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3.9“中に入って、おいしいものを味わえる" 唯一無二の名建築+グルメガイドブック、待望の第2弾! 京都では、風情ある街並みの中に、数々の見事なモダン建築がしっくりと溶け込んでいます。レストラン、ホテル、学校、美術館……。その用途はさまざまですが、歴史ある美しい建物が、細部まで丁寧に保存・改修されて今もなお、日常の暮らしの中にしっかりと息づいている。 これは、一千年余りの間古いものと共存し続けてきた、京都ならではの光景と言えるのではないでしょうか。 この本では、ドラマ「名建築で昼食を」(池田エライザ、田口トモロヲ主演/テレビ大阪)の原案となった前作『歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ』と同様に、中でおいしい食事・お茶・持ち帰りを味わえる、30軒超の名建築をご紹介しています。 この本と一緒に、名建築やまちあるきを楽しむうちに、さらなる京都の魅力に引き込まれること、間違いなしです!
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3.0毎日、夫婦二人のすべての食事を作り続けている著者。厨房での地道な努力を積み重ねて、たどり着いたのが「わが家めし五箇条のご誓文」。いわく「合理的に作る、手早く調理する、既成概念に囚われぬ発想、健康に留意する、ふつうの材料を使う」。これさえ心がければ、さらに簡単に楽しく美味しい料理を作れるようになること間違いなし。本書には、他の方の料理本では見られない意外で美味しいレシピや、いますぐ真似したくなるコツを満載。さあ、男の料理も女の料理も超越した「リンボウ流クッキング」を始めましょう! (本書の内容の一部) ・味を付けすぎないことが肝心だ ・固定観念を捨てるとおいしくなる ・素材の旨みを引き出すコツとは? ・お金をかけずとも、ごちそうは作れる ・残り野菜をおいしく食べるマジック ・季節の散らし寿司をスーパーの素材で作る ・醤油はキッコーマンでいいのだ ・分量を量っているうちは、料理は上達しない ・ラーメン屋に行ったら、主の手元から目を離すな ・フレンチなど、二日続けて食ったなら胃がもたれて食傷する ・三ツ星よりも質素な家庭料理を愛する ・家庭料理が人を育て、国を育てるのだ ほか (掲載レシピの一部) 大分名物の鳥天、菜飯、ばら寿司、ラムとインゲンの塩炒め、コーンフレークとモヤシの炒め、簡単フォカッチャ、炒めリンゴ、焼き白菜、自家製沢庵、冬瓜の含め煮、焼くだけの山独活、豚スジの煮凝り、豆腐の天ぷら、ぜんまいと油揚げの煮物、夕顔と油揚げの煮物、酢玉葱 ほか
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-アフタヌーンティーやガーデニングなど、イギリスの生活スタイルや風俗が、近年テレビや雑誌で紹介され、日本人の生活の中にも取り入れられている。本書は、英国通として知られる二人の著者が、こうしたイギリスブームの背後にある伝統や文化の本来の意味や見識、あるいは誤解や偏見を鋭く指摘したり、時にユーモアをまじえて、自由闊達に語り合ったものである。「理由もなく親しくしないのが人づきあいのルール」「食事ではまずマナーや雰囲気重視」「紅茶は好みの銘柄にこだわって飲む」「ガーデニングは趣味でなく、近隣が互いに配慮して快適に暮らす生活の知恵」等々、英国流の個人主義や家庭観・教育観、さらにはダイアナ妃をめぐる英国王室のゴシップまで、幅広い話題に及んでいる。表面的な薀蓄の枠を超えた、その確かな見識は、ことごとく的を射ており、読めば愉快にして思わず納得、古くも新しい英国流かしこい生活スタイルの真髄が発見できる一冊である。
