【感想・ネタバレ】響~小説家になる方法~ 4のレビュー

天才と、天才のまわりの人たちの話。作品とは何の関係もないですが、大ファンだった芸術家の方と一緒に仕事をした際、その性格の破天荒さに、「この破天荒さだからこの芸術を生み出せるのか」と、ファンとして一定の距離を置くことの大切さを実感したことがあったな、というのを思い出す作品でした。周りに影響されない自分の世界を持ち続けていられることが、人とは圧倒的に違う芸術を生み出せる理由なのでしょうね。
というわけで、主人公は集団生活的にはかなり問題のある高校1年生の女の子・響。彼女が出版社に新人賞応募原稿を送るところから始まる、学園生活と出版業界のお話です。ぶっ飛んだ天才少女が世間とつながっていられるのは、いつも傍にいてくれる幼馴染の男の子の存在がとても大きくて、彼が響を理解してフォローを欠かさないでいてくれるから、この全体の関係性が成り立っているんだな~というところにも注目して読むと、私はなんだか世界っていろんなバランスでできていて、面白いなと思うのでした。

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感情タグBEST3

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響より

2021年10月23日

主人公響より、リカの描写が秀逸だと思う。
ハーフだとか有名作家の娘だとか、身近に才能のバケモノがいる特殊な環境下にある女子高生の描写が。
決して絵が上手ではない作者なのに、幼い頃のリカの微妙な表情の変化とかがしっかり伝わってくる。

#深い

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他者との距離感がエグい

2021年08月31日

響の拍力にいつも驚いてしまいます。
誰に対しても自分の気持ちをストレートに伝えて、こんなに素直に言えてしまう彼女の魅力にハマっています。最初は危なっかしいとしか感じていませんでしたが、今では「次は何をするのか」が楽しみでしょうがないです。

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2022年09月30日

リカ目線で読むと映画アマデウスやグッド・ウィル・ハンティングを思い出します。ある一定以上の能力があるからこそ、自分と天才との間には大きな隔たりがあることに否応なく気づいてしまう。圧倒的な才能を前に、リカをはじめ周囲の人間がどういう道を選択するのかとても気になります。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年06月21日

【あらすじ】
ついに小説家デビューした、リカと響。リカの単行本は、デビュー作にして空前の大ヒットを記録する。一方、響の小説への反響はまだ小さい。芥川賞を狙う、と響に打ち明けるリカ。しかし響は、そのリカの小説を「つまらない」と感じてしまう。リカを親友だと思えばこそ、自分の感想はそのまま伝えたい。そんな...続きを読む中、芥川賞の候補作が発表される。それは誰もが予想できないものとなる。文学がつないだ二人の友情に、文学が亀裂を入れてゆく。

【感想】

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Posted by ブクログ 2017年05月30日

3巻からの響のキャラのブレにうんざりしてたんだけど、徐々にあの響に戻ってきた。
もしかして学校以外の響になるとやたら喋らせてしまうのか…

リカの状況がつらい。

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匿名 2023年09月18日

ライバル心と友情の両立ってときとしてバランスを保つのが難しいですよね。
2人の関係がどうなってしまうのか気になります。

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2022年09月28日

リカちゃん先輩のことが大好きだから、この結果はすごくしんどいです。周りの大人、とくにふみさんがリカちゃん先輩に甘えすぎだと思います

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色んな意味で大暴れ

2022年09月29日

響がまたまた大暴れ。警察沙汰にならなくても大事件になるはずなのに何もなかったことになってるのが怖い。相変わらず一番怖いのは幼なじみ涼太郎かな。

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Posted by ブクログ 2021年07月11日

新人賞のドタバタが終わったと思ったら、今度は芥川賞と直木賞か(゚A゚;)響ちゃんの回りの人達は大変だなぁ(-_-;)リョータは置いといて(^^;)

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Posted by ブクログ 2018年04月06日

涼太郎ブレないなーw
これでこのまま自分の思い通りにならなかったらそのうち暴走しちゃうんじゃないかと心配。

一方、デビューしたリカは、作品が多くの人の目に触れる事でいっそう響との差を思い知らされる。
涼太郎とは別の意味で心配だけど、潰れるほど弱くないと思いたい。

それはそうと、以前から俺の脳内で...続きを読む再生されてるリカの声が、誰の声なのかようやく思い至った。
戸松遥だ。
あと関係ないけど、今連載中の畑健二郎の漫画「トニカクカワイイ」のヒロイン、司の声も戸松遥で再生されてる。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年04月01日

 主人公が一緒に受賞した男性作家を、受賞式の壇上で椅子で襲ってその後作品をクソミソに言うところが面白かった。登場人物がみんな我がつよい。主人公の作品が感想だけでしか描かれていないのが惜しい。もちろん無理なんだろうけど、それがどんな内容なのかとても気になる。

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Posted by ブクログ 2017年10月07日

響のブレなさは相変わらずとして、いよいよプロとしての活動が期待されてくるような展開。
次が気になる終わり方です…。

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Posted by ブクログ 2017年04月14日

暴力行為が鼻につきすぎ。なんかそっちの方がメインになってきてない?響がいやな奴に思えてきてしまいます。もう、別の展開を望みます。「お伽の庭」読ませてよ。

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Posted by ブクログ 2017年07月29日

優れた芸術家は非常識な行動を取るってことをデフォルメして描いているのだと思うけど、響が授賞式で作家をパイプ椅子で殴りつけた行動は、「自分の気持ちに真っ直ぐ」を超えている気がして、あまり気分が良くなかった。ただの暴行犯だよなぁ。15歳の少女だからストーリー上うやむやにされてるだけだよね。

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匿名 2023年01月31日

主人公の性格が激しい部分があっていまいち好きになれない。でも、そこが天才ぽいところなのかと思いました。

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匿名 2022年12月31日

リカにはリカの悩みがあるんだろう。
響の真っ直ぐで辛辣で素直すぎる言葉は結構グサッときたんだろうなと思った。

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Posted by ブクログ 2017年10月21日

第4巻は日常と文壇という2つの世界を行きつ戻りつ。ついに新人賞を受賞した主人公。一方親友である文芸部部長もデビュー。両者の評価は果たして。主人公の小説は作家を変え、文壇を変えていく。それにしても主人公の純粋さには耳が痛い。そして最後に衝撃の展開が!?

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年07月14日

響と田中はなんか相性良さそうね。
涼太郎はこのままキモい路線一直線で、どこかで強制退場させられそう。
「天才キャラはネジが飛んでて欲しい派」なので、響は結構好きです。
そして天才に振り回される凡人たちはもっと好き。
頑張れリカ。

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