ブックライブの書店員おすすめレビュー

すべて のおすすめレビュー

  • ブックライブ書店員

    2ちゃんねるのオカルト掲示板(略してオカ板)を見ている人ならば誰もが知っている、ウニ著の「師匠シリーズ」、コミカライズ作品です!
    元々は、オカ板の中の「死ぬほど洒落にならない怖い話を集めてみない?」というスレッドに、ウニさんが投稿していた短編の怖い話だったのがいつの間にか「師匠シリーズ」と呼ばれ、ホラーテラーの中でも最も有名なシリーズとなりました。
    この作品は、主人公で霊感の強い大学生「ウニ」が、サークルでオカルトに造詣の深い先輩と出会い、心霊スポットを巡るところから始まります。以降、ウニは先輩を師匠と仰ぎ、師匠や、師匠の彼女、同じくオカルトを好む友人たちと心霊スポットやいわくつきの物品などを追う生活は、師匠が失踪するまで続きます。
    師匠とウニが体験した奇妙で恐ろしくも切ない出来事の数々、ぜひオカルト好きの方に読んで頂きたいです。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    あらすじにもある通り、まさしく「大人が読める学習マンガ」です!!
    「スタントマンが燃えても平気な理由」や、「酸素はなぜ酸素と呼ばれるのか?」なんて、言われてみれば…?な疑問を説明してみたり、フライドチキンで骨格標本を作ってみたり…笑いながら勉強ができます。
    様々な科学・物理の偉人たちも登場し、理系がさっぱりな書店員でもなるほど!と思えるのがスゴイ…!
    登場キャラクターたちが楽しんで実験を行っている姿を見ると、自分の学生時代が懐かしく思えてくるかも……。
    「学ぶことの楽しさ」を思い出させてくれる、大人の皆さまにぜひ読んで頂きたい一冊です!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    制作進行という仕事について、皆さんは知っていますか?
    キャラクターデザインやシナリオといったいわゆる花形とは違う、人と人との関わり合いを含む多くの能力が求められる仕事、だけどいなければ仕事が進まない、絶対に必要なクリエイティブの職業。それが制作進行です。
    「ぼくたちのリメイク」という作品は、その制作進行を担うことになる主人公がいます。
    主人公、橋場恭也はゲーム会社勤務でしたが、その会社が大変なことになり、実家に帰ります。しかし、あるとき目が覚めると時代は10年前。大学に入る前に戻っていました。
    大学では、なんと元いた時代に素晴らしい活躍を残していたクリエイターたちが同級生として眼の前に現れます…!
    素晴らしいクリエイターになるはずの同級生を試行錯誤しながら導いていく主人公。調整に調整を重ね苦しみながらも進めていく姿には、読んでいる皆さんにも伝わるものがきっとあります。ぜひ読んで共感してください。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    本書は、学校・会社・サークルなど何らかの組織に所属する人(ほぼ全ての人)が1度は目を通すべき本です。
    そして、そのうちの大多数の人が第1・第2章で定義されている悪いバカに当てはまります。

    これを踏まえて何を学びどう活かすかは読者次第ですが、「後先考えて悩んでいる時間をもったいないと思えること」、「何か行動を起こすときには専業じゃなくていい」、「他人と自分自身の時間を奪わないこと」の3つを当たり前だと思えるかが、良いバカになるためのキーポイントなのではないでしょうか。

    それでも、本書で著者が伝えたいことはバカ云々ではなく、「既存の価値観に縛られず、やりたいことをやれ」という著者本人たちが常日頃訴えていることです。
    「やりたいことをやって生きていける人間は限られている」、「もっと地に足をつけて生きなさい」という言葉が異常に古臭く感じる世をまだ感じていない方は是非本書を読んでみてください。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    圧倒的なスケールのAV女優と男子高校生の恋愛&超SF!

