感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2016年11月12日
傷つけても大事じゃない訳じゃないのも、傷つけるのはいつも自分自身であるのも、どちらもありだ。私の周囲にはいわゆる婚期を過ぎても独身でい続ける男や女が結構いる。そう言う者同士、気があったら共同生活するのも、今の世知辛い日本では必要な「共同体」な気がする。
ぷっちょさんを愛でるだけでも何回も読み返したく...続きを読むなる作品。
Posted by ブクログ 2015年06月24日
2015年上半期は家族を描いた作品が特に多いように思う。
そんな中LGBT関連で知り手にとったこのマンガ。
絵の可愛さに惹かれつつ読み進めると、どんどん内面をついてくる新しい家族のかたち。
幼い子供が入ることによって、うまくまわる関係性は現実でもよくあること。そういう意味でも子供は天からの授かりもの...続きを読むなのかもしれず、夫婦間だけの子としてでなく地域・社会として見守っていくのが自然な形なのかもしれない。
だから本作のような1つ屋根の下もれっきとした家族なのでしょう。
Posted by ブクログ 2011年05月20日
羽海野チカさんのアシスタントさんの本ということと
子どもほのぼの系+絵に魅かれて購入。
上記のほのぼの日常かと思いきやなかなか複雑な人間模様が
深く背面に絡んでいて、読んでてどんどん引き込まれました。
心理描写とか食べ物のおいしそうな表現とかうまいなぁと思いました。
Posted by ブクログ 2011年02月11日
お花がホロホロ。そんなお話です。
読みながら猛烈に泣いてしまいました。切なくて心臓が止まるかと思った…。可愛いけど可愛くない。可愛くなりたいけど可愛くなれない。寂しいけど寂しいと言えない、寂しいと言ってはいけない。3人の心がひとつになった瞬間世界は虹色になる。そんな物語でした。
さすが羽海野チカ先生...続きを読むのアシさん。羽海野先生の感受性を受け継いだ人なんだなと。しかしそれ以上の、しのさんにしか描けない優しさをちゃんと発揮してくれています。とても素敵な作品です。
Posted by ブクログ 2010年02月12日
作者さんは“ハレちゃん”の方がお馴染かもしれません。
羽海野村の一村民さんが満を持してデビューです。
性差を超えてた愛。
俗に言われる“百合”という表記とはまた違う気がします。
うまく言えないのですが、チャイミルクティに似ています。
ほんわかとしたあたたかさの中に、一つまみのスパイシーさを。
ゆう...続きを読むちゃんのプリン腹に癒されちゃいました(笑)
好きな作家さんがまた一人増えました。
Posted by ブクログ 2010年02月03日
すごくよかった。大好きだ。
家族のような家族でないような人たちのお話。
複雑に絡み合った関係と感情と、それでもただただあたたかく優しい場所。苦しかったり寂しかったり後悔で押し潰されそうでも、一緒にいたいと思える相手のいる幸福を思う。
Posted by ブクログ 2012年01月09日
羽海野チカのエースアシスタント、デビュー作できれば前情報をまったくいれないで読んで欲しいマンガ。最初はショタ萌えマンガで、中盤から徐々に恋愛色を強め、最後は人間ドラマになる。すごく多彩な魅力をもったマンガである。そしてそのどれもが一級品。序盤のショタ萌えだけでも、『flat』なんかより全然上。本当に...続きを読むすごいマンガ。最初から最後までまるで突っ込むところがないし、すごく胸に迫る。コマ割りが羽海野チカそのままなのは笑ったが、流石にめちゃくちゃ絵が上手いし、話も完璧。これからの活躍が約束されたマンガ家だろう。いまから次作が待ち遠しい。ジャケ買いはこういうことがあるからやめられないなー。
私にとってのこの作品は、なんといってもゆうた君のまなこ、それにつきます、いろいろとわけあり部分の感想は他の方におまかせし。
作者さんも不思議生物と言っておられますが、冒頭話のけなげなシーン、黒目がちのあのインパクトが一度みたら忘れられませんでした。
ぷりんを前にしたあのまなざしに、そういえば...続きを読むと、某おじゃる〇くんを思いおこされますが(笑)
Posted by ブクログ 2021年02月16日
羽海野チカさんのアシスタントさんがデビューする
と羽海野さんが仰っていたのでずっと気になっていた。
絵の雰囲気が、羽海野村にいたのも納得の柔らかさ、
ポエムが黒帯で入ったり、ほんわかしてそうで
ざらざらするものがあったり、というのもとても似ている。
悪い意味ではなくて、お二人の絆というか
元からあ...続きを読むった感性の近さを感じる。
