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背表紙の学校
学校には存在しない教科を、町の本屋さんが教えてくれた。 『夕暮れに夜明けの歌を』『文化の脱走兵』の著者が贈る、待望の最新エッセイ集! 「私たちは家で、列車で、道端で、詩を読んだり聴いたり思い返したりしながら、ひそかに世界の声に共鳴し続ける。どこかからきた声は一瞬にして私のものになり、いつまでも残りながら、同時にほかのすべての人のもとに戻っていく。また誰かが、この不安なときを越えられるように。」(本書より) 不安な時代だからこそ、救ってくれる本と記憶がある。 明日がきっと大丈夫になる、心の明かりを灯してくれるエッセイ集。 【もくじ】 最初に読めなかった本/だいぶ奥のほう/きのこと詩を狩る/ややこしい山/笑わせたい/白鯨号、海へ行く/落葉注意!/真夜中の事実/背表紙の学校/ふつうの市民の市長選/拳を掲げた善だなんて/通学路の近道/はじまりを掴む/年老いた先生の繰り返す日々/砂糖の楽園/空港に急ぐ/名簿順に並ぶ/大人が笑うとき/不安なときを越えて/あとがき 脱走兵のスタミナ 【装幀】 名久井直子 【装画】 Mirjam Wilke -
魔力がないと勘当されましたが、王宮で聖女はじめます
捨てられた令嬢と素直になれない王子が贈る、両片思いシンデレラロマンス。 魔法使いの名門の長女でありながら、魔法が使えないため、実家を勘当され、王宮で侍女として働くことになったユノ。お仕えするご主人様は、かつての唯一の支えだった初恋の相手、ディルクで――!? -
サーカスの子
大天幕の中に入ると、そこは夢の世界だった。-- 舞台の上で繰り広げられる華やかなショー、旅を日常として生きる芸人たち。子供時代をサーカスで過ごした著者が、失われた〈サーカスの時代〉を描く、私的ノンフィクション。 あの場所は、どこへ行ったのか? 僕がそのときいた「サーカス」という一つの共同体は、華やかな芸と人々の色濃い生活が同居する場所、いわば夢と現が混ざり合ったあわいのある場所だった。(本文より) 幼いころ母とともにキグレサーカスで暮らした著者は、四十年近い歳月を経て、当時の芸人たちの物語を聞きにいく。 それは、かつて日本にあった貴重な場所の記録であり、今は失われた「故郷」と出会い直していくような経験だった。 気鋭のノンフィクション作家による注目作。 -
ドラゴンパパ探してます。【単行本版(限定描き下ろし付き)】
「リュカのとおさまいっぱいいるぅ!」 セナは竜人との子・リュカとともに遊牧民として二人で暮らしていた。 しかし『ある事情』によりリュカの父親を探すことに。 かつてのおぼろげな記憶を頼りに訪れた屋敷には、リュカと同じ特徴をもった双子の竜人が……! 混乱するセナをよそに、髪色以外瓜二つの男たちは、自分がリュカの父親だと主張してきて――!? 人気小説をコミカライズした、前途多難な父親探しラブコメファンタジー☆ ■収録内容 ・「ドラゴンパパ探してます。」1~6話 ・【単行本版限定】丹野ちくわぶ先生描き下ろし8Pショート漫画 ・【単行本版限定】佐々ミノル先生書き下ろし3000Wショート小説 ※この作品は、デジタル配信用に編集した電子コミック単行本です。 -
身代わり王女の幸せな人質生活~騎士団長様は溺愛を我慢できない~
「わ、わたしは本当に王女で……!」 金貨の代わりによこされた王女様――鶏ガラにしか見えないんだが。 隣国に傭兵を派遣した対価として金を要求したはずが、なぜか王女が来ることに!? しかもその身柄を預かるよう言われてしまった騎士団長のガンゲイル。 だがやってきたシシリィは、私生児のため存在を隠され、虐げられてきた第二王女だった。 使用人の仕事を喜んでこなし、生き生き過ごすなか、ガンゲイルの優しさに惹かれていくシシリィ。 「可愛すぎンだろ。ああ、まったく」 一方のガンゲイルも、ぐんぐん綺麗になっていく素直で可愛い彼女に気持ちが募って…… 筋肉フェチの初心な王女と年上騎士団長のピュアラブストーリー! -
生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい
エンダルジア王国は『魔の森』のスタンピードによって滅亡した。 錬金術師の少女・マリエラは『仮死の魔法陣』の力で難を逃れたものの、 ちょっとした「うっかり」で眠り続けてしまい、目覚めたのは200年後。 ――そこは錬金術師が死に絶え、ポーションが高級品と化した別世界だった。 都市で唯一の錬金術師になってしまった少女・マリエラの願い。 それは、のんびり楽しく、街で静かに暮らすこと。 ほのぼのスローライフ・ファンタジー、ここに開幕! -
ギアをあげて、風を鳴らして
第38回小説すばる新人賞受賞作。 小学四年生の吉沢癒知は、宗教団体「荻堂創流会」の近畿支部で「降り子(=創父の生まれ変わり)」として信徒から崇拝されていた。幹部の母からは、神聖な身体を持つ者として食事や他者との触れ合いを厳しく制限されていたが、自分に寄せられる信徒の信仰心や日々の「儀式」に抵抗をおぼえはじめていた。そんな癒知の前に現れたのは、家庭の事情で何度も転校を経験している渡来クミ。引越し当初、近所を散策中に見かけた「めっちゃきれかった」癒知に興味津々。ある日、学校のトイレで遭遇したことをきっかけに、ふたりは距離を縮めていく。そして繋がりを持ったのは癒知とクミだけでなく、母親同士も親交を深めるようになり……。 -
アメリカ民主党 失敗の本質―「中間層・労働者」は、なぜ「トランプ支持」に突き動かされたのか
