ユーザーレビュー 言葉の獣 (2) 鯨庭 言葉を具現化して、細部までその言葉を表してるのがすごい。 獣それぞれの顔、コマからコマへの移り変わり、会話している時の言葉と表情、一つ一つが丁寧で書き込まれてる。 2巻はよりツイッターの中の世界に、そして『誹謗中傷』の深層に迫る。 『ずるい』と『うらやましい』が対で、かつ似ている獣という設定がうら...続きを読むやましかった。 作者自身、言葉をとても大切にして、たくさん向き合ってるんだろうと感じられる。 Posted by ブクログ 言葉の獣 (2) 鯨庭 言葉の意味をおいかける、交流を楽しむだけじゃなく、ストーリーとしても先が気になる。 また今回は、東雲と薬研の相似・相違を互いに突き詰めていきながら、なんとかそれを言葉にして、理解し合おうとしているのが良かった。今読みたかった話 Posted by ブクログ 千の夏と夢 鯨庭 すごくよかった。いとしくておいしいが特にぎゅっときた。昨年病で亡くなったずっと本の貸し借りをしあってきた親友に読ませたいよ。きっとぎゅっとなったはず。 Posted by ブクログ 言葉の獣 (1) 鯨庭 言葉の獣たち、背景の森、とても繊細な筆致。 主人公の子たちは、割と存在感あるけど絵としては雑。 そしてなんか難しいのです。 でもTwitterや、オンライン、ネット空間のダメなところ突きながらも、折り合いつけて、自分達の想像力(じゃない、人もいる。共鳴力?なんだっけ?)をぶつけて行こうというかっこよ...続きを読むさ。 引きこもりとか、自己肯定感とかの関係でうまくリアルワールドと関係できてない人らにも届いて響いたりした良いなとなんとなく思ったり。 とにかく想像というか、溢れ出る獣たちのディ テイルの圧巻。美しさ。言葉へのこだわり。詩の復権。いろんなもの、頭良い方がぶっ込んできたな、脱帽。 Posted by ブクログ 言葉の獣 (1) 鯨庭 この物語のなかで言葉は詩なのがとても好きです。 谷川俊太郎『生きる』が美しくて詩をもっと知りたくなる。 やっけんが詩を書くのが恥ずかしいから誰にも言わなかったって言ってて、そんなことないよーって言いたい気持ち。 詩は特別なんかじゃなくて、そうしたいものなんじゃないかなあとワタシは思います。 とてもよ...続きを読むい物語を、ありがとうございます。続き楽しみです。 Posted by ブクログ 鯨庭のレビューをもっと見る