ブックライブの書店員おすすめレビュー

すべて のおすすめレビュー

  • ブックライブ書店員

    戦闘にはまるで向いてない落ちこぼれた軍人、それが主人公、レジス。そんなレジスが士官学校で唯一得意だったものは、生きがいの読書で得た知識を活かした軍略。その知識を見込まれたレジス、紆余曲折を経て辺境連隊に呼ばれ…。
    そんな、ある意味では主人公らしくない一面を見せる彼が活躍していく戦記物がこの覇剣の皇姫アルティーナです。
    この物語の面白さの一つは爽快な勝ち方!戦術書から仕入れるだけではなく、ときには空想の物語から裏に隠れる戦術を見いだし、真正面から立ち向かうのではなく勝利をもぎ取っていく軍師としてのレジスは圧巻。レジスを呼んだ辺境連隊の司令官やお付のメイドからの熱視線にも納得です。
    むらさきゆきやさんの繋がりの良い物語の進み方も相まって読み進めるのが楽しくなってくるこの作品。ぜひ楽しんでください!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    オシャレアレルギーな翼くん(高校一年生)が上京してきたのはオシャレの爆心地表参道。しかも住むのはオシャレなシェアハウス。住人もオシャレな人間たちばかり。読モショップ店員、おしゃれカフェの店長、顔が良すぎる美容師…。どうなる翼くん!? 残念過ぎるファッションセンスの翼くんと、一風変わった住人たちのドタバタコメディです! 

    息をつく間もなく、わんこそばのごとくギャグが飛び出してきます。家の外で読む人は心して、絶対に笑わないという気合いを入れてから読んでください。
    可愛らしい絵柄と、魅力的なキャラクターたちから繰り出される変顔と鋭いギャグの高低差に高山病になりそう…!元気が欲しい時、何もかもを忘れて笑いたい時に読んでほしい一冊です!!(ただし人目のないところで)

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    人気若手アナウンサーの国江田計は極端な二重人格。 王子と称される完璧な外面と、「愚民め」が(心の)口癖の強烈すぎる裏の顔を持っている。ある日、計は取材で知り合ったアニメーション作家の都築潮と、オフモードの時に遭遇してしまい……?

    アナウンサー、誰しもがどこか必ず目にする職業で、これだけ萌えるお話を読んでしまうと……毎日のニュースの時間が楽しくなるかもです。(私は楽しくなりました)
    王子の国江田さんだけでもすごく可愛いのに、本性の計が合わさると更に可愛く見えてくるので不思議です。これまでこんなにめんどくさくてカワイイ受け(しかも二重人格)が存在していただろうか…!?
    そんな面倒な計と、少しずつ距離を詰めていく潮の関係性が尊すぎる!!
    大きな秘密(冗談抜きで大きくて重い)を抱えた計を秘密ごとひっくるめて愛せる潮の懐の大きさ、愛の深さに脱帽です。
    全ての腐女子におすすめしたい必修の一冊です。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    みなさんは仕事に限らず日々の生活において、戦略を考えて生活していますか?

    本書「孫子の兵法」は中国の春秋時代から伝わる、最古で最良の兵法(戦略集)です。
    そのため、全てが戦闘を念頭に置いた記述となっていて、
    戦争なども非日常の出来事で、かつ「成功」の価値観が各人で異なる今の時代では、
    そのまま活かすことができない内容も多くあります。

