すべて忘れてしまうから

すべて忘れてしまうから

1,650円 (税込)

8pt

ベストセラーになった『ボクたちはみんな大人になれなかった』の 燃え殻による、待望の第2作!

ほぼ忘れてしまった出来事だらけで、文章の途中で立ち止まってしまった。やっぱり書いておいてよかった。あの夜、編集のTさんに無理やり誘ってもらってよかった。だって良いことも悪いことも、そのうち僕たちはすべて忘れてしまうから。―――――本書より

いまはもうない喫茶店、帰りがけの駅のホーム、予定のなかったクリスマスイブ、入院した病院の天井、安いビジネスホテルの廊下、知らない街のクラブ、朝のコンビニの最後尾、新幹線こだまの自由席、民宿の窓でふくらむ白いカーテン、居場所のないパーティー会場――。

ふとした瞬間におとずれる、もう戻れない日々との再会。ときに狼狽え、ときに心揺さぶられながら、すべて忘れてしまう日常にささやかな抵抗を試みる「断片的回顧録」。

装画は『おしゃれ手帖』『ギャラクシー銀座』『クリームソーダシティ』などで知られる漫画家、長尾謙一郎

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    扶桑社
  • ページ数
    224ページ
  • 電子版発売日
    2020年08月07日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    88MB
  • ドラマ化

    「すべて忘れてしまうから」

    2023年10月13日~ テレビ東京系
    出演:阿部寛、尾野真千子、宮藤官九郎

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すべて忘れてしまうから のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    キッパリ言い切ってしまうと哀しくなるけど、私は今の自分にさっぱり自信がない。
    とにかくネガティブで何をするにも不安だし、キラキラ輝いてる同世代を見ては、どうせ私は…と卑屈になり、羨ましいくせに斜に構えた見方をして自己嫌悪したり。少しでも自分を好きになりたくて藻掻く日々だ。

    この本は、そんな弱くて暗

    2
    2023年01月04日

    Posted by ブクログ

    必死になって頑張りすぎなくてもいいんだなと思えるような、肩の力を抜いてくれるような、そんな読後感。
    くすっと笑える話やリアリティのある話、燃え殻さんの本を読んでいると「生きている」という感じがします。

    0
    2025年08月28日

    Posted by ブクログ

    燃え殻さんのエッセイは疲れているときにちょうどいい。考えなくても深く感じとらなくても、ただ読んですーっと心に沁みて去っていく。
    私のモヤモヤとか悩みを解決してはくれないのに、ちょっとだけ心がかるくなったような気がする。
    短くて、カラフルなのに決して明るくはないたまにエッチな挿絵があって、そういうのが

    0
    2025年03月07日

    Posted by ブクログ


    約2年前、ふらっと立ち寄った大型の本屋さんで、偶然見つけてしまったときのことを今も覚えている。
    目を引く表紙にどこか切ないタイトル。
    エッセイだということも知らずにすぐに買ってしまった。
    (普段エッセイはあまり読まない)

    当初、タイトルの意味を、【どうせいつか忘れてしまうから、忘れないように書き

    0
    2022年09月19日

    Posted by ブクログ

    燃え殻さんの本、初めて読んだ。
    クスッと笑えたり、じーんとしたり、一つ一つの話の読後感が良く少し背中を押してくれるように感じる。

    0
    2025年08月10日

    Posted by ブクログ

    ココロをわずらうと、周りの風景(現実/心象)の見え方がガラリと変わるように思います。燃え殻氏の目で見て、燃え殻氏の言葉で語られる世の中は、私にとってはとても温かいものでした。苦(にが)くて、情けなくて、でも笑える。とりあえず、明日一日は生きてみようかな。──毎日、それを繰り返して“ボチボチ”生きてみ

    0
    2024年11月11日

    Posted by ブクログ

    一つ一つの何気ないエピソードが、何故か既視感があると言うか、自分にも似たようなエピソードがあったような、そして自分も同じ事を感じたんじゃないだろうかと感じさせる不思議な一冊。
    燃え殻さんの文章には謎の心地よさがある。

    0
    2024年02月02日

    Posted by ブクログ

    深夜、阿部寛さんが主演でやってた同名のドラマを見てこの本にたどり着いた。
    小説じゃなく、エッセイ集だったんだね。
    他人にはわからない、特に伝えるほどでもない位の自分の中の可笑しみだったり、やるさなさだったり、懐かしさだったり、そういう諸々を吐露してるって感じで面白く読めた。
    特に面白かったのは「サー

    0
    2024年01月25日

    Posted by ブクログ

    みんなの記憶のどこかに、ありそうでなさそうな断片的なコラム集。もちろん昼でも良いけど、なんとなく寝れない夜に読むのおすすめですね。
    明かりを小さくして、ぼんやり読んでも良いと思います。

    0
    2024年01月09日

    Posted by ブクログ

    何冊読んでも心地良い燃え殻作品♪
    叙情的、哀愁が漂う感じ、たまにユーモアを交えた自虐ネタなどもあり、燃え殻さんが書く文章はやっぱり良い!

    本作は燃え殻さんがいつか忘れてしまう、でも心のどこかに留めておきたい記憶の断片を綴った一冊

    特に気に入った一篇は、
    『偉そうにするなよ。疲れるから』

    スーパ

    0
    2023年06月24日

すべて忘れてしまうから の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    扶桑社
  • ページ数
    224ページ
  • 電子版発売日
    2020年08月07日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    88MB
  • ドラマ化

    「すべて忘れてしまうから」

    2023年10月13日~ テレビ東京系
    出演:阿部寛、尾野真千子、宮藤官九郎

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