日本語の磨きかた

日本語の磨きかた

640円 (税込)

3pt

3.3

筆も立って弁も立つ、「口から先に生まれた」リンボウ先生。文章を書くとき心がけていることは何か?これまでで一番影響を受けている作家はだれか?目上の人、年下の人にはどんなことば遣いで接しているか?林家で子どもたちに禁じたことばは何だったか?林望事務所はなぜ「風邪ひきの人、出入り厳禁」なのか?本書で初めて明かされるリンボウ先生の「ことば遍歴」と「ことば生活」は、日常生活で書いたり話したりする上で役に立つ、数々のヒントに満ちている。しかし、そういったノウハウ以上に大切なのは、「自分が今どんなことばを発しているのか」「自分をどんな人間として表現したいのか」という意識を常にもつこと、そして、豊かな古典を学んで、母国語としての日本語を愛することである、と著者はいう。ことばのトレーニングを通して「自分」の確立を考える、好評『日本語の磨きかた』『日本語へそまがり講義』に続く、集中講義の第三弾。

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日本語の磨きかた のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2009年10月17日

    高校生への日本語指導の一環として読み始めてみたのだが、
    内容は期待していたものとは全く異なり、
    そういう意味では残念。

    しかし日本語を語った本としては大変面白い。
    最近はアイキャッチャーなタイトルだけで中身のない本が氾濫しているが
    (で、何故か高評価を受けていたりする。
     出版社が読者を舐めるのも...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    リンボウ先生の柔らかな毒舌が本書でも炸裂!
    (☆゜-^)┬┬‐ :・・・・・・ ダダダダ
    相も変わらずの教養の深さにはただただ敬服するしかありませんが、日本語を考える(使う)上で非常に参考になりました。
    この読み易さは…恐るべし(◎_◎;)

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    鋭い指摘。メディアではあまり聞けない、ことば教育に対する独自の考え。

    宇多田ヒカルに対する見解、そして英語の早期学習への批判は共感できた。

    古典がいかに現代文以上にためになるかを説いていたのには目から鱗だった。具体的な古文を読む指示もあって、実践してみようという気になる。

    現状の国語教育に対す...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年06月24日

    日本語の文章の読み方、書き方、話し方などを、著者自身の経験を振り返りながら論じた本です。

    言葉に対してつねに意識を研ぎ澄ませていることの大切さが語られており、こうした日々の努力の積み重ねによって、ユーモアと気品を兼ね備えた著者の文章が作られてきたのかと、感心して読みました。

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    Posted by ブクログ 2012年01月17日

    私にとってよかったのは

    日本語を磨くには古文を読みなさい という部分

    具体的には
    まずは『徒然草』から、『方丈記』もいい
    『平家物語』声に出して
    一寸法師、浦島太郎、ものぐさ太郎など御伽草子
    御伽草子でおはなしに慣れたら『竹取物語』

    『万葉集』の前に『古今集』
    『古今集』さえ読めば八代集はみん...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年04月14日

    (相対的感想五段階評価)
    明 @・・・・ 暗
    衝撃・・・@・平凡
    一過@・・・・永年(読んだときの気持ちの燃費)
    論理・・@・・稚拙
    題名 2

    最近は新書がベストセラーになって、ソフトな内容のものがうけている。この本も他聞に漏れず軽い内容だった。すぐに読める。
    科学的に根拠があるもの、というよりも...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年01月05日

    著者の旅行記などを読むのは好きですし、質の高い文章を書く方なのは知っているのですが、この本はちょっと辛口で何だかなあという印象のほうが強いです。
    タイトルから日本語の学習本を期待するとダメージを受けます。「センスの無いやつはどう頑張っても良い文章は書けない」といった、上から目線でバッサリと斬られるの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    書く言葉だけでなく、喋る言葉も含めてきれいな日本語で表現するために何に気をつければいいか、ということを考えさせてくれる作品。ただ、真似しようにも少々ハードルが高い。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年01月27日

    林望氏の著書は初めて読む。端正な日本語。少し難しい表現もある。
    本書での「日本語論」は第一部で表現するときの自覚、つまり書くときの作法や心掛けを示し、第二部では話し言葉のインテリジェンスについてその喪失を嘆いている。第三部がいよいよ本題であり、日本語を以下に磨くかを語る。古文を読むこと。しかも音読が...続きを読む

    0

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