」の魅力を再発見。 大人女子が落ち着いて過ごせる「鉢山町」「松濤」、 超グルメエリアに進化した青山学院西門前の「青横」、 渋谷の食歴史が堆積する「渋谷のんべい横丁」、 そして、いま最も行くべきホットな「渋谷百軒店」。 5エリアを温故知新の目線で紹介します。 特に「渋谷のんべい横丁」の老舗『やさいや』と 新宿ゴールデン街から引っ越して来るスナック『のら』の対談、 「渋谷百軒店」を激変させた『Mikkeller Tokyo』は必見! また食のトレンドを集めた「おいしい便利帖」も必携! そして隈研吾さん、長島有里枝さん、野村友里さん、野宮真貴さん、山田健人さん、 平尾香世子さん、原太一さん、青柳文子さん、CHOCOMOOさんなど、 それぞれの渋谷を語ってくれました。 再開発により駅周辺の導線が整備され、駅から街中へのアクセスが便利で歩きやすくなる、 駅周辺のサイン表記が統一され地下出入口番号も一新されるなど、インフラも整備される。 Googleなどを中心に2.4万人ものワーカーに増えることになります。 働く人にも遊びに来る人にも、渋谷を安心して巡っていただけるガイドです。
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-東京で生まれ東京で生活する人々の普通はどういうものなのかを描いた昭和の物語 1978年の東京で、軽やかに付き合っているサックスプレイヤーの男女、川原樹里子と前田俊之。都会的なバカ話でジャレ合い、音楽の仕事の話をします。その中で思いつきのように俊之は樹里子に結婚を申し込みます。そこからは話が一転、浅草の洋食屋の娘である樹里子の、生活人としての側面が描かれます。そして物語は、片岡義男の短編小説のレギュラーとも言えるコロッケの話へ。ここで描かれるのは、頭が良い女性とはどういう事かについての物語。そして、東京で生まれ東京で生活する人々の普通はどういうものかを描いた昭和の物語です。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)、『窓の外を見てください』(講談社)などがある。
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-栗本薫が生んだ名探偵・伊集院大介。その明晰な推理と活躍を描く人気シリーズの初期6作品を一挙に収録。 伊集院大介のデビュー作にして吉川英治文学新人賞受賞作『絃の聖域』は、長唄の家元一家を襲った連続殺人事件を描く、本格推理小説の傑作。自らも長唄の名取であった栗本の、三味線の音のように冴えわたる格調高い文体に圧倒される。ほかに『優しい密室』、『鬼面の研究』、『伊集院大介の冒険』など、宿敵シリウス登場以前の大介の活躍をまとめ読みできる。 付録として、現在閉鎖されている自身のウェブサイトに書き下ろした連載エッセイ『日本には邦楽があるのだ』や、『鬼面の研究』などを漫画化した、まんだ林檎氏と大介の魅力を語り尽くした熱烈対談、夫として、担当編集者として、最も近くで栗本を支えた今岡清氏が初めて綴るエッセイ(連載)など。さらに実母・山田良子氏の日記から栗本の誕生~大学卒業までを記した、『栗本薫の育児日記』(連載)を初めて公開! その他、『絃の聖域』の生原稿や伊集院大介シリーズの創作ノート、吉川英治文学新人賞授賞式の写真などなど、お宝付録が満載! ※この作品にはカラー写真が含まれます。
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-台南を舞台にした表題作等、珠玉の短編5編。 明治、大正、昭和の3つの時代にわたって、詩歌や小説、文芸評論など幅広い分野で足跡を残した佐藤春夫の、珠玉の小説アンソロジー。 表題の『女誡扇綺譚』は、日本時代の台南を舞台に、鄙びた町の姿や、没落豪族の娘の霊との出会いを描いた作品で、作者自ら「五指に入るであろう」と評した幻想的な傑作。 改稿を重ねた渾身の一作『田園の憂鬱』は、田舎に移り住んだものの周囲と溶け込めず、次第に病んでいく文学志望の青年を描く。 他に処女作品『西班牙犬の家』のほか、『のんしゃらん記録』『美しき町』を収録。 『大正幻影』で佐藤春夫を掘り下げた評論家の川本三郎氏が解説。