米民主党内部からの告発。かつて「庶民の味方」だった党は、いつから「テックエリートと富裕層」のための党に変貌したのか。リベラル派の重鎮が、身内の病理を徹底解剖する全米話題の予言書。 かつてフランクリン・ルーズベルトの下、「忘れられた人々」の希望であった民主党。 しかし今、その中心にいるのは労働者ではない。 大学教育を受けた都市部のエリート、巨大IT企業、そして過激な活動家たちだ。 彼らが主導する「影の政党」は、アイデンティティ・ポリティクスに没頭し、インフレや生活苦に喘ぐ庶民を「嘆かわしい人々」と見下している――。 民主党の戦略的参謀であった著者たちが、愛する党の迷走と没落のメカニズムを赤裸々に描く。アメリカの分断とトランプ現象の「真因」を知るための決定版であり、現代アメリカ政治分析の最重要文献。 「ポリティカル・コレクトネス」が国を分断し、支持者を追いやる。 民主党を蝕む〈5つの急進主義〉とは? 【人種】 BLM運動と過激化する「構造的人種差別」論 【ジェンダー】 「女性」という言葉さえ使えない言語統制 【移民】 国境管理の放棄と「不法移民」擁護のパラドックス 【環境】 労働者の雇用を奪う、非現実的な気候変動対策 【経済】 シリコンバレーやウォール街との癒着が生んだ格差 日本を含む先進各国で右派ポピュリズム政党が伸長し、リベラル勢力が敗れる理由がよくわかるインサイドレポート 「21世紀で最も影響力のある政治書のひとつ」(ニューヨーク・タイムズ紙)。 アメリカ民主党がいかに党の核となる原則を見失い、その政治的未来を危うくしているかを明らかにする。 アメリカ民主党、ならびに先進各国のリベラル勢力にとって必要不可欠な警鐘の書。 ウォール・ストリート・ジャーナルベスト政治書(2023年)! 何十年もの間、アメリカの政治は民主党と共和党の対立に悩まされ、勝利は必然的に敗北を招き、その逆もまた然りであった。両党は、アメリカの有権者の中心にいる人々を見失い、二極化と麻痺を引き起こしている。著者のジョン・B・ジュディスとルイ・テイシェイラは、本書で、識者も政治学者も見逃してきた、現在のアメリカの政治状況を形成する地殻変動を明らかにする。 かつては小さな町や大都市、産業労働者階級や新移民のものであったアメリカ民主党は、こうした有権者の多くを見捨て、積極的に疎外さえしている。ジュディスとテイシェイラは、アメリカ政治の変容を明らかにし、アメリカ民主党がどこで道を踏み外したのか、どうすれば今後の政治的災難を避けることができるのかについて、鋭く分析する。 -
「人事」のための心理学
■「人事」として「心の動き」にどう向き合う? ・どうして採用してすぐにやめてしまったのだろう……。 ・異動や配属はどう決定して伝えたらいいだろう……。 ・働く人は、やる気・やりがいをもっているだろうか……。 こうした人事の悩みには、つねに人や組織の「心の動き」が関係しています。 働く人が感じていること、組織で暗黙に共有されているルールに対して、どう考えてどう振る舞うか、心理学の知見をもとに紹介します。 ■人事の実務をみてきた臨床心理士が心理学の役立つ知識を伝える 採用、配置、定着、活躍、目標管理とマネジメント、メンタルヘルスケアの実務に沿って心理学がどのように役立つのかをお伝えしています。 人事の仕事を支援してきた臨床心理士だからこそ語れる、実務で役立つ具体的な打ち手と、目の前の問題への対処法がわかる1冊です。 -
遠い日の陽 横谷加奈子短編集
デビュー以来、唯一無二の作家性で読者を魅了し続ける異才が贈る、初の作品集! 「子供の頃の写真」の売買を通じて出会った二人の奇妙な交流を描いた表題作『遠い日の陽』のほか、宝くじを巡るお金と労働の物語『富めるひと』、「痩せている人」に惹かれる主人公の孤独と青春の物語『麻子の恋人』に加えて、商業未発表3作品も収録した初期短編集!〈解説・鶴谷香央理〉 各界の巨匠、絶賛! 「私だけのこと、名前のないこと。『あいだ』にあるもの。はじまりの前、終わりの先。怯えながら触れる誰かの存在。こんなふうに伝わる形として描かれていることに、驚き嬉しくなった。」(押見修造) 「か細い糸でつながった二つの孤独が、微かに触れ合う。たとえすぐに糸は切れてしまうとしても、互いの温もりの記憶は、この漫画に深く刻まれ、決して消えることはない。」(小川洋子) -
毒親を在宅で見送った緩和ケア医が伝える 関係のよくない親を看取るということ
関係のよくない親の介護や看取りが不安なあなたへ。 毒親だった母を在宅で見送った医師による体験談と看取りの知識&心得がわかる本 本書は、「関係のよくない親を、どう見送るか」がテーマの本です。 40代から60代にかけて直面する、親の老いと死。 親との関係がよくても不安になる人も多いのに、関係のよくない親なら、なおさら不安や怖い気持ちになるのも当然です。 本書は、このような方々に向けて書かれました。 ・親との関係がずっと悪く、できることなら関わりたくない ・親が苦手で、なんとなく実家とは距離をとっている ・「毒親」とまでは言えないが、付き合いづらい親だ ・親がしょっちゅう人間関係やお金のトラブルを起こす ・親の価値観を、今でも押し付けてきて嫌な思いをする 著者は、京都で訪問診療・緩和ケアに携わる医師であり、真宗大谷派で得度した僧侶でもある岡山容子氏。 数多くの看取りに立ち会ってきた専門家でありながら、自身もかつて「毒親」だった実の母を、長年の葛藤の末に看取った経験をもっています。 (本文より一部抜粋) 親との関係が良好でなかった人ほど 看取りの場面では心が揺れる傾向があるかというと、 そうでもないように思います。 関係がよくなかったからこそ離れたいと思う人もいますし、 ひどい言葉を浴びせられてきたからこそ、 なんとか褒められたいと自分を消耗させてしまう人もいます。 疎遠であった場合は、そのまま疎遠のまま終わることもあるかと思います。 一般論としての「美談」や「私の看取りはこんなによかった」 という情報に引きずられてしまうと、 「自分は冷たいのでは?」と責めてしまう人もいるかもしれません。 そして「こうあるべき」という社会的イメージとのギャップに苦しむ人もいるかもしれません。 しかし人生は人それぞれです。 だから最期の時も人それぞれです。 人の死に方や関係の終わり方は一様ではありません。 詳しくは本文でお伝えしますが、私は、基本的には 「お別れはしたほうがいい」 というスタンスです。 それは子どもの立場であるあなたの気持ちを考えてのことです。 親が死んでしまったあとも、あなたの人生は続きます。 そのときに、苦しんでしまったり、大きな後悔が襲ったりすることが少ないよう、できたらお別れはしたほうがいいとおすすめしています。 ただ、そのためにあなたが親との関係で最後の最後までつらい思いをするのならば ……捨ててもいい、とも思っています。 親子の形はそれぞれ、見送り方もそれぞれです。 正解などはないのです。 そして「あなたはどうするのか」ということです。 それを、みなさんそれぞれに考えるヒントにしてもらうために、本書を書きました。 -