    しかし、本書は書名の通り超がつくほどの訳で、
    さらに、現代の事例もふんだんに使いながらの解説が展開されているので、誰でも読むことができます。

    今の時代は様々なインフラが整い、個人としての力を好きな場所・好きな時に発揮できる時代です。
    安易で単にポジティブなだけの戦略ではなく、自分自身と世界情勢を客観的に見つめ直す機会を、
    兵法の神「孫子」を通して取り入れてみてください。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    私は数学が苦手です…むしろ算数の段階から既に苦手でした。「足す・引く・掛ける・割る」以外の内容はほぼ忘れました。というより結局理解できずに学生時代が終わりました。そんな私にも「もしかしたら数学ってすごく楽しくて素敵なものなのでは?」と思わせてくれるのがこの作品です。
    本作は、ある離島で小学生・関口ハジメと老いた数学者・内田豊が出会って始まる、数学にまつわる人々と数学のお話です。感覚を共有するというのは非常に難しいものですが、ハジメが数式を書いたり何かを見出したりするシーンには、数字が人に見えるとか風を受けて空を飛ぶとか、共感覚的な何かを可視化させたような表現があって、学生の私にはついぞ知り得なかった数学の美しさを知る人たちが、そしてそれを今まで見えなかった世界を見るために使える人たちが、本当にいるのだとうらやましく思いました。しかし同時に、遠くへ行くための方法は人によって異なり、それは例えばダンスかも読書かも音楽かもしれなくて、そして必ずしもうまく行くとは限らなくても終わりはないのだと、この作品は教えてくれているようにも思うのです。数学に苦手意識を持っている方にぜひ読んでいただきたい作品です。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    学園一の美女、一条かれん。
    常日頃から”一条かれん親衛隊”に囲まれ、生徒会長もひれ伏す美しさを持つ彼女。
    そんなちょっぴり女王様な彼女の目には、幼馴染のみーくんしか見えていない。
    クールで無口なみーくんが、大大大好きで堪らないのだ。
    かれんの17歳の誕生日を当日に、「みーくんと次のステップに進もうと思っているの」なんて言い出して
    親衛隊は大騒ぎ。彼女は無事に(?)、大人の階段を登れるのか─!?

    かれんちゃんの女王様気質が、好きな人を前にすると緊張しいになる女の子らしさ。
    みーくんの無口ながらも、かれんちゃんを想っているの?どうなの?という行動。
    かれんちゃん親衛隊の、パンチが効いたリアクションの数々。
    これほどまでに洗練されたラブコメを読んだことがありませんでした。
    気づいたころにはもうすでに、二人の恋路を応援しており、続きが気になって仕方ありません。
    みーくんを振り向かせようと四苦八苦するかれんちゃんが、好きで好きで悶絶してしまいます。
    オススメしかしないので、ぜひこの気持ちをより多くの人に味わって頂きたいです。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    3人の(見た目は)可愛い女の子たちが、「遊び人研究会」を設立して大暴れ!
    美しい作画から、突如として繰り出される劇画調の強烈ギャグは”表紙詐欺”の一言です。

    【登場人物】
    ・野村香澄(のむら かすみ)
    清楚系黒髪メガネ。恥ずかしがりやな腐女子。強い(物理)。
    ・オリヴィア
    金髪碧眼の美少女。エセ外国人。肌は白いが腹は黒い。
    ・本田華子(ほんだ はなこ)
    文武両道のお嬢様。発想と行動が極端に残念。顔芸担当。

    「ギャップ萌え」ならぬ「ギャップ萎え」満載の本作……新たな境地が開けること間違いなし!
    ちなみに遊び人はそんなに登場しません。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    キラキラしたアイドルとの恋愛かな?と思いきや・・・結構ドロドロしてます!
    AV男優の七瀬(受け)は、同級生でアイドルのヒカル(攻め)と同棲中。貢ぐためにAV男優になってるし、彼の代わりに枕営業することも・・・いやいや、それはダメだろ!と思うも、攻めに心酔しきっちゃってる彼に外野の言葉は届きません。ホント、顔が好みってタチが悪い!そんなある日、受けがAVの撮影で出会った相手役の美大生が二人の関係に影響を及ぼして、ドロドロの展開です。
    一体どっちとくっつくのか、はたまたどちらも選ばない?むしろ3人仲良く?どんな結末が3人に訪れるのか…?
    腐女子じゃなくても、推し事がある人におすすめの1冊です!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    愛情や道徳心、魅力に劣等感、集中力や自制心。「形に残せないものこそ、人にとって本当に大事なものだ」という話は昔からよく耳にします。では、これらを失くしてしまったら人はどう変わってしまうのでしょうか?