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4.0文筆家・甲斐みのりさんが綴る純喫茶での時間 昨今の昭和レトロブームも後押しして、老若男女問わずに人気のある〈純喫茶〉。禁煙のお店が増えたことやSNSでの発信により、これまでの客層とは違った若い方たちが訪れることが増えたといわれています。そんなブームのずっと前から、文筆家の甲斐みのりさんは、日常的に喫茶店を訪れては、心地いい時間を過ごしたそう。 この本では、旅先で、散歩の途中で、日常で、折に触れて甲斐さんが訪れたお店を厳選して紹介しています。お店の歴史に思いをはせたり、好きなメニューを楽しんだり、インテリアや食器を写真に収めたり……純喫茶は時間が許せば何時間でも飽きない場所。ページを開くたびにコーヒーの香りが立つような、素敵な写真とともにさまざまな喫茶店のお話を心ゆくまでどうぞ。 《コンテンツの紹介》 序章:愛しの純喫茶 【浅草】ロッジ赤石 第1章:珈琲を味わう 【千葉】珈琲専科 ヨーロピアン 【横浜】コーヒーの大学院 ルミエール・ド・パリ 【八王子】自家焙煎珈琲専門店 憩 【新宿】新宿らんぶる 第2章:空間に浸る 【高崎】カフェテリア コンパル 【松本】珈琲茶房かめのや 【秋田】レトロカフェ異人館 【上野】高級喫茶 古城 第3章:あまいものの楽しみ 【銀座】トリコロール 本店 【盛岡】ティーハウス リーベ 【上野】珈琲 王城 【大森】珈琲亭 ルアン 【新橋】パーラー キムラヤ 第4章:食事がおいしい 【大宮】伯爵邸 【仙台】喫茶エルベ 【新潟】Soup & Cafe 香里鐘 【水戸】トロピカル 終章:愛してやまない純喫茶 【阿佐ヶ谷】喫茶 gion ※定価、ページ表記は紙版のものです。一部記事 写真付録は電子版に掲載しない場合があります。
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4.0いかに死すべきか!? 「死」の大文学『平家物語』に読む往生際の在り方。『平家物語』は平家滅亡の物語であり、平家一門の「死に様」の物語ともいえる。清盛の地獄の死、宗盛の愚かしくも人間的な死、知盛の剛毅で潔い死、建礼門院のありがたい死……。著者は、この『平家物語』を空前絶後の「死(タナトス)」の大文学としてとらえ、その主要な登場人物十一人の様々な最期から逆照した彼らの生きかたを「死への道筋」と見ることで、新しい面白さを発見していく。そして、私たち現代人にも、避け得ない「死」と向き合うための心の工夫のヒントを与えてくれるのである。
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3.0子どもの頃に身を置く環境が、個々の人格や人生に与える影響は大きい。特に、父親の子育てへの関与が、子どもの将来に多大な力を及ぼすという著者。「女の子は雄々しく、男の子は女々しく」育て、「子どものわがまま」を尊重し、休日には家族そろって「たわいのないおしゃべり」に花を咲かせる……。自らすすんで家事に参画し、そんな父親の後ろ姿を見せることで、子どもとの絶対的信頼関係を確立していく。上手にコミュニケーションを図らなければ、身近にいながら遠い存在になりかねない「家族」というつながり。無気力な子どもや、大人になりきれない親が増え、お互いに無関心な親子関係が浮き彫りにされつつある今だからこそ、家庭のあり方や家族の関係を見直すべきなのではないだろうか。本書は、独自の哲学をもって子どもとふれ合い、子どもの個性とまっすぐに向き合ってきた、リンボウ先生流子育てを大公開!
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3.6※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 みっちゃんは、なぜなめちゃったのか? 人はなぜ尾籠な話が好きなのか? 国文学者リンボウ先生が古典文学を解説しつつ、日本人の糞尿大好き的ココロの奥深い謎に迫る。
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3.51巻891円 (税込)少子高齢化や核家族化の進行、そして、2020年から猛威をふるう新型コロナウイルス。まさにいま日本社会においても孤独は「対処すべき問題」として注目されています。本書では孤独に向き合った作家の評論や、冒険、山小屋生活などで得た独自の孤独論など、総勢17名の著者が様々な孤独を語ります。何気ない日常の、騒がしい街中で不意に襲ってくるあの「孤独感」はなんなのか? 決してネガティブなだけではない孤独の持つ「孤高のしたたかな世界」に浸れる一冊です!