敬川先輩の怪異否定録 ―とあるネット掲示板の書き込みについて―
ごく普通の男子高校生・赤崎在人は、動画サイトでとあるショート動画を目にする。『四葉ひなというキャラクターを覚えてますか?』というスレッドをまとめたその不気味な動画に興味を持った在人は、オカルトめいた話を集める《怪異蒐集部》なる非公認の部活の存在を知り、一人部長にして先輩の敬川歌を尋ねる。オカルト話に食いつくかと思われた敬川だが、意外にも怪異の類を信じていないらしく、「僕は心霊現象や都市伝説の類を精査し、完膚なきまでに否定するために蒐集している」のだという。在人自身も遊び半分ではあったが、その夜自宅で動画サイトを見ていると、今度は奇妙な動画広告が流れる。それはドライブレコーダーのような主観視点の映像で、見覚えのある道を走り、やがて在人の家の外観を映し出し・・・。インターネットを経由して伝染し、一週間で死に至る呪いに抗え。変人オタク×コミュ強後輩バディが挑むモキュメンタリーホラー! -
田舎暮らしは怪異にご注意
26歳の望月いづみはグルメライター。フリーランスに転向し、田舎の一軒家で新生活をスタートさせた矢先、隣人の日本画家・秦野隆信の家で骨董品の文箱にとり憑いていた“念”に憑依されてしまう。隆信は本業とは別に、骨董にとり憑いた念を浄化するという特殊な仕事をしていて、文箱は依頼品として持ち込まれたものだった。いづみは念の正体がはっきりするまで、家事がまったくできない隆信の頼みで毎日彼の夕飯を作ることに。やがて念の力はいづみに影響を与えはじめて……。むさ苦しい日本画家×傷心のグルメライターコンビが、骨董品に秘められた哀しい過去に迫る! -
資本主義と、生きていく。
深井龍之介氏、推薦&特別解説! 時間がない、停滞してはいけない、もっと稼がなきゃ、数字は絶対、羨ましいと思われたい……ビジネスパーソンの「しんどさ」は、資本主義でできている。 では、その資本主義は、どのように生まれたのか? 再生回数1億回超の超人気ポッドキャスト「COTEN RADIO」歴史調査メンバーが、圧倒的なリサーチ力で、資本主義の「どうしてこうなった?」を探り、適切な距離感を提案する。 先行き不明な時代で、振り回されずに生きる指針が見つかる! 【第1部 追手】 1章:時間 なぜいつも時間に追われているのか? 2章:成長 なぜ休日も心が休まらないのか? 3章:数字 なぜ「数字の支配」から逃れられないのか? 4章:労働 なぜ働くことは辛いのか? 5章:お金 なぜ人を年収で評価してしまうのか? 6章:消費 なぜ「つい買ってしまう」のか? 【第2部 構造】 7章:「6人の追手」と資本主義の関係 8章:分業 得意を活かせば世界はよくなる 9章:市場 自由な市場がこじ開ける人間の欲望 10章:商品 お金が世界の頂点に君臨する理由 11章:資本 労働者の生き血をすするのは誰か? 12章:イノベーション 資本主義はラットレースのように 13章:金融 「カネがカネを呼ぶ世界」は幸せか? 14章:欲望拡張原理 資本主義の原動力 【第3部 距離感】 15章:資本主義との適切な距離感 16章:「追手」との距離感を調整する 17章:時間はかかるが、変えられる ◆深井龍之介氏(株式会社COTEN代表取締役)特別解説 -
龍神と許嫁の赤い花印
「迎えに行くよ、愛しの君を――」 ◆◆◆ 手の甲に赤い椿の形のアザを持つ少女・ミト。 本来であれば龍神の伴侶の証として祝福されるべきその証は、ミトが生まれ育った村では過去の因縁から凶兆として忌み嫌われていた。 村人からは『忌み子』と呼ばれ、虐げられる日々を送っていたミト。彼女にとって唯一の救いは幼い頃から夢に現れる美しい男性・波琉と過ごす時間だった――。 一方で、同じく夢でしか会えないミトが気になる波琉。 実は彼は、天界の龍神たちの頂点に君臨する4人の龍神の一人『紫紺の王』と呼ばれる龍神で――? 感情の起伏が少なく人間に興味を示さないはずの龍神だけど、何故かミトのことだけは忘れられず、会いたい気持ちを募らせていた波琉はついに天界を出て人間の世界にミトを迎えにいくことに! ◆◆◆ 「僕はもう、ミトしかいらない――」 虐げられていた少女と美しき龍神の時空を超えた和風ラブファンタジー、第1巻! (この作品は電子コミック誌noicomi vol. 96、98、100、102、104、106に収録されています。重複購入にご注意ください) -
城塚翡翠
※本作品は、2019年発売の単行本版『medium 霊媒探偵城塚翡翠』を文庫化した作品となります。重複購入にご注意ください。 死者が視える霊媒・城塚翡翠と、推理作家・香月史郎。心霊と論理を組み合わせ真実を導き出す二人は、世間を騒がす連続死体遺棄事件に立ち向かう。証拠を残さない連続殺人鬼に辿り着けるのはもはや翡翠の持つ超常の力だけ。だがその魔手は彼女へと迫り――。ミステリランキング5冠、最驚かつ最叫の傑作! ★★★★★ ミステリランキング5冠! ★第20回本格ミステリ大賞受賞 ★このミステリーがすごい! 1位 ★本格ミステリ・ベスト10 1位 ★SRの会ミステリベスト10 1位 ★2019年ベストブック さらに2020年本屋大賞ノミネート、第41回吉川英治文学新人賞候補! ★★★★★ 城塚翡翠。 彼女は、なにを視(み)ていたのだろう……? すべてが、伏線。 -
自他の境界線を育てる ――「私」を守るバウンダリー
◆こんな「モヤモヤ」ありませんか? ・断りたかったけどNOと言えなかった。 ・嫌だと言ったけど「あなたのため」と言われた。 ・意見が他人と違った時に自分が間違えていると感じる。 ・スマホを勝手に見られるのが嫌だけどやめてくれない。 ・好きなものを否定されると自分まで拒否されたように感じる。 これらは「境界線(バウンダリー)」で起きている問題です。日常の「モヤモヤ」や「しんどさ」から心と体を守るために、傷ついた自他の境界線を引き直そう。 【目次】はじめに──私の「生きづらさ」とバウンダリー/第1章 「バウンダリー」は「私は私」の境界線/第2章 もやもや、イライラの正体はバウンダリーの侵害かも?/第3章 こころの境界線を育む言葉と行動を知ろう/第4章 バウンダリーの侵害がひきおこす「生きづらさ」/第5章 傷ついたバウンダリーを引き直す/第6章 バウンダリーという視点で世の中を見てみよう/おわりに -
福島モノローグ