    「形のないモノ」を盗む能力者“ドロボウ”が跳梁する都会を舞台に、新米刑事・ハルと、私立探偵・ウロが様々な事件の解決に挑んでいく、異能サスペンスストーリー。形のない“概念”を盗まれた者がどうなるか、能力による窃盗をどのように対処するのか。“ドロボウ”の目的・能力の秘密は…。毎話先の読めないストーリー展開ですが、ウロが周りを置き去りにして事件を紐解いていく推理シーンはくぎ付けにされてしまいます。これら頭脳派キャラの巧妙な描き方、さすがは、『エンバンメイズ』の作者・田中一行という感じですね。
    推理モノとしての面白さに加え、ハルとウロの掛け合いも絶妙で、ウロに憧れるハルの相棒的成長も楽しみです!
    犯人探しと一緒に、どんな“概念”が盗まれたのかに注目して読んでみてください!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    戦国時代、勝者の裏に必ずいる敗者の物語

    武田軍が織田・徳川連合軍に、こっぴどく負ける長篠の戦の後、落ち武者狩りに巻き込まれた農家の娘・レイリ。武田家の岡部丹波守に助けられたレイリは、強く逞しくも”死にたがり”のイカれた少女へと成長する。そして、長篠の後の武田家とその時代の中でレイリの運命が動き出す。

    今川軍として桶狭間の戦に、武田軍として長篠の戦で敗れた岡部、そしてこの時代の武田家と、歴史の流れの中での敗軍と位置付けられている彼ら。その敗者たちを『寄生獣』や『ヒストリエ』の岩明先生原作で送る今作。レイリの成長と家中の策謀、織田・徳川との関係とが上手く絡まり、テンポよく、さらに作画の室井先生が描くバトルシーンのスピード感と全体的な間の取り方も相まって、最高の没入感を与えてくれる。

    この期間の武田家を取り上げる作品も珍しく、新鮮味を感じられるのも注目ポイント!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    時は明治末期。傾きかけた老舗呉服屋を、英国帰りの三男・星乃虎三郎が立て直す!というお話ですが、これがめちゃくちゃ面白かった!
    競合の呉服屋が近代化の波に乗り、どんどん先へ進んでいくのに、虎三郎の店「三つ星」は依然として旧体制のまま。客足も遠のき、これでは未来がないと、虎三郎は英国で知り合った実業家の青年・鷹頭と二人で「三つ星」の改革を始めます。
    従業員たちは、最初こそ反発するものの、虎三郎の商才と人心掌握術の上手さにほだされていきます。
    初めての女性店員、下足番の廃止など、改革の内容がまた「明治」という時代をよく表していて、「ああ~これが文明開化!」という気分にさせられます。
    打算か、友情か、虎三郎と鷹頭の関係も気になるところ(このあたりの描写は、さすがBLで人気の日高ショーコ先生という感じ)。
    お仕事漫画が好きな人には、ぜひ読んでいただきたい。丁寧に織り込まれた時代背景と、痛快なストーリー描写に引き込まれる良作です。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    4人の恋模様にドキドキ!

    主人公の凛花は、ちょっと勝気な普通の大学生。親友のみくを守るために日々奮闘しています。しかしある日、イケメンな二人の転校生、コンラッドと黒川と出会い、大きな嘘をついてしまう…。

    嘘をつきながらも一心にコンラッドを想う凛花に、いけないとわかっていながらもつい応援したくなってしまいます。凛花、みく、コンラッド、黒川の4人それぞれの思惑が交差しあって、読みながらドキドキが止まりません。
    そして、お話ももちろんですがその世界観がとても素敵で、思わず作品に引き込まれちゃいます。一つひとつがとてもキレイに描かれていて、眺めているだけでも楽しいですよ。

    とにかく続きが気になって仕方ありません。見目麗しい4人の恋模様、ぜひ手に取って読んでみてください!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    今一番アツい少女マンガ!

