あらすじ
翻訳家の麻耶(まや)の同居人は、シングルマザーのみちると、その息子のゆうた。かつての“同棲”関係を一度解消し、3人で暮らし始めて早1年。ある日、麻耶は信頼している元同級生・“ヒデスケ”に呼び出され、プロポーズされる。翌日、“何があったか”を聞けないみちるは不安になり――。あたたかに胸を打つ、かけがえのない同居生活グラフィティ第2巻。
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Posted by ブクログ
正直みちるは奔放で好きなキャラクターではなかったけれど
成長しようと頑張る姿に応援したくなる。
コールセンターで働く彼女がSVに推されるものの、
躊躇してしまうところがリアルだし、
後押ししてくれる麻耶ちゃんもとても優しい。
望月先生は真面目キャラで、みちるを責める人になるのかなと最初は思ったが
彼は彼で思うところがあるからであって
優しくて良い人だったのがほっとする。
年齢が大人になったところで、不安や悩みがなくなり
問題があってもすぐに解決できるようになる訳でもなく
ぐちゃぐちゃに真っ黒に沈み込むことだって当然ある。
そんな本当のところが綺麗な絵でみっちり描写されていくのが重みと救いがある。
関係が危ういバランスの中で成り立っていて、
誰かが進むことで崩れるかもしれなくて、というのが切ない。
でも正直、他人同士だけれど居心地良く
家族のように関係が続いていくというのは
理想でもある。
ニコもヒデスケもいい奴で、好きだ。
Posted by ブクログ
二巻目にしてだいぶ内容に慣れてきました。
面白くなってきたけど、それにつれて徐々に人間関係というか伏線っぽいことも増えてきて複雑になりそうな予感が。
続きが楽しみです。
Posted by ブクログ
腐なんでニコくんと雨宮の関係が描かれることを願うが、やはりゆうたの殺人的可愛さよ…。ゆうたの台詞が吹き出しに書き込まれてないところがミソである。独身の男女が増えている昨今、人ごとでなく、こう言う「一つ屋根の下に暮らす他人」は一種理想形だ。
Posted by ブクログ
連載再開というか、続刊が出るというお知らせを聞いて踊ってしまいそうになるくらい嬉しかったです。二
巻は、まさかの展開です。新しい人物の登場により、あの二人の女性と二人の男性(ゆうたを含む)の間にも変化が訪れます。まるで成長することに怯えているとさえ見えたみちるが、母親としての、女性としての、大人としての責任に目覚めていく姿がとてもよかったです。また、二巻の番外編みたいなショットエピソードには、切なすぎて泣かれてしまいた。
大人の戸惑いと成長がホロホロと綴られているこの物語、次巻も楽しみです。
Posted by ブクログ
この話に流れている関係の危うさというか「いつか終わってしまうかもしれない」というしずかなせつなさが好き。
それでも登場人物の強さがそれを救う。
不安になったり取り乱したりいい加減だったり優しかったり、すごく等身大な感じがいいと思う。
今回新たに登場した望月先生の今後が楽しみです。
Posted by ブクログ
少し動いたかな…?
新キャラの望月先生がみちるとどうからむのか、ワクワクします!
あと、ニコくんが洞察力がよくてカッコいい!
今回はおうどんがとてもおいしそうでした(*^_^*)
Posted by ブクログ
やはりこれは、
ウミノワールドのまねっこぽいな。
と、しばらく放置していましたが、続刊出たので購入。
そうしたら!
新キャラがまたいいでないの!!
モッチーに胸がきゅーっとしました。
そして評価も上がりました。
Posted by ブクログ
最初のカラーページの水彩画が良い。
登場人物達の不安定な関係を見ていると儚げで切ない。
2巻は新しいキャラクターが登場してきたので、今後の展開に期待。