    AV女優ファンの男子高校生が家の近所で、ご本人とまさかの対面。
    男子高校生のピュアさ満点な二人の掛け合いから始まる恋愛物語だが、恋愛メインでほっこりしていられないのが奥浩哉先生の描く世界。
    突然、巨大化できるようになってしまうAV女優。謎のwebサイトと頻発する奇怪な現象。そして、ピュアな男子高校生。

    ド級のSF世界はスピード感たっぷりで第1巻から没入感が半端ない。
    『GANTZ』『いぬやしき』の奥先生が描く、新たな物語は映画の先を行く超SF。
    この作品をうまく表現できる言葉を持ち合わせていない自分が恥ずかしいが、この圧倒的なスケールを是非に体験してもらいたい。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    「体の相性は変わっとらんのう…」

    高知の片田舎から上京してきて数年、バリキャリとして忙しくも充実した日々を送っていたまひろ。自宅に帰ると、なぜかタオル1枚、半裸の元カレ・竜巳が!忘れていたはずの快感を呼び起こされ、玄関先なのにイカされて、自分勝手に私を振り回す…。

    この作品の推しポイントと言えば!そう!「方言」!
    方言男子良いですよね~作中で高知弁男子を存分に堪能できます!
    というか「おまん」って…エロい(/ω\)

    竜巳はめちゃくちゃグイグイ肉食男子なのですが、かなり独占欲も強い!
    でも、ちゃんと相手を想った攻め方をするので、
    まひろを大切にしているんだなというのが伝わってきて、好き。ってなります←

    もう一つこの作品の推しポイントがあるのですが、濃厚なSEXシーン!
    まひろと竜巳の火照った顔や、指使い、舌使い、息遣い…などなど、細かな描写が非常にエロく、濃厚TLがお好きな方には特にオススメです!

    肉食方言男子に、グイグイに迫られてみませんか?

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    「義弟」なのに、ドキドキしちゃう…!

    主人公の麻里(まり)に、母親の再婚でできた義弟・理人(りひと)。家族の前では好青年なのに、二人きりになると強気に麻里を「ペット」認定!?ドSな義弟と一つ屋根の下、一体どうなっちゃうの?

    義弟サマのイケメンすぎるところや、いきなり主人公を「ペット」だと言い張るところに驚きました。ですが、読み進めると共にそのSっ気の虜になってしまいました!なぜ主人公にこんなにキツく当たるのか?過去に二人は何かあったのか?気になるところが多すぎます。続きが読みたくてたまりません!

    私にも、こんなカッコイイ弟ができないかな…とついつい考えてしまいます。あなたも、義弟サマのペットになってしまうこと間違いナシです!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    美人なお姉さんに拾われて、ラッキー!と思っていたら…

    彼氏に捨てられて、住む家もなくなってしまった主人公の彩(あや)。バーでヤケ酒していたら、美人のお姉さん・忍(しのぶ)と意気投合して、そのまま忍の家に泊めてもらうことに!しかし、その家にはある秘密があって…。
    変わり者な住人たちに出会って、振り回される彩ですが、その住人たち、とにかくイケメンなんです!最初は彼氏にひどいフられ方をして、つい心配になってしまいましたが、忍さんに拾われてイケメンたちと深い(…!?)触れあいをする主人公がだんだん羨ましくなってしまいました。まさかの展開続きでドキドキ、ハラハラ、そしてキュンキュンが止まりません!猛獣たちとのドキドキLDKライフ、必見です。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    「28歳ともなれば 知っている
    私たちが欲しいのは“問題の解決”とかじゃない
    問題が解決したって 助かるわけじゃないんだ」

    アラサーの心にしみじみと沁みるセリフです。

    このマンガの良いところは、ごはんやチープな友情を理由に安易に悩み相談したり答えを出そうとしないところ。
    千春もナカムラも英治も、そんなに簡単に幸せになれるような楽な人生じゃないってことは分かっているのです。
    分かっているうえで、毎日の食事くらいは美味しく、楽しく、幸せに食べたい、ただそのためだけに一緒に食事をするのです。
    変な悩み相談も無理矢理な結論もない、自然に流れていく物語が心地よいです。