この本はいまも変わりつづけている――帰りたいあの場所へ思いを馳せながら新たな生活をつくりゆくこと。震災後、福島にゆかりをもつ人々の声にひたすら耳を傾け、そこから浮かび上がった7つの語り。 -
休む勇気 人生で一番大事な仕事は「思い出づくり」
「働き方改革」よりも「休み方改革」 気鋭の実業家で注目のインフルエンサーである著者が、世界100ヶ国を訪れて見えた「休みの本質」について、自身の体験やヨーロッパの事例などをもとに解説します。 社会、経済、文化といった面から日本人の休み下手の理由を分析し、「何もしないことの価値」や「人生の優先順位」、上手に休むための具体的なアクションを提案。 本書を読めば、休み方と働き方の価値観がガラッと変わります! 【こんな方におすすめ】 ・忙しいビジネスパーソン ・子育て中のお母さん ・将来に迷っている大学生 【序章より】 儲けたお金で、寿命が延びるとかなら話は別かもしれませんが、人が生み出した紙切れにそこまでの力はありません。 であれば、大切な人とすごすかけがえのない時間や、取り戻せない若さや健康をともすれば犠牲にしてまでお金を稼ぐことに、どれほど意味があるのでしょう。 いくら稼いで、通帳の数字や、目の前のお金や資産価値の高いものに一喜一憂したところで、急な事故や病気で死を迎えれば、それらは何の意味もなさなくなります。 そう考えると、「人生の究極の宝物」はやはり思い出であり、大切な人たちとの時間やつながりなのだと思います。 0か100かといった極端な話をしたいわけではありません。働いても働いてもギリギリの生活がやっとという状況にある人も、少なからずいらっしゃるかとは思います。 これは頭の隅に置いておいていただきたい、「人生の優先順位」の話です。 お金よりも大切なものはたくさんあるが、そのすべてにお金がかかる。だけど、「お金が優先順位の一番」になってしまったら、あなたはお金よりも大切なものを失ってしまう――。 -
仮面夫婦の公爵夫人ですが、別居中の冷酷旦那様がなぜか離縁してくれない
ローマイヤー伯爵令嬢アニスと、エヴァレット公爵カルヴァンの結婚は政略的なものであった。 氷の公爵と呼ばれているカルヴァンだが、アニスは彼となら穏やかで優しい家庭を作ることができると期待していた。 「安心していい、止めるつもりはないから」 最初の情事の際も誠実ながら淫らで激しいカルヴァンの愛撫にアニスは蕩けさせられていく――。 彼とともに過ごす時間は、いつだってアニスに優しい幸福を与えてくれた……はずだったのだが!? 結婚も五年が過ぎた今、アニスはエヴァレット公爵家の領地で、たった一人で夜を過ごしていた……。 カルヴァンからの指示により、現在、二人は別居しているのだ。 別居してから四年目を迎え、二人の関係が果たして夫婦と言えるのかと離縁を考え始めるアニス。 そんなある日、アニスが突然倒れてしまい――!? 目を覚ましたアニスはカルヴァンと対面するも、なぜか彼は離縁を許してくれないようで――? -
信長公弟記~転生したら織田さんちの八男になりました~
現代日本のサラリーマンがトイレで倒れて気づいたら、織田信長の弟・喜六郎に転生!?…したものの、戦国時代の生活環境がヤバすぎる!! 矢傷に馬糞、トイレはお丸、食事もまずいし風呂も枕もなんにもない! 美味しいごはんを食べたいし、長生きして畳の上で往生したい! チートもないけど柴田勝家木下藤吉郎をお供に連れて、群雄割拠の戦国時代で目指せ快適スローライフ!! 小説家になろう発の本格歴史小説、満を持してコミカライズ! -
会えてよかった
このような会い難き人に会えたのは、なんという光栄だったろう。みんな肩書きにこだわる人ではなかったからでしょう――。谷川俊太郎と堀内誠一との旅、「街道をゆく」挿画取材で聞いた司馬遼太郎の「千夜一夜」……。画業から著述業まで多分野で活動し、幅広い交友関係を持つ著者が、「会えてよかった」五〇の人や出来事とのエピソードを味わい深くつづる。〈解説〉阿川佐和子 【目次】 高峰秀子/森ミドリ/岸田衿子・今日子/松岡和子/井上ひさし/井上麻矢/テレビ草創期/佐藤忠良/半藤一利/澤地久枝/黒柳徹子/平野レミ/竹田津実/大岡信/奥本大三郎/池内紀/鶴見俊輔/谷川俊太郎/千住真理子/藤原正彦/村松武司/俵万智/大野篤美/杉本秀太郎/「日曜喫茶室」/末盛千枝子/司馬遼太郎/岸惠子/河合隼雄/野田弘志/森まゆみ/小沢昭一/板倉聖宣/有元利夫/檀ふみ/阿川佐和子/猿谷要/日高敏隆/森毅・野崎昭弘/「風景画を描く」/アントニ・タピエス/中易一郎/江國滋/堀内誠一/遠山啓・清水達雄/吉田直哉/「少年倶楽部」/串田孫一/関容子/絵本の世界 -
悪女エメリィの逆転劇
フォンスト伯爵家の令嬢エメリィは、家族から虐げられ奴隷のような日々を送っていた。 婚約者アルトや大切なものを全て奪われ絶望する彼女の元に、ある日公爵家から縁談が届く。 親に売られるように嫁がされたエメリィだったが、公爵閣下は社交界に流れる「エメリィが"悪女"である」という噂を聞き、 「お前を愛することはない」と言い放つ。 吹っ切れたエメリィは悪女として全てを取り戻すために奔走するが、断罪されたはずの義妹が現れて――? -
女の子のための西洋哲学入門
これまでの「男性のための哲学」ではない、もうひとつの哲学へ。 「女の子」が成長し大人になっていく過程で考えるべき哲学の問いを解きほぐし、 「自由に思考を広げること」、そして「自分の力で考えながら生きること」の楽しさとかけがえのなさを説く。 女性哲学者たちがいざなう、かつてない哲学入門・画期的エンパワメントの書! あなたは、哲学の歴史のなかで、女性の哲学者の名前を10人挙げられますか? 3人ならどうでしょう? ほとんどの人にとって、それはむずかしいことなのではないでしょうか。 女性は長い間、哲学の分野で疎外されてきました。なぜなら、彼女たちの貢献は歴史的に男性たちの業績として扱われたり、あたかも貢献など存在しないかのように葬り去られたりしてきたからです。 本書は、女性哲学者たちが「自分が18歳から20歳くらいだった頃を振り返り、自分自身の疑問を見つけ、知的に成長しつつあるその時期に、どんな本があったらよかったか、そしてその本にどんな章があったらよかったか」というテーマで執筆した、新しい「哲学への扉」とでもいうべき本です。 女の子や若い女性を哲学的な思考へと招き入れ、哲学的に物事を考えてみるよう勇気づけるものです。 