あらすじ
ゲーム会社勤務だった橋場恭也は夢破れて実家に帰ることになったのだが、目が覚めるとそこは10年前だった……。なぜか諦めたはずの芸術系大学に通っていて、しかも憧れだった後のクリエイターたちが同級生に!?
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制作進行という仕事について、皆さんは知っていますか?
キャラクターデザインやシナリオといったいわゆる花形とは違う、人と人との関わり合いを含む多くの能力が求められる仕事、だけどいなければ仕事が進まない、絶対に必要なクリエイティブの職業。それが制作進行です。
「ぼくたちのリメイク」という作品は、その制作進行を担うことになる主人公がいます。
主人公、橋場恭也はゲーム会社勤務でしたが、その会社が大変なことになり、実家に帰ります。しかし、あるとき目が覚めると時代は10年前。大学に入る前に戻っていました。
大学では、なんと元いた時代に素晴らしい活躍を残していたクリエイターたちが同級生として眼の前に現れます…!
素晴らしいクリエイターになるはずの同級生を試行錯誤しながら導いていく主人公。調整に調整を重ね苦しみながらも進めていく姿には、読んでいる皆さんにも伝わるものがきっとあります。ぜひ読んで共感してください。
感情タグBEST3
10年前に自分は何をしていたか
目覚めると10年前。後悔していた大学進学の時。と、よくある展開だが、未来の知識を利用しようとせず、直向きに頑張ろうとする主人公の姿勢は考えさせられます。まさに青春。
あの頃ああしていればというノスタルジックな作品が好きな方にはお勧めです。
Posted by ブクログ
自分が主人公とちょうど同年代で、同じような時代背景で、何者かになろうともがきながら大学生活を過ごした身として、めちゃめちゃ感情移入できたし、キャラクターも魅力的でダレずに読むことができた。面白いし、「好き」です。続きが気になる。