    そして何よりも良いのは、おかざき先生が描く、3人の「美味しい!」の表情!
    はふはふ、ほふほふ、夢見心地な両目に高揚した頬、とにかく幸せそうな顔が最高です。
    毎回詳細なレシピとともに出てくる絶品料理は、どれも本当に美味しそうですが、
    私が一番食べてみたいのは、第1話に出てくる「ホットプレートで作る包まないギョーザ」!ぜひ今度挑戦してみたい。

    心が疲れたとき、悩みに悩んでにっちもさっちもいかなくなったとき。
    無理に答えを求めるのではなく、誰かとただただ美味しいごはんを食べることも大切なことですよね。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    古代より、文明の進化には必要不可欠であった唯一無二の金属、“鉄”。
    その存在を意識したことのない物質の滅亡は、我々の生活をどう支配してしまうのか?

    隕石の衝突をギリギリのところで免れ、火の海になることを免れた地球だったが、
    代わりに降り注いだのは未知のバクテリア。鉄を貪る地球外生命体だった。
    鉄道などの交通機関を始め、電気やガスといったインフラ、TVや携帯電話といった通信手段を失った絶望的な世界を舞台に高校生・河守仁吉・七ノ宮華羅が奮闘するSF×サバイバル×青春ストーリー!!

    恐怖と混乱に包まれた世界では、人は自分のことしか考えられなくなってしまうのか。
    力の強い者のみが生き残り、暴力によって支配されてしまうのか。
    非日常を目の当たりにしても常に落ち着いている華羅の言葉がこころに沁みます。
    「私は人生の目的がはっきりしているから。」

    『今日から俺は!!』の西森博之と、『いつわりびと◆空◆』の飯沼ゆうきの最強タッグがお送りする新時代の超おすすめSFマンガです!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    命を助けてくれた領主さまに一目惚れしちゃった忍者が、忍びスキルでストーカーするギャグテイストなBLです。
    そこ、うまくやろうよ!それ、バレるよ!とツッコミたくなるくらいドジ?な忍びの紅丸なんですが、一途に領主・獅之介のことを思う気持ちにほっこりします。好きな気持ちが暴走してるだけなんですよね!
    ちょいちょいスパダリが顔を出す獅之介も抜けているので、途中から登場する紅丸の弟分・蒼太がいいツッコミいれてくれます笑
    2人の恋の行方、ツッコミいれつつ見守りましょう!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    シャクレルプラネットの動物たちはアゴがシャクレてるから岩でも木でも何でも食べられる
    だから動物を食べたりしない
    シャクレルプラネットは弱肉強食の食物連鎖のないとっても平和な星なのだ

    株式会社タカラトミーアーツから発売中の大人気ガチャ、「シャクレルプラネット」シリーズがまさかの漫画化!
    可愛い動物たちの穏やかな日常が繰り広げられ……と思いきや、ハードなアクションにブラックジョークと何でもあり!?
    ゆるーい見た目とは裏腹に、中身までシャクレたハイセンスギャグは読み応えたっぷりです!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    ほのぼのとしたイラストとストーリーにほっこりしそうですが、ベースはロリコン&引きこもりの男が、虐待されていた向かいに住む女の子を誘拐して娘として育てるというかなりキワドイ設定。

    絶対許されない設定の上に描かれる疑似親子の平和な日々に違和感を感じるとともに、この日常がいつ終わってしまうのかという緊張感を味わいながら読みました。
    同様の設定のマンガや映画もありますが、本作の主人公は誘拐した直後、女の子に強姦未遂している時点でそれらの作品と比べても相当ヤバく、絶対に共感などしてはいけない人物設定。
    にもかかわらず、女の子と過ごす日々を読み進めながら、2人の生活を応援してしまう自分の気持ちと、いやそもそも超犯罪者なんだからそんなことを思ってしまう私って倫理的にどうなの??という葛藤がなかなかありました。

