あらすじ
わずか15歳で、史上初の芥川賞・直木賞の同時受賞をなしとげた響。
一躍時代の寵児となった彼女をまず待ち受けてい受賞記者会見で、大暴れ。
過熱する一方の世間の中、彼女は高校2年生に!
天才と、天才のまわりの人たちの話。作品とは何の関係もないですが、大ファンだった芸術家の方と一緒に仕事をした際、その性格の破天荒さに、「この破天荒さだからこの芸術を生み出せるのか」と、ファンとして一定の距離を置くことの大切さを実感したことがあったな、というのを思い出す作品でした。周りに影響されない自分の世界を持ち続けていられることが、人とは圧倒的に違う芸術を生み出せる理由なのでしょうね。
というわけで、主人公は集団生活的にはかなり問題のある高校1年生の女の子・響。彼女が出版社に新人賞応募原稿を送るところから始まる、学園生活と出版業界のお話です。ぶっ飛んだ天才少女が世間とつながっていられるのは、いつも傍にいてくれる幼馴染の男の子の存在がとても大きくて、彼が響を理解してフォローを欠かさないでいてくれるから、この全体の関係性が成り立っているんだな~というところにも注目して読むと、私はなんだか世界っていろんなバランスでできていて、面白いなと思うのでした。
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Posted by ブクログ
【あらすじ】
わずか15歳で、史上初の芥川賞・直木賞の同時受賞をなしとげた響。
一躍時代の寵児となった彼女をまず待ち受けてい受賞記者会見で、大暴れ。
過熱する一方の世間の中、彼女は高校2年生に!
【感想】
Posted by ブクログ
電車を止めて「私は死なないわよ」
ドラマのパロディかとも思ったが、格好いい。
そして響は高校2年生になり、1年前と同じような事件を起こしていく。
Posted by ブクログ
小学館セールだったので、取り急ぎ既刊分購入
漫画家目指すというのはよくあるけど、小説家は珍しいかな? しかも純文学とは
天才らしいので、傍若無人ですが、純文学読んで育ったわりに、なんか未成熟の主人公。こういう場合、フォロー役がいるものだけど、不在だし。ゆっくり読むか
↑までが1巻のみの感想
そして今日、既刊分全部読み終わった。
うん、漫画だね、漫画と思えば何でもあり。 天才で傍若無人で、言葉で表現することを知っているくせに、手が出る、足が出る、と。コメディとして読めば、あり、だと思う。この漫画には「大人」はいないんだから。