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3.7日本の住宅づくりはなぜ南向き至上なのか? 和室は必要なのか? ベランダは必要なのか? 住宅に造詣の深い著者が、イギリスでの住宅体験と7度の自宅建築の経験を踏まえ、日本の住宅づくりにまつわるさまざまな常識や既成概念を疑い、覆していく。そして、持論を展開しながら「家」を通してこれからの生き方を提示する。これまで薄々感じていた疑問が一気に氷解し、共感を呼ぶ住宅論であり生き方論。住宅に関心のある人にぜひ読んでほしい実用書であり、リンボウ・ファンにとってはそのまま洒脱な人生啓蒙の書である。著者自身の撮影による実例写真と自筆イラストレーションにより、リアルでわかりやすく、適度にアカデミックで、見て楽しいエッセイ。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 万葉集、源氏物語、新古今和歌集などなど、古典文学の中の男女の恋のさや当て、駆け引きなど、原文と現代語訳を織り交ぜてリンボウ先生が「恋」を解説。楽しく読める大人の古典。
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4.1文筆業から雑貨づくりまで、 「好き」を実現してきた著者が贈る、 輝いて生きるためのメッセージ。 あなたはなにが「好き」ですか? 「好き」なことを大切にしていますか――? 本書は、文筆家として活躍する著者が、自らの価値観や考え方についてていねいにつづった、書き下ろしエッセイです。 「好き」な仕事、「好き」な人、「好き」なもの・ことに囲まれて生きることが、いちばんのしあわせ。 だから、毎日を「好き」で満たそう。 そんなメッセージに、カメラマン・大段まちこ氏のやさしい写真が彩りを加えています。 なにげない日々がしあわせ色にそまる、すてきな魔法がつまった一冊です。 ■「はじめに」より 子どものころ、絵を描く友だちの隣で、スケッチブックに好きな「もの」や「こと」を書き、 真っ白な紙を絵ではなく言葉で埋めていたことを思い出した。 そうだ、嫌なことで頭をいっぱいにしていた時間を、好きなことで塗り替えよう。 だって本当に、この世界には、好きな「もの」や「こと」があふれているのだから。 「好き」こそ、今の私なのだ。これからは、がむしゃらに、好きなあれこれを考えて過ごそう、そう思った。
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3.7※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「男もすなる日記(にき)といふものを、女もしてみむ、とて、するなり」。紀貫之が仕掛けたこの「…も…も」に、すべての秘密が隠されている――。総ルビつき原文、著者オリジナル現代語訳付き。面白うてやがて哀しきは『土佐日記』。ユーモア、ギャグ、ジョーク、くすぐり、もじり、洒落、言葉遊び……、そして亡き子を偲ぶシミジミとした情調。リンボウ先生の読み解きで知る、目からうろこの1冊。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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3.9「総ルビつき原文」と著者オリジナル現代語訳つき! 読みにくいと敬遠されがちな古典がこんなに分かりやすく、面白く「すらすら読める」! 人生論としても読める世阿弥による至高の芸能論は、現代人にとってぜひ耳を傾けたい言葉に溢れています。古典が私たちに伝えてくれる「知っておきたい日本人のこころ」が、新鮮な響きであなたの胸に染み込んでいきます。
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4.2※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「すてき!」「これいいね!」 必ずよろこばれる47都道府県の美味図鑑。 「愛らしい見た目」「手頃な価格」「その土地らしさがある」「足を運びやすいところで買えるものが多い」「定番すぎず新しさも感じられるようなもの」など、 おみやげとして求めやすい「うれしいポイント」を押さえた、日本全国47都道府県の「かわいいおみやげ」を紹介する一冊。 おみやげを愛する人気文筆家が選び抜いた、個性的な逸品194点を集めました。
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 京料理にお茶、おやつ……。バラエティー豊かで奥深い京都の食文化を、12カ月ごとのテーマに沿ってたのしく紹介。読むだけでも面白く、京都グルメを味わいに出かけたくなる一冊。(文・甲斐みのり/イラスト・ぱんとたまねぎ)
