【感想・ネタバレ】ぼくたちのリメイク 11 無駄なことなんかひとつだって【電子特典付き】のレビュー

あらすじ

物語はエンドロールを迎えて、それでも僕たちの人生は続く。大芸大を卒業してから六年の月日が経った。僕、橋場恭也は再び辿り着いた“十年後の世界”で自ら起業した広告代理店の社長になった。この忙しくも充実した日々こそ、やり直しの果てに選び取ったルートなんだ。けれど数年ぶりの河瀬川からの連絡で、僕の人生はまた大きく揺れ動きだす。「橋場に、力を貸してほしいの」彼女の頼みはゲームの企画協力。僕にもう一度、創作の世界に立つ資格があるのか。長い回り道をした僕と、遠い高みへ進んだチームきたやまの仲間。時間は戻らず、奇跡は二度起こらない。それでも……青春作り直しストーリー、エピローグが始まる第11巻。【電子限定!書き下ろし特典つき】

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制作進行という仕事について、皆さんは知っていますか?
キャラクターデザインやシナリオといったいわゆる花形とは違う、人と人との関わり合いを含む多くの能力が求められる仕事、だけどいなければ仕事が進まない、絶対に必要なクリエイティブの職業。それが制作進行です。
「ぼくたちのリメイク」という作品は、その制作進行を担うことになる主人公がいます。
主人公、橋場恭也はゲーム会社勤務でしたが、その会社が大変なことになり、実家に帰ります。しかし、あるとき目が覚めると時代は10年前。大学に入る前に戻っていました。
大学では、なんと元いた時代に素晴らしい活躍を残していたクリエイターたちが同級生として眼の前に現れます…!
素晴らしいクリエイターになるはずの同級生を試行錯誤しながら導いていく主人公。調整に調整を重ね苦しみながらも進めていく姿には、読んでいる皆さんにも伝わるものがきっとあります。ぜひ読んで共感してください。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

生きているだけで、何かしらの迷惑はかけている
生きている以上、遅過ぎるということはない

6年の時を経て、再びエンタメの世界へ。河瀬川のスタッフクレジットや、貫之の小説の内容。隠れたメッセージから、みんな恭也の帰還を待ち望んでいたのか。

九路田の独白も意外。そこまで恭也を評価していたのか。虚勢を取っ払ってとても頼り甲斐のある人物に成長したな。

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2025年11月21日

ネタバレ 購入済み

もうヤバい

泣きそうになった
おっさんだけど、泣きそうになった。
素晴らしい。
力をもらった。
オススメの作品になりました

0
2022年10月06日

購入済み

次でラスト…

クライマックスに向けて話が盛り上がってきています。長期シリーズと言って差し支えない本作品もいよいよ次巻で最終巻。
是非最後まで見届けましょう!

#アツい #エモい #ドキドキハラハラ

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2022年10月01日

Posted by ブクログ

 11+3巻目なので基本構造は割愛。
 巻を重ねるにつれ主人公が普通になっていき、ここに来て凡夫の極みで面白みのなくなった印象の前半。
 後半、今までの伏線を一気に回収に来ていて壮観ではあるが、最初から決まっていた展開では無いんだろうなぁとも思う。
 主人公達が大人になり、大人の世界を描くに当たって、ヒロイックファンタジーのライトノベルと同じ感覚で読めることを、若い読者に作中で伝えきる力量は素晴らしい。
 次巻完結と言うことで、次巻関係はそこで纏め上げられることなのでしょう。
 ライトノベル的結末に期待。

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2023年03月22日

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