カフェさんのレビュー一覧

単純に絵が好きです。頻繁にものすごく書き込まれた背景や人物の絵が出てきて楽しいです。国際結婚や子育て以外にも日常の出来事やフランスの小ネタもたくさん詰め込まれていて何度読んでもおもしろいです。

家呑みのためのスーパーでの買い出しをあんなに生き生きと瑞々しく描けるってすごい。１巻の交換日記もだけど、ものすごく楽しそうで新鮮なものに思わせてくれる。読んでいるだけで幸せな気分になります。宿木さんをただの嫌な人物として描かないところも好きです。

切なかったり、ちょっと幸せな気分になったりと、読後感がたまらなく良いです。短編集っていいなぁと改めて思わせてくれる作品です。

エピソードの合間にあるおまけページで、やまもり三香さんが描いた「ドラゴン・タトゥーの女」のリスベットのイラストがオシャレでテンションが上がった。やまもりさんの絵好きだ。

整くんの常識に囚われない視点や発想がとても興味深く、何度読んでも飽きることがありません。髪型も含め、整くんというキャラクターが素晴らしくて、こんなマンガが読みたかったと心から思えるおもしろさです。

こんなマンガが存在していること自体がとても豊かだと思える、そんな素敵な作品です。言葉や所作、雰囲気がとても穏やかで愛らしいです。ビスキットという言葉の響きも好きです。

疑似家族は不安定さの上に成り立っていて、どちらかに好きな人が出来てしまえば簡単に崩れさってしまう。本当の家族だって別れてしまうこともあるのに、この安定感の違いって何なんだろう？例え血が繋がっていたってみちると実母のようにうまくいっていない場合もある。それでもみちるが荷物をまとめて向かった先は実家で。本当の家族には嫌になっても簡単に他人になれない何かがあるということなのか。家族って本当に不思議なものだ。

雅志の扱われ方が不憫で笑える。あんなにイケメンなのに。真剣さとギャグのバランスが良くて何度読んでも楽しめます。あと、本編とは関係ないのですが巻末マンガもおもしろかったです。

すごくおもしろかったです。少女マンガ(正確には女性マンガ)ならではの面白さがつまっています。花笑さんと浅尾さんのやり取りが地味に好きです。

たくさんのリスナーと共に詩を解読し、電話音声の解析により場所を特定するシーンにとてもワクワクしました。文学的要素も感じさせつつ、マンガとしておもしろい。何より御手洗が超イケメン。

同じ人物や出来事も視点が変わればちょっと異なる印象を受けたり、違う見えかたがする。最初、あんなに気持ち悪かった兄妹の印象さえもだいぶ変わります。群像劇のおもしろさが詰まった作品だと思います。

おかざき真里さんのマンガは、とてもおもしろいと同時に読んでいて苦しくなります。夢中になって泳いでいるのに、息継ぎが上手に出来ないような息苦しさを覚えるほど圧倒されました。

登場するキャラクターたちがとても魅力的です。働く上で仕事内容はもちろん大切だけれど、一緒に働く仲間の人柄がとても重要なポイントなんだと伝わってきます。そして、本編の物語とあいまって、あとがきが染みました。

ギャグが冴え渡る

この作品は、親友の息子を育てることになった日向子36歳と空16歳の物語である…はずなのにいい意味で期待を裏切るギャグマンガだった。空くん以外のキャラが変人でシリアスにさせてくれない。どのキャラも好きだけど、大雑把でちょっとズレた感性の持ち主の日向子さんが最高だ。

かわいい

内容のおもしろさだけではなく、順子のファッションやインテリアがかわいいです。特にベランダが本当にオシャレで憧れます。全面にオシャレ感を押し出している訳ではないのですが、さりげなく描かれた絵の隅々まで楽しめます。

タイトル通り千輝くんが甘すぎる。見た目だけじゃなく性格もイケメンで最強すぎる。そしてヒロイン以外の女子には塩対応。そんなの最高だろ。これはもはや片思いごっこというより両思いごっこではないだろうか。

何にもないような日々の中でも工夫して楽しく生きるって、とても豊かだなと思わせてくれます。このエピソードの主人公の部屋を見るたびにミニマリストになりたくなります。

凪ちゃんの生活が丁寧に描かれていて、何度読んでも楽しいです。独特の味わいがある絵柄が素敵でとても好きです。

「キヨちゃんのくれる毎日にはじないような立派な舞妓さんになれますように。」と願うすーちゃんの健気さと覚悟に胸が熱くなります。

酔った時の小宮さんのキャラクターがとても好きです。おおらかというか隙がありまくりで絶妙にかわいくて、本音を話しまくるところがおもしろいです。

オノ・ナツメさんの作品の中でダントツに好きかもしれない。そのぐらいおもしろいし、オシャレ。絵柄と物語の舞台との相性が最高にマッチしていて格好いい。

普段は通らない抜け道を通ったら、知らなかったお店を見つけられたり、そのお店が予想外にいいお店だった時の嬉しさが伝わってきました。いいマンガだなぁ。

友達ができたと思ったら、まさかの展開だった。一筋縄ではいかないところがすごくいい。登場人物たちが多面的に描かれていて読みごたえがある。

お手製のミルクティーを水筒に入れて、お友達と公園で飲むってなんだか新鮮でちょっと楽しそう。作り方も詳しく書いてあって、しかも簡単そうなので作りたくなった。

囲炉裏と古民家の組み合わせが最高すぎます。憧れるけど、簡単に真似できないヤツ。囲炉裏があるだけで生活が豊かに感じられて、料理も美味しそうで食べたくなります。

酔ってユラーリユラーリしている小宮さんが可愛すぎます。21ページしかないので一瞬で読み終わってしまいますがおもしろいです。

名作すぎます。説明セリフなどが極めて少なく、絵や構図などから登場人物の感情や状況を読み取るには難しいときもあるけれど、だからこそ何度でも読んで考察したいし、ミステリアスで素晴らしい作品です。