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-ウームうまい、ワッハッハまずい! 食いしん坊のリンボウ先生が煩悩する折々の美味、そして珍味怪味なるエッセイ集。 日本人が感じる、自然な素材の「底ぢから」を愛してやまないリンボウ先生。四六時中「食べる」ことを思い、日本全国を行脚しながら、未知の美味・珍味に出会います。日本という多彩な食材、調理法、調味料に恵まれた国で、決して豪華ではなくとも、季節の食材を味わい、なつかしい思い出や旅先の味を感じながら、独特のユーモアで綴っています。四六時中「食べること」を思い、どこに行っても何を食べるか考え、食への好奇心を欠かさないというリンボウ先生が、食べ物に関して発揮される驚異的な記憶力と探求心をフルに生かし、飽くなき美味への追求は計り知れません! 登場するメニューは、花びら餅、信州そば、旬のたけのこ、背比べの歌に出てくる「ちまき」、30年物のぬか味噌、白ご飯、梨のピザ、スッポン、キャラメル、アヒルの手のひらなど、よく知られた定番から珍味までびっくりするほど幅広い。表題作「大根の底ぢから」では、雪深い信州で作られる干し大根を取り上げて、その種類の豊富さを解説。さらに、その干し大根を水で戻して、ソース焼きそば風にするという自慢の創作料理を紹介している。食べることに本気な著者の筆で描かれる食べ物の数々は、食感から舌に広がる味わいまでが手に取るように伝わってきて、実に美味しそう…。読んでいるうちに、思わずよだれが垂れそうになること請け合いです! 空腹時ご注意!
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-TeaTime編集部 / スチュワード麻子 / モーニングトン・クレセント / 紅茶と英国菓子の店チャッツワース / 葉田いづみ / 甲斐みのり / Uf-fu大西泰宏 / 岩崎一絵 / 三品輝起 / 林望1~15巻770~1,452円 (税込)※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「おいしい紅茶のある暮らし」をコンセプトに、ティータイムの楽しみ方を様々な角度からご紹介する本『Tea Time』を創刊しました。 紅茶とともに、一人で、また誰かと過ごす時間はホッとするリラックスの時間。毎日のティータイムから、本場イギリスのアフタヌーンティーまで、「特集」「レシピ」「コラム」「エッセー」で紅茶の魅力に迫ります。一息つきたい時、いつものティータイムに、一杯の香り高い紅茶と「Tea Time」でリラックスしたひと時を。 Tea Time Vol.1では、近年注目の「和紅茶」と、紅茶で愉しむ「クリスマス」の2つの特集でお届けします。 特集1 紅茶のこと 和紅茶がうまれるところ 飯塚さんを訪ねて・静岡県藤枝市 特集2 Christmas & Tea 紅茶とクリスマス 「英国のクリスマス」「クリスマスティー」スチュワード麻子 「クリスマスにぴったりの音楽」333discs 〈クリスマス・レシピ〉 「ミンスパイ」モーニングトン・クレセント 「クリスマス・ブレンドティー、カモミールのシチュードミルクティー」CHATSWORTH 連載エッセー 〜 憩いのひととき 〜 葉田いづみ「国立の街角から にじむイルミネーション」 甲斐みのり「night cap tea talk〜眠れる前の紅茶のおはなし〜」 岩崎一絵「西ロンドンの街角から ティーはティーでも」 三品輝起「スコーンの盗み方」 林望「イギリスはおいしい2 ハンベリー・マナー ―花野にて―」 紅茶の教科書 Lesson1 おいしい紅茶のいれかた Lesson2 紅茶の基本 Lesson3 茶葉を知る
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-【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 幻燈会、デパートの食堂、チャンバラごっこ…。特に貧しくもなく特に裕福でもない、普通の家庭に生まれた「のぞむ少年」は、普通に幸福な毎日を過ごしていく。両親や祖父母の愛情に包まれて、いろいろな出来事に囲まれて、くやしい思いもいっぱい経験して-。昭和20年代から30年代の、そこらじゅうにまだ原っぱがいっぱいあった、どこかのんびりしていた時代。懐かしくて愛しくてそしてちょっぴりほろ苦い、つつましくも豊かだった「あのころ」の話。誰もが郷愁をそそられる、リンボウ先生の自伝的小説。