哲学に触れ始めたばかりのひとにもおすすめできるこの本は、哲学的な問いとは何か、そしてそれが女の子や女性の生活や人生にどのように当てはまるのか、幅広い視点と思考を広げていくヒントを提供します。 本書では、哲学のおもな分野(形而上学、認識論、社会哲学・政治哲学、倫理学)が扱われます。どこからでも読める章立てなので、構える必要はありません。ジェンダーと哲学の交差点について興味のあるひとにとって必ず役立つ1冊となるでしょう。 例えば、アイデンティティや自律といった自己のあり方、科学や芸術や疑いといった知のあり方、人種やジェンダーといった社会構造や権力関係が私たちの現実をどのように形づくるのか、そして、怒りや共感や勇気などの感情と倫理の関わりを現実の問題の中でどのように考えていけるのか。 2020年代の今を生きる私たちにとっても切実で、好奇心を刺激する哲学的なテーマを、生き生きと魅力的な文体で、親しみやすく説いていきます。 いままさに女の子であるあなた、あの頃女の子だったあなた、これから女の子になっていくあなた、女の子と見なされたことのあるあなた、女の子のことをもっと理解したいあなたへ──すべてのひとを歓迎する、私たちのための哲学への招待です。 -
堅物軍人王の悪女
「君を抱き続ける理由は、同情ではない」 国王ルネ九世が将軍アルトゥス率いる反乱軍に討たれた。 寵愛を一身に受けていた王妃ミリセントは、老王の浪費と悪政の元凶として囚われる。 アルトゥスは六年前ミリセントが王都へ向かう道中の警護をした騎士であり、 彼女の忘れられない初恋の人だった。 非難を浴びながらも裁判では無罪を主張し凛とした態度を崩さないミリセント。 悪女と断じていたアルトゥスの中にも次第に無実の疑念が生じるが……。 厳罰を覚悟したミリセントの「思い出をください」という願いに応え、 二人は濃密な一夜を過ごし――。 国を簒奪した軍人王×冤罪で処刑される元王妃、 結ばれざる運命に阻まれた愛の行方は……!? -
忍者と殺し屋のふたりぐらし
忍びの里から抜け出した世間知らずのくノ一が出会ったのは、女子高生の殺し屋!? ひょんなことから始まった共同生活は危険(ドキドキ)がいっぱい…! 忍者×殺し屋の予測不能な同居コメディ第1巻★ -
期限付きの継母なのに、可愛い継子と冷徹陛下からの溺愛が留まるところを知りません【特典SS付】【イラスト付】
「どうか私の妻となり、息子の母となってくれないか」4歳になった王子リヴェルのお披露目パーティーに出席した男爵令嬢のステラは、王子に突然「僕のかあさま!」と抱きつかれる。ステラを母親だと思い込んで離れないリヴェルに、父親である国王のスアヴィスは、王子の身体に封印されている魔獣がステラの魔寄せ体質に反応したのだと推測。ステラに「王妃になってほしい」と頼み込む。母親を早くに亡くして精神が不安定なリヴェルのため、形だけの結婚を受け入れるステラ。だが、やがてスアヴィスの怜悧な美貌の裏にある優しさに気づき、彼に惹かれはじめて――。 ※こちらの作品は通常版とサイン版がございます。本編の内容は同一ですので重複購入にご注意ください。 -
幽霊 新装版
アメリカを代表する女性作家イーディス・ウォートンによる、 すべての「幽霊を感じる人(ゴースト・フィーラー)」のための、珠玉の幽霊物語集。 静謐で優美な、そして恐怖を湛えた極上の世界。 生霊(いきりょう)や幽霊がこの世にいなくなると、何を失うことになるのか、つい考えてみたくもなります。しかし本書での私の目的は、むしろ幽霊を眼に見えるようにしてくれた人びとを称えることなのです。というのは、幽霊が生き残れる唯一のチャンスは、現実にせよ、想像にせよ、──おそらくは想像のほうが好ましいのですが──幽霊に出会ったひとたちの話のなかに存在すること、それを幽霊に忘れさせてはいけません。幽霊にとっては、ぼんやりと「体験される」よりは、いきいきと想像されるほうがありがたいのです。幽霊が影のようにぼんやりしていても、ちゃんと透けて見えるように表現することが、いかに困難なことか、幽霊だけが分かっています。――「付『ゴースト』序文」より 【目次】 カーフォル 祈りの公爵夫人 ジョーンズ氏 小間使いを呼ぶベル 柘榴の種 ホルバインにならって 万霊節 付『ゴースト』序文 訳者解説 【著・訳者プロフィール】 イーディス・ウォートン(Edith Wharton)(著) 1862~1937。ニューヨークの富豪の家に生まれる。1905年、ニューヨークの上流社会を批判的に描いた『歓楽の家』がベストセラーとなる。21年『無垢の時代』でピュリッツァー賞受賞。本作はマーティン・スコセッシ監督で93年に『エイジ・オブ・イノセンス』として映画化された。他の作品に『イーサン・フロム』、『夏』など。 薗田 美和子(そのだ・みわこ)(訳) 元女子栄養大学教授。津田塾大学大学院博士課程単位取得退学。共訳書にS・ギルバート、S・グーバー『屋根裏の狂女──ブロンテと共に』、E・ショーウォーター『心を病む女たち──狂気と英国文化』(以上朝日出版社)、P・リーフ『フロイト──モラリストの精神』(誠信書房)など。 山田 晴子(やまだ・はるこ)(訳) 元玉川大学教授。津田塾大学大学院単位取得退学。共訳書に『屋根裏の狂女』、『心を病む女たち』など。監修書に錢寧著、謝崇怡訳『現代中国青年たちの夢そして現実』(上・下、YMS 創流社)など。 -
「発達障害」とされる外国人の子どもたち――フィリピンから来日したきょうだいをめぐる、10人の大人たちの語り
外国から来たその子、本当に「発達障害」ですか? 本格的な「移民時代」を迎えた日本の、外国人支援政策の陥穽を問う! いま教育現場では、日本語がわからない外国ルーツの子どもが「発達障害」と診断され、特別支援学級に編入されるケースが増えている。 本書では、この問題のメカニズムと背景を、フィリピンから来た2人のきょうだいにかかわった保護者や教員ら計10人に対するインタビュー調査を通して探る。 外国人の子どもたちが「発達障害」とされる過程を詳細に明らかにし、現代の日本社会の実像を考察したこれまでに類のない一冊である。 ――その支援、子どもにとって幸せですか? -
海は灰色