血が繋がっていないけれど一緒に暮らしていて
愛情があって、それは他人がどうこう言えるものではなく
家族と言って良いものではないかと思える。
ゆうちゃんがとても良い子でとにかくかわいい。
しっかりしているけれど年相応のところもあって
とてもリアリティのある可愛さだ。
母親のみちるは母親としてというよりも
人として未熟なところがあるのだが、麻耶ちゃんが
優しく包容力があり支えてくれている。
そしてニコもとても良い人で、ゆうちゃんをとても可愛がってくれるし
いつも笑顔だけれど抱えているものも実は重い。
設定としては、主人公とその元恋人のシンママ
その子供、その父親の元恋人、という結構盛り沢山なので
最初はちょっとごちゃついているのかなと思ったが
読んでいる内に惹き込まれ全く気にならなくなった。
大人たちが抱えているものをあまり表に出さないのが
リアリティがある。
続きがとても楽しみ。
疑似家族は不安定さの上に成り立っていて、どちらかに好きな人が出来てしまえば簡単に崩れさってしまう。本当の家族だって別れてしまうこともあるのに、この安定感の違いって何なんだろう?例え血が繋がっていたってみちると実母のようにうまくいっていない場合もある。それでもみちるが荷物をまとめて向かった先は実家で。...続きを読む本当の家族には嫌になっても簡単に他人になれない何かがあるということなのか。家族って本当に不思議なものだ。
Posted by ブクログ 2015年10月18日
友人、恋人、夫婦、母子、家族
なんて、よくある言葉では表わせない
しいて言えば「他人」という関係なひとたちだけど
そんなカタチにはまらない居心地の良さが、なんだかふんわりと愛おしい
なによりも
ぷっちょがかわいい!
Posted by ブクログ 2014年08月11日
サプリ好きな働く女性なら好きになりやすい漫画な気がする。絵柄のわりにグシグシ刺してくる漫画ですが、ゆうたの純粋さが良い緩和剤。この巻買った翌週には全巻揃えました。
以下ちょっとネタバレ
勝手かもしれないけど、5話でまやがヒデスケの車に乗ってる裏でみちるが血迷ってニコに吐き出す台詞は結構リアルだと...続きを読む思う。デフォルメはされてるけど、この巻のみちるにつきまとう不安って20代後半に入るとどこか他人事ではない気がする。私も喫煙者だからでしょうか。
Posted by ブクログ 2014年03月27日
いろいろなかたちの愛情がある作品。
ゆうたくんがとってもかわいい!
あと、食べ物がとてもおいしそうに書かれています。
プリンが食べたい…!(^p^)
これからまやちゃんがどうするのか気になります。
Posted by ブクログ 2013年04月14日
子供のゆうた君が、とにかく可愛い!
宇宙人か!ってくらい大きな目がもうなんとも言えず可愛い。
登場人物がそれぞれ予想外な過去を、今を背負っていたりしますが、もうとりあえず、ゆうた可愛い。
心情の描き方も丁寧で、久しぶりにいい作品に出会えたと思いました。
Posted by ブクログ 2011年05月19日
もっと早く買うべきだった!! と後悔した作品。
揺れながら生きる対照的な元恋人同士・摩耶とみちる、みちるの子・ゆうた、ゆうたの亡き父の元恋人・ニコの四人が織りなす歪で温かい家族の形。
ほっこり温まるけれど、ほろ苦い。そんな物語です。
ゆうたがいじらしい。
羽海野先生のアシスタントということでがっつり...続きを読む影響が見えますが、それも微笑ましい。
Posted by ブクログ 2011年03月01日
ほのぼのとしたマンガなのかとおもいきや、登場人物が複雑な過去を背負っていそうな感じが、それはそれでいい。
一巻では過去はざっくりと理解できる程度で、このあとの展開はさぞや、面白いことになりそうです。
描き方とか、ナレーションみたいな文が入るところなど、羽海野チカ先生に似ているなーと思ったら、羽海...続きを読む野先生のとこにいた人みたいです。続きが気になる。
Posted by ブクログ 2010年12月10日
まやとみちるは元恋人。
再び再会し、現在同居中。
お互い知らない空白の時間でみちるは子供を生み、
まやは翻訳家になった。
まやとみちる親子、そして同じアパートに住むニコとの
ほのぼの物語です。
大人3人がとても魅力的です。
母親になりきれないみちると、
自分を捨てたみちるへの愛憎に葛藤するま...続きを読むや、
そしてニコ。
彼らが抱える何かが気になります。
物語の魅力と、
絵の魅力がとても素敵な一冊です。
荒いようで繊細な心の描写を物語の運びと絵の構成で
うまく表現しているなぁと。
デビュー作とは思えないクオリティでした。
Posted by ブクログ 2010年05月02日