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-コネなし、金なし、学歴なしのダメサラリーマンでも 起業1年で年商1億円。 ほぼ実話のビジネス小説、今日からできる人生逆転術! 華僑のボスに弟子入りしてようやく気づいた。 この世の中、チャンスだらけだ―― 30歳のダメサラリーマン・大城太は、在日中国人から“ボス”と慕われる 大物華僑と出会う。 ボスの言葉をヒントに、太がまず取り組むことになるのは「家庭を修復すること」。 自分を治められないヤツは家庭を治められないし、 起業して一国一城を治めることも、ビジネスで天下を取ることもできない、 というのがボスの教えだった。 ボスの出す課題に取り組むうちに太は一歩一歩、 「自分の力で稼ぐ」ことを身につけてゆくのだが……。 ・孔子、韓非子、孫子、老子らの遺した中国の名言が随所に登場。 中国古典からビジネスの重要なヒントが学べる。 ・各項の終わりに〈ボスの教え〉というまとめを用意。ポイントがひと目でわかる。 ●チャンスをつかむのはヒマな人間 ●家を治められないヤツが成功するわけない ●お金持ちになるお金の使い方をせよ ●100人との名刺交換より人脈豊富な3人とつながれ ●すごいヤツほど頭を下げる ●己の持ってるものを人に利用させよ ●自分の名前ではなく会社の名前を売り込め ●200円のリンゴを6個6000円で売る方法 ●成功すれば過去は変えられる ●事業は1人で興すな ●何も考えてなさそうな上司が人を育てる ●自分に使う金は徹底的にケチれ ●リスクは取れば取るほど幸せになれる
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-少年探偵・狩野俊介が 次々に起こる難事件に立ち向かう! 北の方角を守る神・玄武。その屋敷には玄武をあらわすいくつもの要素が盛り込まれていた。 石神探偵事務所の野上英太郎とともに、数々の難事件を解決してきた中学生・狩野俊介がたちむかう新たな事件― それは、二人が行きつけの喫茶店「紅梅」の看板娘アキにかかわるものだった。 親友・紫織の故郷にある玄武屋敷と呼ばれる西洋館を訪れたアキ。 そこに待っていたのは、財産がらみの一族の桎梏と、謎に満ちた殺人事件だった。 そして、巨大な塔のからくりとは? 名探偵狩野俊介、デュアル文庫に初登場。 ※本作品は、「玄武塔事件」を加筆修正した新装版です。
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-子規、虚子、漱石、芭蕉、龍之介。文豪の名句にちなんだ怪事件! 江戸川探偵長以下、横浜ハート探偵局の面々は、俳人・佐々木律二が主催する俳句の会「四季」に入会することになった。さっそく江戸川が有馬温泉への吟行句会に参加したのだが、そこで事件が発生。宿泊した旅館に隣接した竹林の中で、男の刺殺死体が発見された。その胸の上には子規の名句が書かれた一枚の紙が。同時に「四季」メンバーの草野愛香が行方不明になるが…。鎌倉、横浜、日光、そして芦屋と続く吟行会で虚子、漱石、芭蕉、といった文豪の名句にちなんで次々に起こる怪事件。渾身の文芸連作ミステリー。 本作品は「鎌倉―芦屋殺人紀行」を加筆修正した新装版です。
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-吉野川に浮かんだ男が残した暗号文・・・! 横浜・関内駅近くに開業したハート探偵局の江戸川探偵長を訪れた二人の男。松山に拠点をおく関西探偵局の局長・佐々原一夫と調査主任・久藤光春の依頼は、奇妙な調査協力だった。横浜に社を構える松平不動産の四国社員旅行が無事に終えられるよう、一緒に警護してほしいというものなのだ…。高松から徳島に向かう途中、江戸川は、久藤の水死体が吉野川に浮かんだことを知る。久藤は関西探偵局の金庫から二千万円をもち出し、不可解な暗号文を残していたという…!?長篇旅情ミステリー。 本作品は「四国殺人遍路」を加筆修正した新装版です。
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-ミラノサンドを巡る小さな謎を解く。喫茶店に入るごとに、物語に巻き込まれていく。 代々木上原の通称「おととい」と呼ばれる喫茶店での新しい連載についての打ち合わせは、ドトールのミラノサンドを巡る謎を解く話から、「謎を解いてみる」という内容に決まります。28歳のライターの藤崎浩は、その後に立ち寄った喫茶店で、店主にドトールへ誘われ、そこで驚くような話を持ちかけられ、先輩の女性ライターに連絡を取り、話がどんどん転がっていきます。喫茶店を巡るたびに謎が重なっていき、コロッケ屋が緩衝地帯となりつつ、藤崎はただ流されるように謎に翻弄されていきます。この謎は、解ける謎なのでしょうか。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『珈琲が呼ぶ』(光文社)、『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)などがある。