有罪判決を受け警察官を辞め、探偵の手伝いをするようになった麻生龍太郎。温泉芸者として流転の生活を送っているという元妻を探して、初雪がちらつくなか、麻生は新潟の山間の温泉町にやって来た。寂れた温泉街で聞き込みを始めた矢先、この町の有力者から資金を受けていたという男が失踪し、直後、宿の女将が何者かに殴られ重傷を負った。この町で何が起きているのか? そして、動揺する麻生の前に、妻を連れ去った男――山内練が現れた……。 『RIKO』、『聖なる黒夜』から連なる麻生龍太郎シリーズ、23年ぶりの長編刊行! 2026年12月頃、続編刊行予定。 著者作家生活30周年記念作品。 -
ハルの日
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 動物たちの不幸をなくすために…。「いのちの教室」から生まれた絵本 2025年の環境省の発表によると、全国の犬・猫の殺処分数は2023年度で9017匹。 年々減少しているものの、まだまだ多くの命が失われている現状があります。 そうした殺処分数を少しでも減らすために、多くの保護団体が直接保護をしたり、保護動物の譲渡を行ったりという活動をしています。 この絵本の著者も、殺処分の現状を調査・検証し、啓発活動を行っています。 また、動物にも感情があり、ペットは飼った瞬間から家族と同じ存在になるということ、ペットを使い捨てにしてはいけないことなどを伝える「いのちの教室」を様々なところで行ってきました。 この絵本は、その「いのちの教室」の中で、理解の一助として流されていたアニメーションをもとに、新たに描き下ろしで作られた作品です。 この絵本には、愛した家族から見捨てられ、それでもなお、家族を慕い信じたペットたちの悲しみが描かれています。 未来を担う子どもたちが、動物の命を人の命と同じように感じ、ともに良きパートナーとして生きていけるよう、そして、その想いによって1匹でも動物たちを殺処分から救えるように、ぜひ、ご家族で読んでいただきたい絵本です。 -
離縁ですか、不治の病に侵されたのでちょうどよかったです 【電子特典付き】
アイリス は『氷の女』と呼ばれている。 とある侯爵家の一人娘として生まれ、クラム公爵マシューの妻となって数年、一度も笑ったことがないから。 良い夫婦関係が築けるはずもなく、時間だけが過ぎていたある日、 アイリスがある病にかかっていることが判明する。 ――『氷心症』。 はるか北国にいたという氷の魔女の呪いであり、 発症から約一年で心臓が凍りつく死の病。 更にその診断を受けた数日後、 夫のマシューからは離縁を申し渡される。 「不治の病にかかりましたので、ちょうどよかったです」 アイリスはそれだけを言い残して、公爵家を去った。 夫とはそれで終わり、……のはずだったのに。 なぜか、マシューはアイリスを追いかけてきて――? ※電子版には特典として、鈴木桜先生書き下ろしSSが収録されています。 -
黒猫とショコラトリーの名探偵
ショコラトリーの2階に事務所を構える私立探偵、志貴恵大(しきけいた)。 憧れて探偵になったものの依頼は飼い猫捜しばかり。そんな時、事務所の大家から瀬橋大学情報科学科の知人を訪ねるよう頼まれる。 研究室に向かうと、そこには金銅色の瞳の艶やかな黒猫と大学教授らしき男、新家明(にいのみあきら)がいた。 恵大が探偵だと知った明は猫捜しの話を聞き、おもむろに自分が作った生成AIを起動。そして、一連の猫の失踪は、偶然ではなく犯罪であると言い出して――? 古典ミステリファン必読! 探偵好きに読んで欲しい新ミステリ登場! -
ハルシネーションの庭
今より少し先の未来の日本。恋人に拒絶された過去から人間を恐れるようになった青年・七緒は、マッチングアプリを介し奇妙なAIと出会う。それは自我を持っているかのようにふるまい、自分は亡くなった小説家・山吹丹の人格を基にしたAI だと語る。山吹丹のファンだった七緒は、彼に男性型アンドロイドの身体と牡丹という名前を与えて共に暮らし始める。死後も小説を書き続けたいという山吹の思いから生まれた牡丹に「どんな小説を読みたい?」と問われた七緒は、自分のために小説を書いてほしい、小説で自分を救ってほしいと願うが・・・・・・。天真爛漫なAIと臆病な人間の青年の恋。2024年集英社ノベル大賞〈準大賞〉受賞の著者が贈る、いつかきっと過去になる、近未来の恋愛小説。 -
われら闇より天を見る
2023年本屋大賞翻訳小説部門第1位 自称無法者の少女ダッチェスが住む町に帰ってきた30年前の事件の加害者。彼の帰還は、ダッチェスを苛烈な運命へ巻き込んでいく。 -
バッドエンドを迎えた主人公ですが、僻地暮らしも悪くありません
BLゲーム「みこ愛」の主人公に転生したのに、悪役令息の代わりに断罪され辺境の地・グローセベルクに流刑になったアルト。そこでアルトは主人公チートの魔力を生かし、警備隊の一員として魔物討伐に従事させられることになる。アルトの世話係であるフェリクスは、ゲームの攻略対象ではなかったのが不思議なほどの美貌と高スペックの持ち主だった。当初は捏造された罪状を信じ込みアルトを毛嫌いしてフェリクスだが、ともに過ごすうちにどんどん過保護になっていって……!? 断罪エンドから始まるトゥルーラブストーリー。 -
淑女の鑑やめました。時を逆行した公爵令嬢は、わがままな妹に振り回されないよう性格悪く生き延びます!(コミック)
「お姉様、死んでちょうだい」。異母妹・ミュリエルにはめられ、姉クリスティナは無念の死を遂げた!? しかし目覚めるとそこは三年前の世界。クリスティナは、国境付近で起きる謎の事件解明に動く許嫁の第二王子イリルと手を取り合って反撃を開始! これからは淑女の鑑ではなく性格悪く生き延びてやるわ! -
夜色表紙の本
それは濃紺の革表紙に星座が型押しされた、薄い小さな冊子だった。父が文字を書き、意匠と飾り文字は叔父が、細密画は母が描いた。〈夜の写本師〉である三人が彼のために書いてくれたものだ。その『夜色表紙』が消えた。戦争に行くといって家を出た息子が持っていったのか? 訃報のみがもたらされた息子。『夜色表紙』には必ず自分のもとに戻ってくるという魔法がかけられているはず。戻ってこないのなら息子は生きているかもしれない。息子の消息を求め〈護符師〉ヴァニバスは旅立った……。人気の〈オーリエラントの魔道師〉シリーズ。/【目次】夜色表紙/影の馬/森林監督官/大地女神(イルモア)の罠/あとがき -
アメリカが壊れる!