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4.5気づけばいま、雑貨界が物の世界を逆に覆いかくしつつある。 ほとんどの物が、いつ雑貨屋に連れていってもはずかしくないすがた、かたち、ふるまいを身につけてしまっていて、むしろ雑貨化していない物こそがマイノリティになっているのだ。だとしたらマジョリティとしての雑貨は、もう「雑」という字を捨てて、ふつうに「物」と呼んだらいいじゃないか──本書より 物の売買を巡る状況は刻々と変化している。いままさに波にさらわれんとする物の価値をひとつずつひろいあげる珠玉のエッセイ集。本、アート、工芸、情報、音楽、おしゃれ、サブカル、聖と俗……、ゆらぎ続ける世界のはざまで生きのびる方法をケレン味のない筆致で綴る。
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3.3筆も立って弁も立つ、「口から先に生まれた」リンボウ先生。文章を書くとき心がけていることは何か?これまでで一番影響を受けている作家はだれか?目上の人、年下の人にはどんなことば遣いで接しているか?林家で子どもたちに禁じたことばは何だったか?林望事務所はなぜ「風邪ひきの人、出入り厳禁」なのか?本書で初めて明かされるリンボウ先生の「ことば遍歴」と「ことば生活」は、日常生活で書いたり話したりする上で役に立つ、数々のヒントに満ちている。しかし、そういったノウハウ以上に大切なのは、「自分が今どんなことばを発しているのか」「自分をどんな人間として表現したいのか」という意識を常にもつこと、そして、豊かな古典を学んで、母国語としての日本語を愛することである、と著者はいう。ことばのトレーニングを通して「自分」の確立を考える、好評『日本語の磨きかた』『日本語へそまがり講義』に続く、集中講義の第三弾。
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3.7「ことば」というのは「転変極まりない現象」であり、奥深くて曖昧で多様であることに、その本質と面白さはある……と著者。本書はおなじみリンボウ先生が、日本語にまつわるさまざまなエピソードを発掘・謎解き・新解釈し、縦横無尽に論じ尽くした一冊。一見へそまがりで偏屈な24編のエッセイを通して、「最近の若者の言葉遣いはなっていない」「ラ抜きは文法的に間違っている」といった規範意識にとらわれることなく、自分自身の「ことば」についてもっと自覚的であってほしいという大切なメッセージを伝える。
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-1920年代半ば、1冊の旅行記が人知れず上梓された。『極東発見』。貿易商ウィリアム・J・マクブライトにより、当時のステレオタイプから離れた、真に迫った日本の姿がそこに提示されたのだった。「日本には『百聞は一見に如かず』という諺がある。この諺は、まさに日本を知るうえでもっとも適切な表現だと言い得るであろう……」それから70年。ウィリアムから数えること4代目のマクブライトは、曾祖父の伝えたこの異国の言葉を忠実に実行しようとしていた。日本をこの目で見たい! かくして、イギリス人青年ヘンリー君の不思議発見の旅は幕を開けることに。道端に唾を吐くのは、清潔を重んじるが故の行動だった!? 自販機文化は日本人の「病気」、それとも羞恥心の表われ? 派遣先である神奈川県立M高校を舞台に、ある時は修学旅行先の京都・奈良で、またある時は親友ヤマシタ先生の結婚披露宴でと、ヘンリー君の眼光はいつも鋭く光るのだった。
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3.0作家・三浦しをんさん推薦! こんなに現代人の気持ちを代弁してくれるなんて、清少納言はエスパーかなにかなんだろうか。 「美麗で美声なお坊さんに、ついうっとり」って、コンサートに行ってアイドルのきらめきに圧倒される我々と同じである。 十五の講義で徹底解説! 『枕草子』全三百十九段から読みどころを精選。清少納言の鮮やかな筆が、 『源氏物語』全五十四帖の現代語訳『謹訳 源氏物語』の著者林望の解説と現代語訳で甦る。 「今どきの親は……」と嘆く場面もあれば、男女の恋心の機微や、宮廷サロンの雅な情景、はたまた男の不条理さを責め立てたり、男に騙される若い女房たちに苦言を呈したり、抱腹絶倒の笑い話もあり。 学校では教わらない古典随筆の名著の本質に触れられる絶好の入門書。 著者の古典の知識と人間への深い洞察による解説は必読。本書一冊で、『枕草子』の世界が語れるようになる。
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3.5仕事や生活に役立てたい、情報通になりたい……。最近の人は読書に実用的な価値ばかりを求め、書物をゆっくり味わうことを忘れてはいないだろうか。本書は、そのような傾向に異を唱えるリンボウ先生が、「読書に貴賎なし」と、読書を自在に楽しむ方法を惜しみなく披露。古典作品の魅力と読み方も、書誌学の専門家としての知識を交えながらわかりやすく解説する。書物に触れる真の歓びに満ちた著者初の読書論!