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-大人気コーナー「ファミリースカッと」の感動エピソード10編を完全ノベライズ! 「オレ……オレ、じいちゃんにひどいこと言って」「バーカ、気にするな」大作はそんな勇吾の姿が愛おしくて目を細めた。「いつも手伝ってくれてありがとな」 (「おじいちゃんの牛乳プリン」より) 「ママ、ボクがママのかわりに怒ってあげたからね。ボクがママを守るからね」息子の気丈なさまを見て涙が止まらなくなる (「小さなヒーロー」より) きっと父は、初めてメールを打ったのだろう。このたどたどしい文章を打つのに一体どれだけの時間がかかったのだろう。涙で視界がかすんでくる。 (「不器用な父からのメール」より) 視聴者投稿による「スカッとした」話をショートドラマ化して紹介する人気バラエティ番組『痛快TVスカッとジャパン』の「ファミリースカッと」は、「家族っていいなと思った」「思わず涙してしまった」と、多くの視聴者が感動を覚える大人気コーナー。ここで紹介された珠玉のエピソード10編を収録しました。 母と子、父と子、祖母と孫、祖父と孫、義理の父と子、シングルマザーと子……さまざまな家族の日常にこぼれ落ちた涙の物語に心があったかくなること間違いなし!
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-1995年に生まれた少年少女たちは、社会や自然のうねりに巻き込まれながら生きる方法を模索してきた。ゆとり教育、東日本大震災、消費税増税など現代のピリオドとなるできごとが、たびたび試練として降りかかってくるためだ。 多感な中学・高校時代には震災が与えたショックに打ちひしがれ、大学時代にはゆとり教育の影響や、SNSで相互監視的になったインターネットを意識せざるを得なくなった。 本書では、そんな不遇に見舞われてきた23歳の著者陣が、実話をもとにした短編小説、漫画、エッセイなどさまざまな表現方法で自らのエピソードを語る。 新社会人を迎える世代が感じているリアルを伝え残す1冊として、興味を持っていただければと思う。
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-原色美女図鑑 宇垣美里 渋野日向子 ラッキーウェアで微笑む。 のん ビームスコラボ焼酎のラベル画をデザイン 「ビームス宇宙服」登場!宇宙飛行士・野口聡一さん 設楽社長&橋本マナミ“ファッショナブル不倫”をスクープ撮!? パルプ・フィクション 原田龍二/川谷絵音/新垣隆 石破茂「スーツとは、作業着である」 ビームス人秘録 ・長嶋茂雄さん大好きビームス社長?3への異常な愛情 ・渋野日向子ゴルフウェアのこだわりは「えりの裏」 ・高倉健のすべてを知る男「伝説のOB」に会いに行く ・蒼井優幸せの裏に謎の恋体操あり!? ・「どんなときも」?槇原敬之?ビームス担当者に深夜のコール ・「ユニフォームをカッコよく」古田敦也の直訴で“おしゃれ燕”に ・村上春樹の一言から始まったサコッシュ作りの舞台裏 ・「男はつらいよ」寅さんスタイルは今なぜウケるのか? ・スクープ!加計学園グループ校の制服がビームスだった ・DeNA?石川雄洋1000本安打で仲間に配ったあるもの ・親子二代で着てます本木雅弘とビームスの深い関係 ・ビームス社長室で発見!?横尾忠則が手がけた謎の肖像画 ・あのCMに出演片岡鶴太郎の作務衣もビームスだった ・区長を直撃!渋谷区役所のTシャツがなぜかビームス ・片岡義男執筆?ビームスが作っていた幻の文芸誌 ・YOKO FUCHIGAMIが暴露「ビームスは屋台から始まった」!? 阿川佐和子のこの人に会いたい 設楽洋 エッセイ 小林信彦/坪内祐三/橘玲/中野翠/洞口依子/万城目学/亀和田武/福岡伸一 書き下ろし短編小説 真藤順丈 ※電子版では紙の雑誌と内容が一部異なる場合や掲載されないページがあります。プレゼントにも応募できません。
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-フリマサイトに自分が商品として売られている。 復讐サイトのターゲットに自分の写真がアップされている。 食べた覚えはないのに、冷蔵庫の中身が消えている。 電車に乗っているとスマホに妙な画像が送られてくる。 なぜ、そんなことが〈俺/私〉に? 便利で楽しいネット社会とスマホ生活の落とし穴。 ひきこもっても逃げられない、究極の生き地獄……鳥肌爆裂の恐怖夜話! 楽な金稼ぎができると教えられたフリマアプリ。だが、気づけば自分が売られていて…「フリマアプリ」、 ある健康食品の含有物に纏わるネットの噂。だが真の闇は別のところに…「氷の煙」、 怨みを晴らしてくれる復讐サイト。そのターゲットに自分の写真がアップされてしまい…「噂~ru-morsというサイト」、 食べた覚えがないのに冷蔵庫の中身が消えていく。