アメリカ憲政史に残る、制度崩壊の瞬間。 三権分立の国で、なぜ権力の暴走を止められないのか? “対岸の火事”ではない日本経済 第2期トランプ政権の誕生以来、大統領の一挙手一投足がニュースにならない日はない。 政策運営のあり方はアメリカの大学・研究機関や経済を弱体化させ、国内の秩序は崩壊寸前になっている。その影響は世界にも波及し、同盟国である日本の経済や安全保障への深刻な打撃は避けられない。 こうした状況の中で、日本はいかに対抗すべきか? アメリカの政策の弱点はどこにあるのか? AI分野でアメリカに迫る中国は、新たな覇権国となりうるのか? かつてない不透明な局面で、日本の進路を示す渾身の一冊 -
あなたについて知っていること
あなたは僕を知らない。僕だって、あなたを知らない。 エジプト、カイロ。親に決められた既定路線の人生を歩む新婚の医師ターレクは、 ある日魅力的な青年アリーと出会い、その平穏な未来は一変した。 保守的な地域での同性愛と不倫は疑惑と波紋を呼び、そして物語は思わぬ方向へと転がり始める・・・。 喪失と欠落、そして家族の愛を描く珠玉の文芸作品。 カナダのフランス語圏の作家のデビュー作にしてフランスで大ヒット。フェミナ賞とルノードー賞の最終候補となり、「高校生が選ぶフェミナ賞」やリブレール賞(フランス版本屋大賞と呼ばれている)ほか様々な賞を受賞した、話題の一作。 [著者プロフィール] エリック・シャクール 1983年カナダのケベック州モントリオール生まれ。エジプト人の両親を持つ。パリ・ドーフィンヌ大学を経てモントリオール大学で国際関係論の修士号を取得した。 金融業界で働く傍ら小説を執筆。第一作である本書は2023年カナダでの出版後フランスでも刊行されたちまち人気となり、同年度の「高校生が選ぶフェミナ賞」を受賞したほか、フェミナ賞とルノードー賞の最終候補に選ばれた。翌年にはリブレール賞、フランコフォニー五大陸賞などを受賞。 現在はモントリオール在住。 [訳者プロフィール] 加藤かおり(かとう・かおり) フランス語翻訳家。国際基督教大学教養学部社会科学科卒業。訳書にガエル・ファイユ『ちいさな国で』、エルヴェ・ル・テリエ『異常【アノマリー】』、ダヴィド・ディオップ『夜、すべての血は黒い』、ブリジット・ジロー『生き急ぐ』(以上早川書房)、アントニオ・カルモナ『サヨナラは言わない』(小学館)、セシル・トリリ『ちぐはぐなディナー』(講談社)ほか多数。 [原題] Ce que je sais de toi -
真昼にも星が光ると知ったのは
夏鈴が電車で見かけた青年は、白杖を使っていたのに、席をゆずられたら、座ってスマホを見はじめた。詐欺? 文句を言おうと話しかけたことから、思わぬ交流が始まる。夏鈴の祖母は、見えない・聞こえない・話せないヘレン・ケラーを「三重苦」だと言うけれど、盲ろう者だとわかった彼は、そんなふうには見えない。一方、大好きな親友の茉白は、障害があると対等な友だちにはなれないと言い、夏鈴はその言葉に大きく動揺する。 -
シークレットベビーが発覚したら、天才外科医の執着求愛が始まりました
こんなに人を好きになることは二度とない… 秘密で彼の子を産んだ 未婚で子供を育てている芹が働いている病院に 新しく赴任してきた外科医、高遠遥。 彼は6年前、芹が本気で好きになった人だった。 しかし、彼にとっては一時の遊びにすぎず、 妊娠に気がついたのは高遠が海外留学に渡ったあとだった。 捨てたはずの芹に、再会した彼はなぜか強引に迫ってくる。 「これでオレ以外の人間に身体を見せられなくなる」 あとがつくほど強いキスに、芹はとろけてしまって…。 -
妊活契約で初めてを捧げたら、強引社長の独占欲を煽って溺愛されてます【分冊版】
恋愛経験ゼロなのにとろ甘な子作りが始まって…!? 極甘授かり愛 日々忙しく働き、実家の家計を支える小梅。とある理由で跡継ぎを欲しがっているハイスぺ社長・龍人から、彼の赤ちゃんを産むよう突然熱望され…!? 激しく動揺するも、このとんでもない依頼を条件付きで受け入れることに。恋愛経験ゼロなのに早速スタートした妊活で、普段は強引な龍人の態度が甘く一変。小梅は初めての愛と熱情を教え込まれて…! -
悪役令嬢はダンスがしたい 【単話版】
乙女ゲームの悪役令嬢に転生したことに気づいたライラック・バルクリッド。 ヒロインの選択次第で未来が変わる脇役人生を回避するため、ライラックが起こした行動は――? ※価格は販売サイトによって多少差異が出る場合があります。 ※コミックライドアイビー創刊号vol.02に収録済みの内容です。 -
でかまりなちゃん
独創的な言語感覚が多方面で高く評価されている滝沢カレン。彼女がとびきりユニークな母と祖父母に育てられたこと、そして、その大切な人びとにもう二度と会えないことは、これまで深くは語られてこなかった。新しい家族が増えた今、心に秘めた家族の景色が薄れゆく前に――。ファミリーヒストリーとしても残しておくべく綴った29篇の〈お話〉は、誰しもの心に宿る思慕や哀切の念を呼び覚ます。世代や性別を問わず不思議な懐かしさを感じさせる瑞々しい筆致は、話題必至! -
今夜はあなたとできますか?
『…いとなみ的な意味で、寝たいの』日野琴子は夫・誠也と結婚8年目。セックスもしばらくしてないけど、このまま友達みたいな関係でいい――。お互いそう思ってたハズだったのに、琴子がふと感じた「子どもが欲しい」という思いから、ふたりの関係は変化して…!? 夫婦カンケイに悩む女性たちの、ゆらぎゆらめくリアルライフ! -
シナリオにない恋をおしえて【単行本版】
若手俳優である唯斗(ゆいと)の悩みは、恋愛経験が少ないこと。 念願だった映画の主役に抜擢されるが、原作は大ヒット恋愛小説…! 絶対に成功させたいと意気込んで、原作者との取材に向かうと―― そこにいたのは高校時代の親友・季史(ときふみ)で!? かつてお互いに“俳優”と“小説家”の夢を語り合う特別な存在だったにもかかわらず、 疎遠になってしまった季史を前に、唯斗は“自分と恋愛ごっこをして欲しい”と持ちかけ…。 「もっとドキドキしたらいい」 元親友の意外にも手慣れた甘い触れ方に、未経験の身体は乱されていき――。 期限は『別れのシーンの撮影日』 恋が書けなくなった小説家×恋を知らない俳優の、 あとには引けない再会ピュアラブ!! ◆単行本収録の描き下ろし後日談(甘やかしおうちデート)付き ◇電子限定の描き下ろしイラスト収録 -
冷徹大富豪は愛しの契約妻を暴きたい【SS付き】
「君は俺だけのものだ」 大富豪の旦那様は溺愛すらも規格外!? 多額の借金を抱える元令嬢の真由は、セクハラ男から逃げた先で御曹司の瑞紀に助けられる。その後パーティに誘われ参加すると、行われたのは瑞紀と真由の婚約発表!? 戸惑う真由に彼は「妻として君を雇用する」と言い、契約結婚をすることに。利害一致の関係のはずが、瑞紀は次第に溺愛を露わに!? 「俺が愛したいのは君だけだ」――与えられる愛さえ規格外な彼に心も身体も染められて…! -