    感じ方は人それぞれな作品なのかもですが、結末どうなるんだろうと最後まで読み進めた結果、私はとても良い作品に出会えたなと思えたのでオススメします。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    毎日タバコを受け取る逆瀬川さんの、その手に触れたかった─。

    大学生になり、コンビニでアルバイトを始めた瑠璃。
    あることをきっかけに、いつも「6ミリのタバコ」を買いに来る男・逆瀬川にのめり込んでいく。
    キケンな仕事、キャバクラ通い、バツイチ…とにかく”危ない”男に振り回されつつも、
    純粋な恋心を向け続ける瑠璃。
    ”恋”と一言であらわしてはいけないような、二人の関係は一体どこへ向かうのか。

    最初は、『潜熱』のタイトルと、表紙絵の綺麗さに惹かれなんとなく読み始めた。
    タバコを吸うおじさまって、雰囲気がとてもエロく、遊び方も知っておりカッコいいではないか。
    そんなふわふわした気持ちで読んでいくうちに、ただおじさまがカッコいいだけではないことに気づく。
    このおじさま、めちゃくちゃに女心を振り回すのだ。
    野田先生の心象描写で、逆瀬川に振り回されまくる瑠璃の心が、痛いほど伝わってくる。
    だが、振り回されるからこそ力強く、鮮烈的な想いがどんどん湧いてくる。
    そんな切なくて、儚くて、熱いストーリーをより多くの人に体験してほしい。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    みそ汁の具に、こんなバリエーションがあるなんて驚きです。いままでみそ汁はあまり好きではなく地味においしくないイメージでした。ごはんにみそ汁が無い方があえて良いくらいでした。しかし本書を読んで見てみそ汁に対しての認識が変わりました。簡単でおいしくて発酵食品なので体にも良い。そしてなによりおかずになる!またこの本書は眺めているだけでも楽しいです。実際に作るにはちょっと勇気がいりそうな具もありますが、みそという調味料を使った具だくさんのスープなんだなと思うと、新しいメニューが出来たようで楽しいです。実はみそ汁なんて作るのが面倒と思っている人におすすめの1冊です。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    『ライアー×ライアー』の金田一蓮十郎先生・原作×実妹の芋Uto先生のコラボ作品♪
    本作は3つのストーリーが入った短編集です♪

    書店員のおすすめは2つめの「鋼のボーイフレンド」
    地味でおとなしい文系女子×実直でコワモテな体育会系男子 の「これは恋??」な物語☆
    正義感強め、声も大きめ、とにかく圧が強い三条くんにひょんなことから家でまで送ってもらうことになった村瀬さん。
    なぜ自分が送られているのかわからぬまま、流され流され早数回。
    傍から見たら付き合っているようにしか見えないですが、当の本人たちは…?
    恋を恋と気付かないピュア(?)すぎる恋愛と、極端すぎる愛情表現に、思わず笑ってしまう作品です♪

    巻末の描きおろし漫画では、3つの作品の登場人物たちが集合♪ こういうつながりか~と、最後の最後まで楽しめますよ♪

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    「恋」ってなんだっけ?「好き」ってなんだっけ?
    まだ恋を知らない女子高生と、愛が重すぎる男子高校生のピュアラブです♪

    イケメンだけど少し独特でどこか影のある花野井くんに、まっすぐな愛情を注がれることになった、純朴少女・ほたる。
    しかし、ほたるはイケメンに好きと言われたら無条件で喜ぶような女の子ではなく、人として誠実に向き合い、誠実に対応できる、精神的に大人な女の子♪それがさらに花野井くんをトリコにするのです!