その恐ろしき理由とは…「〈みにょりんとダーのハッピーエブリデイ〉より」他、 スマホライフの落とし穴、ネット社会の闇を炙り出した現代の恐怖夜話全15話収録。 【収録話】 「フリマアプリ」 砂神桐 「おまじない。」はじめアキラ 「氷の煙」びー 「送りつけられる画像」 斉木京 「十四人目のサキモトさん」黒猫子 「友達かもしれません」 神谷信二 「友達日和」 桜を愛するキツネ 「事故物件の記憶」ラグト 「ハッカーの眼」倉田京 「〈みにょりんとダーのハッピーエブリデイ〉より」那由多 「撮った憶えのない動画」鬼木ニル 「お葬式の夢」酒解見習 「帰れない」想夏 「かわいいくろねこ」黒井之みち 「噂~ru-morsというサイト」花野未季
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-四海全土の怪異が集う丸山百物語、再臨! ワールドワイドな怪談を手掛ける丸山政也の百物語シリーズ最新刊! オークションで手に入れた中古品がなんだか気持ち悪い。出品者の住所を調べると…「空気清浄機」(23話)、 引っ越し先の部屋にまつわる、髄も凍るほどの曰く「獄門」(31話)、 労働集会に落命した同僚の姿がある!「メーデー」(71話)、 ニューヨークのホテルで電話口から聞こえたのは、助けを求める声。それは奇妙な因果に連鎖して…「妙な電話」(86話) など怒涛の怪異99話を収録。 著者について 2011年「もうひとりのダイアナ」で第3回『幽』怪談実話コンテスト大賞受賞。 著書に『怪談実話 死神は招くよ』『恐怖実話 奇想怪談』『実話怪談 奇譚百物語』『奇譚百物語 拾骨』『奇譚百物語 死海』、共著に「てのひら怪談」「みちのく怪談」「瞬殺怪談」各シリーズ、『怪談実話コンテスト傑作選3 跫音』『怪談五色 破戒』『世にも怖い実話怪談』など。
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-牛抱せん夏 女流怪談師、寒慄の実話奇譚… 気鋭の怪談師・牛抱せん夏が綴る恐怖の数々!女子高にある開かずの間。 そこに現れたおぞましい姿とは…「礼法室」、 お寺でホラー映画の撮影中、女優のもとに遊女の霊が迫る!「いじわる」、 呪いは終わっていなかった…前作『呪紋』で衝撃をもたらした恐怖体験の後日談「続・式神」、 奇妙な怪事が立て続けに起こる物件――著者自らの仄暗い実体験「アパート」などの怪奇譚が語られる。 心の底まで恐怖が吹きつける牛抱怪談に貴方もとり憑かれる――。 著者について 2010年「稲川淳二の怪談グランプリ2010」にて優勝、女優業と並行して怪談師としての活動を開始。 現代怪談から古典怪談まで幅広い演目を披露する。 月一で単独怪談ライブを開催するほか怪談ライブバー・スリラーナイト歌舞伎町にレギュラー出演中。 また、朗読やこども向けの読み聞かせなども行っている。 単著に『実話怪談 呪紋』『千葉の怖い話 亡霊たちの集い』、共著に『現代怪談 地獄めぐり』など。
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-彼女がトイレのドアを閉められぬ理由(ワケ)。 日常の薄皮を剥いて見えた地獄。震え止まらぬ初単著! 恐怖箱シリーズのアンソロジーで、寡作ながら毎度印象深い話を持ってくる隠れた名ハンター、三雲央。 彼がこれまでじっくりと集め、温めてきた怪談がついに1冊に纏まった。 突然気絶した女性。目を覚ますと体に謎の歯形が…「虎視」、 町工場の片隅に置かれた古びた黒のランドセル。中には意外なものが…「ランドセル」、 引っ越したばかりのアパートに遊びに来た友人。深夜、突然顔面をテーブルに打ち付ける音が…「一緒に暮らしていた」、 トイレのドアを閉められぬ女性。その戦慄の理由とは…「閾値」他、 衝撃の全36話! 著者について 怪談コンテスト超-1参加後、恐怖箱シリーズにて実話怪談の執筆を開始。 共著に『恐怖箱「怪画」』『恐怖箱「屍役所」』等。 慢性的な体調不良につき、現在、暗い1Kアパートにこもりきりの生活を余儀なくされている。 足のさきの痺れと、肌のぶつぶつがひどい。
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-これは、自由に生きるための技術を知っている女性の物語 二十五歳の書店員である水谷博子は、通勤途中に家に忘れたイヤリングに気がついても、取りに帰ったりせず、諦めもせず、新しくイヤリングを買うことに楽しみを見出す女性です。父親は荻窪で洋食店を開いていて、彼女も調理師免許を持ち、すぐにでも洋食屋の調理場に立つことができる腕を持っています。彼女が勤めている書店は、その町に4軒あった最後の一軒でしたが、遂に閉店することになります。彼女は父親の洋食屋を手伝い、彼女の恋人も、その常連になります。これは、自由に生きるための技術を知っている女性の物語です。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)、『窓の外を見てください』(講談社)などがある。