慎二は序盤でフェードアウトしていく人物かと思っていました。とても嫌な人間のようで単純な悪者でもなく、彼もまた何かを抱えているんだろうなと思わせられる描写がいい。

童貞なのに父親という設定が好きです。西さんの作品の幅の広さに驚きました。早く娘に言ってくれとヤキモキしつつ、ずっと物語が続いてほしいような焦れったくなります。

思春期のころの柔軟だけどどこか頑なな気落ちを思い出して、なんだかほろ苦いような懐かしい気持ちになった。海や魚が自在に現れるイマジネーション表現が素敵です。

小宮さんは本当にハムスターみたいでかわいいなぁ。同じ場面を小宮さんと南条さんそれぞれの視点で読めるので、こんなこと思っていたのかと興味深いです。

あの名作「まっすぐにいこう。」の続編ではなく後継作とは一体どういうことだろうと思いながら読み始めたら、さりげなく登場したコンビニの店長の名前がまさかのあの人だった。他のキャラクターたちも登場してほしい。

さらさの「おじいちゃんは男ですけど、お爺ちゃんにメタルフォーゼ済みなので怖くないですよ」というセリフが面白すぎる。さらさの独特の言葉遣いやセンスが好き。

小宮南条編からこのシリーズを読み始めたので、あの二人が脇役としてちょくちょく登場するのがとても嬉しいです。このシリーズすごくおもしろいです。

なんという情熱なんだろうと、ただただ感嘆するしかない。真摯に楽器と音楽と向き合い、一歩づつ進んでいく主人公が眩しすぎて格好いい。何度読んでも感動する。

ぼんやりしてるイケメンが好きすぎるので、めちゃくちゃ良かったです。この先の展開がどうなるのか、下宿生たちの群像劇になっていくのかとても気になります。

流麗な筆致に惚れ惚れしながら読みました。絵柄や物語やセリフ、どこをとっても美しい。久々に中村明日美子さんの作品を読みましたが、改めて素敵な漫画家さんだと実感しました。

クリスの語った喫煙所のジョージア人の話がとても好きです。「世界はこうして回さなきゃなって、そう思ったんだ。」ってセリフがいい。

これは名作です。読むたびに胸が熱くなって活力が湧いてきます。あと、巻末のインタビュー形式のマンガが毎回素敵すぎて感慨深いです。

このマンガに出会えて良かったと、心の底から思うほど大好きな作品です。形容する言葉が見つからないほどの熱くて深い感動があります。このシリーズだけではなく、作者さんの他の作品も大好きになりました。

ジュリアがヤバすぎてかなり面白いです。ジュリアと先輩の関係性がすごく良い。絵がとても綺麗なので、ジュリアが美しいという設定の説得力が抜群です。ずっと読んでいられます。

人情味があって独特な味わいがあります。後から作者が雲田はるこさんだと知ってとても驚き、BLというジャンルの奥深さを教えてくれた作品のひとつです。

最初から最後までずっと笑っちゃいます。数々のお題に対して、予想できない斜め上をいく作品で回答してみせる作者の発想力に感嘆してしまいます。素晴らしすぎます。

かげきしょうじょ！！の中でも特にこの２巻がすごくおもしろくてお気に入りです。さらさの幼少期が読めるのですが、生い立ちに謎が少し残っているところに惹き付けられます。

広島編はあんまりハマれそうにないなぁ、このまま尻すぼみになっていくのかななんて思っていましたが、そんなことなかった。ものすごく面白かったです。

春生くんが可愛すぎて可愛すぎて、尋常じゃないかわいさなんです。めちゃくちゃ素直で潤んだ瞳がキラキラと輝いていて、あんな弟がいたら溺愛してしまうはずです。

ヤマザキマリさんのフットワークの軽さや、どこの国でも生きていけそうな人情味に溢れた逞しさに憧れます。これを読むとキューバという国が身近に感じられて、なんだか得した気分になります。これからキューバの話題を耳にする度に、あの家族のことを思い出すと思います。

全体的にコミカルで、三人それぞれのキャラが立ってきておもしろい。ラストの四コマがとても面白く、特にシオンが不憫すぎて笑った。

新しいことを始める時の高揚感があって、ものすごく楽しかったです。主人公の計画性の無さや、いかにもモラトリアムという感じも、これからどう成長していくのか気になりますし、何より自分の手で家を改装するってめちゃくちゃワクワクします。

仲間がお見舞いに来てくれて喜んでいる愛ちゃんがかわいいです。周りに壁を作っていた愛ちゃんがもはや懐かしく思えます。