あらすじ
わずか15歳で、史上初の芥川賞・直木賞の同時受賞をなしとげた響。
一躍時代の寵児となった彼女をまず待ち受けてい受賞記者会見で、大暴れ。
過熱する一方の世間の中、彼女は高校2年生に!
天才と、天才のまわりの人たちの話。作品とは何の関係もないですが、大ファンだった芸術家の方と一緒に仕事をした際、その性格の破天荒さに、「この破天荒さだからこの芸術を生み出せるのか」と、ファンとして一定の距離を置くことの大切さを実感したことがあったな、というのを思い出す作品でした。周りに影響されない自分の世界を持ち続けていられることが、人とは圧倒的に違う芸術を生み出せる理由なのでしょうね。
というわけで、主人公は集団生活的にはかなり問題のある高校1年生の女の子・響。彼女が出版社に新人賞応募原稿を送るところから始まる、学園生活と出版業界のお話です。ぶっ飛んだ天才少女が世間とつながっていられるのは、いつも傍にいてくれる幼馴染の男の子の存在がとても大きくて、彼が響を理解してフォローを欠かさないでいてくれるから、この全体の関係性が成り立っているんだな~というところにも注目して読むと、私はなんだか世界っていろんなバランスでできていて、面白いなと思うのでした。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
えー。
きゅうにおもしろくなったー。
やっと、響のカリスマ性をかんじた。
『お伽の庭』より、アステカのラノベのほう、読んでみたいなー。
でも、娘の報酬を勝手にカットするお父さんの方針には反対。
未成年だろうが、正々堂々と合法的に「実力」で稼いだものは子どものものだよ。
その子に決めさせるまで「保留」に留めておくのが保護者の責任内。
親がすべてを勝手に決めてしまうのは、躾でも教育でもないとおもうよねー。
「小説を書けば1億入る」って認識を娘にもってほしくない、っていうお父さん。
全作家を愚弄してる。
創作は金でない、なんていう感覚を正論化する父親と、響は戦ってほしいけど、彼女は金銭欲はぜんぜんないから、そこは戦いにならないのが残念。
「プロ」になる以上、無償では書かない姿勢でいてほしい、と勝手におもう読者のわたしでした。
Posted by ブクログ
やっぱかよだな。
これはおいしい。
まさかほんとにやるとは。
この続きは自分がっていうのとそれを見た瞬間の響の反応、良くわかるわー。
自分も似たことやられたことあるから異様なくらい共感してしまった。
よくある話なんだろうか。
父親のこのわけのわからんこだわりも確かに響の親だわ。
かよちゃん最強説
痛快。
特にワイドショーのmcを小馬鹿にしてるところは風刺が効いてる。
幸母娘のちょっといー話も最高だし、テンポも良くて読みやすい。
ところで、この作品のキャラクターで最強なのはかよちゃんだよね?
1番強いカードに唯一勝てる最弱のカード。
響がいてこそひかるカード。
Posted by ブクログ
【あらすじ】
わずか15歳で、史上初の芥川賞・直木賞の同時受賞をなしとげた響。
一躍時代の寵児となった彼女をまず待ち受けてい受賞記者会見で、大暴れ。
過熱する一方の世間の中、彼女は高校2年生に!
【感想】
Posted by ブクログ
ここでかよちゃんが響に絡んでくるようになるとは!
そして響も2年生になって先輩ぶってるの笑う。
コミュ障の後輩ちゃんが書いた小説どんなんだろう。
またこんな風に盛り上がりを見せてくるとはー
Posted by ブクログ
最高。
よくよく考えると異世界ファンタジーラノベでしばしばありがちの主人公が強すぎるだけの話なのに、現実世界に適用して性格破綻者にするだけで受け入れられてしまうのかな。
というわけでラノベ方面でも俺ツエー状態を発揮してしまっている。あの場所は新しく新館になった小学館。
Posted by ブクログ
先が気になって、どんどん買い集めてしまった。6巻まできたけど、今のところ良いテンションが維持されている。案の定というか、ダブル受賞になったけど、実世界で今後こんなことが起こるんでしょうか。起こったら起こったで楽しそうだけど。現実とフィクションとのギャップもなかなかに絶妙で、マンガだからこその世界観も秀逸。ラノベとかアニメとか、そっち方面にあんまり突っ走られると付いていけなくなりそうで、ほどほどに留めてくれることを願うけど、マンネリを避けるためには仕方ないか。とりあえず、この先も凄く気になる作品です。
Posted by ブクログ
遂に(やっと?)響の両親も響の快進撃を知る事に…(^^;)しかし両親もただ者ではないな(゜゜;)そして響達は二年生になり、文芸部に新入部員が(*^-^*)しばらくは落ち着くかと思ったけれど、今度はラノベで(゚A゚;)!?
Posted by ブクログ
電車を止めて「私は死なないわよ」
ドラマのパロディかとも思ったが、格好いい。
そして響は高校2年生になり、1年前と同じような事件を起こしていく。
Posted by ブクログ
ジャンル分けができないまんが。一人の天才が大人たちに文字通り鉄拳をくらわせる。勧善懲悪的なところはあれど、単純な話に終わらず、響や周りの人たちの人生を描く「文学」という新しいことをしてくれそうな予感。最近は制作サイドを描いた作品が多い気がする(絵が極端にヘタなままなのもその一環として受け入れられている?)。
Posted by ブクログ
また花代子という化物が覚醒したか。化物と評される響の飼育員である涼太郎や両親の業は深い。本当の化物はアイツらだ。本来なら響は幼少期に社会から抹殺されるパーソナリティだと思うのだが、それを容認してきたアイツらこそ化物だと思う。
Posted by ブクログ
6巻で2年生に上がり、後に文芸部の後輩になる1年の女の子と出会って数分で「上級生には敬語使え」と響が切り捨てるシーンがあったけど、担当編集だろうが文豪の作家先生だろうが呼び捨てタメ口でまったく口の利き方がなっていない響がこのセリフを言った意味はなんだったんだろう…?響はルールは破るけどマナーは守るという評価を幼馴染はしていたけど、自分が敬語を使わない以上、それをマナーだとは思っていないだろうし、響の言動に一貫性がなくてモヤモヤする。
Posted by ブクログ
小学館セールだったので、取り急ぎ既刊分購入
漫画家目指すというのはよくあるけど、小説家は珍しいかな? しかも純文学とは
天才らしいので、傍若無人ですが、純文学読んで育ったわりに、なんか未成熟の主人公。こういう場合、フォロー役がいるものだけど、不在だし。ゆっくり読むか
↑までが1巻のみの感想
そして今日、既刊分全部読み終わった。
うん、漫画だね、漫画と思えば何でもあり。 天才で傍若無人で、言葉で表現することを知っているくせに、手が出る、足が出る、と。コメディとして読めば、あり、だと思う。この漫画には「大人」はいないんだから。
Posted by ブクログ
芥川賞・直木賞をダブル受賞しても変わらない主人公・響。ついに両親も彼女の存在に気づくものの,父親も「すこ~し」狂っていて。。。2年に進級して先輩になり,後輩ができても変わらずマイペースの彼女に,同級生の友人が以前手慰みに書いた小説をラノベに投稿して。。。という感じ。新敵のPが食わせ者。しばらくは彼との戦いが中心になるのかな。