天才と、天才のまわりの人たちの話。作品とは何の関係もないですが、大ファンだった芸術家の方と一緒に仕事をした際、その性格の破天荒さに、「この破天荒さだからこの芸術を生み出せるのか」と、ファンとして一定の距離を置くことの大切さを実感したことがあったな、というのを思い出す作品でした。周りに影響されない自分の世界を持ち続けていられることが、人とは圧倒的に違う芸術を生み出せる理由なのでしょうね。
というわけで、主人公は集団生活的にはかなり問題のある高校1年生の女の子・響。彼女が出版社に新人賞応募原稿を送るところから始まる、学園生活と出版業界のお話です。ぶっ飛んだ天才少女が世間とつながっていられるのは、いつも傍にいてくれる幼馴染の男の子の存在がとても大きくて、彼が響を理解してフォローを欠かさないでいてくれるから、この全体の関係性が成り立っているんだな~というところにも注目して読むと、私はなんだか世界っていろんなバランスでできていて、面白いなと思うのでした。
感情タグBEST3
今すすめているエピソード以上のものがなければ、キチンと完結させるのも仕方ないのでしょうね。
長く読みたいと思う反面、綺麗に終わらせて欲しいという悩ましいファン真理。
Posted by ブクログ 2019年07月01日
相変わらず内容は面白し。同じようなキャラを出して、ぶつけ合ってみるってのも、ちょっとした新機軸で、次の巻での展開が気になる。ただ相変わらずどうしても気になるのは、暴力シーンが多い割に、同シーンの迫力がなくて、それに伴う手足の動きも変なこと。こればかりはどうしようもないかな?もしくは、基本的に文系漫画...続きを読むなだけに、暴力とは相容れないところがあるから、意図的に下手くそに書いてる?
Posted by ブクログ 2019年06月28日
もう、着地点がどこになるんだか、さっぱ判らん…
筆折って終わりとか、書けなくなって終わりとか、どこかで無理矢理けり付けることになるんだろうか?
とにかく不安でいっぱいな12巻。
Posted by ブクログ 2019年06月28日
あいかわらずの響にぞくぞくする。
没頭している間はパワーをうちにためていても、それが終わるととんでもないことが待ってそう。
このおもしろさは癖になる!
迷いながらも突き進む花井さんもすごい
自分ならああはできないなあ
響の印象は人によってすごく変わってる
よくもわるくも壁を無視してストレートだか...続きを読むら、相手にするには自分もストレートになるしかないっていうのが大きそう。
そしてストレート(素直っていってもよい?)な状態だとそのまんまの気持ちを出すしかないから、それに偽りなくストレートに答えてくれる響は心地よく感じるのかな。
Posted by ブクログ 2021年07月29日
はぁ~よくもまぁ次から次へと(ノд`;)文芸雑誌の創刊、漫画化…それに加えて留学準備(-_-;)本編を読んで疲れた後の「青の城」はうれしい(^^)♪
Posted by ブクログ 2019年08月15日
今回は創作に没頭する響の姿が見られて良かった。これが本来の姿ですよね。ものすごい造形のとんでもない身勝手おばさん作家が出てきて自説まくしたててるけど、それは間違ってるでしょ。次号で壮絶な戦いが見られますね。響が勝つと信じてます。それにしても、ここへきてもあんまりな絵。これでいいんですかね。
Posted by ブクログ 2019年07月24日
新作執筆と受験に没頭する響に新たな火種。
響の作品をコミカライズしたいという大物マンガ家と、
それに絡むムーブメントに群がる人々…。
今巻ではあまり目立った動きがない響だけれど、
一国の首相ですらものとも思わない彼女のこと、
きっとただでは済まないはず…13巻の展開に期待です。
それにしても鏑木さん...続きを読むの傍若無人ぶりは
響と通じるところもあり、ある種の同類対決か!?
何となくゴジラ対メカゴジラ的なムードを感じます(笑)。
しかしこの物語、どうやって終わるんだろうなぁ…。
テレビ局編と同様に無断に水面下で響の作品を使おうとしてる感じ
前編なので次巻で直接対決になるだろうけど結末はテレビ局編と同じになりそう