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-東京の世田谷の少年少女の成長は、そのまま東京の空気の変遷のようです 真紀子と由美子、よく似たタイプの二人の女性は、高校の同級生で今は二十七歳。昭和の終わりに、それぞれが実家の美容院とパン屋を引き継いで、今後の展開を話しています。その話に登場する、やはり高校の同級生だったサックスプレイヤーのシンゴもまた、高校時代からの彼女たちの友人。物語は真紀子と由美子、シンゴと真紀子、シンゴと5つほど年上のボーカリストの女性、そしてまた真紀子と由美子と、二人一組の会話で進みながら、その都度、少しづつ状況が変化していきます。東京の世田谷の少年少女の成長は、そのまま東京の空気の変遷のようです。 底本:『ジャックはここで飲んでいる』2016年、文藝春秋 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)、『窓の外を見てください』(講談社)などがある。
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-要するに人生とは、関係の作りかたとその維持のしかただから 女優と男優、カメラマンと作家の4人による群像劇風の短編小説です。自分が演じた役柄に納得が行かないと、相手役の先輩男優に訴える女優の話は、カメラマンが直面する現実と重なり、作家は、そのようなトラブルについて、「人生は関係性にある」というテーゼを基に見事に解体して見せます。もちろん、事態を解体してみても、問題が決着するわけではありません。しかし、その話の中には、「なしくずしで寿命となる人生」を避けるためのヒントが含まれていました。カメラマンは、なんとなくそのことに気がついて、幸せな人生へと向かいます。 底本:『ジャックはここで飲んでいる』2016年、文藝春秋 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)、『窓の外を見てください』(講談社)などがある。
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-作家のメモ帳には、多岐に渡る言葉の断片が書かれている。その言葉がやがて小説の卵になるのです。 北原律子というペンネームの作家が、新しい仕事に向かうに当たって、自分のメモ帳を見返し、そこからネタになりそうな言葉を拾って、ノートへと書き写し、言葉を足したり、引いたり、合わせたりする、その作業が克明に具体的に書かれています。100枚のリフィルが綴じられたミニ6穴のメモ帳に書かれた走り書きの内容は、実際に聞いた言葉から体験したこと、架空の少女の記憶から思いついただけの言葉の断片まで多岐に渡り、そこから拾われた言葉が小説の卵になるのです。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『珈琲が呼ぶ』(光文社)、『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)などがある。
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-下北沢の町を舞台に、結婚という関係性と、男女それぞれが個であろうとする関係性の間で物語は揺れ動く。 結婚を約束している二人が18個の鉄火巻を食べながら、結婚後の生活について話しています。話すのは女性の方で彼女には計画があり、それを男性に説明しているのです。男性は、その計画の流れに逆らうでもなく、しかし逡巡して、バーへ行き、カウンターの女性と話し、友人と結婚についての話をします。下北沢の町を舞台に、結婚という関係性と、男女それぞれが個であろうとする関係性の間で物語は揺れ動きます。ひとりでいることについて、ふたりでいることについて、同世代の四人の登場人物がそれぞれに考えています。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『珈琲が呼ぶ』(光文社)、『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)などがある。
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