    大学受験に失敗してからずっとぼんやりと毎日を過ごしてきた、アラサー塾講師の主人公・順子。仕事も恋も何もかもパッとしない彼女に、ある日、運命の出会いが――

    一人の男子高校生と出会って、勉強を教えることで生きる目標を得る主人公に思わず感動。また、その高校生&エリート街道を突っ走るイケメン幼馴染との恋の予感にドキドキ…。自分が求めていたトキメキがすべてこの作品に詰まってます。
    そしてなんといっても、主人公の順子がすごく素敵です。ただのパッとしない主人公ではなく、まっすぐで、こんな人に私もなりたいと思える、そんな主人公なんです。

    どんな方でも楽しめる作品だと思いますが、特に仕事を頑張っている女性の方、騙されたと思ってぜひ読んでみてください!おすすめです。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    『凪のお暇』コナリミサトさんの、オムニバス短編集。ピンクビールアワーという女性向け缶ビールがさりげない形で登場人物たちをつないでいく全13話。コナリさんは派手ではないけれどグッとくる日常を見つけて、等身大の女性を描くのが本当にお上手だなと思います。どれも秀逸ですが、私は数年ぶりの帰省で家族の偉大さを実感する話(6杯め)と大学の卒業祝いで仲間とするお花見の話(9杯め)が好きです。ビールを片手に、ゆっくり読むのにぴったりな1冊。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    居酒屋の社員の女性、沼ちゃんが一人でマンションを買おうとする話。
    かといって、マンション購入を鼓舞するような雰囲気ではない。

    メインは沼ちゃんのストーリーだが、オムニバスのような形式で、
    妙齢の一人暮らしをする独身女性のストーリーが挟みこまれる。
    住まいに関する話題から切り取る彼女たちの暮らしは様々。
    全てが上手くいっているわけでもなく、時に寂しさも描きながらありのままを淡々と映し出す。
    独身でも、既婚でも、そこにあるのは等しく暮らしなんだな…としみじみした気持ちに。

    マンション購入に関しても同じだ。
    たくさんの検討の末、念願のマンションを手に入れた沼ちゃん。
    けれど「手に入れてからが勝負だね」と作中のセリフにある通り、マンション購入はゴールではない。
    ローンや今後の生活を考えて不安になりながらも、
    「わたしのおうちを大切にする」という気持ちを一番優先にしていく沼ちゃんの姿は
    健気であり、とても愛しい。


    家とは?暮らすとは?そんなことを改めて考えさせられる。
    何が良い、何が悪い、というのを決めつけずに
    いろんな暮らしがあることを、優しく抱きしめてくれるストーリー。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    「強気なお前が俺に委ねてんの、たまんねぇ」
    チャラ男なんかに抱かれたくないはずなのに…力強い腕の中、彼の熱が気持ちよくて――

    幼馴染の颯馬は、合コン三昧のチャラ男消防士!
    オススメしたいのがその鍛え上げられた肉体!
    身体つきがガッチリ&筋肉がすごい!
    そんな男らしい身体で、グイっと引き寄せられて、後ろから攻められたら…
    それはもう見事に溺れてしまいますよ…
    バックハグの態勢で身体を包み込まれたまま、
    「感じやすいんだな」とか「エッロ…」と言葉で煽られ、敏感なところを執拗にいじられ、
    もう全身の弱いトコロを全部颯馬に侵されちゃうんです!

    もう一つのオススメは幼馴染という設定!!
    もう分かるんですよ…颯馬の行動の節々から涼への想いが伝わってくるんですよ…
    あんためっちゃ涼が大切なんやな…守ってあげたいんやな…
    と、おばあちゃんのような気持ちになっちゃうくらい←、その想いが、本気の熱情が伝わってきます!

