ボクたちはみんな大人になれなかった(新潮文庫)

ボクたちはみんな大人になれなかった(新潮文庫)

473円 (税込)

2pt

それは人生でたった一人、ボクが自分より好きになったひとの名前だ。気が付けば親指は友達リクエストを送信していて、90年代の渋谷でふたりぼっち、世界の終わりへのカウントダウンを聴いた日々が甦る。彼女だけがボクのことを認めてくれた。本当に大好きだった。過去と現在をSNSがつなぐ、切なさ新時代の大人泣きラブ・ストーリー。あいみょん、相澤いくえによるエッセイ&漫画を収録。

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ボクたちはみんな大人になれなかった(新潮文庫) のユーザーレビュー

名だたる著名人が絶賛しているWEB連載発、大人のラブストーリー!
Facebookで元彼女に友達申請を送ってしまったところから始まる私小説。
著者の燃え殻さんは私とは世代が違うものの、90年代の東京の雰囲気、空気、カルチャーなど自分があの時代・あの場所にいたかのように錯覚するほど、描写が自然で巧く、一瞬で引き込まれました。彼女、アルバイト、友人など、各エピソードはそれぞれ短編小説としてまとまっていて、どのエピソードにも燃え殻さんからにじみ出てくるようなやさしさと切なさが溢れていて、胸が締め付けられます。「あの頃には戻れない、けれど生きている今は悪くない。」そんな感動がきっと味わえると思います。
また、作品中に出てくる「電気グルーヴ」「フリッパーズ・ギター」「小沢健二」など、世代的に違うものもあるけれど、読後に無性に聞きたくなったことは言うまでもありません。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    とあるグループのリーダーが読んでいたことを知り、読みました。SNSの普及していない90年代から現代までを主人公は仕事に追われ「自分より好きな」彼女と出会い生き抜きます。1番響いた言葉が「本当のさよならの時、人はさよならとは言わない」でした。本気で人を愛し底辺でも生きてきた人々の群像劇で良かったです。

    0
    2024年06月02日

    Posted by ブクログ

    とあるグループのリーダーが読んでいたことを知り、読みました。SNSの普及していない90年代から現代までを主人公は仕事に追われ「自分より好きな」彼女と出会い生き抜きます。1番響いた言葉が「本当のさよならの時、人はさよならとは言わない」でした。本気で人を愛し底辺でも生きてきた人々の群像劇で良かったです。

    0
    2024年05月27日

    Posted by ブクログ

    ボクたちはみんなアオハルだった。

    いやらしいところをえぐってくるね。
    なにもカンじない人っているのかな?
    それはそれで楽ちんだけど、損してるかも。

    自分の、小沢(加藤)かおりを思い出した人〜✋

    どうもね、同時に読んでいた織田作之助と同じ匂いを感じるのだよ。80年の時を超えて、昭和と平成の作者の

    0
    2024年04月17日

    Posted by ブクログ

    深夜ドラマで阿部寛さん主演でやってた「すべて忘れてしまうから」で知った原作の燃え殻さん。
    読んでみたくて、一作目のこの本をまず読んだ。
    文章のフレーズも、使われる単語も、どこかやるせないような切ないような作品の雰囲気も、とっても好きになりました。一度サラッと読み終えたあともう一度味わって読みました。

    0
    2024年01月16日

    Posted by ブクログ

    美味しいもの、美しいもの、面白いものに出会ったとき、これを知ったら絶対喜ぶだろうなと思える人がいることを幸せと呼びたい。

    0
    2023年10月11日

    Posted by ブクログ

    夏なので書店で「新潮文庫の100冊」フェアをしていたので今年はこの本を購入。
    聞いたことのない著者に聞いたことのないタイトル。背表紙の「〜90年代の渋谷」云々というのを手掛かりに読むことにした。私もまた90年代を渋谷近辺で過ごしたから。

    「ああ、これは私の物語だ」と読み終わって思った。あの頃の空気

    0
    2023年08月15日

    Posted by ブクログ

    再読。「これはただの夏」を読んだらこっちもやっぱり読みたくなってしまった。ばらばらだけど頭の中に確かにある記憶のカケラ。何かの瞬間にキラッと光って「あんなことあったなぁ」って思い出す感じ。
    とても自由に過去と未来を行き来するから、読んでいると私もあっちこっち。私の記憶じゃないのに私が体験したかのよう

    0
    2024年09月14日

    Posted by ブクログ

    何かメッセージや結末があるわけではなくて、誰にでもある懐かしくて綺麗に終わらなかった恋を思い起こさせたかったのかなと思った

    0
    2024年05月21日

    Posted by ブクログ

    えもちる
    って感じですね
    サラッと読める
    けど何度も本を閉じて目を瞑って、はぁ、苦しい、楽しい、空い、と自分の心と2人で噛み締めたくなる瞬間があった。
    大人にはきっと、ずっとなれないんだろうなと
    2人の成長速度は重ならずに、けど少しずつ大人になっていくんだろうなと

    0
    2024年02月27日

    Posted by ブクログ

    ふとした瞬間に、昔付き合っていた彼女を思い出してしまう話
    唯一自分のことより大切だと思えた人である元カノの結婚をFacebookで知るあたりもリアル
    共感できるポイントが多く、描かれていない部分も想像してしまう
    スーの「あなた」の本当の意味が、すごく好きだった

    0
    2024年02月01日

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