言葉の獣 (1)

言葉の獣 (1)

770円 (税込)

3pt

言葉を<獣>の姿で見ることができる共感覚の持ち主・東雲と、詩に強い関心を持つクラスメイト・やっけん。二人はふとしたきっかけから、東雲の持つ“ある目的”の為に協力し合うことに。

東雲が<生息地>と呼ぶ場所に獣たちは棲んでいるらしい。言葉の扱われ方によって変化するその場所で、二人は様々な<獣>に出会っていく…。

言葉とは何か、詩とは何か。
連載開始時から大反響の話題作、待望の第1巻。

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言葉の獣 のシリーズ作品

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  • 言葉の獣 (1)
    770円 (税込)
    言葉を<獣>の姿で見ることができる共感覚の持ち主・東雲と、詩に強い関心を持つクラスメイト・やっけん。二人はふとしたきっかけから、東雲の持つ“ある目的”の為に協力し合うことに。 東雲が<生息地>と呼ぶ場所に獣たちは棲んでいるらしい。言葉の扱われ方によって変化するその場所で、二人は様々な<獣>に出会っていく…。 言葉とは何か、詩とは何か。 連載開始時から大反響の話題作、待望の第1巻。
  • 言葉の獣 (2)
    770円 (税込)
    言葉を〈獣〉の姿で見ることができる東雲と、詩に強い関心を持つ薬研。 「この世で一番美しい言葉の獣」を求め、二人は〈言葉の生息地〉を探索する。 〈生息地〉で出会う様々な〈獣〉たち。 対話によって心のうちに見えてきたのは、記憶と記録にまつわる、二つの違った考えだった――。 「私は忘れられたくない。みんなに」 「なぜみんな記憶に固執するんだろう」 記憶とは。記録とは。 二人の思索は森の奥へと続いていく。

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言葉の獣 (1) のユーザーレビュー

あなたの「生きる」は、どんな姿をしていますか。

人間が、何万年も前から意思疎通の手段として使ってきた「言葉」。人類の進化とともに発展したそれは、時に人を救い、時に追い詰める、大きな力を持っています。この作品は、「言葉を獣として目で見られる」という共感覚持ちの少女・東雲と、詩が好きな同級生・やっけんが、一番美しい「言葉の獣」を見つけようとする物語です。
東雲の見る「言葉の獣」は、現実世界の獣と少し違います。ウサギに見えるけれど耳が2つじゃなかったり、獣なのに毛が生えていなかったり、同じ言葉でも発した人で姿が違ったり。不思議な獣たちと出会い、交わりながら言葉について考える二人を見ていると、「自分の言った言葉はどんな姿をしているのだろう」とつい空想してしまいます。
物語を楽しむと同時に、言葉の力や性質を考えるきっかけになる一冊です。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年01月15日

    言葉の獣たち、背景の森、とても繊細な筆致。
    主人公の子たちは、割と存在感あるけど絵としては雑。
    そしてなんか難しいのです。
    でもTwitterや、オンライン、ネット空間のダメなところ突きながらも、折り合いつけて、自分達の想像力(じゃない、人もいる。共鳴力?なんだっけ?)をぶつけて行こうというかっこよ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年07月13日

    この物語のなかで言葉は詩なのがとても好きです。
    谷川俊太郎『生きる』が美しくて詩をもっと知りたくなる。
    やっけんが詩を書くのが恥ずかしいから誰にも言わなかったって言ってて、そんなことないよーって言いたい気持ち。
    詩は特別なんかじゃなくて、そうしたいものなんじゃないかなあとワタシは思います。
    とてもよ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年05月14日

     連載から追いかけていたけど、念願の単行本化。物理的に手元に置くことができて嬉しい。
     内容も物凄く好み。幻想的なのに現実から飛躍しすぎていない「言葉の獣」たちのデザインが好きだし、言葉とそれから受け取るものをテーマにしている点も良い。
     最初にきちんと作品としての(そして彼女たち自身の)指針を提示...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年06月05日

    積読解消。

    マトグロッソ(トーチだった)で読んでたので、購入。

    共感覚を題材に言葉について、想像の世界の中の生き物として描いている。言葉と動物の描画の織り成しが、漫画じゃないと描けない世界になってて、面白い。

    ストーリーの展開でどの様な表現になるのか、続刊が楽しみ。

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    Posted by ブクログ 2022年05月15日

    言葉を「獣」の姿で見ることのできる(さらにそのイメージを他人と共有できる)女子高生が、詩や言葉に強い関心を持つクラスメートと出会い、「この世で一番美しい言葉の獣」を探すという話。
    「言葉の獣」や獣が存在する「生息地」が(「映像研には手を出すな!」的な)イマジネーションの世界ではなさそうで、その存在そ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年12月21日

    肋も浮き出てる るいとも類友 でも何かを言葉で掬いたいなら臆せず書かなければならない 谷川俊太郎『生きる』 蔑ろに

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年05月08日

    アート系の人に刺さるとは思うけど、ものごとの本質を求めるひと全般におすすめ。
    薬研のもやもやした気持ちをそのままにしない姿勢とか、言葉の獣についての東雲の上からっぽい話し方とか、東雲の無自覚な傲慢さをあっさり傲慢だと伝える薬研との関係とか。
    続きが楽しみ。

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