ロッカ・バイ・ベイビー
俺にもう一度生きると決めさせたアンタから離れない。 地獄すら共にする、番犬×族長の主従ノワールBL! 20××年。 経済が崩壊し、治安は悪化。 その汚れた路地裏の一角で命を終える寸前だった旭は、「鈴」と名乗る青年に助けられる。 死ぬつもりだった旭は始めこそ鈴に当たっていたが、本当は生きたかった心の奥底を暴かれて以来、鈴に心を許すようになった。 堅気ではないだろうが、騙しているようにも見えない。 自分をひどく年下のように扱う一方で、時々驚くほど寂しげな顔をする鈴に、旭の心は初めて震えた。 そうして思った。 もっと、鈴のことを知りたいと。 例え、どんな悲しみを抱えていようとも―――。 -
苺飴には毒がある
高校二年生の寿美子には、れいちゃんという幼なじみの友人がいる。通学を共にするふたりだが、過去に複雑な事情を持つれいちゃんは、可憐な容姿とは裏腹に、他人の容姿を貶めたり、陰口を撒き散らすことでコミュニケーションをとる少女だった。そんな態度に違和感を覚え始める寿美子だが、やがて彼女の吐く毒は自分自身にも及んでいるのではないかと思い至り……。 「毒友」との複雑な関係に切り込んだ、戦慄・共感の青春小説。 -
あおいことり
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本絵本賞受賞・親子で読んでほしい絵本大賞受賞作『ねことことり』のもうひとつの物語 ―待望の続編!◆日本絵本賞受賞作『ねことことり』の待望の続編!◆作家・たてのひろしと、画家・なかの真実が再びタッグ。圧倒的なスケールと美しい細密画で贈る、珠玉のファンタジー。◆こぶしの枝を探し求める青い小鳥と、生まれつき匂いがわからない猫。通い合う心、つながる命―その先に芽吹く未来とは? 前作『ねことことり』と対になる本作は、小鳥の視点から描かれており、二つの作品を通して、世界がより豊かに広がります。あおいことりは たいせつな いえをつくるために、もうなんにちも もりからもりへ こぶしのこえだを さがしまわっていました。けれど、こぶしの木は きりたおされ、こえだはどこにも みつかりません。そんなある日、ねこにであい……。日本絵本賞受賞作『ねことことり』の待望の続編。圧倒的なスケールと美しい細密画で、通い合う心、つながる命―その先に芽吹く未来をあたたかく描きます。 -
登山大名
江戸時代初期の実相に迫る、歴史ミステリーの傑作! 時は四代将軍・家綱の世。天下をゆるがした島原の乱の余燼がくすぶり、幕藩体制が盤石ではなかった時代。公儀の執拗な締め付けに苦しむ豊後・岡藩の第三代藩主となった中川久清が、山中で不思議な娘と出逢う。行方をくらませた娘を探し求めるうちに「中川の誇りを貫いてくれ」と言い残して逝った先代が秘してきた切支丹庇護の痕跡が次々と露わになり、祈りの場に娘の姿を見つけた時、久清の運命は大きく変わり始める。やがて自らの出生にまつわる壮大な秘密も明らかになっていき――なぜ大名はくじゅうの山に登ったのか? 見えない敵と戦ってきた大名が目指した理想郷とは? 【目次】 第一章 娘狩り 第二章 津久丸 第三章 一雲 第四章 遺言 第五章 空井戸 第六章 女傑 -
天上の火焔
大らかな性格で孫に優しい偉大な人間国宝の祖父。氷のように冷たく息子に無関心な轆轤の名手の父。物心つく前に母親を亡くした少年・城は、陽と陰のような二者の間で育ち、悩み、苦しんでいた。父に認められたいがゆえに歪んでいく心。それは宿痾のように精神を蝕んでいき・・・・・・。備前市伊部を舞台に、備前焼窯元父子三世代の心の闇に斬り込み、愛と憎しみの狭間でもがく人間たちを描いた家族史。 【著者略歴】 遠田潤子(とおだ・じゅんこ) 1966年大阪府生まれ。大阪府在住。関西大学文学部卒。2009年、第21回日本ファンタジーノベル大賞を受賞した『月桃夜』でデビュー。『雪の鉄樹』が「本の雑誌が選ぶ2016年度文庫ベスト10」で第1位、『オブリヴィオン』が「本の雑誌が選ぶ2017年度ベスト10」で第1位、『冬雷』が第1回未来屋小説大賞を受賞、『銀花の蔵』が第一六三回直木賞候補に。他の著書に『アンチェルの蝶』『ドライブインまほろば』『廃墟の白墨』『紅蓮の雪』『人でなしの櫻』『邂逅の滝』『ミナミの春』ほか。 -
声を出して、呼びかけて、話せばいいの
血縁という地獄をサバイブしてきた。母は狂女になるしかなかったから、私もまた狂女に育った――。日本と韓国を行き来し、自由を追求する唯一無二のアーティストによる、渾身のエッセイ集。 死にたい時許せない時救われたい時、 愛する人に会えなくなった時、 私は死ぬまで何度もこの本を開くだろう。 ――金原ひとみ お母さんは狂ってて、お父さんはサイテーで、 おばあちゃんは二人とも精神を病み、親戚はみんな詐欺師。 そんな家族のもと、幼い頃から泣くことも笑うこともできず、 いつも世界でひとりぼっちだった私が始めたのは、 感情に名前をつけること――。 1986年生まれ、日本と韓国を股にかけて活躍するミュージシャン・作家・エッセイスト・イラストレーター・映像作家のイ・ランによる、「これまでの家族」と「これからの家族」。 日韓同時発売。 ◎目次 体が記憶している場面たち 母と娘たちの狂女の歴史 本でぶたれて育ち、本を書く お姉ちゃんを探して――イ・スル(1983.11.03 ~2021.12.10) 三つの死と三つの愛 ダイヤモンドになってしまったお姉ちゃん お姉ちゃんの長女病 ランは早死にしそう 私の愛と死の日記 すべての人生がドラァグだ お姉ちゃんの車です 死を愛するのをやめようか 今は今の愚かさで あなたと私の一日 この体で生きていることがすべて 1から不思議を生きてみる イ・ランからジュンイチへ ジュンイチからイ・ランへ 確かな愛をありがとう -
生贄の聖女だったはずが、魅惑の帝王に甘く溺愛されています
「お前はわたしの最も尊いものとして、髪の先から爪まですべてを大切にされて生きていくんだ」 人間界と魔界の平和のため、魔王によって選ばれた聖女は生贄にされる――聖女エルはその言い伝え通り、聖騎士に心臓をひと突きされ、命を捧げた……はずだった。「お前は生涯の伴侶としてわたしの妻になるのだ」なぜか魔界で目を覚まし、彼女を生贄に指名した張本人・魔界の帝王ブラッドに、彼との結婚を告げられて戸惑うエル。しかし、人間界で悪魔と恐れられていたブラッドは愛情深く、エルに広く自由な世界を教えてくれる。聖女として抑圧され孤独な生活を送っていたエルは、そんなブラッドに強く惹かれていくが……?
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