翻訳家の女性と、シングルマザーの友人とその息子との同居生活の話。疑似家族。レズビアン要素が入ってるかな。そんな濃いものではないけれど。可愛い絵だけど綺麗ごとだけで終わらないで人のドロドロした部分もちゃんと描いてるから切なくなる。もっと他の作品も読んでみたいと思わせられました。
Posted by ブクログ 2010年02月28日
翻訳家の麻耶とその同居人みちるとその息子ゆうた、そして一階下にすんでいるニコ君の血の繋がりはないけれどどこかで繋がりがある、家族のような家族でないようなお話。
「百合」要素なども含まれていますが全く気にならないのは多分描写がいやらしくないからなんだとおもいます。。
こんな家族があってもいい、と思わせ...続きを読むてくれるそんな作品です。
ハチクロの羽海野先生のアシスタントをされていた方の作品ですので絵の描写や雰囲気が非常に似ているものがあります。
独特ですが私はこの独特のタッチが大好きなのでとても楽しめました。
Posted by ブクログ 2010年02月02日
心に寂しさを抱える人々の家族のようなそうでないような関係の物語。
元恋人の摩耶とみちる、みちるの息子のゆうた、ゆうたの父を知るニコ。
寂しくてあたたかい、シンプルな気持ちと複雑な気持ちが交差しているなあ、と思った。
Posted by ブクログ 2010年04月23日
友情のキスとか、
友情のハグだとか、
その距離感がとてもよい。
友愛は恋愛よりもずっとたおやかなモノだけど、
だけど、それは決して心をざわめかしたりしない、わけではない。
大切なモノが揺らげば、
それはココロをもおおきく揺らす。
いつかたどりつきたい場所ではなく、
いつでも帰ってこれる場所という...続きを読むのは、
きっとそういうモノなのだと思います。
恋愛にはスタートがあってそしてゴールがあるけど、
友愛にはスタートしかないんだ。
そしてあとはずっとゆるゆる続いていくんだ。
...to be continued.
作者は羽海野チカのお弟子さん。
ぜんぜん知らないで読みはじめたけど、とちゅうで気づいた。
やはり作風というのは似てくるものなのですね。
******引用******
帰ろう 帰ろう うてなの我が家へ
(to be continued)
―― 『オハナホロホロ』 p.164
Posted by ブクログ 2016年11月07日
5年前、麻耶と”同棲”していた部屋から失踪したみちるは、再び姿を現した時、小さな男の子の母となっていた。
そこに下の階の住人ニコもやってきてー
絵的にほのぼのしたストーリーなのかなと思ってたんだけど・・・
繊細で難しいテーマでした。
女×女、男×男。
色々と複雑に絡み合って、生活してく様。
ゆう...続きを読むちゃんていう存在の大きさが重たいんだけど、それが重要で。そして救われて。
最終的に良かったねって事にはなるんだけど、何だかもやもやが残るというか。
結局、ゆうちゃんは番外編2で救われたって事で良いのかな。
圭一とみちるの馴れ初めも中途半端なままだし。
経過的なものは、すごくリアルなんだけど、最後が曖昧な感じで終わってる気がしてならない。
あと、好きな感じのイラストではあるのだけど、どうしても子供だけは可愛いと思えなかったです。
「目」が好きになれなかった。
Posted by ブクログ 2012年10月29日
羽海野チカさんのイラストに似ているな〜と思ったら、羽海野チカさんのアシスタントさんだったそうです。笑
男の子・ゆうたくんがラブリーすぎて購入。同性愛や疑似家族…すごく複雑な人間関係のおはなし。でも結構なんともなく「別にこういうことがあっても良いよね〜」と思えたり、シリアスな展開に暗くなったり…。...続きを読む人の数だけ、いろいろな人生があるよな、と思えます。
でも、なんとなく空気がぼや〜っとしているので、「う〜ん、まぁまぁ面白いかな?」という印象。
Posted by ブクログ 2011年12月03日
作者さんがウミノチカさんのアシスタントさんだったらしく、雰囲気が全体的にウミノさんの影響いっぱい受けてるかんじがしました。
登場人物がどことなくおしゃれ。私は好きだなあああいうかっこう。
おんなふたり+こどもひとり+時々近所の男性...が主な登場人物だけど、ジェンダー越えてる間柄がところどころにあ...続きを読むって、性別を残しつつ人間と人間の付き合い方が描かれている。でも関係性の中心は子ども。
ほっこり系。
Posted by ブクログ 2010年07月06日
ゲイのお話。
でもエロいわけではない。
読んだ後、ほんわりする優しいお話。
ハチクロの羽海野先生が推進している本。
絵柄は羽海野先生と似ている。
表紙のカラーは水彩でとても綺麗。