    チャラいけど、熱情に溢れた消防士に抱かれたい方!
    ぜひ読んでみてください★

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    時は大正、新婚旅行中に突如未亡人となってしまった16歳・万里子の異国旅。
    気高く、一途な日本人の少女が、異国での差別や文化・慣習の違いに翻弄され、時に裏切られながらも、人を信じ、愛する物語です。

    書店員のおすすめポイントは3つ!
    その1)万里子の生き様がかっこいい
    時代が時代なだけに、人種差別をされたり、利用され騙されたり、異国での旅は万里子にとって優しいことばかりではありません。しかし、どんな時でも誰に対しても、一様に愛を与える万里子の精神がとにかく素敵。愛情深く、そしてチャーミングな万里子のことが、気付けばみんな好きなってしまいます♪万里子の「愛され力」を見習いたい!

    その2)インド人の青年・ニーラムがイケメン
    価値観の違いから万里子に嫌われていたニーラムですが、いつしか、万里子を支える大切な存在に……。このニーラム、めっちゃイケメンなのです。一見、横暴に見える面もありますが、万里子がつらい時励まそうとしてくれたり、困った時には力を貸してくれたり、とにかくイケメンタルの持ち主!万里子に敬意を払い、彼女を大切に想うニーラムの愛情がとにかくでかい!スケールもでかい!

    その3)2人の恋の行方が切なくも愛おしい
    今よりももっと世界の線引きがされている時代、身分も国籍も違う2人の間に立ちはだかる壁は決して低くありません。それぞれの信念があり、成し遂げなければならないことがあり、「愛さえあれば」ではかたづけられない問題があるのです。大きすぎる障害を2人はどう乗り越えるのか、結末まで目が離せません!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    恋をするのに、資格なんて必要ない!
    コンプレックスを持つ、すべての男女に読んでいただきたい作品です♪

    本作は、ちっちゃくて体が薄いことがコンプレックスな女の子が主人公☆
    コンプレックスのせいで自分に自信が持てない…という経験をしたことがある方は、かなり共感性してしまうはず!
    コンプレックスは個性と言いますが、その個性こそ、人を惹きつけるのだなぁ~

    恋を遠ざけてきた女の子が、「好き」に気付き、一歩を踏み出すストーリは、自信のないすべての人へのエールのよう☆
    愛し、愛され、他でもない「あなたがすき」だとまっすぐに伝えられる……そんな多幸感に浸れる作品です♪

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    昨今、社会問題にも発展しているSNS。誰でも手軽に大勢の人とコミュニケーションがとれるこのツールで、「キラキラしたい」「私は特別」……そんな女性たちの欲望が大暴走!!リアルにありそうなSNSトラブル3本を描いたオムニバス作品集です。

    うわッいるよなーこういう知り合い!みたいなリアルさが怖すぎます…!絵柄が可愛いので、どんどん崩れていく女性たちの姿がより恐ろしく感じます。
    登場人物たちは、自分の身の回りにもいるようなちょっと問題のある人、という感じなのに、一歩足を踏み外したらここまで落ちるのか…と恐ろしいのに、その結末にどこかスカッとする、そんな作品です。
    SNSの恐ろしさ、女の恐ろしさ……ぜひこの作品で味わってみてください!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    女は三十路(みそじ)から……魔女は三百路(みおじ)から!?
    地味なアラサーOLとして日々働く黒川御影は実は齢300歳、勤続100年目の魔女。独身として300年を生きた彼女は、孤高の≪おひとり様≫としての道を極めに極めている……!

    他人の幸せを嫉み、呪い、人の不幸を蜜のごとくすすったり、とある夜は自分へのご褒美にキャンドルをたいたりする…なんだか既視感を覚える人、読みながら大きく頷いちゃう人、絶対いますよね!? 魔女だろうと女は女…! 苦しみや寂しさは等しく訪れるものなんだなぁ…となんだか感慨深く思えてきます。むしろ女はみんな魔女なのかもしれない……。
    おひとり様の夜は厳しいけれど、自分にしかわからない、ひとりじゃないと楽しめない夜もあるんです! その喜びを知っている人も知らない人も、ぜひ読んで頂きたい一冊です。

    2022年07月20日