    相手を知って、いいところにたくさん気付いて、もっと知りたいな、もっと一緒にいたいな……という、恋の始まりが丁寧に描かれ、信頼関係や愛情を積み重ねていく様子にとにかくきゅんきゅん!
    高校生の恋愛ですが、穏やかに紡がれていく恋愛模様に、大人も十分ときめかされます♪

    ホットココアを飲みながら読みたい、心にじんわり温かい物語です☆

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    ネタを書いたノートを開いた著者。
    「新しい連載の企画2本です どっちがいいですか?」
    ・質屋の話
    ・音大の話
    ここで選ばれた「音大の話」が後の『のだめカンタービレ』となり、
    残された「質屋の話」が本作、『七つ屋志のぶの宝石匣』。
    というわけで、二ノ宮知子先生が約15年あたためていたシリーズが、ついに始動!


    舞台は、老舗質屋。宝石のオーラを見抜く天賦の才(?)を持つ、跡取り娘の志のぶ。
    女子高生なのに、宝石に関してずば抜けた知識を持っているのがカッコイイ!
    不思議女子というギャップもイチオシ。

    しかも、志のぶには年上のイケメン婚約者・顕定という存在が!
    けれどそれは志のぶの祖父が決めた関係。
    恋愛とも違う、ビジネスパートナーのような絶妙な距離感のやりとりがおもしろい。

    そんな二人のもとに、宝石にまつわる事件が次々に飛び込んでくる。
    遺産相続問題や、思い出の詰まったアクセサリーなど、エピソードは様々。
    登場人物たちに極悪人はいないし、魔法のようなトリックもない。
    最後に明らかになる真実はほのぼのしたものばかり。
    だからこそ、老若男女問わずにすすめたい、稀有でリアルなヒューマンストーリー。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    図書館に行くと、そこにはバニーガールがいた。それも、とっておきで美人な先輩の。
    不思議に思った主人公の咲太がバニーガールになっていた本人、麻衣に学校で確認するととある理由が…。
    この『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』から始まる「青春ブタ野郎シリーズ」は、ちょっと不思議なことが起こる世界が描かれています。
    キーワードは「青春」。
    皆さんが過ごしてきた青春はどんなものだったでしょうか。悩みながら生き抜いてきた青春。部活に明け暮れた青春。恋焦がれた青春。いろいろあると思います。この小説に出てくる主人公たちも例外ではありません。悩み、ときには人とぶつかりながら前に進んでいく。そして、不思議なことのその先には、ありきたりじゃない日常と、涙なしでは読み進められない大きな感動が待っています。
    もう一つ、外せないのはメインヒロインである麻衣さんの可愛さ。世の中を達観したように見えて、全くそんなことのない普通の女子高生。主人公より年上ということもあり、先輩らしく振る舞いますが、その合間のふとした瞬間に出る可愛さには誰もが引き込まれてしまいそう。是非読んでみてください!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    舞台は未来、宇宙。地球には人が住めなくなり、人類は宇宙に設けた「コクーン」という施設に暮らしています。狭いコクーンで暮らしていくためには道徳と契約が最重要事項で、恋愛は猥雑で不道徳とみなされています。人類には「ネオテニイ」と呼ばれる、成長が遅く寿命が長い"進化した人類”が突然変異で現れて、そして短い寿命で死んでしまう奇病も発生しています。そんな世界で、主人公であるネオテニイの子どもたちがある日、歓楽街の路地で緑の髪の少女に出会うことから物語が動き始めます。出だしから説明するセリフがほとんどないので、読み始めると設定も言葉もわからないことばかりでちょっと混乱するかも。でも、少しずつ読んでいくと、世界観がものすごくしっかりしていることが見えてきて、ぐんぐん引き込まれていきます。そしてとにかく絵が綺麗。表題の「きみ」は誰を指すのか、登場人物たちはどうなるのか、まだまだ明らかになっていないことがたくさんあるようで全体像がすぐには見えないのがまた、先を読みたい気持ちにさせてくれます。SFマンガを読みたい方にもラブストーリーが読みたい方にもおすすめしたい作品です。

    2022年07月20日