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5.0リンボウ先生こと著者が憧れるのは、清貧ならぬ「清富」の人・井原西鶴。「俗の俗なることを愛し、しかし、それにおぼれず、ひたすら澄み切った眼力を以て世の有様、人の成り行く果てを観察し切った」という。この西鶴のような生き方こそが、著者がいうところの「閑雅」なのである。……が、このめまぐるしき現代、東京の郊外に暮らす著者の毎日は、実際には、学校や家庭の雑事に追われ、無粋な編集者たちからの原稿の催促に追われ、とかくままならないことばかり。著者は、その忙しさに疲労困憊しながらも、寸暇を惜しんでは、イタリアの恋の歌曲をレッスンし、好物のサツマイモを料理し、また、山荘で流れ行く雲を眺めて、「閑雅な暮らし」を楽しんでいる。 本書は、そんな著者の日常を、情緒たっぷり、ユーモアいっぱいに綴ったエッセイ集である。ここ三年間ぐらいの間に、雑誌や新聞などで発表したエッセイ72篇を収録した、読みごたえ十分の一冊である。
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3.0本の森の迷路は深くて凄い! イギリスだけじゃない、書誌学者リンボウ先生の原点をさぐる名著――書誌学とは、言ってみれば本の考古学。標本とくらべて時代や筆者を推理分析する、まるで探偵小説を読んでいるようなおもしろさ。博覧強記でイギリス通のリンボウ先生、実はこの書誌学者。難しそうで読めない言葉が並んでますが、リンボウ先生の案内であなたも今日から本の名探偵に! <『書誌学の回廊』改題作品>
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-【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 「とり大根」「ネギパラガス」「いかりんと」―。作家で学者のリンボウ先生は、どんなに忙しくとも、在宅する限りは厨房に立つ。「どんな素材を、如何にして調味しようか……」。料理法を考える時間をこよなく愛する、その頭脳から生み出される料理は、ありきたりのものなどではなく、じつに独創的。そのくせ、作り方はいたって簡単で、とにかく美味しいものばかりなのだ。作って食べるのはもちろんのこと、読むだけでも十分旨い! ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
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3.5【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 当代きっての名文家、リンボウ先生が行った特別講義をリアルに再現! 「文章を書くことも、一つのARTである」と言い切る先生が、その法則、技術、そして“リンボウ流”美学を、厳しく、懇切丁寧に指導する。人の心に届く文章とは? 品格ある日本語表現のコツとは? 独りよがりな文章にならないための訓練法とは? 手を入れることによって文章が格段によくなるさまを実感できる、鬼の“赤ペン添削”実例付き。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
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5.0父も、その父も、みな少なからず癇癪持ちで短気、しかも偏屈。その特徴を遺伝的に受け継いだ、筋金入りのへそまがりを自認するリンボウ先生。そのへそまがりぶりは幼い頃から発揮されて、野球にメンコ、運動会に修学旅行……、ふつう子供たちが好きなこととされていることが好きになれず、なにかと「ああ、いやだなぁ」という気分を味わっていたという。長じるにつれて、その偏屈、へそまがりぶりには磨きがかかり、飲酒、煙草、カラオケ、ゴルフ、テニス、電車、旅行、会議、お節介、無神経、怠け者と、「いやな感じ」のするものはますます増えるばかり。そんな「いやな感じ」のするものに、言葉の槍で一矢を酬いたエッセイ94篇を収めたのが本書である。底抜けの明るい善意と、ユーモアという隠し味がほどよく効いた厭味のない文章に、読者は著者の言いたい放題にもさっぱりとした読後感を感じるはず。リンボウファンならずとも、大いに満足できる一冊。
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