制作進行という仕事について、皆さんは知っていますか?
キャラクターデザインやシナリオといったいわゆる花形とは違う、人と人との関わり合いを含む多くの能力が求められる仕事、だけどいなければ仕事が進まない、絶対に必要なクリエイティブの職業。それが制作進行です。
「ぼくたちのリメイク」という作品は、その制作進行を担うことになる主人公がいます。
主人公、橋場恭也はゲーム会社勤務でしたが、その会社が大変なことになり、実家に帰ります。しかし、あるとき目が覚めると時代は10年前。大学に入る前に戻っていました。
大学では、なんと元いた時代に素晴らしい活躍を残していたクリエイターたちが同級生として眼の前に現れます…!
素晴らしいクリエイターになるはずの同級生を試行錯誤しながら導いていく主人公。調整に調整を重ね苦しみながらも進めていく姿には、読んでいる皆さんにも伝わるものがきっとあります。ぜひ読んで共感してください。
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Posted by ブクログ 2022年02月16日
物語もラストに向かって走り始めたのかなと思わせる展開でした。
それぞれが自分と向き合い、己の道を突き進んでいく、これが青春とも言えるのでしょうかね︎︎︎︎☺︎
アニメの続きが知りたくて我慢できずに小説を購入。勿論、ガチャを活用してです。なんだろうか頁を捲る度に面白味が増して、気付けばタイトル通りに最新刊までを一気読みです。
最新刊まで読破すると橋場にはこのヒロインと結ばれないかなと作品作りまでの過程以外も楽しめます。買って損はないと思います。
シノアキの問題をどうやって解決するんだろうと興味深く読み進めていたら、結局は「命を削って頑張るしかない。それがクリエイター」みたいな半ば思考放棄みたいな落ちなのは残念だったが、それを受けて描かれた恭也の覚悟的な部分はわりと良かった。
Posted by ブクログ 2022年11月22日
9巻(+β版)なので基本構造は割愛。
過労で倒れたメンバーに付き添い福岡の実家へ向かう辺りからの話。
才能の集まりたちの中で彼らなりの悩みや壁など、ぶち当たった問題をどうにかする流れ。
この作品は人生のifと、ifじゃなかったらを語った上で、全部纏めて構成される希有なタイムリープ物であり、そ...続きを読むの構造自体にもの凄く魅力を感じる。
その激しい環境の中、とんでもないアイデアと行動で、切り抜けていく主人公の活躍が輝いている作品だと認識しているが、今作は割と普通な意見と行動に感じた。
今後の伏線なのかな。